こんなことがありました。

出来事

再生可能エネルギー施設スタディーツアー報告(3)~会津若松太陽光発電所

 平三中の2年生は、エネルギーを通して今後どのような故郷いわきを創造するかを考えるキャリア教育を行っています。そして福島県内のエネルギー政策の現状を学ぼうと実施したのが今回のスタディーツアーです。2日目は会津若松市内の施設を回ります。

 最初に訪れたのは、「会津若松太陽光発電所」です。国道49号線沿いにあるこの施設に到着した生徒たちはさっそく太陽光パネルを見学しましたが、すぐに様々な疑問が湧き上がってきます。「この角度に意味はあるの?」「向きは?」「いわきで見るパネルよりも高いところに設置されているのは雪が降るから?」…スタッフの方にさっそく確認。課題を見つけて解決しようとする姿勢がすっかり身についたようです。

 そしてここからは7月の「東京大学キャリア講演会」で講師を務めたいわき市役所の江尻さんも合流。生徒たちに講演の内容に照らし合わせて様々な情報を提供してくださいました。

 そしてパネルの裏側の仕組みを学習したり、実際に発電しているパネルを触ったり(とても温かいのです!)と、ここでも普段はできない貴重な体験をさせていただきました。

 これからもより改良されていくであろう太陽光発電について学んだ生徒たち。このあとは100年以上も前から会津若松の豊かな自然を活かして行われている発電所を訪れます。その様子は第4回目でご紹介しますので、どうぞお楽しみに!

再生可能エネルギー施設スタディーツアー報告(2)~裏磐梯ビジターセンター

 これからのエネルギーについて考えるスタディーツアーに出かけた平三中の2年生。「コミュタン福島」で学習をした7人は、猪苗代で昼食と着替えを済ませ、次の目的地「裏磐梯ビジターセンター」に到着しました。五色沼への入口として多くの観光客を迎えるこの施設には、雪や氷を使った冷房設備があります。

 雪の貯蔵庫から吹き出る空気に手を触れると、外の暑さに火照った身体にはとても冷たく感じられます。自然の力を活かした省エネルギーの仕組みに生徒たちは感心していました

 説明を聞いた生徒たちにサプライズが!実は昨年の暖冬でひじょうに雪の量が少なく、普段は雪倉を開けることはないということでしたが、積極的に質問をして学習する生徒たちの姿を見たスタッフの方が、特別に雪倉の扉を開けてくださったのです!真夏の裏磐梯で全身に感じる冷気に、生徒たちは歓声を上げていました。

 雪や氷、風や太陽光といった自然の力を活用した再生可能エネルギーは、豊かな自然があってのことと実感した生徒たち。このあとは五色沼の景観を満喫して1日目の活動を終えました。この日は会津若松に宿泊した生徒たちは、翌日も精力的に施設を訪問して研修を実施。その様子は次回のレポートで詳しくお伝えします。

再生可能エネルギー施設スタディーツアー報告(1)~コミュタン福島

 7月下旬から実施されてきた市中体連大会も終了し、平三中の生徒はどの競技においても素晴らしい活躍、チームとしてのまとまり、そして最後まであきらめない姿勢を見せてくれました。明日からはお盆休みとなりますが、この時期を利用して、8月上旬に2年生7名が参加した「再生可能エネルギー施設スタディーツアー」の様子を詳しくご報告します。これはいわき市・FMいわき・平三中の協働企画として実施している「エネルギーを通して考えるこれまでの10年とこれからの10年~Energy for Nature, Legacy for Future」プロジェクトの一環で、2年生がキャリア教育として実施しているものです。

 第1弾として7月10日(金)に行った東京大学先端科学技術研究センターの飯田先生の講演会を聞いて、たくさんの希望や疑問を持った生徒たち。9月にはラトブ6階を貸し切って第2弾となる「東京大学出前講座」を実施しますが、その前に県内のエネルギー事情を詳しく学習しようと、昨年いわき市選挙管理委員会とコラボして選挙啓発動画を制作した生徒を中心に7名の生徒が県内各地の施設を訪問しました

 感染症予防の観点から、座席の間隔をとった貸切バスで学校を出発。まず最初に訪れたのは三春町にある「コミュタン福島」です。「まずはここで現状を学習してから施設見学を行いたい」という生徒の提案で訪問が決まりました。到着後は施設のスタッフの方から原発事故の状況や放射線について学びました。

 もちろん見学だけではありません。実際に身近なものの放射線測定も行いました。ツアーに同行しているFMいわきのスタッフの方々も挑戦。あれこれ仮説を立てながらいっしょに学習を進めました。

 もちろん頭も身体も使っての体験活動にも参加しました。小学5年生の時に訪問した生徒もいましたが、中学2年生として再訪して、更に理解を深めたようです。そしてこれから訪れる再生可能エネルギーについての展示では、食い入るように説明を読む姿が見られました。

 コミュタン福島に到着してあっという間に2時間30分が過ぎました。ここで学んだことをベースに、いよいよ実際に稼働している再生可能エネルギー施設へと向かいます。向かった先は…この続きはパート2でご報告します。どうぞお楽しみに。

市中体連男子バスケットボール第3位! おめでとう!

 長期間に渡って開催された市中体学校体育大会は、文字通り最終日です。男子バスケットボール競技の準決勝に臨みました。

 試合の序盤は本校のペース。落ち着いたプレーでリードを奪います。しかし途中、流れが相手チームへ・・・。ゲーム全体を見ると互角の力だっただけに悔やまれます。本校の子どもたちは、ゲーム終了の瞬間まで果敢に動き、戦い続けましたが、惜しくも57-67で敗れました。

 しかし、指導者の指示を聞くだけではなく、自分たちでゲームの組み立てを考え、修正を加えながら、声をかけ合って戦い抜いた子どもたちを誇りに思います。また、体育教師の立場から見ても子どもたちのフィジカルはすばらしく、今後も楽しみだなと感じました。

 敗戦は悔しいですが、堂々の第3位です。3年生のみなさん、お疲れ様でした!

 これで今年度の市中学校体育大会はすべて終了となりました。新型コロナウイルスの影響でこのような形となりましたが、本校のこともたちの良いところをたくさん見せていただき、また、たくさんの感動をもらいました。生徒のみなさん、ありがとう!

 保護者の皆様におかれましては、無観客での大会開催となってしまいましたが、多大なるご支援いただいたことに、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。2学期も子どもたちが多方面で活躍することを楽しみにしています。

 

 

市中体連男子バスケットボール 激闘制す!準決勝へ!

 市中学校体育大会バスケットボール競技は、男子が準々決勝へ臨みました。

 序盤、堅さが見られたものの、徐々に平三中らしさを取り戻し、有利な展開へ。試合は第4ピリオド残り30秒を切り7点差。勝利を確信しかけたところ、ドラマが待っていました・・・! パスカットから瞬く間に2ゴールをきめられ3点差。そして、試合終了のブザーと同時に放った相手のスリーポイントシュートが、無情にもリングに吸い込まれます・・・。3分間の延長戦へ突入です。

 延長戦も序盤に相手にシュートを決められ、苦しい展開。。しかし、本校の子どもたちは落ち着いていました。みんなで声をかけ合い、劣勢を挽回します。最後は、71-69で勝利しました!

 明日はいよいよ準決勝です。今日の試合中、コートの近くで見ていると、子どもたちが互いに声をかけ合いコミュニケーションを大切にしながらゲームを進めている印象を受けました。明日も大丈夫!苦しいときこそ平常心で自分たちのチームカラーを存分に発揮してください!

*本日は興奮しすぎて、途中から写真撮影どころではありませんでした。すみません。

市中体連バスケットボール競技 女子2回戦

 ベスト8をかけた2回戦!強豪校との対戦となりましたが、本校チームは果敢に挑みました!

 第1ピリオド、立ち上がりは互角の展開。しかし、中盤、相手のスピードある攻めと3ポイントシュートを立て続けに決められたことで一方的な展開になりかけました。

 そこで、子どもたちは下を向きません。闘志を前面に出し、じりじり点差を詰めて、くいさがります。第3ピリオド(本日まで3ピリオドで行われています)終了の合図まで、全力で動き、守り、得点を奪いに行きました。敗れはしましたが、子どもたちの心が表れた、とてもよい試合を見せてもらいました。

 頑張った3人の3年生、お疲れさま! この闘志を後輩に引き継いでください。!

 

市中体連バスケットボール競技 男子順当にベスト8

 男子は2回戦からの登場です。対戦相手には、長身のスーパーエースがいましたが、本校は、豊富な運動量、スピード、巧みなスキルで上回り、41-24で見事に勝ち上がりました。

 明日の準々決勝も、自分たちの長所を生かし、平常心で臨めば、勝てる‼︎

頑張れ、平三中!

市中体連バスケットボール競技 女子1回戦突破!

 長期間にわたり開催されてきた市中学校体育大会は、本日、最終のバスケットボール競技が開幕しました。

 まずは、女子の1回戦。対戦相手はこのチームで公式戦未勝利の相手ということですが、本校の子どもたちが躍動!

50-39で勝利しました。

 3名の3年生を中心に、終始足を止めずに動き、大切ところで得点を決めて、粘り強くデフェンスするというすばらしいゲームでした。下級生も「3年生のために」という気持ちが前面に出た戦いぶりでした。次戦は強豪校との対戦になりますが、平三中らしさを存分に発揮して戦ってほしいと思います。

 この後、男子の初戦が11時30分、女子の2回戦が14時00分開始予定です。

 

市中体連卓球競技(団体) 男子大健闘!女子第3位!

 市中学校体育大会卓球競技の最終日は、男女の団体戦が行われました。

 男子は、初戦を順当に勝ち上がり、ベスト8をかけた2回戦はシード校との対戦です。シード校との対戦に怯むことなく勇敢に立ち向かった子どもたち。どの対戦も接戦にもちこみ、最後まで粘りましたが、惜しくも敗れました。

 敗れはしましたが、堂々たる戦いぶりで、とても興奮するゲームでした。3年生にみなさん、お疲れ様でした。

 

 女子は、危なげなく準決勝まで進み、準決勝は、奇しくも男子が敗れた赤井中との対戦となりました。赤井中は力が拮抗したライバル校だということです。大接戦となった準決勝。どの対戦もハラハラドキドキで、最後まで勝負の行方は分からない展開になりましたが、惜しくも2-3で敗れました。

 しかし、堂々の3位入賞です。どんな場面でも自分を信じて戦い抜いた子どもたち。とても感動しました。そして、様々な要素を考えると、まだまだ伸びしろがあるなと感じました。入賞おめでとう!

 

チャリティー・ムービー・プロジェクト~今年も社会貢献活動に参加します!

 「中学生にもできる社会貢献がある」…このような理念のもと、日本フィランソロピー協会が主催する社会貢献活動に献身的に参加してきた平三中の生徒たち。2年前までは東京都心を東北・東京・熊本の中学生でタスキをつないで約30kmを駆け抜ける「チャリティー・リレー・マラソン」、昨年は津波で甚大な被害があった石巻や、原子爆弾の投下や台風による被害を受けた広島を訪れて学習や募金活動を行った「チャリティー・チャレンジ・プロジェクト」に参加してきました。しかし今年は新型コロナウィルスの影響で「ボランティア活動ができるのだろうか」と不安に思っていたところですが、オンラインで全国のNPO法人を支援する取り組み「チャリティー・ムービー・プロジェクト」が実施されることになり、第1回目のキックオフ・ミーティングが8月8日(土)に実施されました。集まったのは日頃からボランティア活動への関心が高い生徒たち。1年生チームと2年生チームが参加しました。

 1年生チームは障がい者への支援を行っているNPO法人「多摩草むらの会」(東京都)2年生チームは病院で過ごす時間の長い子どもたちを支援しているNPO法人「日本クリニクラウン協会」(大阪府)を支援します。この日の会議では、全国各地の中高生たちと支援先への思いや疑問点などについて話し合いました。

 ステイホーム期間中にリモートを体験した生徒も多くいて、生徒たちは積極的に参加者とコミュニケーションを図っていきます。あっという間の3時間30分でしたが、終わる頃には自然とモニター画面に食い入るように姿勢が変化していきました。

 とはいってもこの日はようやくスタート地点に着いたに過ぎません。今後は支援先のNPO法人の方とコンタクトをとったり、定例のウェブ会議を行ったりしながら10月末までに動画制作を行い、最終的にはNPO法人への寄付を募る活動を行います。「新しい生活様式」の中での「新しい社会貢献活動」にチャレンジする生徒たちの活躍を期待しましょう!