こんなことがありました。

制作中!「2030年エネルギーの旅」~トランジション作り

 キャリア教育の一環として2年生5名が制作している テレビ番組「2030年エネルギーの旅~Energy for Nature, Legacy for Future~」。撮影や録音はほぼ終わりましたが、完成まではもう一苦労。場面と場面とつなぐトランジションを手作りすることにしました。

 トランジションとは場面転換の際の切り替えのこと。もちろんただそのままつなげても構わないのですが、時間の流れや場所の変化などが観ている人にわかりやすく伝わるように使用するものです。既存の編集ソフトにも様々なトランジションが用意されていますが、「南相馬市の風力発電の風車が回ることでたくさんのエネルギーが供給されている」ことをイメージしやすいように、花びらが舞い散るようなトランジションを考えたというわけです。

 たった1~2秒の場面転換ですが、制作には何時間もかかります。ちなみに青色の台紙は合成したときに色を抜くためのものです(クロマキー)。息を吹きかけたところから花びらが吹き出して画面を覆い尽くす…そんなイメージをかたちにするために、花びらを少しずつ動かしては1コマずつ撮影…とても根気のいる作業!撮影してはモニターを確認して次のシーンへと移ります。

 次の画面がどのように彩られるかは、番組が完成してからのお楽しみ。どうぞご期待ください。