センターの研修等

保健主事研修

6月28日(月)に保健主事研修を実施いたしました。主として新任保健主事を対象とし「学校事故防止のための保健管理の在り方」「保健主事の役割と健康教育の課題解決」について講義を行いました。

 講師の小名浜第一小学校鈴木先生からは、昨年度に受講した中央研修の研修内容について伝達講習していただきました。日々の保健活動の大切さや感染症対策、アレルギーをもつお子さんへの対応のしかたについて、ご自身の実践もまじえて話していただきました。

 市教委の上遠野指導主事からは「学校保健と保健主事の役割」と題して、保健主事の法的な役割について講義がありました。

 

 同じく市教委佐竹先生からは「健康教育の課題解決に向けて」と題して、いわき市の健康課題の現状や学校保健委員会の在り方等について話していただきました。

 いわき市感染拡大防止一斉行動(リバウンド防止期間)は終了いたしましたが、研修に当たっては、感染対策(間隔を開ける、常時換気等)を徹底して実施しました。 

情報教育主任研修

 6月25日に、情報教育主任研修を行いました。今回は、GIGAスクール構想の推進に向けて、情報教育主任悉皆として行いました。102名の先生方が集まるということで、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、教職員研修室と大会議室に分かれて実施しました。

 いわき市では、2学期から本格的に1人1台端末の活用が始まる予定となっています。どのように導入し、授業活用に向けてどのような点を意識しながら取り組んでいけばよいかについて、ハード面とソフト面から学ぶ研修でした。研修後の感想を見ますと、タブレット端末の導入、活用等の新しい動きに対して、多くの先生方が不安に感じていらっしゃる様子が伝わってくる内容が多く見られました。総合教育センターとしても、この新しい動きに合わせて、少しでも先生方の不安を解消していけるように、ICTを活用して授業改善に取り組んでいけるように研修の充実を図っていきたいと考えています。

【参加された先生方の感想より】

・研修の内容を、まずは校内で共有し、共通のビジョンを持ってタブレット端末の活用を進めていきたい。

・子どもたちに「ダメ」と指導するのではなく、「可能性の発見」を一緒に共有できたらいい。

・使ってみて、使わせてみて、無理のないところから進めていきたい。

・まだ、使ったことがなく不安であるが、端末が整備された後、職員全体でICTサポーターの協力を得ながら実践していきたい。 

 

 

 

 

 

 

初任者研修(授業研修②)

 5月13日(木)に初任者研修(授業研修①)を実施しました。

 講義「いわき市の学校教育の現状と課題」では、いわき市の教育施策についての講義後、「2年後の自分はどんな教員に」というキーワードをもとに、研修者からの質問に答える研修内容となりました。

 講義「授業の進め方」では、授業スタンダードをもとに研修を進め、授業の中でのテクニックは様々ありますが、子どもの実態をとらえて授業を作ることの大切さについて、研修を深めました。

常勤講師授業研修①

 5月10日(月)に、常勤講師授業研修①を行いました。3~5年目の講師の先生方を対象に、「教職員の服務と勤務」の講義と「模擬授業」を行いました。「模擬授業」は、2~3人のグループに分かれ、15分程度の授業を行い、その後に協議や担当の指導主事から指導・助言を行いました。研修後の感想では「『子どもたちの疑問を引き出し、困り感を全員で解決する』授業づくりについて、今後考えていきたいと思う」「自分の授業を見ていただき、意見をもらえる機会がなかなかないので、自分を客観視できる良い機会になった」「話し方や板書についてなど、具体的で実践的なご指導をいただいたので、明日から今日の意見やアドバイスを自分の中に落とし込んで実践したい」といった内容が寄せられました。

 総合教育センターでも、引き続き、少しでも講師の先生方の不安が解消されるように各種研修を通してサポートしていきたいと思います。ぜひ、学校の方でも温かいご指導のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

 

ミドルリーダー養成研修

 5月7日(金)にミドルリーダー養成研修(全体研修)を行いました。教職経験15年を経過した先生方を対象に「教職経験15年教員としての心構え」「教職員としての服務・勤務」「ミドルリーダーとしての課題解決に向けて」の講話・演習を行いました。講話・演習を通して、これからの学校教育に求められていることやミドルリーダーとして期待されていることを再確認することができました。研修後の感想には「子どもたちが中心の学びを考えていきたい」「学校の中核教員としての意識が高まった」などの内容が書かれていました。

 ミドルリーダーとして飛躍する年であることを期待し、総合教育センターも先生方をサポートしていきたいと思います。

 研修に当たっては、感染対策(間隔を開ける、常時換気等)を徹底し、実施しております。

特別支援学級等新任担当教員研修①

 4月30日(金)特別支援学級等新任担当教員研修①が行われました。この研修は今年度初めて、特別支援学級の担任、または通級指導の担当の先生方が特別支援教育に関する基礎的事項について研修を行い、特別支援教育に携わる教員としての資質の向上を図る研修です。

 講義1では、「障がい特性の」として、講義が行われました。様々な障がいについて事例をもとに説明がありました。

 後半の協議では、「特別支援学級等の学級経営」として、法律の説明から個別の教育支援計画の作成の仕方について、多岐にわたる内容でした。

 研修者からは、「一人ひとりの児童の実態を把握したい」「保護者に学校の様子について詳しく伝えるために、学級通信の活用をしていきたい」「まずは生徒との関係作りをしっかりと行っていきたい」などの感想がありました。

 新型コロナ感染症拡大防止のため、研修時間を短くして実施しましたが、内容の濃い研修となりました。

経験者研修Ⅰ<全体研修>

 4月28日(水)に、経験者研修Ⅰ<全体研修>を行いました。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、検温・手指消毒はもちろんのこと、通常より席の間隔を大きくとり、窓や扉を開けたまま実施しました。今回の研修は、今年6年目を迎えた先生方を対象に、全体会では「教職5年経験教職員としての心構え」「教職員としての服務と勤務」について学びを深めました。

 小・中学校の先生方の分科会では、「学力向上に向けた指導の改善」についてNITS(独立行政法人教職員支援機構)の動画視聴を通して、授業の導入・展開・終末での授業作りのポイントについて学びました。

 養護教諭の分科会では、「これからの養護教諭の役割」「保健室経営の現状と課題」について、日頃の業務の確認と見直し、感染症対策を学びました。

 幼稚園教員の分科会では、「学級経営の充実に向けて」について、子どもたちの実態を発話や行動などから多面的に捉え、それをもとに学級経営を進めていくことの大切さについて学びました。

 研修後の感想では「日頃の授業の取り組みについて、じっくり考えることができた」(教諭)、「求められる養護教諭の役割を再確認することができた」(養護教諭)、「日々の保育の質の向上や研究を積み重ねていきたい」(幼稚園教員)などの感想が見られました。

 

初任者研修〈一般研修①〉

 4月22日(木)今年度最初の初任者研修・新規採用養護教諭研修〈一般研修①〉が行われました。この研修は今年4月に採用された先生方が教員としての基本的な心構え、服務と勤務についての理解を深め、教員としての資質の向上を図る研修です。

 小玉所長からは、「新規採用教員研修にあたって」と題して、ご講話をいただきました。

 鈴木路人管理主事からは「教職員としての服務・勤務」と題してご講義をいただきました。

 いわき市立小名浜第二中学校 村上由紀子 主任主査からは「社会人とマナー」と題してご講義をいただきました。

 いわき市スクールカウンセラーの西脇陽子先生からは「教職員のメンタルヘルス」と題してご講義をいただきました。

 その後、初任者研修の先生方と新規採用養護教諭の先生方に分かれて、「教師としての子どもの見方・とらえ方」や「保健指導の進め方」の講義、「研修の概要」について説明を行いました。

 1日の研修予定でしたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、午後のみの研修でしたが、内容の濃い時間となりました。

 新規採用の先生方は、きっと緊張の連続だったと思います。今年一年間の初任者研修・新規養護教諭研修を通して大きく成長してください。総合教育センターのスタッフ一同、先生方を精一杯サポートして参ります。

経験者研修Ⅲ全体研修

4月26日(月)に経験者研修Ⅲ全体研修を開催しました。経験者研修Ⅲは、教職20年を経験した先生方を対象に先生方の専門性を発揮しながら学校をリードする力を育成するための研修です。

はじめに所長から教職経験20年教員としての心構えについて講義がありました。その後、教職経験20年教員としての課題の解決に向けて、教育の動向についての講義、課題を解決するための思考ツールを用いた演習を行いました。

研修者からは「学校をリードする立場であることを自覚し、組織の中核としての役割を担っていきたい。」「貴重な文献や資料をたくさんいただいたので、この機会に熟読し、今後教育(学校)が求められていることを理解して職務に生かしたい。」「経験ある立場であることを改めて意識する機会となり、身が引き締まりました。」などの感想がみられました。中堅教員の学校への参画が求めらる中、真剣に取り組む研修者の姿が大変印象に残りました。中核教員として自分自身のよさ、強みを発揮しながら学校をリードしていく力をさらに高めていくことを期待しております。

経済教育研修

4月14日、「経済教育研修」を実施しました。

キャリア教育との関わりやいわきの経済教育の位置づけについての講義の後、ファイナンス・パークやスチューデント・シティの令和3年度の実施に向けて、ジュニアアチーブメント日本の代表理事である佐川秀雄先生にご講義いただきました。

体験型経済教育施設の教育目的について、具体的な指導事例をもとにお話いただき、受講者からは、「これまでの経験に基づく熱意あふれるお話をお聞きし、実施する際の留意点について具体的に理解することができた」「生徒一人一人の意思決定力の向上に向けてサポートしていきたい」などの感想が寄せられました。

エリムでの体験活動は子供たちにとっても大変貴重なキャリア発達の機会となります。キャリア教育の視点も踏まえながら、事前指導・体験・事後指導を充実させ、有意義な活動となるよう計画的に進めていきましょう。

 

新任等常勤講師研修

 4月8日(木)に、新任等常勤講師研修を行いました。1年目と2年目の講師の先生方を対象に、「教師としての心構え」「教職員としての服務と勤務」「生徒指導」「特別支援」「授業の進め方」、また、養護助教諭の先生方は、「保健室経営」と多岐にわたって学びを深めました。大学を卒業したばかりの1年目の先生にとっては、初めての社会人、初めての学校での仕事ということで、大きな不安を抱えている様子が見られましたが、研修後の感想には「不安が少し和らいだ」「明日から頑張る力がわいてきた」といった内容が書かれていました。

 総合教育センターでは、引き続き、少しでも講師の先生方の不安が解消されるように各種研修を通してサポートしていきたいと思います。ぜひ、学校の方でも温かいご指導のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

部活動指導者研修

 4月8日(木)に部活動指導者研修を行いました。まず「効果的な部活動指導運営について」と題して、学校教育課の上遠野指導主事より講義いただきました。

続いて、発達の段階に応じた部活動指導について、国立スポーツ科学センター先任研究立谷泰久先生より、「スポーツ場面で大事な『こころ』のこと~指導場面で役立つ心理学的アプローチ~」と題してご講話いただきました。

参加者からは、「リラックス法や不安との付き合い方を部活動指導や日々の教育活動に生かしていきたい」「勤務校の先生方にも情報を共有し部活動指導を充実させていきたい」といった感想が寄せられました。

教職2年次研修〈教科等指導研修〉

 1月19日(火)教職2年次研修(教科等指導研修)が行われました。
 今年1年間、2年次研修の先生方は、各自で課題(テーマ)を設定し、その課題解決のため、校内での研修を30時間以上実施してきました。
 本日はその研究発表会を予定しておりましたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止、いわき市においても感染防止集中対策一斉行動のため、研修内容を一部変更し、報告書の読み合わせになりました。どの先生方も校内での研修をしっかりと積み重ね、実践してきたことが資料を通して読み取ることができました。

 

 後半は、「基礎的形成期の課題とその解決に向けて」という題で、研修調査室長による講義を行いました。「よい教師とは」「主体的・対話的で深い学びとは」「生徒指導とは」について、先生方の指導を振り返りながらご説明いただきました。最後の手紙の朗読では、研修者一同、心に響く内容でした。

 研修者から、「これからも自分自身の課題を持ち、研修に励みたい」「子どもたちの内面に向き合いながら指導していきたい」「自分にとってのよい教師ではなく、『子どもにとってよい教師』とは何かを考えていきたい」などの感想がありました。

特別支援学級等新任担当教員研修③

 12月25日(金)特別支援学級等新任担当教員研修③を実施しました。年間3回の研修を計画し、今回が今年度最後の研修となります。

 まずは、条約や法令等の確認です。これまでも説明してしてきた内容でしたが、改めて見直すことでさらに理解を深めることができました。

 

  次に協議では、2学期までに活用してきた教材の紹介です。活用してみて効果があった部分や改善していかなくてはならない部分についての情報交換をすることで、3学期以降の指導に生かすことができる協議となりました。

 

 

 午後は、実際に教育課程を作成する手順について確認をしました。講義の中では、児童の実態を把握するためのプロトコールの活用やWISCーⅣの読み取り方についての説明を行いました。また、自立活動内容検討シートを活用して指導内容の検討も行いました。

 

 研修者から「プロトコールを活用してみよう」「自立活動の指導内容の見直しを始めよう」「他校の教育課程作成の仕方を聞くことができてよかった」「目の前にいる児童生徒の実態を的確に把握することが大切である」という感想をいただくことができました。

授業力向上講座Ⅲ中学校英語

 12月18日(金)授業力向上講座Ⅲ中学校英語を、筑波大学附属中学校 肥沼 則明先生をお招きし、市総合教育センターにて、実施しました。

 肥沼先生には、『主体的・対話的で深い学び」の視点からの授業改善』と題して、ご講義いただきました。

 

 講義では、豊富なご経験から新学習指導要領を読み解いていただき、「主体的・対話的で深い学び」にせまる内容を具体的に教えていただきました。

 「授業は英語で行うことを基本とする」ということで、肥沼先生の実際の授業を動画で見せていただき、授業で何を大切にするべきかを学ぶことができました。

 

 研修者からは、

『「気づく目、疑う気持ち、追求する心」で、教師も思考力、判断力、表現力を磨くことが大切だということに気づいた。』

『「授業は英語で」の実践例を動画で紹介していただき、楽しい英語の授業では、生徒の心が解放されるものと実感した。』

というような感想がありました。

 実践できる内容が多く、たくさんの資料をいただき、早速授業に取り入れてみたいと、研修に参加した皆さんから大絶賛でした。

 肥沼先生のように授業をやってみたいと、皆さん感じたことと思います。講義をずっと楽しみにしていた方にとっても、初めて講義を聞いた方にとっても、充実した時間となりました。

 肥沼先生、お忙しい中ありがとうございました。素敵なプレゼントをいただいた半日でした。

 

 

幼稚園新規採用教員研修〈一般研修④〉

12月25日(金)、幼稚園の新規採用の先生方と希望者を対象に今年最後となる研修を行いました。

はじめに本センター室長から、フレーベルのことばが紹介され、幼児教育の重要性について講義がありました。

続く先輩教員からの実践に基づいたお話では、園児が楽しむ前に教師も楽しむことの大切さがたくさんの事例とともに紹介されました。

園長先生による講義では、記録することの大切さとそれをどう生かすかという具体的な資料に基づくお話がありました。指導に生かす評価のあり方について大変参考になりました。

最後に実践の振り返りと2年目に向けてのお話をいただき、一年目の研修を総括していただきました。

研修者の皆さんからは「これからの保育を前向きにしようと考えさせられる研修でした」「2年目に向けて今すべきことがわかったので次につなげたい」「1年間を振り返り、いろいろと制限される中で、先輩の先生方に助けてもらい、日々成長することができたと思う」「失敗してもそれを糧に成長していきたい」などの感想がたくさん寄せられました。

本日は、クリスマス。年末の忙しい中での研修でしたが、参加された先生方の真剣なまなざしが大変印象的でした。講師の先生方からのたくさんの資料やメッセージも参加された先生方に大変貴重なプレゼントになったかと思います。当センターも先生方のさらなる成長を応援しております。お疲れ様でした。

授業力向上講座Ⅲ中学校数学

 12月17日(木)授業力Ⅲ中学校数学を筑波大学付属中学校 近藤 俊男先生をお招きし、市総合教育センターにて実施いたしました。

 近藤先生には、『「主体的・対話的で深い学び」の視点からの授業改善』と題して、豊富な実践例を基にご講義いただきました。

 講義では、実際に近藤先生の授業ビデオを拝見しながら、これまでの授業を洗練していくための方法や、「見方・考え方」を働かせながら授業を進めていくことについて具体的に学ぶことができました。

研修者からは、

「どうしてその根拠になったのかを大切にできる働きかけを日々の授業の中で行っていきたい」「実践例から、生徒の身近な問題として捉えることのできる課題設定を学んだので生かしていきたい」などの感想がみられました。

近藤先生、ありがとうございました。

保幼小連携講座を実施いたしました。

11月11日、エリムを会場に保幼小連携講座を開催いたしました。

当初、大浦小学校を会場に幼小連携の生活科の授業を、見ていただく予定でしたが、参加人数と感染症対策を踏まえ、会場を変更しての開催となりました。

実践発表では、大浦小学校と四倉第二幼稚園の日頃から連携を進めている取組の紹介や、10月に実施した交流学習の授業の動画を視聴ながら研修を進めました。

続く協議では、実践発表を踏まえ、「よりよい保幼小連携のあり方」をテーマに小学校、中学校、幼稚園、保育所、こども園の先生方と「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」を視点としながら、合同協議を行いました。

研修者からは、「もっとお互いの教育活動を知ることが大切だと感じた」「実践のように園児・児童の実態を話し合い、共通の課題を洗い出し、ねらいを明確にして交流学習を進めるプロセスが大変参考になった」「教員同士が話し合うこういう機会を大切にしていきたい」などの感想がありました。 

「小一プロブレム」にあるように、小学校への接続は、私たちが想像しているよりも園児にとって実は大きなハードルがあるのかもしれません。

今回のような交流の機会を大切にしながら、他校種について相互理解を深めることが保幼小連携の第一歩と感じました。

初任研 他校種参観研修(小名浜一中・鹿島小)

 

色づきはじめたイチョウの葉が秋の日差しに輝く季節になりました。10月29日(木)、初任研「他校種参観研修」を実施しました。

午前中は小名浜第一中学校を会場に、小学校の先生方と養護の先生方が研修を行いました。校長先生のご講話と研修主任の先生からの「参観の視点」の講義の後、中学生の授業の様子を参観です。

  

国語・数学・社会・英語・家庭の授業での先生の指導、生徒のやりとりなど参観した後は協議です。小学校との違いや小中のつながりなど、実際に参観し、感じたことを出し合いました。養護の先生方は、ご講義を通して、養護教諭としての役割や大切にすべきことを考える時間となりました。

 

 

 

午後は鹿島小学校を会場に、中学校の先生方が研修を行いました。授業参観の後、校長先生のご講話と教務の先生からのご講義をいただきました。

 

研修者同士での情報交換の場面では、きめ細かい指導の在り方について鹿島小の先生方の指導を通して実感できました。

 

会場校としてご協力くださった小名浜第一中学校・鹿島小学校の先生方、ありがとうございました。

 

不登校対策講座

10月15日、昨年に引き続き、中京大学より辻井正次先生をお招きして不登校対策講座を開催いたしました。

不登校の背景には様々な要因がありますが、不登校になる前に何ができるのか、今回は特に不登校の未然防止をテーマにご講義いただきました。

先生方からは「学校生活の中での学習支援や学級づくりを見直していきたい」「学習に対する不安が不登校の要因で多いことに驚いた。わかる授業を展開しながら、子どもたちの登校不安を減らす関わりをしていきたい」「三者相談でアドバイスシートを活用していきたい」「子どもたちができたことを素直に伝えながら、子どもたちをほめる場面をつくってあげたい」などの感想がたくさんありました。

不登校になってからの対応ももちろん大切ですが、なかなか特効薬はありません。そうなる前に学校生活の中でもできることがたくさんあります。今回学んだような視点を不登校対策の一つとして、ぜひ学校でも実践してみてください。