センターの研修等
授業力向上講座Ⅱ(中学校・国語)
授業力向上講座Ⅱ「中学校国語」を実施しました。
ワークショップ1は俳句づくりです。
まず、テーマからイメージした事柄について、バタフライマップを活用して個人の思考を広げます。次にグループで意見を交流させて絞り込みます。そこに、季語は講師が準備したものからくじで選ぶようにと指示が入り、絞り込んだことばと季語をなんとか結びつけようと、さらに思考をはたらかせて、グループごとにすてきな俳句を完成させることができました。
<あるグループの活動>
イメージテーマ「こだわり」→グループで選んだ言葉「教室には右足から入る」→季語「夏の恋」→作品「右足の シュート見つめる 夏の恋」
ワークショップ2では、各学年ごとに「主体的・対話的で深い学び」の視点から、単元構成を工夫して教材を作る研修をしました。
1年「少年の日の思い出」 2年「走れメロス」 3年「故郷」
同じ学年を担当する先生方と、共通の視点で教材研究することにより、活発で深い話し合いが行われていました。
本日の研修のように、頭をフル回転させて国語科に向き合う生徒を育てていきたいと再確認することができました。
授業力向上講座Ⅰ(中学校国語)
授業力向上講座Ⅰ「中学校国語科」を実施しました。
1 今求められる国語科授業の在り方
2 『主体的・対話的で深い学び』の視点からの授業改善
3 『読むこと』領域における授業の最終目標
4 教科の本質を突く発問づくり
という4つの柱で講義・演習をしていただきました。
「主体的・対話的で深い学び」の視点から、子ども達にとってただ正解を覚えるだけの授業から、自分にとっての最適解を求めることまで高めることができる授業、さらに豊かな読書生活へと誘っていくような授業へと改善していきましょうとのお話がありました。
また、発問について「教科の本質に迫る発問」「つけたい力が明確になる発問」「書いてあることを根拠にして答えられる発問」の重要性についてのお話がありました。
演習では、映像を見て、中心人物をどうとらえるか、発問をどう投げかけるかについて考えたり、担当学年の文学教材について主発問を考えたりしました。
受講された先生方からは「演習を通して講義の内容をより具体的に理解することができたので、ぜひ次学期に生かしていきたい」との声が聞かれました。
授業力向上講座ⅠⅡ(中学校)
8月2日は、「授業力向上講座ⅠⅡ中学校国語・社会・数学・理科」を実施しました。各教科ごとに理論のⅠを午前中、実践のⅡを午後に行いました。講師より、新学習指導要領について、福島県やいわき市の学力向上策についてお話をいただいたり、模擬授業や2学期以降に使える授業づくりのアイディアについて学んだりと、盛りだくさんの内容でした。
授業改善講座
本日8月1日(火)は、文化センター4階大会議室におきまして「授業改善講座」を開催しました。
講師は、早稲田大学教職大学院教授 田中 博之 先生です。
本日は、「主体的、対話的で、深い学びとは」という題でご講義いただきました。田中先生は、全国各地の小中学校、高等学校等の授業実践に深く関わられております。その授業実践事例を紹介いただきながら授業改善をいかにしていくか考えることができました。あっという間の3時間でありました。受講者からは、「これまで学んできた理論と実践がつながっていく喜びを感じた」「失敗例も明示してくださったことで、良い授業をリアルにイメージすることができた」「多くの実践事例を紹介いただき、とても参考になった」などの感想が多く寄せられました。
↓研修後のリフレクションの様子です。
調査研究委員会
本日7月31日(月)は、経済教育施設Elemにおいて、調査研究委員会が開催されました。
委員の方々によって、各部会の1年半の研究調査の結果をまとめるとともに、1月13日に行われる教育実践研究発表大会の発表の形式などについて話し合われました。