こんなことがありました

出来事

2年2組、生活科「うごく うごく わたしのおもちゃ」の実践

11月22日(水)、2年2組生活科で授業研究会を実施しました。単元名は「うごく うごく わたしのおもちゃ」。自分好みのおもちゃを制作し、1年生を招待しておもてなしをするのだそう。今日は、1年生が楽しんで遊べるかどうかのリハーサルでございました。

2班に分かれ、一方はおもてなす方、もう一方は1年生の立場になっていざ活動開始!こちら「ぴょんコップ!」のブース。まずはボードを使って遊び方の説明!

そして「この紙コップを台にして、ゴムを張ったコップを乗せて、下にギュッと押して、手を放して上に飛ばします!飛んだ高さでポイントがもらえます」とデモンストレーション。

「それではどうぞ!」ということで1年生役がチャレンジ!「おっ飛んだ!はい、記録はここです。おめでとうございます!」。記録を累積してランキングをつくるのだそう。1位には商品があるのかな?

といった具合に7ブースで活動が展開されていきました。

前半の活動の終了。先生から「それじゃー、いろいろ気付いたことがあると思うけど、それも活かしながら後半の活動を始めましょう!」ということで、おもてなす側とされる側が入れ替わって後半の活動がスタート!前半の活動の反省を活かそうとしているのか、各ブース、高さやタイムをしっかり記録する姿が特に印象に残りました。

中には、お客様?!が来なくて、急遽呼び込みを始めるブースもあって、愛着のある私のおもちゃで遊んで欲しい!という気持ちが大きく伝わってきました。

さて、全ての活動を終え、1年生は楽しく遊べるか?について、「おもちゃ」「あそび方」「せっし方」「そのほか」という観点で付箋紙に書き込んでいきました。その時の子どもたちの表情がなんとも素敵!頭をフルに稼働させてアウトプットしている姿がとっても印象的でした。

そして付箋紙をそれぞれのブースの掲示板に貼り付けていきました。どんなご指摘を受けるのかやっぱり気になりますよね。中には早速、ご指摘いただいたことを参考におもちゃをKAIZEN(改善)する姿もありました。きっと今日のリハーサルを活かして本番ではさらに楽しい時間を創り上げていくのでしょうね!

放課後、いつものように、実践した先生を囲んでカンファレンスを実施。「みんな素直で、1年生のためにと頑張って学習している子どもたちをしっかり育てていきたい!」という担任の先生の熱い思いを共有しながら、本時45分のみならず単元全体を見渡してポジティブな話合いを行いました。

何より、授業のねらいを子どもたちがしっかり理解していたので、先生があれこれ声を掛けずともアクティブに活動できていたこと、日々のご指導のおかげと感じた次第です。昨年はおもてなしを受ける側だった2年生が、今年はおもてなしをする側となってどんな学びをしていくのか、益々わくわくして参りました!

4年生、いわき湯本温泉に学んでおります!

地元の「温泉」を深掘りしている4年生。11月21日(火)、日本温泉保養士協会の小野倫明会長様と鈴木真澄事務局長様をお招きして出前講座を開催しました。

まずは、地元にある日本のハワイをキャッチフレーズにした大型温泉レジャー施設での温泉の活用についてのお話。小野先生は長く施設の運営に携わっていたという経験から、豊富な資料を準備してくださり丁寧に説明してくださいました。

子どもたちは、「温泉のお湯にも鮮度があって早く使った方が効果が大きいのか」「お湯は施設の床暖にも使われているのか」「59℃のお湯を水で薄めず冷ましてお風呂やプールに使っているのか」「プールに使われている温泉水が硫黄臭くないのはそういう仕組みになっているからなのか」等々の学びを得ることができました。ここだけの話、あの檜風呂の一番風呂が最も温泉効果が期待できるのだそう。子どもたちは「よっしゃー!今度爺ちゃんと行く!」とかなんとか言い合って大興奮でございました。

また、温泉が持つパワーについても科学的根拠を踏まえてご教示いただきました。「湯船が広いとストレス解消にいいんだよ!」「露天風呂は冷却効果もあって疲労回復に効果があるんだ!」「背中を流してもらうと心も温かくなることが分かっているよ!」等々。加えて正しいお風呂の入り方も教えていただき、「よっしゃー!絶対に爺ちゃんと朝イチ露天風呂に入って背中流す!頭には濡れタオル!そして風呂桶は使い終わったら下向きに置いて温泉通になる!」と子どもたちはさらにヒートアップ...。

続いて、持参したタオルを手に、温泉保養士(バルネオセラピスト)でもある真澄先生から温泉入浴との相乗効果が期待できる水中運動のプログラムについてレクチャーを受けました。

意外とテンポの速いエクササイズに、子どもたちからは「温泉に入らなくても汗かく~」、そして「これは爺ちゃんにはキツいな!」との声が。「温泉を楽しんで欲しいのよ。疲れをとって、さらに元気が出るようにすることが大事ね。無理してやるものじゃないからね」といったお話もいただきました。

まとめでは、「いわき湯本温泉はどの動物によって発見されたか?」といった温泉クイズが出題され、楽しく学習することが出来ました。授業後も小野先生を引き留めて囲み取材をする子どもたちが...。そして、お二人から「みんながよきご縁に恵まれ幸せになりますように!」と手作りの水引(梅結び)をいただきました。小野先生にお世話になっている3年生までいただきました。ありがとうございました!

今回の出前講座は、9月13日(水)と28日(木)にフィールドワークにチャレンジして担任の先生と一緒になって見出した問いの中の一つ「いわき湯本温泉のお湯の約2/3はレジャー施設で使われているなんて凄い!何に使っているの?」がきっかけでした。コロナ禍の影響で1・2年生時に実施するはずだった町探検が満足にできなかったこともあり、ここにきて堰を切ったかのようにアクティブな学習を進めています。

写真からは湯巡り道中といった感じですが...。そんな子どもたちの学びをお支え頂いた小野先生、真澄先生、そして常磐湯本温泉(株)様と旅館古滝屋様、温泉神社様、常磐公民館の大平先生、地域の皆様に感謝申し上げます。子どもたちは着実にいわき湯本温泉沼にはまりつつあります!

6年生、改めて人権について理解を深めました!

11月21日(火)、6年生は「人権教室」を行いました。講師は、いわき人権擁護委員協議会会長の磯上正巳先生(元湯本一小校長)。冒頭、いじめの認知件数の多さや急増している状況に驚いた6年生。「いじめはなぜだめなのか?」を切り口に、動画視聴交えながら、生まれながらにして幸せに生きるためにみんなが持っている「人権」について理解を深めていきました。

途中、磯上先生は学級掲示にお気づきになり「凄いね!みなさんは自分たちで『いじめ防止対策推進法』を決めたんだね!」とお声掛けくださり、「学級ですでに人権を大事にしようという意識があることは素晴らしいことだよ!だからこれからも人権を意識した生活をしていきましょう!」とお話しくださいました。

まとめでは「いじめを受けたら相談を!話す相手を3人見つけてください。親、先生、そしてお友達。話せば楽になることが多いから」と。そして「言葉には人を救う力がある。言葉を大事に使ってほしい!」という願いの下「ありがとう!の言葉を大事にしてください」とのメッセージをいただきました。

磯上先生のメッセージに子どもたちも納得のご様子!じつは6年生の掲示ボードには、お互いに「ありがとう!」を伝え合うコーナーがあって、これまでに沢山のありがとう!を積み上げてきており、その大切さを改めて感じたのでありました。た。

磯上先生には、これまでのご経験を踏まえ、黒板を目一杯お使いになって丁寧かつ熱く語っていただきました。平和の礎となる人権。改めてその大切さを確認した子どもたちは、今日の学びをワークシートに一気にアウトプットしていきました。

授業後の校長室。磯上先生は担任の先生ともお話合いくださいました。人権のこと、学級経営のこと等々、先輩先生からいただくお話はとても勉強になります。磯上先生、本日も子どもたちそして私たちのためにありがとうございました。

5年生、「はみ出たプロジェクト」が生まれた背景...

5年生の「マイプロジェクト!」立案には、きっかけとなった出来事がございました。それは、9月7日(木)に開催した「ふくしまイノベ未来講座」です。福島イノベーション・コースト構想推進機構(FIPO)様に依頼して3名のイノベーターの皆様にご講演いただきました。

まずは岡山理科大学准教授の山本俊政先生。好適環境水なる魔法の水を発明。海水を使わず、場所も限定しないという未来型魚類養殖システム研究の第一人者です。「金魚とサワラが同じ水槽で暮らせるんだ!」「モンゴルでも海の魚が食べられるようになったんだ!」「福島でも紅鮭の養殖始めたんだ!」等々、好適環境水の有用性とSDGsに関連した果敢なチャレンジを聞いて、子どもたちは「すげー!」「マジックだ!」を連発。

「今の目標は何ですか?」の質問に「月で魚を養殖することかな、10年後には月に行けるようになるからね」。さらりと述べた山本先生、そのお人柄とともに未来を見据えているフロンティア精神に子どもたちは大きな衝撃を受けました。

続いて浪江町の地域おこし協力隊として、町の復興・創成や魅力を広く発信している吉野碧先生。初めに子どもたちが作成したプレゼンをご視聴。「素晴らしい内容ね。表情も豊かで伝わってくる!」と高評価。自信をいただきました。

また、「自分の思いが大事。短い言葉で表してみるのも一つの手」等々、情報発信のポイントをレクチャーしてくださいました。ご出身は会津若松市とのことですが、ご縁があって浪江町で暮らしているという吉野先生の生き方、その決断力や行動力に子どもたちは憧れの思いを抱きました。

さらにFIPO人材育成支援課長の飯田喜之先生。「走り高跳びは背面跳びになって40cmも記録が更新された!馬車から車になって大量輸送が可能になった!買い物はお店に行かなくてもできるようになった!接着剤開発のミスから付箋紙が生まれた!」等々のエピソード話を踏まえて「便利になる、世の中が変わるとは、アイディアやひらめきから始まっていく。今まさに福島からその動きをつくっていこうというのが福島イノベーション・コースト構想。皆さんが期待の人材!」とのお話をいただき、子どもたちのモチベーションはいっそう高まるばかり。

飯田先生も福島県出身。東日本大震災に対して何もできない自分がもどかしくて一念発起!知の創出に向けた人材を育成している国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)に応募。そして現在、ふるさと福島県のためにFIPOでご活躍。この飯田先生の生き方にも子どもたちはかなりの刺激を受けたご様子。サインまでおねだりして...。

5年生は、この3名の先生方との交流によって、自分の思いや願いをベースにしたプロジェクトを立案し、担任の先生の予想から「はみ出たプロジェクト」も創出されていきました。「はみ出たプロジェクト」の内容は、大きく分けると2つ。1つはタケコプターや空飛ぶ車、雷発電等を開発したい!というもの。まさに福島イノベ構想に感化されたプロジェクト。社会貢献・未来志向の視点は、これからも大事に育てていきたいですね。

もう一つは、目線をぐっと足元に向けて、「ゴミ拾いをしよう!」「災害ボランティア・募金活動!」等といった地域に貢献したい!という内容。実はこの学びから、先の台風13号大雨災害に対する「今私たちにできることは?」のムーブメントを全校生に引き起こし、「助け合いの心を行動に表すプロジェクト」の立案・実践へとつながっていったのでした。本当に素晴らしいチャレンジをしました。

もちろん、この授業実践においては、子どもたちの学びをエスコートしてきた担任の先生、そして担任の先生を支える本校職員のバックアップがあったことは言うまでもございません。5年生の学びは現在も進行中です。さらにどんな展開を見せていくのか楽しみでなりません。

最後に、3名の先生方が色紙に書き記してくださったお言葉を紹介いたします。現在も5年生の学びの柱となっています。本当にありがとうございました。

山本先生「人生は一冊の問題集・解けない問題はないのです!」 
吉野先生「行動したらいつでも自分を変えられる」
飯田先生「思い」

5年生、マイプロジェクト!

「その他10件」に注目です。これは10月5日(木)に5年生の総合的な学習の時間で電子黒板に映し出されたものです。

これまで地域理解を深める学習を行ってきた5年生。この日の授業は、これまでの学びを通じて得た知見を踏まえ、教室を飛び出して、地域に出てチャレンジしてみたい!を発表し合う内容でした。題して「マイプロジェクト!」。担任の先生が、これまでの学びの流れから、子どもたちから出てくるであろうと予想していたプロジェクト内容は、炭鉱、健康・福祉、観光等の5つの分野。しかし、学級の約半数にあたる10名は「その他」、つまり担任の先生の予想から「はみ出たプロジェクト」を発表したのでした。それはどうして...?

まずはこの日の授業について。校内研修の一環で多くの先生方にご参集いただきましたが、子どもたちは全く動じませんでした。自分のプロジェクトに相当なプライドを持てていたからではないでしょうか。そしてそのプライドは、シンキングツールを活用して自分の考えを練り上げてきたことで生まれたように見えました。

各々がプライドあるマイプロジェクトを発表し合いましたので、当然発表する側も聞く側も目力が入っていて、プロジェクト内容以上にプロジェクトにかける熱い思いを共有する時間となっていきました。

子どもたちが発表し合ったマイプロジェクトは、「地域のおじいさんおばあさんと体操をしたい」「障がいのある人と何かをしたい」「福島県のよさを分かりやすく説明したい」「マイクロプラスチックでキーホルダー制作」等々でございました。どれも子どもたちのピュアな心の表れですね。授業のまとめでは、担任の先生から「そんなに素晴らしい思いをぜひ行動に移して表現していこう。応援していきます!」とのコメント。そして黒板に書いた「やっちゃえ!!長倉小!!」がとても印象的でございました。

このプロジェクトは、今まさに進行中!追って続報を綴って参ります。

ところで、子どもたちの「はみ出たプロジェクト」とは何か?また、5年生の学びの転機となった出来事は何だったのか?については、次回ご紹介して参ります。

11月16日(木)の授業の様子から...

1年生は算数科。計算カードを手に、ペアになって問題を解き合っていました。「13-7は?」「えーっと、ちょっと待って...6!」「ピンポーン!」といった具合。あちこちでピンポーン!やブー!の声が上がって盛り上がっておりました。いつの間にか繰り下がりの引き算ができるようになっていたんですね。素晴らしい!

最近、登校時に大きな袋に缶やらペットボトルやら紙パック等々を運び込んでいる2年生。今日の図工科ではそれらの一部(?)を使って「音作りフレンズ」にチャレンジしていました。1組会場はご覧の散らかりようですが、作った楽器はどれも自信作で「どうでしょう?」ってわざわざ見せに来てくれました。担任の先生が「音が一つだけでなくたくさん出る仕掛けがすごいよね!」「こちらはたった紙一枚だけど擦ると音とリズムがちゃんと出る、驚きだよね!」と丁寧に解説、嬉しいですよね!

こちらは2組会場。オリジナル楽器の魅力をプレゼンしていました。「ここを回すとゴムが緩んで低い音がビヨ~ンってなります...」「ペットボトルを叩いた音と中のビー玉が転がる音が重なります」等々。子どもたちの発想力や作品を作り上げる力の凄さに担任の先生も「なんて素敵なんでしょ!」を連発しておりました。

3年生は体育科。跳び箱チャレンジでございます。3チームに分かれての練習。6段にチャレンジしたチームは型が整っていますね。決めのポーズもお見事です!!一方で、なかなか跳びきれないで悩んでいる子どもたち、できない!跳べない!を連発し過ぎですよ。担任の先生、君はできる・跳べるかもしれない!と励まし、次は手をつくところを前にしてみよう!とアドバイス。その気になってチャレンジし続けて参りましょう!

4年1組は社会科。地域の発展に力を尽くした先人 沢村勘兵衛の学習。江戸時代初期に農業用水路の小川江筋を建設した人物です。授業は、江筋が川の下をくぐっている構造の説明のところでフリーズ状態へ。いわゆるサイフォンの原理が子どもたちにとっては「???」だったようなのです。動画等を追加視聴しても...。これには担任の先生も苦笑い...ということで、ゲストティーチャーがお越しになった際に質問しよう!ということになりました。子どもたちと一緒に悩み、ともに学んでいこうとする先生の姿、謙虚で素晴らしいと思うのです。

4年2組は算数科。ティーム・ティーチングで子どもたちの学びを支えております。まずは図形に関するこの資料、かなり難易度が高いですね。今日は、台形・平行四辺形の理解を深めていきました。

T1・T2の各先生が入れ代わり立ち代わり前に立って解説し、子どもたちの学習状況を個別に見取って支援を行っていました。さらに子どもたち同士で教え合い・学び合いをする姿も。難易度高めのこの単元、いつもの前向きさを発揮してみんなでクリアして参りましょう!

6年生は外国語科、英語です。今日の話題は環境問題について。教科書を見て「絶滅危惧種はどれかな?」の問いに「eagle!sea otter!...」と答えて英単語に触れていきました。また、「Bugs eat plants.は、虫が植物を食べるの?それとも植物が虫を食べるの?」という問いでは、主語はどれだっけ?となり、「ずっと前に同じようなことやったよね!」と気づいた児童がおりまして、「主語は虫だ!」となって正解にたどり着いていきました。さすが6年生!

皆さん今日もよく頑張りました!明日は今日よりもっとできることが増えていきますよ。一緒にチャレンジして参りましょう!

畳の上でのおはなし会2023、5年生編

11月14日(火)、5年生を対象に図書館ボランティアの皆さんによる「おはなし会」が開催されました。本日のメニューはこちら。

1冊目「めっきらもっきらどおんどん」。
神社に遊びに行った男の子が木の根っこの穴に落っこちて、そこで出会った妖怪?3人組と遊び回って...というストーリー。本の題名は、男の子が歌ったでたらめな歌詞の一部ですけど頭の中でループしてしまいます。臨場感溢れるイラストとともに子どもたちをファンタジーの世界へと導いてくださいました。

2冊目は大型絵本「つきよのくじら」
冒頭から大型絵本ならではダイナミックなイラストがわくわく感をかき立てます。父さんくじらを探して旅に出たくじらのぼうや、当然ピンチな状況に陥るわけで、そこで起きた出来事とは...。物語の世界に入り込んだ子どもたちの姿勢がピンと伸びていく様子が印象的でした。

3作目は「このよでいちばんはやいのは?」
本を出した瞬間に「光!」と言い切った子どもたち。ボランティアさんも「よく勉強しているわね!」と、でもなぜか余裕の対応。本を読み進めていくうちに「やっぱり光だ!」となったのですが、最後の最後に予想外の答えが。目を閉じて聞いていた子どもたちも、その結末に「なるほど!」の声が。皆さんは何だと思いますか?

4冊目は「ひさの星」
主人公は控えめな性格の少女ひさ。口数が少ないことで彼女の行いについて周りの人がいろいろと...。子どもたちは、岩崎ちひろさんの絵も相俟って、ひさの生き方や周りの人の見方考え方等々に思いを巡らせているようでした。最後に添えられている作家斉藤隆介さんからのメッセージも素敵です。顛末は読んでみてのお楽しみとして、思わず東の空に青白い星を探してみたくなりました。

5作目は大型絵本「片寄平蔵物語」
常磐炭鉱事業のデベロッパーの平蔵さんの物語。9月にみろく沢炭鉱資料館で学習してきたこととリンクさせて、本校のルーツや地元の歴史の理解を深めることが出来ました。子どもたち、「長倉小の子どもたちにはしっかり石炭を掘っていたという歴史を学んでいって欲しいわ」というボランティアさんの思いをしっかり受け止めて、担任の先生に「長倉小の炭鉱の勉強したい!」と申し出ていました。

最後は、積み重ね話「じゃっくのたてた家」。1枚目の絵から「これはじゃっくの建てた家」、2枚目の絵を足して「これはじゃっくの建てた家に寝かせた麦麹」、3枚目の絵を足して「これはじゃっくの建てた家に寝かせた麦麹を食べたネズミ」...と、絵とストーリーを積み上げていくという仕掛けが子どもたちの興味をそそります。8枚の絵を積み上げたので、ストーリーがこんがらがってしまい一同大笑いでございました!このストーリーは、マザーグースが原作で、韻を踏んだ英語の言葉遊びで有名。ぜひ検索してみてください!

振り返りは3名が突然指名されて...。「素敵な絵本を読んでくれてありがとうございました。」「とても上手も読んでくださりありがとうございました。」「これからも本を読みます!」との感想を述べてくれました。

5作目で登場した紙芝居の木枠には「絆」「広島・福島」の文字が。改めての紹介ですが、これは東日本大震災に関連して、特に心の復興を!と広島市のボランティア団体といわき市内の団体と協働作業によるものとのこと。今日もこうして本や絵本に親しむ時間が持てていることはとても幸せなことだと改めて感じた次第です。「読書は心のビタミン!」本日も図書館は本を借りに来た子どもたちで賑わっています!

PTA教養委員会と共催、橋本妙子先生とのふれあいコンサート!

10月9日(木)、「橋本妙子ふれあいコンサート」を開催していただきました。今年4月に偶然出会ったソプラノ歌手の橋本妙子先生。これまでもお伝えして参りましたが、本校で3回の歌唱指導を行っていただき今日はその集大成。子どもたちも今日を心待ちにしていて、早速お姿をお見かけした瞬間「あっ、妙子先生だ!今日はよろしくお願いします!」となった次第。
まずはオープニング。夏休みの特別レッスンに参加した児童による「君が代」の演奏。あの時のご指導を思い出して、ゆったりとしたテンポでのびやかに歌い上げた子どもたちに大きな拍手を!

続いて颯爽と登場したのは、妙子先生が活動している「魂に響くギフトコンサートの会」の慶徳会長様。なんと東京2020オリンピック・パラリンピック聖火ランナーとして走ったのだそう。その時に使用したトーチを一人ひとりに持たせてくださいました。すげー!ホンモノだ!

慶徳様「自分を好きになって!そのためには昨日の自分より何か頑張って欲しい。毎日少しずつ頑張り続けていけば、自分を大好きになれる。そうすればたくさん褒めてもらえるよ。今日のコンサートで勇気や力をもらったら、何かにチャレンジしていこう!」と、今日のコンサートの目的についてお話しくださいました。

そして妙子先生の登場!いつもとは違うコンサート用の衣装を身にまとって現れた妙子先生のオーラに、子どもたちは圧倒されてしばし無言...でございました。

「歌には素晴らしい力があるの。音楽は心の栄養だから、心の太陽を思い浮かべてポカポカした気持ちで聞いてみてください。」とのアドバイス。そして妙子先生はイタリアのオペラから「私を泣かせてください」、日本の童謡「ふるさと」、「もののけ姫」を歌ってくださいました。子どもたち、だんだんと脱力していって目を閉じてしっとりと聴き入っていました。

「歌は凄い力を持っていて、一日1回歌ってみると、歌が体にしみわたって元気になるの。元気がないときは歌ってみて!」というお話から、オベラ「私のお父さん」の演奏へ。素敵な展開!と思っていたところ、急にわたしとPTA副会長さんが呼び出され、演奏に合わせて演技をせよとのオーダーが...。この曲は、娘が厳しい父親に対して好きな相手との交際を許して欲しいと願う内容で、ご覧の有様でございました。副会長さんにご協力ありがとうございました。ホームページに載せてしまい、申し訳ございません。

「水を飲むことやご飯を食べること、歌うことが普通にできる長倉小学校のみなさんは、とっても幸せです。世界中、そして日本各地でコンサートをしているけど、実は普通でないところの方が多いの。普通のことが当たり前ではないの。だから、今この普通にできることは実はとっても幸せなことと受け止めてください。そして夢を持って、夢を大事にしてください。夢は何歳になっても叶いますよ!応援しています!」そして「アメイジンググレイス」の演奏へ。感動!

いったん幕は閉じましたが、子どもたちから、歌詞カードを手に掲げて、毎朝流れている妙子先生の曲「Rainbow~未来へ」を歌いたい!と猛アピール。これには妙子先生も大喜びでございました。そして素晴らしいコラボレーション!

御礼の挨拶は6年生より。「妙子先生のきれいな歌声を今日も聴けてありがとうございました。歌の授業で声の出し方を一緒にやってくれて、私も出せるような気がしました。今日はとても感動して心が温かくなりました。これからも妙子先生のように楽しく歌っていきたいです!」そして花束の贈呈へ!コンサート終了後は一人ひとりにお声掛けいただき、子どもたちはとびっきりの笑顔で教室に戻っていきました。

今日のコンサートはPTA教養委員会とタッグを組んでの開催。会場作成、運営面でご協力いただきました。改めまして感謝申し上げます。おかげさまで40名を超える保護者の皆様とともに妙子先生が奏でる音楽に触れ、素敵な時間を共有することが出来ました。

また、毎回本物の音響装置を使って、子どもたちの学びを支えてくださった遊佐様にも改めて感謝申し上げます。

長倉小学校は、今年度「私の考えを見つける力」「私の表現する力」「仲間と高め合う力」「チャレンジし続ける力」という「4つの力」を育てていこう!と取り組んでいますが、妙子先生は、まさに「4つの力」を持ち合わせた私たちのお手本でございます。これからも子どもたちの成長する姿を応援していただけたら幸いです。本日はどうもありがとうございました!

6年生、いざ修学旅行!

11月10日(金)、6年生は修学旅行で首都東京を訪問してきました。誰もが楽しめる旅行とするためにみんなで話し合って決めた約束事がありまして、まずは行きの車内、高速道路に入るまでは静かにして、高速道路に入ったら少し元気を出して...と、確認し合う姿がありました。また、車内レク係がいろいろなクイズ?難問?で楽しい旅行へと導いてくれました。

最初の訪問先は国会議事堂。添乗員さんの国会クイズ「これから見学する衆議院は建物の右?左?」等々に見事正解を重ねていて、社会科の学習が予習となっての訪問となりました。国会議事堂のてっぺんはダンスホールだということに驚きましたが...。

衆議院本会議場では熱いまなざしで隅々まで見渡し、「教科書と同じだ!」「重々しい!」「法律決めるところですよね!」と感嘆の声をあげながら貴重な学びをしました。

周囲の何々省の建物と大きなカバンを手に忙しそうに歩き回る方々をじっと見つめる子どもたちに、「将来、ここで日本の国づくりをしてみてよ!」と声を掛けてみたところ、意外と否定しない子どもたちでございました。「先生の給料上げてね!」には「その前に国民の生活です!」ときっぱり。頼もしい?!

バスに乗車してオフィスビルや倉庫群等アーバンチックな景色を楽しみながらのお弁当タイム。箸で橋(レインボーブリッジ)を指し示しながら...。

続いての訪問先は、日本未来科学館。担任の先生が、「子どもたちに世界最先端のサイエンスに触れさせたいんです!」という熱い思いをもって訪問しました。がっ!早々にサイエンスなお土産コーナーに向かう子どもたちでございました。「いやいや、まわりを見て見ようよ。外国人旅行者がわざわざここにやってくるってことはさー、それだけ価値あるところなんだぜ!」と話をしたら、ではでは!と常設展示コーナーへ。

体をすり抜けるニュートリノ、手作り感満載のロケットエンジン、宇宙ステーションのプチ体験等にもっともっと触れて欲しかったですけど時間が足りなかった?動かなかったですけどAI人型ロボットには興味津々でございました。

そしてもう一つの訪問先、東京スカイツリー。奇跡的に雨は上がって、フロア350からの眺め。写真にはうまく写らなかったのですが、高い!怖い!どこまでも街だ!と期待を裏切らない絶景を楽しみながらぐるぐるしていました。東京に出張中の先生も合流してくださるという嬉しいサプライズもあって、楽しい時間を過ごしました。

フロア340のガラス床。平気!大丈夫!とは言っていたものの、わたしがジャンプして乗ろうとしたら、やめて!その体重じゃあ無理!の声が...。

お買い物コーナー。通りかかった外国人の方が、「かってあげーるよ!」とガチャを買ってくださいました。この場をお借りして御礼申し上げます。という出来事もありましたが、改めて周囲を見渡すと外国人旅行客が多いことに気付きまして、子どもたちは国際都市東京を実感した次第でございます。

子どもたちの願いと担任の先生の思いをベースに旅行会社の方々と協働で実現した修学旅行、全員の心が一つになっていたので、次はどうするの?何をするの?という声が全く聞こえなかったことがとても印象的でした。常に場を仕切っていた班長さんご苦労様でした。班長をフォローしていた皆さんも素晴らしかったです。大きく成長した子どもたちの姿をたくさん見ることが出来て嬉しかったです。

また、見えないところで子どもたちの活動を導いてくださった添乗員さん、渋滞情報と格闘しながら時間通りに子どもたちを運んでくださった運転手さん、私たちのフォローまでしてくださったカメラマンの武藤さんにも感謝でございます。

とは言え、これで修学旅行は終わりではございません。事後学習もそうですが、まだやり残したことがあると思いますので、それはそれで後日考えて参りましょう!

持久走記録会へのチャレンジ!

立冬は過ぎましたが満点の青空の下の大休憩時間、全校生が校庭に出て持久走記録会に向けた試走を始めました。火曜日と木曜日にチャレンジしています。

こちら9日(木)の様子。まずは準備体操を念入りに!

そしてBGMに合わせて試走開始でございます!初めは勢いよく飛び出して行きましたが段々とね...。そうやって練習を繰り返して自分のペースをつかんでいくことでしょう。先生方もいい汗かいています。子どもたちと張り合ってスタミナを使い果たさないでくださいね、まだ授業がありますからね!

終わりの体操と振り返りのミーティングも大事な時間。教室に戻る道すがら子どもたちは「汗かいたわー!」「体がなまっている!」「やばい、長い!」等々の声もじつに爽やか。前向きな1年生は「先生!もっと走りたいですぅ~」とニコニコ顔でしたね。今日もナイスチャレンジでした。さあ水分を補給して授業も頑張りましょう!

今年度の持久走記録会は11月17日(金)に開催します。

1・2年生は660m
(校庭3周+60m)

3・4年生は1,040m
(校庭5周+40m)

5・6年生は1,440m
(校庭7周+40m)

本校ならではの「+数十メートル」が子どもたちにとってはチャレンジし甲斐のあるところ!自分のペースを大事にね!とは言いつつも、ぜひ校内新記録の更新を!と声をかけたくなるのでございます。今年も先輩方の後ろ姿を追いかけて、チャレンジして参りましょう!

代表委員会を中心に、赤い羽根共同募金!

10月26日(水)、社会福祉協議会常磐地区協議会の根本会長にご来校いただき、赤い羽根募金の贈呈式を行いました。今年も代表委員会が中心となって全校生に呼びかけてまして、20,231円をお届けしました。

根本会長様からは「地域の皆さんが安心して暮らすことができるよう、大切に使わせていただきます」とのご挨拶をいただきました。

募金にご協力いただいた皆さん、どうもありがとうございました。また、毎朝、募金の呼びかけや集計にチャレンジした代表委員の皆さんにも大きな拍手を!

今年も豊作、2年生とやまなし学級のさつまいも!

11月6日(月)、子ども広場の畑の方から「はい、それじゃー始めよう!」という声が聞こえてきました。よもやよもや!と急行してみると、やはり2年生がさつまいもの収穫をしておりました。「こっちは私のだからね!」「じゃ、こっちはぼくのだ!」等々言いながら、畑の中をまるで宝探しをしているかのように掘り進めていきました。途中何度も「先生、こっちも掘ってください!」の声があちこちから。子どもたちのオーダーに応えるべくスコップを手に大活躍の先生方。額にはきらきら光る美しい汗が...。まぶしかったです!

ここは僕のエリアだぞ!よし、このつるを引っ張ったら、きっとさつまいもがたくさんついているはず!

ん~、1つだけだったか...残念。ほほ~、さつまいもってこんなふうになっているのか、勉強になるな。でも、やっぱり味の方が気になるな~。

わたしのちっちゃかった!かわいい!これも食べられるの?

いろいろな気づきをしながら収穫したさつまいも、後日みんなで分け合って持ち帰るとのこと。「どんなお料理に使うの?」の質問に、ほぼ全員が「焼き芋~!」とのことでございます。ぜひ食べた感想を聞かせてくださいね。でも、どうしてさつまいもはこんなにも魅力的なのでしょう?!

さて、こちらはやまなし学級、2日(木)に同じく収穫を行いました。「こっち掘ってみて!」「もっと深く掘ってみて!」「もっともっと深くよ!」と、子どもたち以上に先生と支援員さんの本気さがとても熱く伝わって参りました。 

すると、まさに「いもづる式!」でございます。土の中からさつまいもがわんさか湧いて参りました!

「ほら、まだまだあるよ。この下にもあるからね!」、さすがはベテラン!

時折、「先生、スコップでちょん切っちゃだめだよ~」って子どもたちからご指摘を受けることもありましたが..。みんな笑顔の大豊作でございました。

「絶対落としちゃダメだからね!頼むよ!」と、ここでも本気のご指導でございます。大人をも夢中にさせるさつまいも、恐るべし!でございます。

無事、貯蔵エリア(ベランダですけど)に運び込まれたさつまいも。やまなし学級では後日何かに使うのだそう。しかもさつまいものつるまでも。一体何に使うのか...、今後の展開に注目して参りましょう!

4年2組、体育科で開脚前転にチャレンジ!

10月27日(金)のことになります。4年2組体育科で授業研究を行いました。まずは準備体操から補強運動へといつものルーティンで体を温め、今日はマット運動の基本演技「開脚前転」にチャレンジ!

実技前のミーティング。先生から開脚前転のポイントとして①いきおい、②足を開くのはあしつく前、③あしピン!手ピン!のご教示、そして本時の自分のめあてを立てていきました。マット運動全体を通じてカバーする自己評価シートが使われていて、自分の成長の様子を見える化できるように配慮していました、とても大事!

それでは始めましょう!ということで、まずはマットを用いた補強運動へ。どれも柔軟性を意識したメニュー。授業後、「どうしてゆりかごやブリッジ等のメニューにしたの?」と尋ねたところ「けが防止のためでもあるんですけど、これまでの新体力テストの結果を見てみると持久力とか投力は改善してきていて、でも柔軟性に課題があるんです。マット運動なので子どもたちに意識してもらいたいということで、学年で話し合ってやっています」とのこと。データ分析、学年内の連携、説得力あります!

そして本日のメイン「開脚前転」。まずは先生がお手本を...、軽やか!巧い!子どもたちも自分のめあてを意識しながらお手本を見て「そうか!」「よっしゃ!」「ピン!ね」と意欲が湧いてきたご様子。先生も各マットを回って親身にあってアドバイスしていきました。

ここで子どもたちが手にしたのはタブレット端末!それぞれの演技を録画して、自己分析、相互評価をして開脚前転ができるように頑張ろう!ということに...。初めは面白がって動画を見る様子もありましたが、次第に自分のめあてを意識してチャレンジする姿、また仲間を思いやる心を発揮して積極的にアドバイスする姿が増えていって、できました!やった!の声がたくさん聞こえてきました。中には「わたし出来ない!もう...」という声もありましたが、「今、意識したポイントは?」「それじゃー次はどのポイントを意識してみるの?」という先生の励ましに勇気づけられて、諦めずにチャレンジしていく様子も見ることが出いました。子どもたちとの信頼関係、美しいですね!

 

授業のまとめは自己評価シートで。本時のめあてを意識してやり抜いた感が大きかったでしょう。今までのアクティブさから場の雰囲気は一転して黙々と書き綴る姿がとても印象的でした。いつも先生が赤ペンでの温かいコメントをしているという効果もあるのでしょうね。みんなよく頑張りました!

本時はお馴染み初任者研修の一環。今回も多くの同僚先生が参観にお越しになり、放課後の職員室はいつものように授業談議で大いに盛り上がっておりました。「本校で育てる4つの力」に働きかけているところGood!タブレット活用についてなるほど!こんな方法はどう?等々...。この時間とっても素敵だと思います。お互い勉強になりますね。

最後に小学校体育科の必須アイテムのリズム太鼓。初任である担任の先生はいつの間にか「リズム太鼓の達人」となっていてとても嬉しく思いました。日々努力を積み重ねてきた成果ですから。いつも「子どもたちのために頑張ります!」とお話してくれますが、これからも子どもたちとともに歩んで一緒に成長していく姿を全力で応援して参ります。長倉小学校、子どもたちも先生方もみんな頑張ってます!

表彰式、読書感想文コンクール!

青少年読書感想文全国コンクールにつながるいわき市読書感想文コンクールの表彰です。本校からは、準特選・入選に各1名、佳作に3名が賞状をいただきました。

準特選を受賞した2年生児童が読んだ本は、磯みゆき作「それで、いい!」。絵を描くことが大好きなきつねが主人公のストーリー。山猫とやりとりしていく中で、展覧会に出品するために「『すごい絵』を描かなくちゃ」という気持ちが強くなって、描くことが楽しくなくなってしまったのだそう。でも、うさぎさんとの交流で「いつの間にか、また絵がかきたくなって」いって、うさぎさんの絵が展覧会に飾られたとのことです。山猫に「一言もんくを言いたくなりました」、展覧会に飾られた絵は「キラキラしたうさぎさんのえがおだと思いました」等々、自分の思いを丁寧に綴っていました。そして最後に「わたしは、人の目を気にしすぎて自分の気もちがなくなってしまうことは、かなしいこと」と感じ、「自分の気持ちは『たからもの』だから大切にしたい」という気づきを述べました。その気づきをみなさんとも共有したいと思います。素晴らしい感想文でございます!

入選した4年生児童が手にした本は、本郷陽二編「北島康介物語」。「私がこの本を読んだ理由は、水泳が好きで、平泳ぎで早く泳げる方法を知りたくて」とのこと。しかし「最後まで読んでみましたが早くなる方法は書いてありませんでした」が、「大切なのは負けない気持ちをもつことだということが分かりました」とのことであります。また、北島選手が目標を決めて実現していることや本番で強さを発揮していることに憧れを抱きつつ、その背景を丁寧に読み取った上で「私にやれることはなんだろう?」と考え、「両親を喜ばせたい」を目標に「毎日『ありがとう』と言葉で伝え」続けて、途中でめげずに自分を成長させていきたいと思うようになったとのことであります。素敵な気づきですね。ぜひ自分の目標を達成させてください、私たちも応援して参りましょう!

また、佳作に選ばれた子どもたちが手にした本は次の通りでございます。
2年生:蒔田晋治「教室はまちがうところだ」
3年生:大塚菜生「給食室のいちにち」
6年生:小手鞠るい「心の森」

どの作品も、本の世界にどっぷりと浸かって自分の思いを表現し、中には自己変革を試みようとしているものもありました。本を読む喜びや楽しみを大きく味わっている姿がとても素晴らしいと感じました。本校には教室4つを使った素敵な図書館があり、学校司書、図書館ボランティアさんにもご支援いただいております。これからも「読書はこころのビタミン」を合言葉に本好きの子どもたちを育てて参りましょう!

表彰式!福島県書道連盟展

第47回福島県書道連盟展で4名が入賞しました。日頃の練習の積み重ねの成果ですね。受賞した子どもたちは、嬉しいです!よかったです!また頑張ります!と、さらに精進していきたいとのことでございました。素晴らしいですね!繰り返しになりますが、本人の頑張りとご家族のご支援があってのことでございます。本当におめでとうございます!

県文化センター館長賞:6年生
優秀賞:5年生
特選:6年生と4年生

教室を回っていると、◯◯が得意な人を「すげー!」と言って褒め称える場面をよく見かけます。習字についても表彰された4名をはじめ得意としている人をモデルにして、真似をしながらチャレンジしている様子がうかがえ、本校生の書写作品の上達はとても早い印象がございます。

また、本校は団体特別賞を受賞しました。4年連続!でございます。全校集会で披露し、代表して教頭先生と書写担当の先生へ賞状と盾を贈呈しました。校長室前に展示して参ります。 

表彰式!理科作品展いわき地区展

今日から11月でございます。今年も残り2ヶ月となりました。今年のことは今年の内に!子どもたちの成長に引き続き全力で働きかけて参りましょう!

表彰式の続きでございます。こちらは福島県小学校児童理科作品展いわき地区展。本校から優秀賞に4名、努力賞に2名が選ばれました。夏休みを利用した子どもたちのチャレンジでございました。

優秀賞作品の研究テーマ
3年生「よごれはどれがおちやすいか?」
 絵の具が洋服に付いてしまったことをきっかけに、どの汚れにはどの汚れ落としが効果的なのかを調査研究しました。実験の中でケチャップやカレーを汚れとしたところに実用性を高く感じました。また実験の結果を点数化し、色シールを使ったグラフで見える化した工夫はとてもよかったですね。結果から、歯磨き粉が意外とパワーがあることに驚いたとのこと。それはしっかりと予想を立てていたから味わえた驚きですね。汚れを落とすのは楽しい!炭は落ちないので大変!といった感想も素敵でございます。

5年生「塩のひみつ~海水から塩はとれる?~」
 塩が大好きなのだそうです。なので海水から塩をとってみたくなったとのこと。濾過した海水をフライパンで熱するという実験に根気強くチャレンジ!きちんと量を測定してデータ化していて説得力がありました。そして普段食べている塩との違いを顕微鏡を使って結晶レベルでの観察も行いました。海水から塩をつくれることを証明し、結晶がピラミッド型(おそらくサイコロ状)であること、また海水からつくった塩と普段食べている塩の結晶に差はないことを明らかにしました。まとめには実験観察の際に味わったわくわく感や驚き、喜びも記していました。ネット検索では味わえないその感じ、たまりませんね!

6年生「ジュースと砂糖」
 オレンジジュースの原材料に着目して自分好みのジュースをつくる!というチャレンジ。昨年は、夏場に糖分を取り過ぎないように!ということろが出発点でしたが、今回はその糖分も含めた研究へと発展させたところが素晴らしいですね。昨年同様、原材料等のジュース作りの過程において見つけた用語を深掘りしたり、実際に飲み比べをしたりして、自分好みのジュースを完成させていきました。その際、保存や食感といったことに気付いたことも大きな成果でしたね。「自分好み」を「売れる」に置き換えるとまさに企業の商品開発部の活動となります、お見事!

6年生「浸透圧を利用した卵の変化」
 浸透圧に興味を持ち、卵の殻を酢酸で溶かし、卵殻膜(スケルトン卵)の浸透性について11もの液体を使って実験しました。実験前後の卵の大きさ(体積)や醤油による色の染まり具合等、浸透圧の様相を丁寧に観察し、全体のまとめでは分子レベルにまで考えを巡らせていました。また、赤ワインを使った実験では卵殻膜にザラザラした砂糖のような個体が付着したとのことで、その正体も突き止めてみたいとのこと。その探究心、素晴らしいですね!

努力賞作品の研究テーマ
2年生「『か』ってどんな虫?」
2年生「ありのたまごとはたらきありのしごと」

その他にも力作が発表されました。
「水の中のびせいぶつ こうじきんとあまざけ」
「カブトムシの1日かんさつ」
「月の動き かんさつ」
「mBotを使っためいろだっしゅつ」
「泥水をきれいにしよう」
「なぜクモの巣に水滴が付くのか?」
「納豆を作ろう」
「布のしくみ」

どの作品も興味をそそる秀作でございます。ふと見つけた「あれ?」という疑問を出発点に、まずは予想し、実験や観察を通して確かめたりさらに考えを深めたりしていました。まさに探究!ナイスチャレンジ!よく頑張り抜きましたね。入賞作品は、渡り廊下に展示しています。

表彰式!いわき地区陸上大会

10月26日(木)の全校集会において各種表彰を行いました。日頃の学習の成果、ご家庭のご支援、何より子どもたち自身の頑張りの賜物でございます。みんなでお祝いしましょう!

こちら6月に行われた陸上大会で上位に入賞した2名の表彰。10月15日(月)に開催された令和5年度いわき市民種目別スポーツ大会兼いわき地区秋季陸上競技選手権大会に出場し、2名とも見事入賞しました。

小学女子800m
第2位
記録2分43秒00
「ウォーミングアップでは緊張はしませんでしたが、スタートラインに並ぶとやっぱり緊張しました。最後まで走り切れて、2位になって嬉しかったです!」

小学男子ボール投げ
第8位
記録50m31cm
「精一杯やりました。雨でボールが滑らないか心配でしたが大丈夫でした。表彰台に上がれて嬉しかったです!」

大会当日は雨が降る悪天候の中ではありましたが、2名とも自己ベストを更新しての入賞。よくやり抜きました!まだまだ伸びていきそうな予感が...。本当におめでとうございました!

長小パーク2023を開催!

10月30日(月)、「みんななかよし長小パーク2023」を開催しました。各学級がおもてなしの心でアトラクションを準備・運営し、17の縦割り班で訪問して交流を深めました。学校公開とのタイアップということで約70名のご家族の皆様にご来校いただき、一緒に参加していただきました。本日も募金にご協力いただきありがとうございました。

まずは放送による開会式。代表委員から「みんな仲良く、楽しい時間にしましょう!」との呼びかけによって活動はスタート!6年生が中心となって縦割り班をつくって校内をぐるぐると。早速あちこちから歓声が聞こえてきました。

今年の学級主催のアトラクション。
1年1組は「ボッチャ」。みんな声を合わせてゲーム内容を紹介し、赤ボール・青ボール各チームのサポート、審判・記録係を元気いっぱい活動しました。白ボールの近くに置けた方が勝ち!ということでボールを投じる毎に一喜一憂!長倉も杜で見つけたどんぐりを素敵なメダルにしてプレゼント!

2年1組「もぐらたたき」。どうしてこうも夢中になって叩いてしまうのでしょう...。もぐらの操作役の裏方さん、エイ!エイ!と声を出しながら20秒間頑張っていましたね。「なんで20秒なの?」「もぐら大変なんで」とのこと。お疲れさまでした!

2年2組「ボーリング」。広範囲にピンが散らばっていたので「真ん中に集めて!」とお願いしたら「いいですよ!」となり、それでは!ということでボールを上に投げて落下させてドカーン!やったー!となったのですが「それはボーリングではない」と冷静にご指摘いただきました。一投一投、応援してくれてありがとうございました。

3年1組「魚つり」。磁石をつかって釣り上げるのですが、釣り竿と糸がけっこう長いので、相当な集中力が必要。年齢が上の人は腕がぷるぷるしてしまい...。アクアマリン並みにたくさんのお魚さんが泳いでいて賑やかな水槽でございました。

4年1組「ワニワニパニック&ミステリーBOX」。ワニはやはり手動で、まるで筋トレ!ミステリーBOXの中身は良心的でよかったです。どちらもお客様を楽しませようと、明るく元気に声を出して励ましてくれました。

4年2組「お手玉投げゲーム」。床に設置した的をめがけてお手玉を投下。年齢層に応じて投げる距離が違っていて、来校した小さいお子様はものすごいアドバンテージが。お兄さんお姉さんに励まされて本気になってチャレンジしていましたね。

やまなし1組「風船はしご」。天井近くの風船を突っついてゴールに送り込むというミッション。セーフティネットからこぼれ落ちないように慎重に慎重に。他のアトラクションを回っていたら破裂音が...。大丈夫でしたか?

やまなし2組「クイズ」。学級の出来事を出題。「畑でピーマンはいくつ採れたでしょうか?」「1~50個!」「ブー、507個!」「え~まじ!」等々盛り上がっていました。全問正解の班には素敵な折り紙のプレゼント!折り紙も凝ったデザインの作品が多くて技術力の高さを実感。どこでもドアも...?

5年1組「長倉ビンゴオリエンテーリング」。宿泊学習で行ったオリエンテーリングをヒントに企画したとのこと。「音楽室のかべにはってある鳥は何羽?」等々の問題が書かれたビンゴシートを手に校内をぐるぐると。中には「先生とにらめっこ!」というものもあって真剣勝負!

6年1組「ハロウィンお化けやしき」。新聞紙で築いた薄暗い迷路をクイズに答えながら前進。お宝探しコーナーでは大きなBOXが置いてありまして、ふたが開いて案の定...。団結して短時間で準備する手際のよさ、そしてお客様に楽しんでもらいたい!の思いがとても伝わってきました。

廊下の様子。先輩と後輩が仲良く活動する姿をたくさん見ることができました。そして「遊びに来てくださ~い!」と各学級の呼びかけ隊も大活躍。広い校舎を伸び伸びと活動していました。

あっという間の2時間でした。閉会式はオンラインで実施、1年生の感想発表では「宝探しが楽しかったです」「景品をたくさんもらいました」とやや緊張気味に。でもみんなニコニコしている姿が印象的でした。

そしてお弁当TIMEは今年も校庭に出て、縦割り班になってみんなで「いただきまーす!」

爽やかな秋晴れの下で開催した長小パーク2023、今年も大成功でございました!

4年ぶりの開催、長倉バザー大盛況!

10月28日(土)、本校体育館でPTA主催による「長倉バザー」を開催しました。今年は学校関係者のみでの開催でしたが、天候にも恵まれ、子どもたちをはじめご家族総出でお越しいただいたご家庭もあり、大賑わいでございました。皆さんの笑顔がとても素敵でした。

物品販売だけではないところが「長倉バザー」のウリでしょうか。まるで縁日のように、そしてアットホームな雰囲気がとても印象的でした。

4年ぶりの開催ということで、PTA執行部・施設委員の皆様にはご苦労をおかけしました。開催方法や手順について先輩方にもご協力をいただき、また多くの保護者ボランティアの皆様にも運営に携わっていただきました。子どもたちのために本当にありがとうございました。おかげさまでこ大盛況でございました。また、本校の保護者の皆様の情熱・パワー、そして手際の見事さに脱帽でございました。

週明けの30日(月)は、校内で子どもたちによる「わくわく長小パーク」が開催されます。今度は子どもたちが学級で催し物を主催し合い、縦割り班で参加・活動します。学校公開日ですので、今度は子どもたちがご家族をおもてなす番となりますね。今日を参考にしてきっとまた盛り上がるのでしょう。どうぞよろしくお願いいたします!ちなみに、30日(月)はお弁当の日となります。レジャーシートとともにご準備どうぞよろしくお願いいたします。

校内限定、PTAバザーを開催します!

本日27日(金)の日中は穏やか陽気の下、大休憩時は上校庭で先輩後輩が一緒になって秋探しをしていました。「この柿は食べられるの?」と聞いてきた1年生に「もちろんだよ!」とお答えしたところ、6年生に「だめっ、渋いからね!」って叱られてしまいました。

そんな6年生も「あら、カリンを割ったの?中身を初めて見た!」と1年生をヒーロー扱い。「ジャムにしたら美味しいよ!」って教えたら、「また変なことを教えないでください!」とのことでしたが、カリンジャムは本当に美味しいんですよ!

さて今日も日中からPTA執行部・施設委員の皆さんが来校し、明日28日(土)に開催するPTAバザーの準備を着々と進めていました。この2週間、毎日活動してくださいました。本当にありがとうございます。

まさかの夕立でございます!雷が鳴る中ではありましたが、体育館はバザー会場となったしだいでございます。ご協力いただいた物品の販売準備、完了でございます!

様々なアトラクション?もスタンバイOK!でございます。

映えスポットもございます!

単にバザーという以上にフェスティバル会場といったイメージ。これまでのご準備ご苦労様でございました。

学校関係者のみの開催ではございますが、明日10:00OPEN!どうぞよろしくお願いいたします!

4年生音楽科、白木先生に魔法をかけていただきました!

10月25日(水)、特別非常勤講師の白木啓子先生によるレッスンが行われました。4年生は今年3回目、最終回でございました。

白木先生の授業を見る度に、自分の至らなさを痛感するのでございます。野球部の顧問だった時、チャンスの場面で「気合いで打て!」とか、ピンチの場面で「ビシッと投げ込め!」とか言っていたのですが、チャンスの場面で打てるように、或いはピンチの場面で自分のピッチングができるように子どもたちを育ていなかったんじゃないか...と。白木先生は子どもたちが課題曲を演奏できるように、そして音楽に親しみを持ち楽しめるようにと、優しい声でポイントを分かりやすく解説して、本日も素晴らしい授業を行ってくださいました。

♪とべとべとんび空高く~から始まる唱歌「とんび」のレッスンでは、子どもたちの歌声を聴いてすぐに課題を見つけてご指導くださいました。それは「ピンヨロ~」の「ヨロ~」のところ。トンビが大空高く飛んでいる景色を表現するためにはどう歌えばいいかな?ということで、「ピンヨロ~」と歌うのと「ピンヨオロオ~」と歌うのではどちらがいい?と子どもたちに問いまして、当然後者の方がふさわしいわけで、それが丁寧に歌うということなのよ!と優しく導いてくださいました。そうか!となった子どもたち、その通り意識して歌ってみると、できた!わかった!となりまして、自然と歌う楽しさを味わっていきました。

リコーダーでは「アニメ音楽から始めるといいのよ!」とのことで、前回、白木先生の素敵な歌声を聴かせていただいた「もののけ姫」を通じて、お手本を示しながら子どもたちの技に磨きをかけてくださいました。やっぱり背筋を伸ばした方がいい音を出せる!という気づきもありましたね。

私たちは白木先生のご指導を「魔法」と呼んでいるのですが、今回も4年生はすっかり白木先生の「魔法」にかかってしまいました。最後に歌った校歌、♪長倉、われが母校~の箇所は音階が上がって難しいのですが、今日は子どもたちはきれいな裏声を響かせて、しかも苦しそうではなく楽しそうに歌う姿へと変身!今年も子どもたちに音楽の魔法をかけてくださり本当にありがとうございました!

街頭募金活動へのチャレンジ、そして学びへ!

台風13号災害にかかる「助け合いの心を行動に表すプロジェクト」の続報でございます。プロジェクトの一環として代表委員のメンバーが、10月25日(水)街頭募金活動にチャレンジしました。出発前、いざ気持ちをひとつに!

JR湯本駅前では学童クラブの皆さんが待っていてくれて一番に募金をしてくださいました。商店街やご近所の皆様をはじめ、ビジネスマン、旅行でいらした方、タクシードライバーさん、そして高校生のお兄さんお姉さんにもご協力いただきました。ありがとうございました。

募金活動を通して、たくさんの言葉が交わされていたのが印象的でした。旅行者の方から「何の募金?」「台風です。僕たちは大丈夫だったんですけど、宮小学校と菊田小学校が被害に遭ってそれで...」「大変だったね、じゃーこれを届けてね!」「ありがとうございました!」、男子高校生グループは照れくさそうに一人が入れるとオレもオレもって協力してくださり、最後に「がんばってね!」のひと言が格好よくて...。中には「僕、宮小出身なんです。ありがとうございます!」と申し出てくれる高校生もいました。

マルト釜の前店様には、学区内ということもあって代表委員のチャレンジを支えようと多くの仲間が集い、活動に協力してくれました。お買い物にお越しになったたくさんの皆様に募金していただき、「ごくろうさま!」「えらいね!」「がんばってね!」のお声かけをいただき、子どもたちを励ましてくださいました。ありがとうございました。

募金の御礼にと、やまなし学級のみんなが準備してくれた千日紅のミニブーケは、あったかい気持ちと笑顔を運んでくれていました。

そして本日26日(木)、全校集会にてチャレンジの様子を全校生に報告しました。参加した代表委員からは、「思っていた以上にたくさんの人が募金してくれて嬉しかったです!」「応援に来てくれた人がいて嬉しかったです!」「一人はみんなのため、みんなは一人のために、協力してできました!」。そして「チャレンジすることが大切、あきらめない。そんな長倉小にしていきたいです!」との感想。初めはなかなか声が出なかったけど、やっていくうちに段々と声を出せるようになって、最終的に声が枯れてしまいましたね。素敵な学びをえることができました、拍手!

また、この報告を受けて6年生は、「自分も人のために何かしていくことを大切にしていきたいです!」とお話しくださいました。時間がなくて一人のみの発表となってしまいましたが、代表委員のチャレンジを受けて感じたことや考えたことをこれからの生活に活かしていっていただきたいですね。

趣旨に賛同してご協力いただいたJR東日本様とマルト釜の前店様、私たちと協働で子どもたちのチャレンジをお支えいただいたPTA役員、保護者の皆様に感謝申し上げます。そして、募金をしてくださいました皆々様に改めて感謝申し上げます。引き続き、皆様からいただいた思いや願いを宮小学校・菊田小学校、そして社会福祉協議会にお届けするまで、子どもたちのプロジェクトを応援して参ります!

畳の上でのおはなし会2023、4年生編

10月24日(火)、図書館ボランティアの皆さんによる「おはなし会」を開催。畳の上!がウリなんです。4年生もこうして上履きを脱いで、リラックスした雰囲気で聴かせていただきました。本日のラインナップはこちらでございます。

まずは大型絵本「ここが世界一」。美しい写真とともに世界の高い山、広い砂漠や川等々が紹介されていきました。その中でもやっぱり富士山の美しさが際立っていたでしょうか。でもその2倍以上の標高のエベレストの高さには思わず「すっげー!」のつぶやきが。社会科の地図を思い浮かべながら、自然のスケールの大きさ、ダイナミックさを感じ入ることができました!

 続いて「ごちゃまぜカメレオン」。初めは「カメレオンのお話ね」と軽く思っていた子どもたち。カメレオンが無い物ねだりをしていくうちに体も色もへんてこりんな姿になっていく様を見て「お~!」「マジかよ!」「おもしれー!」と声を上げて喜んでいました。エリック・カールさんによるコラージュの技法で表現されたカメレオンの姿がさらに子どもたちの心をいっそう躍らせていましたね。

次に中国の昔話「むかしむかし とらとねこは」。虎が身近な存在である中国ならではの物語ですね。こちらの大島英太郎さんの挿絵も素晴らしく、擬人化された虎と猫、それぞれの立場の表情が見事に表現されていて子どもたちの心に刺さりましたね。集中してストーリーを追いかけていましたね。クライマックスの猫の賢さにみな納得でございました!

続いて沖縄の小学1年生が書いた詩「へいわってすてきだね」。長谷川義史さんの温かみのあるイラストが平和の大切さを視覚に訴えかけてくれます。そしてボランティアさんの語りが素敵。子どもたちにもきな臭いニュースが届いている昨今、子どもたちなりに平和がいい!平和になれ!って考えている様子がうかがえました。

最後の大型紙芝居「おとうさん」は、親子の絆を実感させてくれるインドネシア・スマトラ島の民話。物語を読む4名のボランティアさんの技によって、子どもたちの頭の中は、魔物の名前「マンガラン・グリーン・ベクー」がぐるぐると。迫力あるストーリーに夢中になって思わず正座をしちゃったりして。物語の顛末を聞いて、よかった!よかった!となりました。

最後はボランティアの皆さんからお楽しみのプレゼント。手をあげた児童を前に招いて、「ブタさんが真ん中の部屋に居るけど、3回まわると移動するのよ!では回ってみて...」ということで「はい!あーら不思議!」。子どもたちも何となく顛末は分かっていたものの、実際に見てみるとビックリ!でございました。その名も「ふしぎな部屋」とのこと。一人ひとりプレゼントされて大喜びでございました。 

どういうこと?っていう方もおりましたが...。

今回もボランティアさんの緩急のある読み聞かせのテクニック、お見事でございました!笑顔で教室に戻っていく4年生、心にしっかりとビタミンが注入された模様。ありがとうございました!

明日25日(水)、街頭募金にチャレンジします!

過日お知らせしました代表委員会による台風13号災害にかかる「助け合いの心を行動に表すプロジェクト」。その一環として実施してきている募金活動。明日、子どもたちがPTAと連携して、街頭募金にチャレンジします!お時間がございましたら、ぜひ子どもたちにエールを送ってくださいますようご案内いたします。

【実施日時】
令和5年10月25日(水)
16:00~16:30

【実施場所】
A班:JR湯本駅前歩道
B班:マルト釜の前店様出入口前

今日はお昼の時間にリハーサルを行いました。どうしたら自分たちの気持ちが伝わるのか?呼びかけのセリフは?募金を入れてくださった方には何て言って感謝の気持ちを伝えるの?...。実際やってみると、ムズイなぁ、緊張するけど...等々、明日に向けて心の持ち様も含めてみんなで確認し合いました。さあ、いよいよ明日チャレンジだ!

また、嬉しい出来事が。やまなし学級の子どもたちが「自分たちにできること」として、畑で育てている綺麗な千日紅のお花を摘んできて、ミニブーケを作ってくれました。「これを募金してくれた人に渡してほしいです!ありがとうございましたって!」とのこと。なんと優しい心遣いでございましょう。ぜひお届けして参りましょう!

これまでご家族ご親戚の皆様、保護者のご勤務先の皆様、ご近所の皆様、さらには学校にお越しになる業者の皆様..、子どもたちの呼びかけに応えて募金をお寄せくださいました。おかげさまで事務室前の’天才募金箱’は、皆様の善意によりだいぶ体重が増してきております。本当にありがとうございます。

集めた募金は、プロジェクトのもう一つの取組として全学級が参加して作成した「応援フラッグ」とともに、被災したいわき市立宮小学校といわき市立菊田小学校、いわき市社会福祉協議会にお届けして参ります!

10月23日(月)、新しい一週間のスタート!

今朝も子どもたちは校庭に出て元気に朝ランにチャレンジ!活気ある一週間となりそうです。

3年生は、毎朝の日課、畑に出て観察をしていました。「コットン、またこんなにたくさん獲れた!」「ちゃんと拾ってね!」、「パプリカ?」「ちがうよピーマンだよ!」、「オクラはまた花が咲きそう!」「本当だ!」と、子どもたちと先生との会話が弾んでいてじつに楽しそうでございました!

続いて週3回の読書タイムへ。さっきまでの賑わいはどこへやら。学校中が物音ひとつしない時間です。こちら2年生。本を立てて姿勢よく読む姿がしっかり身に付いていますね。

さて午前中の授業の様子を。1年生は算数で足し算の学習。「6を◯と◯に分ける!」と言いながら、確かめ方をペアになって説明していました。それを観察しながら子どもたちの理解の様子を身を乗り出して確認する先生も素敵。子どもたちは足し算ができるようになった!と意欲満々、どんどんチャレンジしていました。

やまなし1組では、国語の漢字の学習。電子黒板で漢字の部首を確認して、ノートに正確に書くことにチャレンジしていました。マス目いっぱいに大きく書いて、どんどん漢字を覚えて参りましょう!

4年1組は体育でマット運動、前転連続3回にチャレンジ。初めは先生の補助を受けるも徐々にコツをつかんで単独でできるようになって笑顔へ。自信がついたのですね!そして決めのポーズ!昭和世代としてはこの決めのポーズは大事にしていただきたいと願う次第でございます。

4年2組は算数。計算の順序を整理しよう!ということで「8-9÷3×2」といった四則演算が混ざった計算にチャレンジ!はじめに全員で確認した後は演習問題へ。担任の先生に質問をする姿、T2の先生に自慢気?不安?な様子で確認してもらう姿、100%納得がいくまでTryしていました。「ここをこうするとどう?」「もう大丈夫だね!」等々、先生の言葉掛けってやっぱり大事ですよね。

5年生は国語、「互いの立場を明確にして話し合おう」というめあての下、教科書を読んで話合いのポイントをインプットする授業。途中、廊下から辞書を引っ張り出してきて、本文を読んで意味の分からない語句について調べていました。ノートを見るとシンキングツールも使っていて語彙を増やそうという努力の跡がうかがえました。

6年生も国語で、「進行計画にしたがって話合いを進めよう」とのめあて。進行、発言者、記録と係分担をして、本校の学校行事「長小パーク」における学級の出し物について話し合っていきました。子どもたちは話合い活動をくり返す中でコツを見つけ、力を高めていくことでしょう。6年生もシンキングツールであるフィッシュボーンを用いて、グループの意見を構造化し、授業を積み上げている様子がうかがえました。

最近、本校児童の書く力が高まってきているように思います。5・6年生の掲示板を見ると「学習発表会を終えて...」をテーマにした作文・感想文が綴られていまして、量も質もぐんと伸びたように感じます。「書きたい!」が溢れているようで、普段の授業と行事が見事にリンクしているからではないでしょうか。

先生方の花丸も子どもたちを大きく元気づけていますね!今週も健康第一、授業に行事にチャレンジして大きく前進して参りましょう!

合掌、長倉小学校殉難児童3名の100回忌集会

「磐﨑第一尋常小学校(本校の旧校名)秋季運動会開催前に際し、大正13年10月10日、校庭整理の為、児童は欣然土砂発掘に従事せしか、突然上側部土層崩壊し、職員諸氏の百方応急の処置も其の効無く、第6学年児童、橋本俊男、宮本常次郎、本田正二の3子は薄命遂に幽界人となれり」

これは、本校正門横にある「殉難碑」に記されたものです。今年は数え100年を迎えましたので、10月17日(火)、PTA役員、学校評議員、そして亡くなられた宮本さんのご親戚の方々をお招きして全校集会を開きました。

校長から述べさせていただいたこと、「今から99年前に学校で3名が災難に遭って尊い命が失われてしまいました。本校は以前、湯台堂の頂上ありましたのでそこで起きた悲しい出来事でした。今日は、この3名の先輩方がこれから先も安寧にお過ごしいただくようにお祈りするための集会です。私たち長倉小学校にかかわる者は、まずはこの悲しい出来事を知り、この先もずっと伝え続けていくことが大切です。また、私たち大人は、未来を担う子どもたちが毎日安全に、安心して暮らしていけるようにしていかなければなりません。児童の皆さんは、毎日元気に登校し、仲間と生き生きと学習に励み、何かにチャレンジしている姿をお見せしていくことが何よりも3名の先輩方へのご供養になると思います。これからも一日一日を大事に過ごして参りましょう」

悲しい出来事が起きたのは10月10日で紅葉が始まった頃だったでしょうか。同じ景色の下、99年前に思い寄せて黙祷を行い、花を手向けさせていただきました。

そして、3名の先輩方を弔い、現在の長倉小学校の元気な姿をお届けすべく、5・6年生によるながくらの鼓笛隊によって校歌を演奏させていただきました。青く澄み渡った秋空に向けて、いつも以上に思いを込めて、いつも以上に溌剌と!

代表児童の言葉「私は100年前に長倉小学校で運動会のために作業をしていた3名の児童の方々が事故で亡くなられたことを知りました。長倉小にこのような歴史があったことにとても驚きました。このことを考えると、私たちが当たり前のように、毎日勉強をしたり、友達と楽しく遊んだり、学習発表会で劇やダンスをしたりすることができていることは、とても幸せなことなんだと思います。そして、今の長倉小学校では事故もなく安全に過ごすことが出来ていることに感謝したいと思います。これからもこの気持ちを忘れずに、毎日を一生懸命に過ごしていきたいと思います。3名の先輩方、ぜひこれからもずっと私たち、そして後輩たちを見守っていてください」

毎年、運動会を前にPTA役員の皆様とお線香を手向けて参りました。引き続き、殉難児童3名と当時関係した皆様の悲しみに思いを寄せる機会をつくって参ります。皆様、本日はご参集ありがとうございました。

学習発表会2023を開催!後編

5年生までの発表は、照明を使わず、小道具類も最小限にしました。それは、本校で育てる「4つの力」を発揮している子どもたちの姿、すなわち成長の成果をストレートにお届けしたかったから。いかがだったでしょう?

一方、小学校最後の発表会に挑んだ6年生は思う存分どうぞ!ということで、役者のみならず、ナレーター・照明・音響・PC操作というスタッフも設定し、全員で道具類を制作したりお借りしたりして、34名で超大作「平家物語」を上演しました。劇中でも語ってくれましたが、国語科や社会科、そして道徳科での学習を通じて、武士の生き様を体感してみたくなったのだそう。まずはステージをしっかり支えて活躍していた皆さんです!

物語はまず一ノ谷から「鵯越の戦い」のシーンでスタート。赤い旗印の平氏はステージ下に陣を構え、白い旗印の義経と弁慶がいる源氏はなんと体育館ギャラリー右上段に突然登場!まさに崖の上。

颯爽と崖から下ってきた(階段を下りてきた)源氏。お互い鬼気迫る言い合いと館内を立体的に使った演出で冒頭から臨場感をたっぷり味わわせてくれました。

源氏の勢いに押された平氏は敗走。ここでステージ上の二人の武士に注目、平敦盛と熊谷直実の一騎討ちの場面「敦盛の最後」でございます。二人の表情や仕草、そして会話のやり取りにより館内は静寂に包まれまして、事を成し遂げた真実の切ない立ち姿から、戦の無常さを皆で感じ入った次第でございます。

続いて会場の空気は一転し「屋島の戦い」へ。ここではブルーシートを上下にダイナミックに揺さぶって波を表現!場面転換と臨場感を大きく感じさせる演出がお見事。その中で対峙する源氏と平氏、劣勢に陥った平氏は船で海へ退却、アリーナ左後方へ移動していきました。

すると平氏の船から一面の扇が掲げられました。「扇の的」のシーンでございます。ステージ上で弓を構える那須与一、「願はくは、あの扇の真ん中射させてたばせたまへ...」と呟いき、目をカッと見開いて...。「弓は強し、浦響くほど長鳴りして、あやまたず扇の要際一寸ばかり置いて、ひいふつとぞ射切つたる。かぶらは海に入りければ、扇は空へぞ上がりける」とはナレーター、放たれた矢を手に必死に走る黒子、そして姫が掲げた扇が空に舞い上がりました。

ボリュームを絞ったスポットライトが与一と扇を照らし、放たれた矢を追うもう一つのスポットライトが。すべてのタイミングがピタッと決まって、静から動への緊迫のシーンを見事に演じ切りました!

場面はいよいよ「壇ノ浦の戦い」へ。ブルーシートの波はいよいよ激しくなり、合戦の最後の場面へと誘ってくれました。姿勢の高低と木刀の重なる音で戦いの激しさを表現。義経の八艘飛びを経てついに追い込まれた平氏は一人ひとり海の中へ...。これまで平氏を率いてきた教経も義経と一対一の攻防を繰り広げるもやがて..。ステージからブルーシートに覆われたマットに向けて飛び降り、平氏の無念さを一人ひとり表現しました。

ラスト、8歳の安徳天皇が「どこに連れて行くの?」と尋ねると、二位尼は「波の下にも都はあるのですよ!」と諭し、三種の神器とともに入水...。そして「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり...」の朗読。鐘の音も響き渡り、無常観が...。上演後も館内にはその余韻はしばらく続いていました。

超大作を演じ切った6年生に改めて大きな拍手を!それで本作品は、現代を生きるユーチューバーが過去にタイムワープをして源平の合戦を取材するというスタンスで演じられました。まさにZ世代の6年生!そうすることで現代社会を過去の視点で捉え直すことができたもよう。ユーチューバーがラストに語った言葉、「初めは鎧や戦いがかっこいいくらいしか考えてなかったけど、自分の信念を貫く生き方がかっけぇよ」「こうして日常を過ごしていると忘れちゃいそうなんだけど信念は簡単なことでいいと思うんだよね。卒業に向けて毎日を精一杯過ごそうとか」「なるほどね、今まで何となく過ごしてきたね」という気づきを述べていました、素晴らしい!最後に、チャンネル登録と高評価を!と呼びかけるところもなかなかでした。

 

学習発表会2023。先生と子どもたちが心を通わせて積み上げてきた学校生活の成果を見事に表現し、やり抜きました。いつも子どもたちに寄り添い、最善を尽くす先生方にもいつもいつも感謝でございます。

スローガンは「君が主役 歩みだそう 感動の舞台へ!」。まさに先生方も含めまして一人ひとりが主役でございます。ここまで成長してきた皆さんですから自信をもって次の一歩を踏み出して参りましょう。長倉小学校はこれからも「育てる4つの力」をどんどん使って、さらなる高みを目指して前進して参ります!

学習発表会2023を開催!中編

4年生の劇は「寿限無」。長~い名前にまつわるストーリーを滑稽に表現するというもの。’くまさん一家’に待望の男の子が生まれ、和尚さんに付けられた名前が寿限無寿限無~。8年が過ぎて近所の子どもたちと遊ぶのですが、長い名前がネックとなって様々な騒動が...。落語でお馴染みではありますが、独りではなく、37名でその滑稽さを表現したところがお見事でございました!衣装も素敵でしたね。

ポイントは、キャスティングの妙でございましょう。4学年は学級は複数でございます。時には仲間、時にはライバルという間柄でございます。で、今回は全員が一致団結し、寿限無の滑稽さを表現しようと全員がシナリオを理解し、この役は○○、あの役は△△、□□の存在感は欠かせない...といった話合いを積み重ねてきたのだと思います。まさに、先生方と子どもたち、子どもたち同士の対話と合意・納得です。

そしてクオリティを高めようと夢中になって練習しましたね。いくら先生にダメ出しを出されても...。先生も含めた4年生の底知れぬパワーに拍手でございます!

 

 

いつもテンション高めの5年生は、表現「Dance Dance Dance!」を披露。全身を使って表現したい!という子どもたちの思いをベースに、子どもたちが習い事をしているというダンスをベースに内容を構成しました。

まずはフラダンス。南国サモアの「カタカタマイ」の曲に乗せて、艶っぽく!

続いて男子ングチーム。「GO!GO!サーフィン」に乗せて軽快なダンスを披露!途中のサーフボードに乗っての自己主張、その団結した妙技?!に会場は笑いの渦に引き込まれていきました。

そしてチアダンスは「ゴリエちゃんMickey!」。あふれ出てくる元気とパワーを曲に乗せて見事に表現していました。男子も加わり、ラストはアクロバチックな技を全員で決めましたね。圧巻!でございました。

5年生は、ただ踊りたかった!というわけではありませんでした。冒頭の動画で、「フラダンスは炭鉱閉山を機に誕生した、いわきの伝統文化です!」という学習のまとめ、「チアには、応援や励ます、元気づけるという目的があります!」という今回の発表への意気込み、そして「誰かを応援するということは私たちも元気になる!」という気付きを語っていました。後日お伝えしますが、5年生はこれまでの学びを踏まえた奥深い表現をしたのでした。お見事!

学習発表会2023を開催!前編

10月14日(土)、公開学習発表会を開催しました。延べ600名近いご家族のみなさにお越しいただきました。ありがとうございました。さて、各学年の発表を記録して参りましょう。

1年生は劇「くじらぐも」、国語の教科書のストーリーをベースにメルヘンチックな世界観を表現していきました。体育の授業中にくじら雲を発見「乗ってみたいな!」とみんなでジャンプ。「30㎝しか跳んでないよ!」とくじらさんに指摘されながらも見事にチャレンジ成功!そしてくじらとともに大空を泳いで市内を遊覧。一人ひとり大きな声で話をし、体いっぱいを使って満面の笑顔でダンスをして、エンディングで「青い空に絵を描こう」を歌う姿から、みんな仲良く楽しく毎日を過ごしてきていることが伝わってきました。校内発表会の時は「楽しかった!」と言っていましたが、今日は家族のが見えるから「緊張した!」んだそうです。

小学生になって初めての発表会に向けて様々な準備をしてきた1年生。どんな思いで発表するか?実際にやっていてどうだったか?など先生や友達と会話し、語彙を増やし、創造力を働かせながら日記を書いたり絵を描いたりしてきました。その成果を存分に発揮していましたね。大成功でございます!

2年生も国語の教科書「スイミー」をベースにした劇を発表。ナレーターの朗読によりスイミー、マグロ、クラゲ、イセエビ、そしてウナギ!と続々登場。2年生が頑張ったことはそれぞれの生き物を演じる中で、友情、恐怖、孤独、励まし、団結といったテーマを見事に表現したところ。楽器演奏も上手でしたね!よって短編映画を見ているような気分にさせてくれました!2年生は今年度演劇ワークショップを3回経験してきました。出されたお題についてチームで話し合い寸劇を創作してきたという経験が発揮されたように感じました。

開演前にご家族に向けて今日の目標を即興で話してくれましたね。これからも自分の思いを相手に伝え、話し合いながら、どんどん大きく成長して参りましょう!最後にみんなが歌った「虹」、気持ちが伝わってきて感動しました!

3年生は音読劇「三年とうげ」。♪三年峠で転ぶでない、三年峠で転んだら、三年きりしか生きられぬ~というシリアス?!な歌を歌う場面から始まっていきました。何といっても全員が背筋を伸ばして姿勢よく座っていたところ、背景の素晴らしい峠の絵と相俟って見ごたえありましたね。姿勢がいいからお腹に力が入ってはきはきと朗読することができ、大きな口を開けて歌い上げることができたのでしょう。日頃の学級生活が垣間見えましたね。おじいさんが転ぶシーンは思わず「危ない!」と言ってしまいそうなリアルさとコミカルさがあって面白かったですね。前転を繰り返しコロコロ転がりまくっていたおじいさん役のお二人、お見事でした。

気付けば、今年はどの学年も集音マイクを使わずに発表していました。本校では今年度「育てる4つの力」を設定し、子どもたちと共有しながら生活してきましたが、その成果かな...と嬉しく思った次第でございます。

学習発表会2023、ともに成功に導いて参りましょう!

会場の様子についてご案内いたします。登場するのは出演を懇願してきた源氏と平氏役の皆さんとユーチューバー的なお二人、6年生の皆さんです。

【入場前の待機所】体育館通路に表示があります。入場チケットをお持ちになり慌てず並んでお待ちください。入場口はこちら。退場は体育館後方からとなります。

【観覧エリア】前方より、床席・来賓席・イス席・立ち見エリアの順に設置しました。両サイドに三脚立てカメラエリアをつくりました。なお、6学年の劇では両サイドのカメラエリアが十分にとれなくなりますのでご留意ください。

【三脚立てカメラでの撮影時の共通理解】前後の方とお互いに心と会話を通わせて、ご配慮お願いいたします。

なお、全校をあげて同時進行でチャレンジしている台風13号募金。明日、6年生が宮小学校と菊田小学校への募金の呼びかけをしたい!とのことでございます。「天才募金箱!」を手に呼びかけますのでご協力いただけたら幸いでございます。重ねてよろしくお願いいたします。

今年のスローガンはこちら。これまで担任の先生とともに「4つの力」をフル活用して学校生活を過ごしてきたすべてのパワーを発揮いたします!学習発表会2023、乞うご期待!

いよいよ学習発表会2023、開催!

10月11日(水)、校内学習発表会を開催しまして、全学年、本番さながらの演技を発表し合いました。ステージ上の写真は明日の本番をお楽しみにということで...。特にトップを切って登場した1年生、その勢いある見事な演技に先輩たちはあっけにとられてしまい、すごい!やばい!プレッシャーになる!等の声があがっていました。

また、ラスト6年生の「平家物語」。会場のタテヨコをフルに使った重厚感溢れるダイナミックな演劇は圧巻!1年生も自然と背筋が伸びちゃって、どっちが勝つの?今のって海に...と自然につぶやきが出ていましたね。さすがは6年生でございます。お互いの発表を見せ合って、大きな刺激をいただきました。

会の終わり、記録カメラ席にてすべてを観ていた教頭先生が講評。「短期間でよく頑張ってきましたね。でも、今日が本番ではありませんよ!」の呼びかけにハッとした子どもたち。残りの時間を大事に使って最高のパフォーマンスをしよう!という思いをもって終了となりました、さすが教頭先生!

そして本日13日(金)、公開学習発表会を明日に控え、今日はお昼の放送で各学年の意気込みを改めて伝え合いました。

1年生、『くじらぐも』の劇をやります。大きな声を出して頑張ります!

2年生、『スイミー』の劇で僕たちが頑張ってきたのは、声と動きの大きさです。遠くに人にも聞こえるようにやります!

3年生、みんなで『三年とうげ』をやります。気持ちが伝わるように心を合わせてしっかり表現します。他の学年の発表も楽しんでください!

4年生、劇『寿限無』をやります。長い言葉を唱えるシーンがたくさんあります。長い言葉の正体はいったい何でしょう?役になりきって面白おかしくやります!

5年生、『Dance! Dance!Dance!』をします。ダンスを間違えたり忘れたりしてしまってもキレキレで皆さんを楽しませてみせます!

6年生、劇『平家物語』をやります。今から約千年前の源氏と平氏の物語、見どころはやはり屋島の戦いと壇ノ浦の戦いですかね。一人ひとりが演じきりますので応援してください!

若干カンペに頼るシーンもありましたが、ほぼノー原稿で学年の思いを述べているところに子どもたちの意気込みを感じました。進行の6年生、「各学年の皆さんのやる気が伝わってきましたね。見に来てくれる家族に最高の姿を披露しましょう!」の呼びかけに「Oh~!」と応え、全校生が心を一つにしました!

 明日が楽しみでございます!

やまなし2組、みんなで考えたすごろくにチャレンジ!

10月12日(木)のやまなし2組。2年生から4年生が一緒に暮らしています。本日は、コミュニケーションや環境把握等の生活力を養うことをねらいとして「すごろくを作って遊ぼう!」にチャレンジしました。全体でめあてを確認したら、続いて「約束を守る」「ふわふわことばを使う」等一人ひとりの目標を宣言してすごろく会場への移動となりました。

このすごろくスタジアムどうですか?素敵ですね。子どもたちとの話合いを重ねてこのようなレイアウトになったとのことでございます!

ではスタート!サイコロを振って、コマを進めて1・2・3...、そこには3色の色紙がありまして、赤は「お話カード」で書いてある質問についてのお話をして、黄は「ジェスチャーカード」で書いてある通りのジェスチャーを、青は「じゃんけんカード」でカードに書いてある人とじゃんけんをするというもの。クリアすればさらに前進できる特典付き。このルール、それとカード作成は子どもたちがあーだこーだ言いながら作成したとのこと。

こちら、サイコロを振ったら黄色のジェスチャーカードに到達してカードをめくったら...。

どうやらゴリラポーズが書かれてあったようですね。

「うわー、誰だよ、こんなカード作ったの?」とか言いながら、カードの指示に従って活動して楽しい時間を過ごすことができました。徐々にサイコロを振る手に力が入っちゃってね。

 

まとめでは、一人ひとりの目標を達成できたかの確認。そして、お互いのよさを認め合おうじゃないか!ということで、「がんばり賞」の作成へ。割り当てられた相手のよかったことについて記述し、賞状を渡し合いました。改めて相手のことについて目を向けて見ると、たくさんの気づきがあったようですね。全員しっかり賞状を作成することができました。

それでは賞状の贈呈を!もらった方も渡した方も照れてしまって...。ふだんトラブルもある間柄ですが、ほんわか温かい時間が流れておりました。「なんて書いてあったの?」「えへへ...」って先生との会話もいいですよね。本日の授業の振り返りの時間となっていました。

お片付けをしてして終了となったのですが、さすが一番年上の4年生、道具類を支援員の先生と整理整頓をして担任の先生へお届け。先輩としての責任感の強さでございましょう!

なお、本日は担任の先生の授業研修でございました。やまなし1組の支援員の先生もお越しになって一緒に研修をしました。「勉強になります!」ととても前向きな支援員の先生、いつも大変お世話になっております。ありがとうございます!

授業後の担任の先生、「子どもたちのいいところをよく見て、もっともっと頑張っていかなければ!と改めて思いました。」とのこと。試行錯誤の日々とのことですが、その思いを授業で伝え続けてきてくださったので、こんなに子どもたちのアイディア満載のすごろくをつくることができたのだと思います。

そしてすごろくのコマや活動の仕方は個性そのもの。面白いですよね!それらを受け止めて、これからも一緒にチャレンジして参りましょう!

ポップコーン用とうもろこしの今後も気になるところです...。

長倉田んぼ2023、稲刈り編

常磐公民館とのパートナーシップ事業として5年生がチャレンジ してきた長倉田んぼでの米作り、10月6日(金) 、コーディネーター大平先生とスペシャルアドバイザー大樂先生のご指導の下、稲刈り作業を行いました。この日は麦わら帽子が吹っ飛ぶ程の強風が吹いていましたが、いよいよか!とやる気満々の5年生。

じつは大平先生も米作りの名人でございまして、早速、のこぎり鎌を手に「稲をギュッとつかんで、この鎌でギコギコやるんじゃなくて、こうして一気にザクッ!て刈るんだよ!」と模範を見せてくださいました。プロの技を見て、子どもたち「すげー!」「難しそうだな...」との感想。それと「春は3本の苗だったよね。ほらこうして苗の数が増えたでしょ。このことを何て言ったっけ?」には「ぶんけつー!」と力強く答えていました。

では早速稲を刈っていきましょう!初めは苦戦していた子どもたち、こつをつかむと「できた!」「ザクッって感触が気持ちいい!」「どんどん刈っていきまーす!」と前進!

ついに稲の中にもぐり込んでしまいました。「植えたときの苗はあんなに短かったのに、4か月でこんなに大きくなるんだね!」「すごいね!」「ぜったい美味いに決まってる!」って会話が楽しそう。先生までもぐりこんでザクッザクッと。

そして、刈りとった稲を束にする作業。ここでは大樂先生がプロの技を披露。「稲って捨てっとこはねぇーんだわ」と、稲わらを紐代わりにしてどんどん束にしていきます。子どもたちはその技を会得しようとするのですがなかなかうまくいかず「さすがです!」と脱帽。でも「やってみよう!」とのチャレンジはオッケーです。

「お米食べてもいいですか?」とは女子児童たち。食いしん坊!ではなく、獲れ立てのお米の味に興味津々だった模様。「まぁ食べてみたら?」と促されて口にすると「微妙...」とのこと。「まだ半乾きだからね。だからこれから干すんだよ!」の説明に納得。

ここでもプロの技、縄づくりでございます。稲わらを手で揉むんですね。この技は子どもたちにとってはマジック!ここでのチャレンジも叶わずでした。「12月に藤原公民館でお正月のしめ縄づくりやるからおいで!」とのことでございます。

そして稲の束を体育館に笑顔・満足で運搬。体育館の欄干にはさがけして天日干し。縄はここで稲を固定するためにこしらえたとのこと、大樂さん流石です。そして、今年も見ることが出来たこの景色。やっぱり日本人としてほっとしますね。今年は風があったのでゆらゆら揺れて、太陽の光を浴びて最高っす!の声。

また今日は、稲をご提供くださった柳沼さんよりお祝いをいただきました。ありがとうございました!

そしてお二人の先生よりご挨拶いただきました。「楽しく経験できたようでよかったです。稲を育てるにはすごい技を使っています。お米もそうですが食べ物を大切にしてください。」「今こうして米作りを経験できることは大切。本当に大切です。今野先生も面倒を見てくれたから後でお礼を言っててね。」代表児童も「ご指導ありがとうございました。後輩たちにも繋いでいきます。」と本日のお礼を述べました。長倉の田んぼの稲刈り、大きな収穫いただきました!

なお、大樂先生は先日の台風13号の大雨で田んぼに大きな被害が...。作業をしながら子どもたちに「収穫できるってありがたいことなんだよ!」と語りかける姿、心に響きました。大変な中お越しくださり本当にありがとうございました。

学習発表会2023に向けて!

10月14日(土)に学習発表会2023が予定されています。校内ではそのための準備を計画的に進めてきているところです。今日はほんの少しだけ紹介。詳しくは当日をお楽しみに!ということで...。

まずは1年生、このスケールの大きな動きと声が素敵。独り台詞も織り込まれていてキラキラしています!

子どもたちにとっては担任の先生がお手本なんですね。信頼する先生のキレキレのダンス!生き生きとした表情!見事に子どもたちに伝わっています。

練習後、「私たちの演技どうでしたか?」とのご質問。「私」も含めて「私たち」と話してきたところに学級経営の素晴らしさを感じました。回答はもちろん「はなまる!」でございますよ。

2年生は朝の時間、録画した動画を視聴して、自分たちの演技をセルフチェックしていました。黒板に書いてあって先生からの問いは、子どもたちの内面に働きかけていて素晴らしいと思いました。

演劇ワークショップで培ってきたコミュ力を生かし、お互いの「こうしたい!」を語り合って、今できる最高の演技をご家族に披露しましょうね!

3年生、ステージに掲げる背景をぶら下げると大きな歓声が!こちら小名浜一小からお借りしたものでございます。ご協力ありがとうございます。そんなこともあって、演技にさらに磨きをかけようとチャレンジする姿が。動き方を先生と相談しながらつくり上げていました。でんぐり返しは何ため?音響を担当する支援員さんも緊張感マックスでございます。

ご指導にあたる先生の立ち位置が大事ですね。見に来てくださるご家族を常に意識させて、自分の出番だけでなく、待ち時間もやっぱり姿勢がいい方が喜んでくれるよねって。授業中と同じでいいんだよ!みんなの優しいところを手をつないで伝えよう!との声かけもお見事でございます。中学年で頑張っている姿を伝えましょ!

4年生の演劇、大道具類は少ないのに、それがどこで起きている出来事なのかが伝わってくるところが不思議。それだけ全員がストーリーの世界観に入り込み、ステージをダイナミックに使って演技をしているということなのでしょう。

練習後の振り返りの時間。役になりきって、生真面目に演技をすることがこのシナリオには欠かせないね。生真面目に演じきるためには、お互い厳しいことも言い合って演技に磨きをかけていくことが大事ですよ!

生真面目に演じるからこそ、小道具類の効果が大きく表れると思うのです。さあ、どこまで磨きがかかっていくのでしょうか、楽しみです!

5年生は、教室で時間を見つけては装飾類をせっせと制作中。6年生は、まるで何とかの仮装大賞に出場するかのような勢いと熱量であちこちで準備活動に夢中でございます。両学年とも「あんまり見せないで!」というご希望がございましたので紹介はここまで。

本校の学習発表会は、派手な演出や照明は控えめに、子どもたちが「4つの力」を手がかりに、日頃の学習の成果を披露することへとチャレンジしています。当日をお楽しみに!

明日は学習発表会の予行練習があり5校時で下校となります。私たちも振り返りを行い、子どもたちの学びを全力で応援して参ります!

再開、朝ラン!

10月10日(火)、今朝は青少年育成市民会議の皆様による朝のあいさつ運動を行っていただき、3連休明けの子どもたちを元気づけてくださいました。今月も有り難うございました。

さて、2学期が始まってからずっと子どもたちは登校時に「今日は走ってもいいんですか?」と聞いてくる姿がございました。本校では「体を鍛える!」の一環で毎朝ランニングをすることから一日がスタートしていますが、暑さ指数(WCBT)が高かったので中断してきていました。10月に入って指数も下がってきたことら、朝ラン!を再開したところです。体がうずうずしていた子どもたち張り切って校庭へ!でも初めからあまり無理をしないでださいね。

久しぶりの朝ラン、子どもたちが勢いよく昇降口を出入りします。朝の時間に校地内にお車でお越しの際は減速して十分お気を付けください。校門を入って左側(校庭側)は子どもたちが活動していますので入らないようにしてください。

なお、日中・下校時も含め、本校にお車でお越しの際は、道幅が狭いため、湯台堂方面(常磐病院様駐車場側)からお越しになり、いわさき荘様方面(ファミリーマート様側)にお進みくださるよう改めてお願いします。一方通行路ではありませんので、対向車には十分を気をつけください。子どもたちのためにどうぞよろしくお願いいたします!

子どもたちが立ち上げたプロジェクト「募金活動」へのご協力をお願いします!

9月8日(土)に発生した台風13号による大雨災害について、じつはずっと子どもたちから被災された方々を心配する声が多数寄せられていました。特に5・6年生は、見学学習等で国宝白水阿弥陀堂やみろく沢炭鉱資料館に徒歩で訪れたことがあることからその思いは強く、「何かお手伝いできないか」「私たちにできることはないか」という問いを持ち続けていました。

そこで、10月2日(月)に4年生以上の児童による代表委員会を開いて、その思いをどのように行動に表していくかについて話し合いをもちました。

短時間ではありましたが、代表委員からこのように様々な思い・意見・願いが出されました。災害をどう受け止めているのか、子どもたちの感性に私たちの方が勉強させられた次第です。

そして「自分たちもいつ災害に遭うかわからないので『助け合いの心』を行動に表すとき!」という思いに至り、今できることを長倉小学校プロジェクトとして整理していきました。それを全校集会を開いて広く呼びかけていこうということになり、10月5日(木)に急遽全校集会を開きました。

このようなスライドを使い、自分たちの思いを伝えていきました。中にはノー原稿で自分や仲間の思いを話す児童もいて、災害を自分事として受け止め、このプロジェクトに対する思い入れの強さを感じました。

集会で全校生は代表委員の発表を真摯な態度で聞き、プロジェクトの提案に同意しました。また、私たちは職員打合せをもち、「本校で育てる4つの力」を見事に発揮している子どもたちのチャレンジ・プロジェクトを可能な限り実行・実現させていくことを確認しました。

ということで、保護者そして地域の皆様にご協力いただきたいこと、それは「募金」でございます。子どもたちの思いや願いに寄り添っていただき、ご勤務先や地域の皆様に広く呼びかけていただければ幸いでございます
 集まりました募金につきましては、お子さまを通じて学級担任へ、または学校事務室まで直接届けてくださいますようお願いいたします。その際、ご協力くださいました貴社名・ご芳名も知らせください。何卒よろしくお願いいたします。

募金受付期間
10月10日(火)~20日(金)迄

ある代表委員の思いを紹介します。

 単に募金活動をやりましょう!というのではないことがうかがえますね。なぜ募金活動にチャレンジするのか、募金とともに何を届けようとしているのかがよく伝わってきます。その思いの尊さ・貴さを受けて、学校としてできることを引き続き考えて参ります。

4年生音楽科、楽しい歌声を響かせましょう!

10月2日(月)、本校特別非常勤講師の白木啓子先生が来校し、4年生と6年生に歌唱指導をしてくださいました。

こちら4年生の授業は『ゆかいに歩けば』を歌いました。白木先生の素晴らしいところは、子どもたちをどんどん歌の世界に導いてくださるところ。今日は白木先生のお言葉を中心に紹介いたします。

「今日は声の響きを大事にして、楽しく歌うことを意識して一緒に頑張りましょう。まずは歌う姿勢よ!」ということで正しい姿勢のご説明。子どもたちもその気になって姿勢を整えて歌ってみました。

「なかなかうまくいかないな~」と子どもたちでしたが、白木先生は「それは普段そうして声を出していないからなの。その気になって練習していくと段々と素敵な声を出せるようになるわ!」と優しく励ましてくださいました。

続いて、楽譜を見ながら曲のポイントの解説。「この音符にくっついている・の意味は分かるかな?そうなの、スタッカートって言って音を一つずつ切って歌うの。そうすると暗くなる?それとも楽しくなる?そう、この曲はドイツで親しまれていてハイキングしながらみんなで楽しく歌ったらしいのよ。」

「バルデラー、バルデリー、バルデローの歌詞、気にならない?意味なんだと思う?叫びじゃないの。いろいろ調べてみたんだけど、なんと意味はないみたいなのよ~。ほら、楽しい時ってフフフって歌ったりするじゃない?そんなイメージでわくわく楽しい気持ちを表現している歌詞らしいのよ。じゃーさー、みんなも実際に草原にいるイメージをして、歩きながら歌ってみましょうよ!」

「楽しい歌声になってきた?でもね、やっぱり大事なのは何?そう姿勢よ!覚えてくれていたのね、ありがとう。じゃ、もう一回姿勢に気をつけて歌ってみて!」

「すごいすごい!そうよ、みんなよく出来ました。これからも音符をよく見てね。音符を見ると歌の景色が見えてくるの。そうするとこう歌えばいいのかって見えてくるの。でも姿勢が悪いと思った通りの歌声を出せないじゃない?だからやっぱり姿勢が一番大事なのよ!」

「じゃー最後に私も歌ってみるわ。この服装から何かイメージできない?そう、もののけ姫の世界をイメージしたの。みんなはリコーダーで習うでしょ。頑張って歌ってみるわね」

ということで、白木先生のドラマティックソプラノの歌声を堪能させていただきました。子どもたち、すごい!きれい!と言いながら大きな拍手!でございます。

ホンモノに感化さえれた子どもたち、教室に戻る時にやっぱり歌を歌っていましたね。バルデラー、バルデリー、バルデロー♩と もののけ姫 が...。白木先生、素敵な時間をありがとうございました。ちなみに、白木先生には本日6日(金)もお越しいただき、4年生・6年生に2回目の指導をしていただいております。

2年2組チャレンジ、演劇ワークショップ2回目!

9月27日(水)、2回目の演劇ワークショップを開催しました。本日の講師もなおちゃん先生とばらさん先生。演劇の「お題」は前回に比べて難易度が高くなって、「何をしているところでしょうか?」へ。まずは先生お二人による見本演技でございます。子どもたち、笑って盛り上がるかと思いましたが、むしろじーっと観察していて目が真剣。演じる側からの目線で見ているからでしょう。その意識を2回目のワークショップでもててること自体が素晴らしいですね。

それでは答えをどうぞ!ということで、せーので「綱引き~!」「正解~!」。それで子どもたちはランダムに選ばれたメンバーで4つのグループをつくり、なおちゃん先生から「お題」が書いてある紙をチョイス!「うぉー!」とか「これやるの?」とか声を上げながら各グループに持ち帰ってこそこそと活動を始めていきました。

とあるグループに注目してみましょう。なおちゃん先生からお題を頂いて、他のグループにばれないように教室の隅っこで、シナリオづくりと配役の決定へ。そして秘密裏に練習を進めるために...

お稽古はだれもいない廊下で。「こっちがお客さんのいる方だから」「二人同時に中に入ってくるより一人ずつの方がいいかも」「早くしたり遅くしたりする?」「呼吸を合わせて」「いっせーのーでーは!」等々、演じる→話合いを繰り返し、お客さんを意識したお稽古を進めていきました。『4つの力』を発揮して対話と合意、まさに協働!でございます。

途中、他のグループの進捗状況が気になってスパイ活動をしちゃったりして...。

何度も練習を重ねていざ本番!お稽古の時と配役を変えて、構成もさらに進化させて披露しました、お見事!お客さんの反応も上々で「ん?なんか引っ張ってる!」から始まり...

「何かを回したぞ!」「人が入って跳んでるぞ!」となってじわりじわりお題が見えてきたかな?

「お!女の子が回り始めた!」「サーカスっぽい!」「答えはあれじゃね?」

はい、カット!ということで終了、全力でやり切りましたね。お客さんから盛大な拍手が!

それで「さて、何をしているところでしょうか?」ということで、お客さんから「長なわとび~!」の声。「正解で~す!」。伝えることができてよかったですね!

そしてお二人の先生からの講評。「たった10分でつくったとは思えないストーリー」「縄を広げるところからスタートしたのは僕たちの見本をうまく生かしたよね」「縄を回すタイミングが絶妙!」「ずっと飛び続けていた君はすごい!」「女の子はくるりと回転していて、見ている人を飽きさせない見事な工夫!」「全員の呼吸が合わないとできない演劇!」。それを聞いて満面の笑顔。

他のグループもお二人から丁寧に講評をいただいきました。

今回は、全員がスターとなり、自分たちでプロデュースした演劇を披露して達成感や充実感を味わいました。なので、もっとあーすればよかった!あれやってもよかったかも!とさらに上を目指して会話する声も聞かれました。

そして昨日4日(水)、最終回となる演劇ワークショップを実施しました。先生は、ばらさん先生と初登場の本物の俳優うららちゃん先生。お題はさらにレベルアップ。「台詞を入れて」が加わり、「動物園」「お化け屋敷」等の演劇を制作・披露しました。

 講師のお二人曰く「お互いのよさを知っているから、それぞれの持ち味を発揮した構成になっていた!」「たった一言の台詞と動きだけで、お客さんに何の場面かをイメージさせていた!」「空間活用が上手!」「最低限の台詞と小道具を使い、動きもダイナミックで成長著しい!」「内輪で盛り上がるのではなく、お客さんを意識しているところ、すごい2年生です!」とのこと。嬉しいコメントいただきました!

3回の演劇ワークショップで得ることが出来た経験知をこれからの生活、学習にぜひ生かしていきましょう!差し当たっては学習発表会ですね。どんな演技を披露するか楽しみにしております。担任の先生へのプレッシャーではありませんのでご安心を!

4年2組、道徳科で正直さ・誠実さについて考えました!

「また今日もいっぱい先生が来たぞ!」という反応の中、9月29日(金)2校時、4年2組で初任者研修の授業研究を行いました。今回は道徳科。教科書の「あかいセミ」を読んで、正直さや誠実さについて考えを深めます。

授業の初め、事前に子どもたちに行ったアンケートの結果が提示されました。質問内容は「してはいけいことをしてしまい、正直に言えなかったことはありますか?」というもの。身を乗り出して結果を見ながら、お互いの生き様に興味津々といった感じでしたね。

正直でいることや正直に言うことは、出来そうですがなかなかね...、という思いを持ったところで教科書へ。子どもたち、どれどれ今日はどんなお話かな?ということで集中して読み込んでいきました。

主人公の「ぼく」は、お店で赤い消しゴムを盗ってしまい、それが気になって夜も眠れない状況へとなり、その後、母親に打ち明け、お店に行って謝って...というストーリー。主人公「ぼく」の場面毎の心情について、意見を出し合っていきました。

一人の発言をきっかけにして、「それについてどう思いますか?」「同じ考えですか?」「もう少し具体的に言うと?」等々のお導きにより、話合いが学級全体へどんどんと広がっていきました。

そして、最後の発問「お店のおばあちゃんとゆびきりげんまんをしたときの『ぼく』の気持ちは?」について、まずはしっかり書いてまとめてから発表し合いました。「すっきりした!」「もうやらない!」「後悔したくない!」等々の考えが出され、正直であることの大切さについて自分なりの言葉で述べる姿がとても印象的でした。級友の考えを付け足して、さらに自分オリジナルの考えに再構成する姿も見えました、素晴らしい思考!

授業後も議論は続いていましたね。まさに考える・議論する道徳科の授業でございました。きちんと話を聞くこと、挙手する積極性、ハンドサインでの意思表示...日頃から授業を大事に生活している子どもたちの姿を見ることができました。そして子どもたちを着実に成長させている若手教員の頑張りにも拍手を送りたいと思います!

授業後の職員室ではいつものように授業後カンファレンスが行われておりました。あの時こうすればよかったかな...、こういう進め方もあるよ!でもこれがなかなかうまくいかなくて...。でも4年2組の子どもたちならできるかも...、よりよい授業を目指していつまでもいつまでも話合いは笑顔!で続いておりました。

秋のクリーン活動、校庭の草むしり頑張りました!

10月2日(月)、いわきのまちをきれいにする市民総ぐるみ運動の一環として、今年も校庭の除草作業を実施しました。「今日は校庭の草の取り放題~!」のかけ声に、妙な盛り上がりを見せて、子どもたちは夢中になって活動していました。

長倉の杜を管理する用務員さん、「子どもたちが気持ちよく運動できるようにね」と、今日もマシンを使って除草作業を行ってくださいました。暑い日も寒い日もいつもいつもありがとうございます。

 

一気に秋めいてきて、やや涼しい風が吹く中で爽やかに活動しました。子どもたち、先生方、どうもありがとうございました!

みんなの手でまちをきれいにしましょう!を合言葉に、いわき市では毎年春と秋の2回、一斉清掃活動を実施しています。市のホームページによりますと今秋のスケジュールは次の通りです。

10月20日(金)
「清潔な環境づくりをする日」
 学校・社会福祉施設・事業所・商店・飲食店街周辺の清掃を行います。

10月21日(土)
「自然を美しくする日」
「みんなの利用する施設をきれいにする日」
 海岸・河川の清掃、樹木の手入れ、公園・観光地、道路、公共施設の清掃を行います。

10月22日(日)
「清掃デー」
 家庭周辺・神社仏閣・側溝清掃を行います。

子どもたちから「地域に貢献したい!」と言う声をよく耳にします。お時間が合えば、お近くの活動にぜひ子どもたちとともにご参加ください!

通知票「あゆみ」を配付しました!

10月に入りました。早いもので年度の折り返し。一日一日を大事に過ごして参りましょう。

さて今年度より本校では通知票を前期・後期と2回に分けて配付することといたしました。ということで、9月29日(金)、子どもたちを通じて配付しました。今回、生まれて初めて手にすることになった1年生、まずは担任の先生からのお話。「小学生になって半年間の記録です。大人の言葉で書いてあるところもあるので、お家の人に見せてよく話し合ってみてください。まずは、できるようになったね!がんばったね!というところを大事にしてね。そして、頑張りたい!というところもぜひ見つけてみましょう。明日からに生かしていくことが大事ですよ!」

やや緊張の面持ちで受け取る子どもたち。こんなにいいところを見つけることができたよ! 国語のお勉強よく頑張ったね! みんなのために活動してくれてありがとう! いつもにこにこ頑張っているね!先生の一言一言が素敵です。

席に戻ってから、今度は内容をじっくりと読んで、◯がたくさんあった!できましたってたくさん書いてあった!等々の感想をお話くださいました。難しい漢字だらけで...とか、見せませ~んとか、様々なリアクションもありましたが、内容をひとしきり読み終えると徐々に笑顔になっていって、頑張ってきた自分に自信が持てた様子でございました、よかった!

 「明日からも頑張るぞ!」ということで、人生初の通知票を手に全員で記念写真!

担任の先生方が時間をかけて作成する通知票。毎回読ませていただきますが、一人ひとりの個性を大事にして積極的なかかわりをしていることが伝わってきます。そしてそれらを限られた文字数で表現しているところ、身内ながら凄いなぁと思うのであります。ありがとうございます。本校の通知票の名前は「あゆみ」。これからも、子どもたちの健やかな成長に向けて、ご家庭や地域の皆様とともに一歩一歩を大事に歩んで参りましょう!

5年生チャレンジ、宿泊活動Episode3

野外炊飯でのEpisode。給食の時とはまた違った表情で、お前そんなに食う人だったの?とか、オレンジの皮を口に入れてアヒル顔をやれる人だったんだ!とか、完食できなくて悔しいです!という嘆きもありまして、お天気にも恵まれて楽しい時間を過ごすことができました。

で、ご馳走様でした!となり、間髪入れずに誰かが「よっしゃ、やりましょー!」と叫びまして、もの凄い勢いでお片づけタイムのスタートとなりました。現6年生が昨年の宿泊活動でこの炊飯場を利用してピッカピカにしてきたことを5年生は知っていたんですね。それを思い起こして、先輩に負けまい!とそれはそれは熱心に活動していきました。

煤やおこげで真っ黒になった鍋ややかんを徹底的に磨き上げ、かまどや水回り、調理台は御覧の通りでございます。しおりの中に合言葉が記されてありまして、「来たときよりも美しく!」までは昨年、今年はそれに「残していいのは感謝の気持ちだけ!」が加わっておりました。担任の先生のご指導とともに、それに乗っかった子どもたちもまたお見事でございました!

学校で行う宿泊活動を実施する意義を考えさせられました。実施して楽しい思い出を創ることができました!ということ以上に、子どもたちが何を目標にして...、いや本音を言えば、教員が子どもたちと、何を目標に、どんな成果をあげることで合意しているのか?が問われる活動だと思うのです。まさにプロセスが大事!その意味で、今年の宿泊活動は、昨年の宿泊活動を踏まえて、さらに高みを目指した活動を創出することが出来た!と言えます。 兎にも角にも「撤収の美しさ」、これは本校の伝統として日常の学校生活にも反映させて参りましょう!

5年生チャレンジ、宿泊活動Episode2

まずはお写真を!

1日目の午後、砂の芸術で訪れた四倉海岸。広い砂浜を歩き回っていた子どもたち、「先生、キュッキュッって音がするんですけど」と教えてくれました。どれどれ!と確かめてみると、あるところだけキュッキュッって心地よい音がしました。ずばり「鳴き砂」です!

たいてい砂浜の砂は粒が荒かったり、汚れていたりして音が鳴ることはありません。わたし小名浜出身で、また聞きしたことしか言えないのですが、汚れのない石英というキラキラした石が擦れ合って鳴く!と聞いたことがあります。全国でも豊間海岸がメジャーで、汚れのない海岸の象徴!砂時計の原料!という認識ですが、間違ってないでしょうか...。

そんなうんちくを子どもたちに話してみたのですが、砂紋の美しさや砂のさらさら感の方に気が向いてしまったご様子。きれー!手がすべすべになるぅ!なんて言いながら、鳴き砂を堪能していました。

広い四倉海岸でも10m×10m程度の範囲の鳴き砂エリア、なぜここだけ?まさに自然の摂理でございます。今はあんまり自覚できないかもしれないけれど、いずれ視野が広くなって、福島の海・いわきの海は美しいぞ!凄いんだぞ!大切にしていきたいぞ!という思いを抱いてくれたら嬉しですね!

5年生チャレンジ、宿泊活動Episode1

宿泊活動を支えていたのは、明らかに質の高い係活動でした。一人1役の係分担は定番ですが、本校の5年生は、自分の仕事に対して、やんねっかなんね~よな~という意識を乗り越えて、やった方がみんな得をするし自分も楽しい!という理解をもって活動していました。加えて素晴らしいのは、失敗を恐れずに自己決定で物事を進める姿。これは、チャレンジしようとしている仲間の心意気を尊重しようという学級風土がなければ成立しません。例えば、代表であいさつを述べるシーン。代表児童は予め原稿を準備していたのでしょうが、その時を迎えると、その時に抱いた思いを組み入れて頭の中で原稿を練り直し、改めて自分の意思を伝えようとしていました。よって、全員、心のこもった挨拶を述べていました。とても大事な言語活動です!

なので、挨拶を述べ始めるまでにはやや時間がかかります。ここで子どもたちは、誰一人として急がせようとも、茶化そうともしないのであります。じーっと待つのです。待つこと・待たせることが学級として認められているので、代表児童は安心して自分の言葉を紡ぎ直し、述べていました。改めて、表現するのに時間がかかることは悪いことではない!待つことの大切さを学ばせていただきました。’

続いてリーダーの報告・連絡・相談、通称「報連相」のお話。お互い時間厳守、安全・健康確認するための基本活動。それを理解しているので、先生に言われなくても都度実践していました。特に、相談事と称して、気になることはすぐに先生や仲間に質問したり、確認したりしていました。改めてリーダーの責任感の強さを感じることが出来ました、立派!

「食は大事!」ということを深く理解している子どもたち。なので、係活動の範疇を超えて、食べた所は率先して拭き掃除、「ごちそうさまでした!」を伝えなければと調理員さんを探し出して挨拶をしていました!「お家でもやってるよね!」には、「えへへ...。」とのことですけど、心の持ち様が素晴らしいですね!

就寝前のリーダー会議。一日の活動を振り返って、ここでも自分の言葉を紡いで成果と課題を率直に述べ合っていました。明日のことについて急遽時間の変更がありましたが、しっかりメモをして、部屋に戻って伝達していました。

係活動の基盤は、リーダーシップとフォロワーシップです。目標に向けて両者が心を一つにしないと成立しません。宿泊活動という特別な行事だから機能したのでしょうか?そうではありませんね。5年生は単学級。入学して以来、イツメンだからとマンネリ化せず、その時々で衝突し、折り合いをつけて、より高い生活力、集団の力を身に付けようと努めてきた成果がこうして特別な行事においても当たり前のように発揮されたのだと思います。ご家庭の温かい励まし、そして歴代の担任の先生のお力もあってのことです。素敵な育ちをしている自慢の5年生です!

 

5年生チャレンジ、宿泊活動2日目その2

午後は場所をいわき市アンモナイトセンターに移して、Act.5「化石発掘体験!」にチャレンジ。この地の地層が世界でも有数の化石発掘地であることを勉強し、ハンマーとタガネを手にしてコンコンコン!と。「あったー!」「ここにも!」と気付けば「化石だらけだ!」との声。白亜紀の示準化石であるイノセラムスが出るわ出るわで大騒ぎ!

その傍らで、アンモナイト一本に絞っています!と担任の先生は子どもたち以上に夢中になって...。結果は、子どもたちの勝ちでしたね。サメの歯ゲット!懇切丁寧に対応していただいた研究員の歌川先生やボランティアさん、面白いトークで悠久の世界にお導きくださりありがとうございました!

夕方近くになっての帰校。子どもたちは元気に「只今帰りました!」とあいさつ。保護者の皆様、先生方に温かくお出迎えいただきました。ありがとうございました。

本校で大切にしている「育てる4つの力」。それらをフルに発揮して、全日程を見事にやりきったテンション高めの5年生でございました。教頭先生のお言葉通り、「一回り大きくなったことでしょう。これからが大事ですね。しっかり振り返りを行って、明日につなげていきましょう!」。1泊2日、お疲れさまでした!

5年生チャレンジ、宿泊活動2日目その1

宿泊活動2日目、6:20には起床・清掃、そして朝食へ。朝から高いテンションでどんどん活動を進めていきました。

そしてAvt.4「野外炊飯」。カレーライスづくりにチャレンジ!馬場口先生からこつをご教示いただき、薪・かまど係、お米係、カレー係に分かれて、いざ調理開始!自分の責任を果たすだけでなく、お互い積極的に助け合い、美味しいカレーライスを完成させようと頑張る姿、とっても素敵でした!

写真だけ見るとあれですが、現場の実際の声をいくつか紹介。包丁持つ手が震えるんですけど! 玉ねぎはあんたに任せた! 薪に火をつけるどころかマッチに火がつかないんですけど! 研いでも研いでもお米の研ぎ汁が透明にならないよぉ、それ研ぎ過ぎじゃん! 炎が顔まで上がってるのに何で薪入れるのよ!熱くて鍋を運べない、やばい、焦げる!等々。先生方も子どもたちと一緒になって熱いご指導、大人の振る舞いはどこへやら...。だって美味しいカレーを食べたいじゃないですか!...ごもっともでございます。

ともあれ、テンション高く活動した5年生、予定時刻より早めに調理完了でございました。が、「ちょっと待って、まだ11:00よ。お腹すいてるの?」という状況でしたが、「大丈夫で~す!」と、笑顔笑顔でご馳走を頬張っていきました。カレーの方は完食でございました、すげ~!

お片づけを済ませた子どもたち、所に戻って「別れの集い」へ。所員さんから「いつの間にか友情が深まったことでしょう。そして皆さんを大事に育てている家族へ今日の出来事をお話しください。それが成長した自分を伝えることになりますからね」とのこと。おっしゃる通りでございます。2日間お世話になりました!

5年生チャレンジ、宿泊活動1日目後編

1日目の午後はバスで四倉海岸へ。Act.2「班対抗・砂の芸術大会!」にチャレンジ!共通テーマは「友情」。その時々で対話を積み重ね、砂をかき集めたり、海水を汲みに行ったり、漂着した棒や貝殻を拾ったりして。各班お互いに出来栄えをチラ見しながら完成させていきました。審査では各班に作品のポイントをプレゼンしてもらいましたが、結果は甲乙つけ難く、学校に戻ってから審議することとなりました。

穏やかな秋の砂浜で伸び伸び活動してきてからの入浴、そして夕食バイキング。誰かが「最高!」と話していましたね。

夜は野営場に移動して、お待ちかねのAct.3「キャンプファイア」でございます。4人の火の守を引き連れて火の神降臨!「そなたには『自分の考えを見つける力』を与えよう!」等と、どこかで聞いたことのあるキーワードが。与えられた火の守は「この宿泊活動で楽しかったことやこれからの生活で大切なことについて自分の考えを持てるように頑張ります!」と話しました。このやりとり、アドリブてございます。ちょっと意地悪な火の神が台本を変えて話したのですが、火の守たちは自分の言葉でしっかり答えてくれました、拍手!

申し訳ございません。素敵な夜の時間は私たちも参加してしまい、写真はカメラマンの武藤さんにお願いしてしまいました。武藤さん、お仕事とは言え、常にT2的な立場で子どもたちの活動を支えていただきました。よって子どもたちも自然と「武藤先生!」って頼りにしておりました、感謝いたします!

ちなみに、総合司会の進行のもと、高速しりとり、クイズ、爆弾ゲームと友情を高め合う余興は続き、ラストは女子二人による漫才。持ち時間10分をほぼアドリブで回して爆笑タイムを創出してくれました、拍手!最後はマイムマイムを全力で!楽しい時間を過ごしました。担当したレク係の皆さんに盛大な拍手を!

こうして1日目は終了。テンション高めの5年生、自分たちで決めたスケジュールを最後までよくやり抜きました!

5年生チャレンジ、宿泊活動1日目の前編

5年生は、9月25日(月)から1泊2日のスケジュールで、いわき海浜自然の家での宿泊活動にチャレンジしてきました。いつもテンション高めの5年生、約束の時間の20分前に集合完了!やる気満々でございます。そのままの勢いでまずは出発式。教頭先生より「たくさん学んできてください」とのお言葉をいただきました。

出会いの集いでは、自然の家の職員さんから施設利用の仕方についてレクチャーしていただきました。「よろしくお願いします!」

早速、Act.1「班対抗・フィールドビンゴオリエンテーション大会!」。ビンゴカードに書いてある動植物を探して施設敷地全体をぐるぐると。

「校長のサインをもらうこと!」なんて指令もありまして、各班にキメのポーズをしてもらいました。結果は1班・4班が満点優勝!「抜け殻」を見つけられたかが勝負の別れ道でした。

昼食はバイキング。バイキングって何?食い放題!やったね!でも食べられる分だけよそるのよ!はーい!

初めは遠慮気味でしたが、誰かが「カレーは飲み物!」と声を上げ、一同「その通り!」との反応が。その後、美味しい!と声が出始め、おかわりーって!元気いっぱいでございます。

こちら、今回引率の先生方、意欲も食欲も満々でございまする。2日間、どうぞよろしくお願いいたします!

 

9月のまとめ、秋の訪れを感じております!

「やっと完成させました!子どもたち頑張ったんですよ!」とは6年生担任の先生。残暑が厳しかった9月、暑さ指数(WBGT)の数値が高くて朝のランニングが中止になったり、大休憩も室内で過ごすことが多かった中、6年生はこのパズル制作にチャレンジしていたとのこと。

ずばり円周率パズルです!手がかりは「3.141592...」で始まる数字の並びのみ。有志が集ってこつこつとつなぎあわせていったのだそう、お見事!

一方で、長倉の杜の風景も着実に変化してきております。子どもたちも時間を見つけては秋探し!にチャレンジしております。今一番の人気は栗の木。イガイガの中に実があって、手が届きそうで届かないところに実っていて、子どもたちの好奇心をくすぐります。先輩を頼る後輩、後輩を助ける先輩と、長倉小ならではの優しい時間が流れています。

3年生は理科の授業の一環として植物を育てよう!にチャレンジ中で、種をとる!を目標に毎朝水やりや観察をしています。ホウセンカは背丈がぐんと高くなって、ピーマンは赤くなるんですね。そして巨大になって威圧感が増したオクラ、オーガニックコットンは収穫の時期を迎えています。

やまなし学級ではカボチャの収穫が進行中!今年は豊作なんだとか。また職員室で売り出してひと儲けでしょうか?

見学学習でさらに仲良しになった1・2年生は、昆虫採集にもチャレンジ!でも虫さんたちの動きがすばしっこくて、かごの中は毛虫が多かったのだとか...。

ヘチマにカリンに、間もなく収穫するでありましょうサツマイモ、そして長倉田んぼで米づくりにチャレンジしている5年生も稲刈りの日を心待ちにしているところです。

まさに収穫の秋。そして本日29日(金)は中秋の名月でございます。先日の給食でお団子をいただきました。今夜はウサギの餅つきを観測しながら9月までのがんばりを振り返って、10月からのチャレンジに思いを巡らせてみてください。

学校は日々の授業を大事にしながら、10月14日(土)開催予定の学習発表会へと進んで参ります。大切な行事ですね。引き続き健康第一!で明るく前進して参りましょう!

3校合同交流会を開催しました!

9月12日(火)のことになります。やまなし1組・2組の子どもたちが、湯本一小と湯本一中の子どもたちと、恒例の交流会を開きました。「今日は長倉小が会場だから、しっかりとおもてなししなくちゃね!」と声をかけるとご覧のポーズ、張り切ってますね!

開会式の練習も行って準備万端!といったところでしょうか。

そして、おはようございます!ようこそ長倉小学校へ!とお出迎えをして開会式へ。一人ひとり自己紹介をしました。緊張する!と言いながらもお互いに「よろしくお願いします!」を伝えることができました、拍手!

それでは交流会を始めます!ということで3校の子どもたちが混ざり合ってのチームづくりへ。1分間じゃんけんでアイスブレイク。それだけでもご覧の表情でございます、本当に楽しそう!

その後、チーム対抗で「アニマルスプーンリレー」「くつとばし」「BIGオセロゲーム」「紙飛行機づくりと飛ばしっこ大会」にチャレンジしていきました。お互いあまり無理を強いない優しいかかわり合いがGOOD!その中でも中学生のリーダーシップはお見事!小学生同士でも後輩に頼りにされ嬉しそうに接する先輩の姿が素敵!学校間の垣根を越えた交流がどんどん進行していきました。

あっという間の3時間。得点結果の発表では「見事A班が優勝!」となりましたが、子どもたちにとっては「お友達ととっても楽しく過ごすことができてよかったです!」と、点数よりも交流会そのものの方にこそ価値を見出していたご様子、恐れ入りました!

最後に再会を約束して閉会となりました。本校の子どもたちに「おもてなしできた?」と聞いてみたところ、「あ、夢中で忘れてた!」とのこと...。とは言え、湯本一小・湯本一中の皆さんも含めて充実した時間を過ごすことができ、交流会は今年も大成功!でございました。子どもたちの貴重な学びの機会を準備してくださった各校の先生、支援員の皆様にも感謝申し上げます!