こんなことがありました

2019年8月の記事一覧

放射線・防災教育の授業

8月28日(水)

5・6年生の総合的な学習の時間(三和ふるさと教育)に
放射線・防災教育に係る導入の授業を行いました。

導入は、5・6年生合同での授業。校長がきっかけ作りを
目的に行いました。

みなさんは、「MIRAI2061」という動画をご覧いただいた
ことはありますか?
福島県は、クリエイティブディレクター箭内道彦さん監修のもと、
2061年の福島県を舞台にしたショート・ミュージカル・ムービー
を2018年2月に制作しました。

この動画を導入に活用しました。
震災から50年。福島県が復興に向けて取り組んできた結果、
夢のある姿に変容する内容です。

こちらからアクセスできます。是非、ご覧ください。
http://ch.pref.fukushima.lg.jp/mirai2061/

映像を視聴した後、今実現していることと、まだできないことを
話し合いました。
ドローンやリニアモーターカー、空飛ぶ車やプロジェクションマッピング
など、先端技術を盛り込んだ内容となっており、子どもたちは楽しそう
に話し合っていました。

最後に主人公が言った台詞「あの時(2011年)ふるさとが「大けが」を
したの。知ってるわよね。」という言葉に着目。
すると、子どもたちから「東日本大震災」「原子力発電所事故」という
キーワードがすぐに出てきました。

しかし、「詳しく言える?」と問い返すと・・・
当時3~4歳程度ですから、覚えてないのは当然ですね。
だからこそ、「ふるさとの過去」をしっかり学習してみようと投げかけて
本時は終了しました。

次の時間からは、各学年に分かれて6年生は「東日本大震災」について、
5年生は「原子力発電所事故(放射線)」について学習する予定です。
それぞれに見学学習も予定してます。

子どもたちがこれからの学びを通して、「現状を知り、未来を語らう」
ことができるようになってくれることを願っています。