こんなことがありました。

2017年11月の記事一覧

笛水小中学校長・茶木幸哉先生歓迎集会

 11月29日(水)、田人小・中学校と交流のある、宮崎県都城市立笛水小・中学校の茶木幸哉校長先生が来校されました。茶木先生は、教頭として笛水小・中学校に勤められたご経験があり、校長として再び笛水小・中学校に赴任されたそうです。
 笛水小・中学校と田人小・中学校との交流は、東日本大震災後に始まりました。現在高校3年生となった女の子たちが、自分たちに何かできることはないかと考えたことから、田人に支援物資等を送ってくださることになり、交流が始まったそうです。この支援を受け、橋谷田聡前校長は、支援してくださった方々に直接会ってお礼が言いたいと、平成27年の修学旅行を宮崎県都城市とし訪問したことで、笛水と田人の交流の絆は更に深いものとなりました。その後も笛水と田人の交流は継続し、笛水から餅米をいただいたり、田人から自作の木製「田人魂コースター」を送ったりしながら今の交流に至っています。
 茶木先生歓迎集会では、生徒会長が歓迎の言葉を述べた後、田人太鼓でおもてなしをしました。茶木先生は、感激してお礼の言葉を述べてくださり、その後、持参した写真・映像データで宮崎県や都城市、笛水小・中学校についてわかりやすく紹介してださいました。映像では、笛水小・中学校の仲間たちが、田人の児童生徒たちに元気よく声をかけてくれていました。その場にいた者全員が、心温まるひとときを過ごすことができました。





・茶木校長先生の後ろにある応援旗は、笛水からの支援金で作られたものです。


・霧島連山の主峰、高千穂峰に現在も刺してある天の逆鉾を写真で紹介してくださる茶木校長先生。正面の応援旗も、笛水からの支援金で作られました。

「ほっこり祭」に参加しました!

 毎年、この時期に行われるのが田人復興祭、通称「ほっこり祭」です。田人中学校では、昨年度から学校行事としてほっこり祭の1日目に参加しています。コミュニティ・スクール事業の中でも重要な位置づけとなっている行事です。
 昨年度は雨と寒さのなかでの活動でしたが、今年は晴天の中で参加することができました。去年活動した生徒達もほっこり祭の雰囲気に慣れ、はつらつと活動することができました。朝会場に到着した時からテント立てや重い荷物運びなどを手伝い、実行委員会の方々や、お店を出しているおじいちゃん、おばあちゃんたちに大変喜んでいただきました。バザーの品物もたくさん買っていただき、本当にありがとうございました。また、いただいた大福、とてもおいしかったです。本当にありがとうございました。
 「また来年も頑張ろう」と心から思えたほっこり祭でした。

・先日お世話になった田人林業研究会の丸太運びを手伝いました。


・ほっこり祭の募金を募っています。


・厚生委員会で出店したバザーの販売を手伝いました。①


・厚生委員会で出店したバザーの販売を手伝いました。②


・「田人中学校のバザーです。みなさん、ぜひ買ってくださ~い。」


・「アートな田人」フォトコンテストの受付嬢で~す。「皆さん来てね。」


・ふわふわ遊具の受付ボーイです。「みんな遊びに来いよ!」


・田人ホースクラブ乗馬体験の受付です。「んー僕も乗りたいなあ」


・「よく頑張ったなあ。ほら、たくさん食べろよ」


・ボンネット周遊バスの受付です。「大人の人たちとの会話って、意外と楽しいな」


・いよいよステージで発表、「オレたち、かっこよかった気がする!」




・「やっとお昼だね。」「このたこ焼き、すごくおいしい。」


・「みなさーん、来年のほっこり祭のために募金をお願いしまーす。」


・全員で最後のミーティング。「みんな、地域の人たちはとても喜んでくれていたよ。」
(校長)


・各学年毎に、帰りの学活でフィードバック。今日はお疲れ様でした。








救命救急・AED講習会

 11月17日(金)勿来消防署田人分遣所の職員4名にお世話になり、AEDの講習会を行いました。教職員と中学生が一緒に受講しました。
 分遣所の方は、「講習をしっかり受けて、知識と行動を身につければ、中学生は他者の命を救えます。だから、このような講習が大切なのです。」と話してくださいました。本校生もそれを聞き、笑いを交えながらも終始真剣に実習を行いました。







食育指導

 食育指導で勿来給食調理場より、新妻祐美先生にお越しいただき、県から配付された自分手帳を使って「健全な生活を送るために必要な食」について考えました。生徒達は、著食を摂ることの重要性を学び、その後、摂取するカロリーを考慮しながら、各グループ単位で夕食のメニューを考えました。自分の食を見直す大切な時間となりました。







学校林活動(林業講話・林業体験)

 11月8日(水)、学校林活動の一貫として、環境緑化に関わる講話を聞きました。お話をしてくださったのは、いわき農林事務所森林林業部林業課の加藤修さん。助手は、加藤沙織さん。加藤修さんは、森林の役割についてや、森林保全、環境緑化の重要性について熱心に話してくださいました。
 田人地区の面積の約80パーセントは森林。生徒達は、真剣なまなざしで、加藤さんのお話を聞いていました。

【林業講話】





【林業体験】
 林業講話の後、午後からは学区内高柴にある学校林に行きました。田人林業研究会の緑川平壽さん、緑川平隆さんらにお世話になり、林業の実際に触れる活動を行いました。
 挑戦したのは、「チェンソーによる丸太切り」と「毎木調査(まいぼくちょうさ)」です。丸太切りではチェンソーの扱い方を教わり、林業の大変さを知るだけではなく、工作機器を扱う際の注意点を知ることで「安全」についての意識を高めることができました。また、毎木調査では、「木の見方」や「木をよりよく育てるための知恵」について、考えながら学ぶことができました。











【県学校関係緑化コンクール受賞報告】

第68回県学校関係緑化コンクール(学校林等活動の部) 
福島県知事賞受賞 福島民報社長賞受賞

 震災で一度は中断したものの、長年、田人林業研究会の方々にお世話になり実施してきた林業体験。田人中学校は、この度、学校関係緑化コンクールで最高賞である、福島県知事賞を受賞することができました。田人林業研究会の方々の長年のご支援に、心から感謝したいと思います。本当にありがとうございました。












ヤング・アメリカンズ・ワークショップ

 11月7日(火)ヤングアメリカンズが再び田人にやってきました。彼らとの出会いは一年ぶり。生徒たちは慣れたもので、すぐに笑顔でハードなダンスに取り組んでいました。
 楽しんだのは生徒たちだけではありません。保護者の皆さんや用務員さん、勿来消防署田人分遣所の皆さん、そして田人公民館でサークル活動をしているおばちゃんたち。老若男女、みんなが一緒になって活動し、給食を食べ、「田人の心」を持ってその輪を広げていました。