センターの研修等

児童生徒理解教育実践講座

 児童生徒理解教育実践講座を実施しました。


午前の部は、福島県SCの二瓶重和先生を講師にお招きし、「児童生徒理解と生徒指導」「人間関係づくりの技法を活かした学級づくり・授業づくり」について、講義・演習をしていただきました。
前半は、生徒指導の基本は児童生徒理解であることから、乳児期から幼児期、学童期、思春期それぞれの発達段階を理解することについて研修しました。
後半は、なぜ人間関係づくりが大切なのか、どのようにしたら学級づくりに活かしていけるのかを考え、「構成的グループエンカウンター(SGE)」「ソーシャルスキルトレーニング(SST)」「プロジェクトアドベンチャー(PA)」に取り組みました。

 

午後の部は、奥羽大学の鈴木敏城先生を講師にお招きし、「Q-Uテストを活用した学級経営」について、講義・演習をしていただきました。
前半は、Q-Uテストの概要や分析の仕方についてのお話をいただきました。
後半は、実際のQ-Uテストの結果事例について、グループで分析してその学級の実態を捉え、今後の学級経営をどのようにすすめていけばよいのかを検討するなどの演習を行いました。


本日の講義をもとに、各学校でQ-Uテストの結果を再度分析し、SGEやSST、PAを効果的に取り入れて、よりよい学級づくりに活かしていただければと思います。


 

授業力向上講座Ⅱ小図画工作・中美術



 本日8月9日は、午後1時より「授業力向上講座Ⅱ小学校図画工作・中学校美術」を実施しました。
 24名の小中学校の先生方にお集まりいただき、まずはじめに、総合教育センター窪木富士美指導主事より授業スタンダードを図工・美術の観点から見てみようと題して、子どもの立場から「導入」「展開」「終末」を考え、それぞれの場面における子どもの思考や授業の流れについて、写真や映像を使用しながら講義を行いました。
 子どもに「こんな考えを持ってもらいたい」「こんな表情にしてみたい」などの教師の思いが、授業を作り出す原動力となる・・という内容でした。
 次に、長倉小学校 冨田 弘 先生より実際の取り組みをもとにした講義や模擬授業を行っていただきました。「伝わる つながる」(デザイン)では、学校に飾るマークづくりを実際に行っていただきました。クラスのマーク、給食室のマーク、特別教室のマークなど、短時間にもかかわらずどの先生もすてきに制作してくださいました。次にアートカードを使用した鑑賞の授業です。グループごとの活動は、とても盛り上がり、これを学校に戻ったらぜひ行いたいという感想もいただきました。
 








授業力向上講座Ⅰ・Ⅱ(小学校外国語)

8月9日(水)・10日(木)授業力向上講座Ⅰ・Ⅱ(小学校外国語)が行われました。泉小学校の本好 利彰 教諭にご講義いただきました。
本研修は、平成32年度の新学習指導要領の完全実施に向け、外国語活動の授業をどのように進めるかについて、演習を交えながら学ぶことができました。
参加した先生方は、英語の絵本の読み聞かせや、カードを用いたゲームを行いながら、楽しく学ぶ外国語の指導法を身につけようと真剣に取り組んでいました。




経済教育講座

 8月9日は、「経済教育講座」を実施いたしました。
 「経済教育の進め方」のテーマで講義、演習を行いました。いわきの小学5年生は「ステューデント・シティ」中学2年生は「ファイナンス・パーク」を学習しますが、上記以外にも学習可能な様々なプログラムがあります。本日は「わたしたちのまち」「CAPS」「TTBiz」等の多様な経済教育プログラムを実際に体験しながら、経済及びキャリア教育について理解を深めることができました。



 

    

発達障がい教育講座

 8月8日(火)は、発達障がい教育講座を実施しました。
 午前中は当センター教育支援室長、教育支援室指導主事が「子どもたちの実態把握と支援について」の講義・演習を行いました。本市における教育相談の実態や、発達障がいの概要について事例を通した説明がありました。
  
 午後は、国立特別支援教育総合研究所 主任研究員の 海津亜希子先生 に「通常の学級における教育的ニーズのある子どもの理解と支援」の題で、講義をいただきました。海津先生には初めていわきに足を運んでいただき、通常学級の中で、お子さんのニーズに対応した指導・支援について、特にお子さんが学習につまずく前に指導・支援を提供していくことについてお話しいただきました。