センターの研修等

総合的な学習担当研修

 4月19日(木)、総合的な学習担当研修を実施しました。

 本市では小学5年生が「スチューデント・シティ」中学2年生が「ファイナンス・パーク」の学習に取り組みます。実施会場である、体験型経済教育施設 Elem で、児童生徒への指導を担当される先生方が研修に参加しました。

 まず、総合教育センター指導主事が「いわき市キャリア教育概論」の講義を行いました。その後、Elem内の「スチューデント・シティ」「ファイナンス・パーク」の施設を見学しました。

 そして、公益社団法人ジュニアアチーブメント日本 代表理事 佐川秀雄 先生を講師として、「キャリア教育の推進」について講義をいただきました。様々な経済教育プログラムについて詳しく説明をいただきました。

 研修者からは「全教育活動をとおして、キャリア教育を推進していきたいです」「選択と意思決定の大切さを確認できました」「見通しをもって事前指導に取り組むことができそうです」などの感想が見られました。

 本日の研修を生かし、総合的な学習の時間の学習を充実されることを期待しています。

 

新任常勤講師研修

 4月18日(水)、新任常勤講師研修を実施しました。33名の先生方が参加されました。

 総合教育センター所長が「教師としての心構え」、その後学校教育課管理主事が「教職員の服務と勤務」の講義を行いました。教師としての勤務を進めるにあたっての基本となる部分について学びました。

 その後、総合教育センター指導主事が「特別支援を要する児童生徒への対応」「生徒指導の充実に向けて」「授業の進め方」「保健室経営の進め方(養護教諭対象)」の講義・演習を進めました。

 研修者からは「明日からの授業や生活の指導の中で生かしていきたい。」「子どもとの信頼関係を築けるようにがんばりたい。」「いつも先生らしく正しい行動や態度を心がけていきたい。」「毎日の教育活動の大切さを改めて感じた。」などの感想が見られました。

 担任として、専科教員として、養護教諭としてスタートを切った研修者には、本研修での学びを生かし、教員として子どもたちのために活躍してほしいと願っています。

NEW 研修主任研修②


1月25日(木)には、筑波大学附属小学校 副校長の田中博史先生を講師にお迎えして、研修主任研修が行われました。研修主任の抱える苦悩に寄り添い本音を引き出す協議の展開や、抜本的なアイディアを次々と提案する講義内容に、参加された先生方からは「あっという間の2時間だった」という声が多く聞かれました。

感想用紙からも「当たり前を問い直す、という視点を学ばせていただいた」「次年度に向けて明日から準備を進めたい」といった前向きな声がたくさんあがりました。各学校における校内研修が、次年度以降もさらに充実したものになることを期待しております。

授業力向上講座Ⅲ中学校・数学

 1月19日(金)授業力向上講座Ⅲ中学校・数学を草野中学校を会場に開催しました。筑波大学附属中学校から小石沢 勝之 先生をお招きし、中学2年生に飛び込み授業、授業後「思考力・判断力・表現力を高める授業の工夫」ということでご講義いただきました。
 はじめに「1次方程式の利用」の授業を行っていただきました。日常の場面と数量の変化の様子を把握することの大切さについて授業をとおしてご指導いただきました。
 また、講義では、「新学習指導要領と学習過程」、「授業の質的改善」、「主体的・対話的で深い学び」など事例をもとにご講義いただきました。授業で扱った問題を解くなど演習も加えながらわかりやすく教えていただきました。
 参加者からは、「深い学びをさせるためには、曖昧な課題を与えることで『おや』という印象を与えることが大切であると感じました。」「授業の振り返りを自分でできるように意識した授業作りをしなければならないことがわかりました。」との感想が聞かれました。
小石沢先生、お忙しい中本当にありがとうございました。
 
 

初任者研修 授業研修⑤

 1月18日(木)に、初任者研修 授業研修⑤を実施いたしました。
 まず、「1年間を振り返って」として、拠点校指導教員の鈴木貴一先生と松本伸一先生より講話をいただきました。1年間初任者に寄り添い、きめ細やかにご指導いただいた先生方から、これから教員としてどう歩んでいけばよいか、その指針となる温かいお言葉をいただきました。 
  

 次に、「教職2年次課題研究の発表」として、平第一小学校の梅津累先生、平第六小学校の小島桃子先生、平第一中学校の新田健斗先生、平第三中学校梁川大樹先生より発表をいただきました。初任の先生方は、先輩の発表を細かにメモしながら熱心に聞いて、4月から自分たちが取り組む研究について、具合的なイメージをもてたようでした。
  
  

 午後は、「教職2年次に向けての課題とその解決に向けて」として、児童生徒の実態や自己の課題を分析し、教職2年次課題研究をどのように進めていくかについて研修しました。
 そして、初任者研修を締めくくる最後の講話「教職2年目に向けて」として、総合教育センター高崎康行所長より、教員としてのキャリア形成についてのお話があり、今後も学び続ける教員であってほしいとの熱いエールが送られました。
  
  
 研修のまとめでは、代表の磐崎中学校の渡邊祐介先生から、初任者研修を支えていただいた多くの学校や先生方への感謝の思いと、1年間の研修を振り返り、今後も学び続け互いに切磋琢磨しながら成長していこうという言葉がありました。
 
 本日の研修をもって、平成29年度初任者研修の校外研修は終了です。
 研修にご協力いただいた先生方や、授業提供をしていただいた学校の先生方、本当にありがとうございました。