出来事

6月13日 暑熱順化

梅雨入りが発表されました。じめじめした陽気が続いています。天気予報によると今週末は30度前後まで気温が上がるとか。熱中症対策が必要ですね。

 

熱中症対策として、「暑熱順化」を進めることが大切であるとよく聞くようになりました。暑さに体がなじんでいないと体内の熱をうまく外に出すことができず、熱中症になるおそれが高まるので、それを防ぐために体を暑さに慣れさせようというわけです。

 

本格的に暑くなる前の今の時期は「暑熱順化」にぴったりです。涼しい時間帯を適切に選んで、毎日適度に体を動かすことで発汗を促し、体を暑さに慣らしていきたいものです。

 

今日は1・2年生の合同体育。雨で校庭の状態が悪いため、体育館でたくさん体を動かしました。

6月9日 ランドセルが先か 水筒が先か

今日は全学年を対象として防犯教室が行われました。

 

まずは学校に不審者が侵入した場合の動きについての確認です。赤井駐在所のおまわりさんが不審者役をしてくださいました。いつもは優しい方なのに、今日は迫力満点です。

 

子供たちは教室の内側から鍵をかけ、身を守ります。

 

先生方は不審者を校外に追い出そうと必死です。

 

たかが訓練と侮ることはできません。いざという時のために我々教職員はどんな行動をとればよいのか。「モアベター」を積み重ね、その時の「ベスト」な行動を起こせるよう、考える良いきっかけとなりました。

 

不審者を無事に追い出した(?)あとは、体育館に移動して全体会です。

 

「いかのおすし」については子供たちもしっかり「知って」います。しかし、「知る」ことと「実践する」こととは違います。特に「大声を出す」ことができる子は意外と少ないです。周りの人に届くように大声を出すことはなかなか難しい、ということを子供たちも実感したようです。

室内遊びが増えた現代、大声を出す機会も減りました。「もういいかーい」「〇〇くん、みーっけ!」など、外遊びを通して大声を出す機会を増やしてみるのもいいかもしれません。

 

勉強になったことがもう一つ。「ランドセルと水筒」です。

 

今や携行必需品の一つになった水筒ですが、子供たちが身に着ける順番は「ランドセルを背負ってから → 水筒をたすき掛け」が多いようです。不審者に遭遇して逃げる場合、ランドセルをつかまれることが考えられます。ランドセルだけだと腕を抜いて逃げることもできますが、ランドセルの上に水筒をたすき掛けすると、水筒のひもが邪魔をしてランドセルまで体から離れなくなります。(ご家庭でぜひ実験してみてください。)これからはぜひ「水筒をかけてから → ランドセルを背負う」を習慣化させていきましょう。

6月8日 新川のグッピー

3年生は社会科でいわき市の様子について学習しています。今日は「市役所のまわりの様子」について学習しました。

ついこの前「カミツキガメ」が捕獲された「新川」も話題にあがりました。担任の先生が小学生だった頃の思い出話として、実際に新川で捕まえたことのある生き物をお話ししてくれました。ナマズ、フナ、モクズガニ、ウナギ、ボラ、グッピー・・・

 

グッピー!?

 

外来生物のグッピーがいたということはおそらく誰かが放してしまったものでしょう。それにしても「熱帯魚」であるグッピーが野生化して生き続けられるでしょうか。温暖化といわれるようになってだいぶ経った今の時代なら「もしかしたら・・・」とも考えられますが、これは先生が子供のころの話。みんな不思議がっている中、一人の子が「生活排水の影響かな」とつぶやきました。するどい意見です。

 

先生がいわき市の地図を広げるように言いました。どうやらヒントがありそうです。

新川を上流に向かってさかのぼる途中にかつて存在していた施設からお湯が流れ出ていたそうです。新川から湯気が立ち上ることもあったとか。たくましくグッピーが生き延びたことに驚きながらも納得がいきました。

 

分かったつもりで流すこともできる話題ですが、グッピーは「外来種」であること、「熱帯魚」であること、その熱帯魚が生きながらえたこと、よくかん考えてみると不思議なことだらけです。ちょっとした気づきや疑問にこたえ、子供たちが「なるほど」と思うことのできる時間でした。

6月7日 出前絵本の読み聞かせ会

今日は「子どもの読書環境を豊かにする会」の方々による「出前絵本の読み聞かせ会」が行われました。

2年生と1年生にそれぞれ1時間ずつ、絵本や紙芝居の読み聞かせをしてくださいました。

五味太郎さんの「わにさんどきっ はいしゃさんどきっ」で会が始まりました。

はじめはこんな様子の子供たちでしたが、まるで掛け合いのようなお二人の読み手に引き込まれ・・・

あっという間に笑顔に!

子供たちが一番盛り上がっていたのはこちらの本「わゴムはどのくらいのびるのかしら?」です。

次から次へと広がってゆく物語に、自然と身を乗り出していく子供たち。

思わぬ展開に、周りの友達と顔を見合わせます。

ついつい友達と楽しさを共有しちゃいたくなるのです。

「おとうさん」はちょっと不思議なお話。紙芝居なので物語の世界にどっぷりと浸れます。

「みんなうんち」では、ちょっぴり照れながらも、みんな興味津々です。

 

最後の「おじさんのかさ」は「100万回生きたねこ」でおなじみ、佐野洋子さんの作品です。雨が降っても傘を差さないばかりか、傘を大事そうに抱えているおじさんの話です。

子供たちのきらきらとした目、笑顔、驚きの声、歓声・・・とてもいい時間を過ごすことができました。

会の方々に感謝です。

6月6日 プール学習開始

本日、子供たちが待ちに待っていたプール学習が始まりました。

一番のりは5年生です。

体を水に慣らしていったら、いよいよ水に入ります。

まだ少し冷たさは感じましたが、一度頭まで潜ってしまえば、すぐになれる子供たちです。楽しそうな声が響きます。

泳げる距離は人それぞれですが、一人一人が自分なりに課題を設定して取り組み、自己の成長が感じられる活動になればと思います。

6月5日 クリーン赤井/プール開き

今日は2校時目に全学年で「クリーン赤井」(奉仕作業)として、校庭や花壇の草むしりをしました。

本校の校庭は雑草が少ないほうですが、体育や陸上練習で使用するトラック周辺を中心に、さらに使いやすい校庭を目指して頑張りました。

 

大休憩には体育館でプール開きを行いました。実際に入るのは明日以降です。今日はプール使用にあたっての注意点の確認がメインです。

本校体育主任から、プール活動の前、活動中、活動後のそれぞれについて、気を付けてほしいことの話がありました。みんなしっかりと聞いています。その後、6年生代表児童による誓いの言葉でプール開きを終えました。

 

現在のプールの様子です。

過日行われましたPTA奉仕作業で保護者の方々には大変お世話になりました。おかげさまで、子供たちは今年も気持ちよくプールに入れそうです。

6月1日 本日は赤井小学校の創立記念日です

今日、6月1日は赤井小学校が産声をあげた日です。今日、赤井小学校は150歳の誕生日を迎えました。これまで本校の教育活動にご理解・ご協力をくださった多くの皆様に感謝申し上げます。ありがとうございます。

 

明治5年に「学制」という日本最初の教育法令が定められました。これを受けて明治6年(1873年)、全国各地で授業が開始されます。初めのころは校舎もなく、その土地のお寺などを借り受けて勉強していました。本校も「華蔵院」さんをお借りして、6月1日に創立されました。

 

それから150年。明治・大正・昭和・平成という様々な時代を経る中で、校舎や体育館の増改築を繰り返しながら、令和の現在まで伝統が受け継がれてきました。

 

150年という長い年月の中で、常にその時にできうる最良の学びを提供できるよう、赤井小学校は頑張ってきました。赤井小学校の努力はこれからもまだまだ続きます。これからも変わらぬご支援・ご協力のほど、よろしくお願いします。

5月31日 「コロコロガーレ!」(図工)

4年生、図画工作科「コロコロガーレ!」は工作の単元です。

紙を材料とした柱を立て、そこから高低差を生かした道をつなげていきます。道を通るのはビー玉です。

道を外れることなくうまくゴールまでたどり着けるのか?

「トライ アンド エラー」の繰り返しで、少しずつよい作品になっていく過程が見ていても楽しいです。

ビー玉のルートがある程度できあがると、飾りやトンネルなど、思い思いの工夫を付け足して作品をより楽しいものにしていきました。

5月30日 調理実習

6年生が家庭科の学習で調理実習を行いました。コロナ禍により活動が制限されていた日々を思うと、とてもうれしい体験活動です。今日、挑戦するのは「野菜炒め、青菜の油炒め、スクランブルエッグ」の3色プレートです。

 

まずは野菜炒め。にんじん、ピーマン、玉ねぎなどの材料を切っていきます。にんじんのかたさ、玉ねぎのすべりやすさなど、肌で実感しています。

基本に忠実に、「ねこの手」です。

火のとおりにくいものから炒め始めます。

一品目が完成しました。続いて青菜の油炒めです。ある程度のシャキシャキ感を残せるか!?

最後にスクランブルエッグです。

三品ともできました。お皿に盛りつけます。

力を合わせて、できあがり!

笑顔が出来栄えをものがたっています。おいしくできました!

 

この後、給食もおいしくいただきました。

(給食のメニューにも野菜炒めが!!!)

5月26日 田植え体験

先週の出来事です。26日金曜日に4年生が「田植え体験」を行いました。かつては社会科の学習内容にからめて5年生が行うことの多かった米作りの体験活動ですが、本校では4年生が行います。

毎年、赤井小学校のために快く力を貸してくださる根本さんのおかげで、今年もこの日を迎えることかできました。

詳しく説明をしていただきました。次はいよいよ子供たちの実践です。裸足で、おそるおそる田んぼに入ります。

あらかじめ引いてある線を目印に、次々と苗を植えていきます。

全身泥だらけになることも覚悟していましたが、意外ときれいな服装のまま、田植えを終えることができました。

 

稲を育てるにはたくさんの工程・作業・苦労があります。ほんの一部分ではありますが、素足で泥の感触を味わいながら、貴重な体験をすることができました。