出来事

8月30日 上下と前後

2年生は国語で道案内について学習しています。

地図を見ながら指示通りに進んで目的の場所にたどり着けるか、子供たちは興味津々です。

ところが、ここでよい失敗例が。

「『上に進んで』って言われたけど、『空』の方に進むの?って思っちゃった」

「曲がる場所がいくつかあるから、ここでいいのかな? こっちでいいのかな?って心配になっちゃった」

地図は地面に対して水平に置けば「前後左右」や「東西南北」で共通の理解ができますが、地面に対して垂直に立ててしまうと、「上下」となり、混乱する原因の一つになってしまいます。また、「左右」の指す方向も、相手の向きや進行方向によって変わります。大人は頭の中でうまく変換して説明したり、説明を受けたりしていますが、子供たちはまだまだ学習の途中。自分の認識を相手に伝わるように説明することは、とても大事な力となります。

 

同じようなことが算数の学習でも。縦、横、高さ、奥行き、幅・・・その時その時で「縦」と「高さ」、「縦」と「奥行き」を混同してしまうことがままあります。

 

様々な学習や体験、経験、会話、対話等を通して、正しく伝える力、正しく読み取る力をしっかり養っていきたいと思います。

8月28日 久しぶりの給食に舌鼓

今日から学校は通常営業です。

大休憩の時間帯、気温は高めでしたが湿度は低めにつき、熱中症計でも警告は出ませんでした。

よって大休憩の外遊びも制限は設けませんでした。予想以上に積極的に外遊びをする子が多く、子供たちの元気やパワーを感じることができました。

 

給食も始まりました。本日のメニューは・・・

「まぜこみしそひじきご飯、とりの塩唐揚げ、冬瓜スープ、牛乳、梨」でした。

久しぶりにみんなで食べる給食はどれもおいしく、また楽しいひと時となりました。

 

日中の残暑はまだ続きますが、しのぎやすい時間帯も少しずつ増えてきました。食事・運動・休養をバランスよく行い、体調管理をお願いします。

8月25日 第2学期始業式

久しぶりに、赤井小学校に元気な子供たちの声が戻ってきました。
今日から2学期です。今学期もよろしくお願いします。

さて、本日の始業式は暑さを考慮し、各教室でオンラインで行いました。
始業式の中では、「大きな事故に合うことなく夏休みを過ごせてよかったこと」「暑い日がまだ続くので、大休憩の自由遊びを含め、体育や屋外での活動等は慎重に行い、中止することも考えられること」「しかし、運動も大事なので、気温が下がっている時間帯や空調のきいた屋内などを活用して体を動かすなど、丈夫で健康な体作りを意識してほしいこと」の3つについて話しました。

今年も夏休み中に心の痛むニュースがありました。幼い命が犠牲になることのないよう、弾力的に教育活動を行っていきますので、ご理解のほど、よろしくお願いします。

7月27日 暑中お見舞い申し上げます

夏休みに入って1週間がたちました。梅雨も明け、連日猛暑が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。

 

26日より始まりました赤井公民館主催の「あさべん」(28日まで)には毎日60~70名ほどの児童が集い、各自のペースで自主的に課題に取り組んでいます。「よし、これで算数全部終わり!」「ドリルも残り4ページだけだ!」など、充実した時間を過ごしています。この時期にこれだけ課題が進めば、夏休みの中盤~後半にかけてはじっくりと休みを満喫できそうですね。このような場を提供くださった公民館の方々、学習ボランティアで来てくださっている地域の方々に感謝いたします。明日もよろしくお願いします。

 

さて、「いわき市教育委員会」のホームページにて発信されている「教育長だより」にて、赤井小学校の様子が掲載されています。

https://www.city.iwaki.lg.jp/www/genre/1685085447566/index.html

「令和5年7月21日 教育長だより Vol.6 『学校訪問(学校の歴史)』」をクリックすると載っています。記事としては短いですが、ぜひご覧ください。

7月20日 第1学期終業式

今日の終業式は体育館で行いました。

その中では1・3・5年生の代表児童が1学期の反省と夏休みの抱負を発表しました。

生徒指導担当からは夏休みの過ごし方について確認しました。お世話になったり乗ったりしてはいけない「5つの車」についての話がありました。お子さんが覚えているかどうか、ご家庭でぜひお尋ねください。ヒントは「白・赤・白と黒・色々・金と黒」です。

 

終業式のあとは大掃除です。いつもよりも丁寧に校舎内の掃除をしました。

 

掃除のあとは、いよいよ一学期最後の学級活動です。

 

72日間の一学期が終わりました。

入学式、春の遠足、運動会、プール学習、鑑賞教室、各学年ごとの行事・・・と各種体験活動を織り交ぜながら、様々な教育活動を行うことができました。保護者の皆様をはじめ、地域の方々や関係機関のご支援・ご協力あってのことです。本当にありがとうございました。充実した夏休みになりますよう、今後ともお力添えをお願いします。

 

それでは、赤井小の子供たち、楽しい夏休みを!!

7月19日 夏休みの計画/お楽しみ会

夏休みがすぐそこまで近づいています。有意義な夏休みにするために、学習面・生活面・健康面などについて大切なことを確認しています。例年夏休み期間は35日程度あります。成長も期待できますし、逆に生活の乱れなどの心配もあります。「何を」35日間積み重ねていくのか、しっかりと自己目標を確認していきたいところです。

 

さて、今週は楽しみ会を実施した学級が多かったです。どの学級も自分たちで企画し、自分たちで運営します。自分の役割をしっかりとこなすことも大事な経験。子供たちは「楽しみ」ながら社会経験をしているのです。

 

○1・2年生は合同で行いました。2年生がリーダー役を務めてくれています。

1年生が感想を発表し、2年生へ感謝の気持ちを伝えます。

 

3年生では担任の先生の手品まで飛び出しました。

 

 

 高学年になるとゲームの景品も凝ったものが。準備も楽しかったでしょうね。

 

明日はいよいよ第1学期終業式です。早い下校となりますので、よろしくお願いします。

7月18日 そろばん(4年生)

4年生は算数科の小単元「そろばん」について学習しました。

そろばんは一の位の位置を自分で決めることができるので、億や兆などの大きな数の計算の場合、小数点以下の桁数の多い計算の場合・・・とその時々で自分のやりやすい場所を使うことができます。ですから、そろばんには「一の位」や「小数点」の表記はありません。それがかえって子供たちにとってのとっつきにくさの要因の一つなのかもしれません。自分なりのルールを作って、慣れてしまえばその便利さに気づくことができますね。

 

それはさておき、先生の提示した数を正しくそろばんで表せるかに挑戦しています。

友達同士で合っているかどうかを確かめ合っています。この後、足し算や引き算の計算問題にも挑戦していくのですが、「8を足す」場合「10を足して2を引く」ことや、「3を引く」場合「5を引いて2を足す」ことなど、珠(たま)を操作しながら計算していくことで、数の見方に対する柔軟な思考力が育つことが期待できます。楽しんでほしいものです。

 

今日も暑い一日でしたが、大休憩に「風があたって気持ちいいよ~」とブランコで遊ぶ一年生の姿に癒されました。

 

7月13日 1学期のまとめ

3年生廊下の季節コーナーです。

 

さて、夏休みまであと一週間となりました。

今年度より通知票の配付時期を変更しましたので、学期末ではありますが、最後の単元までしっかりと指導することができています。

3年生は理科の学習、ゴムの力の働きについての実験をしました。

記録もばっちりです。

 

 

7月12日 出前授業(放射線教室)

2011年の大震災以降、「放射能」や「放射線」についての正しい知識を身に着けることの大切さが見直され、現在は小学校でも全ての学年で学ぶようになりました。しかしながら、放射線は目に見えず、音に聞こえず、味も匂いもせず、肌で感じることもできません。五感の全てを使っても時間することができないため、なかなか理解しにくいところがあります。

そこで、本校では6年生になると出前授業(外部の講師を招いての授業)として「放射線教室」を受けています。今年も石川先生がたくさんの道具を携えてお越しくだいました。

「霧箱」という装置を使うと、「放射線」の通った跡を目で見ることができます。

先生は、放射性物質は私たちの身の回りに常に存在していること、放射線を浴びる量によっては身体に影響が出る可能性があがること、使い方によっては医学などで有効利用が図られていることなどを、分かりやすく教えてくださいました。

正しい知識を身につけ、「正しく恐れる」ことについて理解を深めることができました。