カテゴリ:初任者研修
初任者研修〈カウンセリング研修〉
8月17日(木)に初任者研修〈カウンセリング研修〉を初任者64名で行いました。
まず、いわき市教育相談員が講義「カウンセリングの基本と実際」を行いました。「生徒指導は、まず子ども理解から始まる」こと、そのためのカウンセリングマインド(共感的理解)について理解を深めました。
次に総合教育センター指導主事が講義・演習「カウンセリングマインドを生かした生徒指導」を行いました。
演習の始まりはグループエンカウンターから。お題は「夏休みにやったことの共通点をみつけよう」です。
前半で理解したカウンセリングマインドを生かした演習の様子です。研修者は、話の聴き方、話を聴くときの座席の配置、伝え方を変えるだけで、相談者が安心して話すことができることを演習を通して実感していました。
感想からは「2学期からカウンセリングマインド、カウンセリングの手法を意識して、子どもたちや保護者に関わっていきたい」という声が多くありました。
初任者研修〈授業研修②〉
6月29日(木)に「初任者研修〈授業研修②〉」が行われました。初任者小・中学校あわせて64名が参加しました。
はじめに昨年度の初任者2名が、2年目の先輩教員として「初任者研修を振り返って」の発表を行いました。
2人の先輩教師から語られた、初任の頃のつまずき、それを乗り越えようと意識したこと、力を入れたことなどは、初任者の心に響く内容で、「悩みや不安が解消された」「今回の話を励みにまたがんばりたい」という感想が多くありました。
続いて総合教育センター指導主事が「特別支援教育の視点から~個に応じた指導~」の講義・演習を行いました。
学習での困り感を疑似体験しながら、子どもたち一人一人の特性に応じた指導、支援の大切さについて考えました。
続いて、講義・演習「生徒指導の機能を生かした授業づくり」、講義・演習「特別活動の進め方」、講義「評価について」を行いました。
教科の指導だけでなく、今回は特別支援教育、生徒指導、特別活動、評価と盛りだくさんの内容で、1日で消化することは難しかったと思います。
この研修を契機として、子どもたち一人一人にとって、毎時間の授業が、価値あるものとなるためには、どうあればよいか、どういう手立てを用いればよいか、日々課題意識をもちながら、研究と修養に励んでほしいと思います。
新規採用養護教諭研修(学校訪問研修①)
7月6日(木)に小名浜第二小学校を会場に、新規採用養護教諭研修〈学校訪問研修①〉が行われました。小名浜第二小学校の養護教諭の先生に講師を務めていただきました。
始めに、「保健室経営の実際及び課題と対応」について講義を行いました。より良い保健室経営に向けて研修者の悩みにも寄り添いながら講義をしていただきました。各自が持ち寄った自校の保健室経営計画を活用して、これまでの保健室経営の振り返りも併せて行いました。
次に、「教育活動における養護教諭の役割」について、資料をもとに適切な健康教育の進め方について講義をしていただきました。研修者から事前に提出されたアンケートから、悩んでいることや困っていることについて丁寧に助言していただきました。
最後に小名浜第二小学校の保健室を見学させていただきました。先輩養護教諭の保健室を実際に見ながら、自分たちの学校のより良い保健室づくりに生かそうと真剣に話を聴いている姿が見られました。
講師の先生には研修者の悩みや不安に寄り添いながら丁寧に講義を進めていただき感謝申し上げます。
新規採用学校栄養職員研修〈調理場研修①〉
7月5日(水)に平北部学校給食共同調理場を会場に、新規採用学校栄養職員研修〈調理場研修①〉が行われました。
始めに、共同調理場の概要として、調理場所長より講話をいただきました。いわき市の学校給食の現状と課題について、データを基にわかりやすくお話しいただきました。
次に、給食管理業務の実際として、栄養教諭から説明を受けながら調理場内で研修を行いました。
後半は、給食管理体制(栄養管理)の在り方として、栄養教諭の資料を基に、食に関する指導、衛生管理などについて研修を行いました。
いわき市の子どもたちの食を支えてくださる先生の高い研修意欲にあふれた、充実した研修でした。平北部学校給食共同調理場の職員の皆様のご協力に感謝申し上げます。
初任者研修〈授業研修①〉
5月25日(木)に「初任者研修〈授業研修①〉」が行われました。初任者小・中学校あわせて64名が参加しました。
はじめに、学校教育課課長が「いわき市の学校教育の現状と課題」の講義を行いました。
鈴木課長からはいわき市の学校教育の現状だけでなく、日々、先生方一人一人が「生きがい」や「やりがい」をもって、仕事も人生も充実できるよう、「ワーク・ライフ・バランス」の大切さについて、お話をいただきました。
次に総合教育センター指導主事が「授業づくりの基礎・基本」の講義を行いました。理想の授業へのイメージと、授業者としてのこだわりについて考え、授業づくりにあたっての、教材研究や単元計画、評価の在り方といった基本的なポイント・考え方について確認しましたn
午後の研修では、「授業の進め方」の講義・演習を行いました。実際に自分が研究授業を行う教材を持ち寄り、前半は単元構想シートを作って単元全体の流れをつかむ活動、後半はそれを基にした学習指導案の作成でした。
短い時間の中、初任者たちは教科書や指導書、学習指導要領解説とにらめっこしながら、苦戦しておりました。
「単元のまとまり」や「身につけさせたい資質・能力」、「児童生徒の実態」を意識して、一単位時間の授業を構想していくことは、教師のやりがいや授業力の向上につながっていきます。
「ローマは一日にしてならず」です。初任者には、今後の研究授業や日々の授業を通して、授業構想力を磨いていってほしいと思います。
初任者研修・新規採用養護教諭研修・新規採用栄養職員研修(一般研修②)
5月11日(木)に「初任者研修・新規採用養護教諭研修・新規採用栄養職員研修がいわき海浜自然の家で行われました。初任者が小学校46名、中学校18名、養護教諭が小学校2名、中学校1名、栄養職員が1名、総勢68名の研修となりました。
教員としてのコミュニケーション能力や協調性などの資質の向上を図ることを目的に、午前中は野外炊飯活動を行い、グループで力を合わせて、カレーライスづくりに取り組みました。
それぞれが自分にできることは何かを考えながら、周囲とコミュニケーションを取り合い、協力し合いながら、活動に取り組んでいました。
力を合わせてつくったカレーライスをおいしくいただきました。
午後の研修はいわき市中学校長会長で植田中学校長の玉澤 淳校長先生が「初任者・新規採用者に望むこと」について講話を行いました。
玉澤先生の長年の教職経験を振り返ってのお話は多岐にわたり、初任者たちはそれぞれ思い当たることあったようで、教職員としてのこの1ヶ月を内省する絶好の機会となりました。
研修の後半は、「1ヶ月間の勤務を通して」のグループ協議、情報交換を行いました。授業の場面、それ以外の面での課題や少しずつできてきたことについて、付箋を使って共有しました。
共通した課題も多くあり、自分だけではないと安心できたり、その課題の要因や対応策について話したりするグループもありました。
今後とも、研修者同士が課題意識をもち、積極的にコミュニケーションを図りながら課題解決を図る過程を通して、教員としての資質・能力の向上をが図られることを願います。
初任者研修・新規採用養護教諭研修・新規採用栄養職員研修(一般研修①)
4月20日(木)に「初任者研修・新規採用養護教諭研修・新規採用栄養職員研修がいわき市総合教育センター教職員研修室他で行われました。初任者が小学校46名、中学校18名、養護教諭が小学校2名、中学校1名、栄養職員が1名、総勢68名の研修となりました。
はじめに、いわき市総合教育センター所長より「初任者・新規採用者研修にあたって」の講話、いわき市教育委員会学校教育課福原管理主事より「教職員としての服務・勤務」について講義を行い、「未来をつくるいわきの学校教育ABCプラン」に基づく、いわき市の教育の方針や、日々の教育活動を行っていくための教育公務員としての在り方、服務義務の大切さについて理解を深めました。
四倉中学校主任主査 鈴木久美子先生が「社会人としてのマナー」の講義を行いました。学校に来客があった時、電話があった時の対応について「相手を思いやる気持ちを大切にするマナー」という観点で、ご指導いただきました。
いわき市スクールカウンセラー 西脇陽子先生が「教職員のメンタルヘルス」の講義を行い、心の健康の保持とストレス等への対処法について演習などを交え、日々の心身の健康保持について考えを深めました。
その他、初任者、養護教諭、栄養職員に分かれての研修、新学期が始まってからの研修者同士の情報交換などを行いました。
この研修を皮切りに、今年度の初任者研修、新規採用養護教諭研修、新規採用栄養職員研修がスタートしました。
幼稚園新規採用教員研修<一般研修④>
12月26日(木)総合教育センターにて、幼稚園新規採用教員研修<一般研修④>を実施しました。市内の市立・私立幼稚園の新規採用の先生方が参加しました。
研修は、総合教育センター研修調査室長が講話「新規採用教員研修を終えるに当たって」、いわき市立藤原幼稚園教諭 吉川 佳奈 先生 が講義「先輩教員の実践から」、いわき市立高坂幼稚園長 吉田 明美 先生 が講義・演習「幼児理解の方法と評価(ケーススタディを通して)」、子ども支援課指導教諭 千田 歩 先生 が講義・協議「実践の振り返りと2年目に向けて」と、実施しました。
藤原幼稚園 吉川先生には、日々の実践からの具体的な幼稚園教員の姿をお話しいただきました。また、高坂幼稚園 吉田園長先生には、幼児の姿から思いをどうくみとっていくのか、幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿を意識して演習を進めていただきました。
研修者からは「先輩の先生方の実体験を聞いたり、今後の進め方や挑戦する気持ちをもてたりと、とても貴重な研修となった」「子どもを様々な面から見ていく大切さを学ぶことができた」「二年目に向け、これから自分が意識すること、心がけることは何かが分かった」等の感想が寄せられました。
幼稚園新規採用教員研修は今回で一区切りとなります。各園において、今後も学び続けながら、子どもたちのために教育に当たっていただきたいと思います。
初任者研修 授業研修⑤
1月18日(木)に、初任者研修 授業研修⑤を実施いたしました。
まず、「1年間を振り返って」として、拠点校指導教員の鈴木貴一先生と松本伸一先生より講話をいただきました。1年間初任者に寄り添い、きめ細やかにご指導いただいた先生方から、これから教員としてどう歩んでいけばよいか、その指針となる温かいお言葉をいただきました。
次に、「教職2年次課題研究の発表」として、平第一小学校の梅津累先生、平第六小学校の小島桃子先生、平第一中学校の新田健斗先生、平第三中学校梁川大樹先生より発表をいただきました。初任の先生方は、先輩の発表を細かにメモしながら熱心に聞いて、4月から自分たちが取り組む研究について、具合的なイメージをもてたようでした。
午後は、「教職2年次に向けての課題とその解決に向けて」として、児童生徒の実態や自己の課題を分析し、教職2年次課題研究をどのように進めていくかについて研修しました。
そして、初任者研修を締めくくる最後の講話「教職2年目に向けて」として、総合教育センター高崎康行所長より、教員としてのキャリア形成についてのお話があり、今後も学び続ける教員であってほしいとの熱いエールが送られました。
研修のまとめでは、代表の磐崎中学校の渡邊祐介先生から、初任者研修を支えていただいた多くの学校や先生方への感謝の思いと、1年間の研修を振り返り、今後も学び続け互いに切磋琢磨しながら成長していこうという言葉がありました。
本日の研修をもって、平成29年度初任者研修の校外研修は終了です。
研修にご協力いただいた先生方や、授業提供をしていただいた学校の先生方、本当にありがとうございました。
初任者研修<授業研修②>
はじめに「初任者研修を振り返って」と題して、昨年度の初任者を代表して、平第四小学校の齋藤淳基先生、平第二中学校内山千夏先生から発表がありました。
初任者時代に夢中で行っていたこと、失敗から学んだこと、子どもに対する教育的愛情や熱い思い、2年目になって取り組んでいることなど、日々頑張っている様子をお話いただきました。教師として最も大切なものの一つである使命感・責任感を感じる発表でした。
続いて、各グループに分かれての模擬授業発表です。3~4人のグループに指導主事が1名付き、各自持ち寄った指導案をもとに、模擬授業を行い、その後、授業についての協議を行いました。疑問をぶつけたり、良い点や改善点について話し合ったりとどのグループも真剣に研修を深めることができました。
最後に担当から、防災サマーキャンプの詳細説明を受け、夏休みに向けて意欲を高めている姿を見ることができました。