日誌

2019年12月の記事一覧

2学期終業式

12月24日(火)、2学期の最終日です。


終業式を迎える前に…、通常授業が1時間行われました。
中学生は先生方も交えて体育です。


一汗もふた汗もかいた後は、全校一斉愛校清掃を行いました。


普段お世話になっている廊下・階段を中心に、ここでも汗が出るまで頑張りました。


さっぱりした校舎で終業式を行いました。
校長先生から、


「2学期は“ありがとう”の気持ちを持って過ごせましたか?
 これからも自分を支えてくれる人に対して“感謝”の気持ちを持つと、応援してくれる人が増えていきますよ。」
というお話をいただきました。

 

また、児童生徒代表で小学3年生が2学期の反省を発表しました。

「2学期は頑張ったことがたくさんありました!」

はきはきと元気よく発表することができました。

 

長い2学期を振り返ってみると、たくさんの行事があり、子どもたちはその一つ一つの活動に全力で取り組んでいました。
みんなで協力した玲瓏祭や敬老会の発表、他校との交流を深めた正月飾りつくりなど、たくさんの経験は子どもたちを大きく成長させてくれました。

子どもたちの力が十分に発揮できたのは、地域の皆さまや保護者の皆さまのご協力や応援があったおかげです。
行事で忙しい中、日々の学習や規則正しい生活を送ることが難しかった時期もありましたが、先生方の教えを良く守り乗り越えることができました。

 
明日からは冬休み。子どもたちには充実した毎日を過ごしてほしいと思います。
そして1月8日には、子どもたち全員元気な姿で3学期を迎えたいものです。

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“合同ふるさと学習”~正月飾りつくり~


12月13日(金)、2学期の一大行事の一つ「正月飾りづくり」が行われました。
昨年度までは、川前小中で「門松づくり」を行っていましたが、今年度からは、桶売中の正月飾りづくりに合流して取り組むことになりました。

桶売中学校の皆さんと一緒に、地域の伝統にふれながら、郷土を愛する心を育みました。

 

正月飾りの材料は、わら、松、榊、幣束です。

桶売中に着いた子どもたちは、地域の皆さんに教わりながら、今日の作業で一番の難所となる“縄もじり”に、取りかかりました。

最初は「全然できない……。」と言っていた子どもたちも、

分からないポイントを聞きながら、少しずつコツをつかんでいきました。


垂れの部分も編み込んで、わっかにします。


慣れてくると自分の力で作れるように。


「私は4つ作れたよ!」
「僕は7つめ!!」
と、子どもたち同士の交流も!

しかし気づくと、一同黙々と作業に没頭…。

3時間ほどで150個の飾りを作ることができました。


榊や幣束をつけた飾りを松に通して…完成です!!

 

作業を頑張った後は、みなさんと一緒にお弁当を食べ…、

川前小中に戻ってきた一行は、一人暮らしのお年寄りのお宅へ正月飾りをお届けに向かいました。

「良いお年をお迎えください!」と心を込めて一軒一軒お伺いしてお届けしました。

地域の皆さんの「ありがとう」の笑顔に、心が温まりました。

 


ご協力いただきましたみなさま、本当にありがとうございました!

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薬物乱用防止教室・健康教室・消費者教育


今年度は外部講師を招いた講座を通して、多様な教育活動に力を入れています。
今回は、これまでの講話(教室)の様子をまとめてお届けします!

 

11月11日、小白井中学校にて、川前中・桶売中・小白井中の3校合同の薬物乱用防止教室が実施されました。

いわき市保健所薬剤技師の木村祐一様をお招きし、薬物や「たばこ」の危険性・依存性について講話いただきました。

「薬物に一度でも手を出すと、脳が破壊され、一生逃れられない苦しみを味わいます。」

薬物のレプリカや、たばこ一箱吸った場合のタールの量を見せていただきました。

薬物依存による影響を映像や講話から学び、子どもたちは薬物についての理解を深めていました。

 


11月27日、県の「食習慣・肥満等の健康教育に係る専門家派遣事業」を活用し、かしま病院の医師 藤原学先生にお越しいただき、肥満などの生活習慣病改善・予防対策についてお話しいただきました。


保護者の皆さま、地域の皆さまにもお声かけし、一緒に受講。

 

「太っているって良いことなのかな…?」
という投げかけから講座は始まりました。

 

福島県は全国平均に比べ、肥満傾向時の出現率が高いとのこと。
そして、子どもの肥満は大人になっても肥満になる確率が高く、それによって高血圧や糖尿病、さらには脳卒中や心筋梗塞などを引き起こし、健康寿命が短くなってしまうそうです。

それを聞いて少しずつ表情がこわばる子どもたち…。

「では、健康に過ごすための3つの柱を学んでいきましょう!」

≪健康を支える3つの柱≫
① バランスの良い食事
② 一日60分間の運動
③ 規則正しい生活・休養

栄養バランスと食事のリズムを整えた食生活、適度な運動、8時間以上の睡眠、といった規則正しい生活習慣を身に付けることが大切だそうです。
生活習慣を変えることは簡単なことではありませんが、少し意識を変えて、健康を維持する生活を心掛けていきたいものです。

 


11月29日、いわき市消費者教育推進計画に基づき、市消費生活センターのコーディネーター本田裕子先生にお越しいただき、中学生を対象とした講話をいただきました。


「皆さんは18歳で成人します。
 18歳から大人としての責任が発生してしまうため、“契約に関するトラブル”について学習していきましょう。」


現代社会は日常生活のすべてが“消費生活”
そこで生きる消費者に起こりうる様々なトラブルについて、クイズ形式の講話を通して理解を深めました。

“契約”は「申し込み」と「承諾」があれば口約束でも成立するため、誰もがトラブルに巻き込まれる危険性があります。

マルチ商法や、欠陥商品による損害、オンラインゲームの高額請求などに対する対処法を教えていただきました。

かしこい消費者になるために、正しい知識を身に付けることができました。

 

 

それぞれの講座を通して、様々な価値観や知識・技能を持った人たちとふれあうことができました。

子どもたちが多様な人間関係を構築していく上で大きな経験になったと思います。

お忙しい中足をお運びくださった講師の皆様、ありがとうございました。

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土曜授業~ヘタでいい・ヘタがいい~

12月7日(土)、土曜授業がありました。
1時間目の通常授業を終えて、子どもたちは美術室へ移動…。

今日の2時間目は「いわきまなびあいバンク~市民講座~」から、日本絵手紙協会公認講師の木村恵子様を講師にお招きし、「『ヘタでいい・ヘタがいい』楽しい絵手紙」教室を開きました。

保護者の皆さま、地域の皆さまにもお声かけし、総勢16名で講座を受講しました。

絵手紙の極意は、「下手ではなく、“ヘタ”」
自分の心をそのまま表現し、他人と比べないことだそうです。

筆遣いの練習をしてから、実践です!
最初は基本のピーマンから。

ピーマンのへたの部分から描き始め、どこかがはみ出すようにダイナミックに描いていきます。
下描きなしの一発勝負。
みんな真剣です…。

心を込めた言葉を書いて…、それぞれ味のある一枚が仕上がりました。

「自信がなかったけれど、みんなから『上手!』と言ってもらえて嬉しかった!」
「普段は大きく描くのが苦手だけれど、今回は大きく描けて良かった!」
と、子どもたちも満足げでした。

保護者の皆さまや地域の皆さまと交流しながら活動することができ、有意義な土曜授業となりました。

木村恵子様、お忙しい中ありがとうございました。

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