日誌

2020年10月の記事一覧

キラキラ 子どもたちがふれあいながら輝いた「玲瓏祭」

 30日は小学校学習発表会、中学校文化祭を兼ねた「玲瓏祭」を開催しました。全校生が昨年よりも減ったので、1人ひとりが今まで以上に責任をもって準備を進めなければならない一大行事でした。また、新型コロナの影響で、発表のもととなる活動や行事も中止が相次ぎ、制約が多い「玲瓏祭」となりました。

 

 

~中学生総合学習発表「『働く』ということ」~

 当初の計画ではファイナンスパークの活動を発表する予定でしたが、中止となったため、2人の関心がある職業について調べて発表しました。その職業とは「薬剤師」「航海士」。仕事に就くための進路や職業に向いている性格、クイズや担任も出演した小芝居を取り入れ、来場者を意識した発表をしました。

  

~小学生発表「川前オリンピック2020」~

 小学生は、毎日体力づくりに励んでいます。4月にできなかったことが、この半年のトレーニングを通してできることが増えました。その成果をみんなの前で披露しました。「マット運動」「縄跳び」最後にパプリカにのって「ダンス」をしました。来場者からたくさんの温かい拍手をもらいました。

 

 ~小中学生演奏~

・ギター「あかとんぼ」

 中学生は夏休み明けから朝や昼休みに特訓を重ねてきたギターを演奏しました。練習当初は、背筋を丸めながら「手首が痛いです!」「指が痛いのでちょっと休憩…。」と騒いでいましたが、ギターを握ったり、抱えたりする姿が板についていました。演奏も止まらずにメロディを奏でました。

・合奏「ふるさと」

  小学生がリコーダー、中学生がギター、職員がトーンチャイム、ケーナ(※川俣町出身の中担任)による合奏を発表しました。錦秋の川前にぴったりの演奏でした。

 合唱「とんび」

  毎年、行う子どもたちと職員による合唱では、文科省唱歌として誰もが知る「とんび」を歌いました。伴奏は今日のため、毎日練習を頑張ってきた校長先生によるものでした。

 

~てるてる坊主劇団「赤いちゃんちゃんこを着て」「たんぽぽの袈裟」~

 昨年から、本校のさまざまな教育活動に協力してくださる東松院住職ご夫妻による紙芝居。今回は、小野新町に伝わる昔話でした。抑揚のある語り口やご住職の美声でみんながふしぎな世界の話に引きこまれていました。 

 

 

~閉幕式「川前音頭」~

 閉幕式では、川前音頭を踊りました。1年ぶりということこもあり、多少ぎこちなさはありましたが、人と顔を合わせることも減ってしまった現在、輪をつくった参加者には笑みがこぼれていました。

 最後に来ていただいた関係の皆様へ子どもたちから、お礼の言葉と記念品を贈りました。発表前までは大変緊張していましたが、来校された方々の前で自分の目標が達成できたことに充実感を感じることができました。 

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おでかけアリオス「演劇ワークショップ」のロケ体験

 27日、おでかけアリオス「演劇ワークショップ」に中学生が参加しました。今回の内容は、熊倉神社で「桶売」という地名の由来とされる伝説、桶ノ臣と瓜姫の悲恋物語を再現した動画を撮影しました。

 撮影後に完成した動画を桶売中学校に戻ってみんなで視聴しました。1人はナレーション、1人は瓜姫として出演しました。2人は「みんなで撮影場所やセリフを考えて撮影できたことが楽しかった」「講師の先生や桶売中とたくさん話ができて良かった。」とうれしそうに話してくれました。その後の玲瓏祭の練習では、相手に伝わるようゆっくりと大きな声で話す姿勢が見られました。

 

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晴れ さつまいも大収穫

 学校の畑で、さつまいもを収穫しました。今年、畑の最後の収穫です。9月ごろまでは肥り方がいまいちだったので、心配していましたが、いざ掘ってみると、見たことのない大きさのさうまいもが出てきました。小学生は大満足でした。

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「読書の秋」にちなんだ全校集会のお話

 10月19日(月)に全校集会を行いました。今日は小学校担任が「読書」について話しました。本にはさまざまな装丁があることや推理小説に使われるトリックの手法についての紹介がありました。「密室トリック」「アリバイトリック」などがある中で、実際に「叙述トリック」の文を読み、読んだ後に文章に隠された秘密を明かしてもらい、その魅力を教えてもらいました。


 また、今日で玲瓏祭まで2週間を切りました。児童生徒会長から文化祭への向けての目標の発表もありました。

 

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学校のようすをを見ていただきました。

 15日の午後、市教育委員会、教育事務所の方々が学校や授業のようすを見る「指導訪問」がありました。小学校では国語の授業を、中学校では数学の授業を見ていただきました。
 小学生は「自分だけの詩集をつくろう」というめあてで授業を行いました。自分が選んだ誌を選んだ理由や、感じたことを発表しました。授業中、多くの先生方がいたため、少し緊張していました。

 中学生は「平行線の間の角の大きさを求めるにはどんな性質を使えばよいだろうか」というめあてでした。いろいろな場所に補助線を引いてさまざまな考え方を出し合って、一つ一つみんなで分析しました。

 授業後、それぞれの授業について、よい授業の進め方について指導していただきました。

指導していただいたことを今後の学校運営に生かしていきます。

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遠足 色味を増すふるさと~秋の川前~

 13日(火)は、「秋の遠足」でした。子どもたちに「ふるさとの文化財を自分の目で直接、見てほしい」「健康教育を充実させたい」というねらいで昨年度から計画を進め、体力づくりに努めてきました。天気が心配されましたが、予定通り出発することができました。今回最大の目標はいわき市の最高峰「矢大臣山登頂」でした。また、川前の魅力である雄大な自然や紅葉を自分の目で見ること目的の一つでした。

 朝は山頂が雲に覆われていました。

 

 

 

 

 

~「諏訪神社の翁スギ媼スギ」~

 学校を出発して、車で15分。 最初に訪れたのは、小野町夏井の「諏訪神社」にある翁スギ媼スギ(じじすぎ、ばばすぎ)でした。小野町へ出かけるときに通りがかるので、その存在は耳にしていましたが、実際、目にするのは、全員、初めてでした。

 その大きさを目の当たりして、樹齢1200年を誇る雄大さに全員、目を奪われました。

 

 

 

 

 

 

 

~「沢尻の大ヒノキ」~

 次に沢尻の大ヒノキを見学しました。 先日、樹木医の先生からお話を聞いたおかげで、確認しながらじっくりと観察できました。近くで見るのは子どもたちも初めてだったそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~「矢大臣山」登頂~

 そして、矢大臣山登頂に挑戦しました。964.8mで市内では最高峰の山です。小白井口から出発しました。登山道は落ち葉で覆い尽くされていました。距離は短いものの、傾斜がある道です。みんなで声を掛け合いながら登りました。小学生も自分で頑張って登りきりました。

 山頂でに到着すると、さわやかな青空と見晴らしのいい景色が広がっていました。飛ばした凧が青空に映えます。お昼はおにぎりと豚汁を食べました。見晴らしのいい景色を見て、気持ちいい汗をかいたので、いつも以上に昼食が進みました。

 

 

 

~「東松院、フルナの樅群(もみぐん)」~

 最後に桶売地区にある東松院を訪問しました。春の桶売探検でも訪れましたが、奥まで入るのは初めてでした。見学したのは「かんのん山」にある樹齢推定600年の「フルナの樅群(もみぐん)」。見学後、「フルナ」の由来やこの森にちなんだエピソードについてご住職夫妻による紙芝居で教えてもらいました。 

 

 今年は春、秋ともに自分の足で地元を巡る遠足となりました。しかし、子どもたちも職員も行ったことがなかったり、じっくりと見学したりする機会がなかったので、川前を知る素晴らしい行事となりました。

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