日誌

2019年11月の記事一覧

そば打ち教室を実施しました。

 22日(金)は、川前そば打ち研究会から2名の講師(矢内様、吉田様)をお招きし、「そば打ち教室」を行いました。川前の子ども達は、小学1年生からこの授業を通して、毎年そばを打っています。   

 今年は、天候や台風の影響で川前産のそばの収穫量が減少し、「川前そば祭り」も震災があった2011年に続き2度目の中止となるなどこの川前地区において大きなダメージを受けた年でした。

 しかし,中学3年生にとっては最後のそば打ち教室となるため、『おいしいそばを作るぞ!』と意気込んで臨んでいました。

 打つのは少し大変でしたが、そば打ち研究会の方々のお力を借りながらおいしく作ることができ、楽しい時間を過ごすことができました。

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避難訓練~火災~

11月8日(金)
避難訓練がありました。
今回は子どもたちに予告をしない避難訓練。
放送が鳴らないトラブルに見舞われましたが、子どもたちは先生の指示に従い、落ち着いて避難することができました。

 

避難後は体育館に移動し、川前分遣所の方からご指導をいただきました。

「今年は“京アニ”火災事件がありました。
 火災で亡くなる方の多くが、一酸化炭素中毒によるものです。」

 

このことを受け、分遣所の所長さんより煙から身を守る方法を教えていただきました。

アイテムはただ一つ。
“ゴミ袋”

「新鮮な空気をいれたゴミ袋をかぶり、片手で袋の口をふさぐことで、有害な物質を吸い込むことなく避難することができます!」
袋の空気が持つのは約3分。
今回の避難が約1分半でできたことを考えると十分な時間です。

「どこで火災があるか分かりません。普段から持ち歩くことをおすすめします!」
と、とても参考になるお話を聞かせていただきました。


ご指導の後は、トラッキング火災の実演をしていただきました。


トラッキング現象とは、コンセントとプラグの隙間にホコリがたまり、そのホコリが空気中の湿気を吸収することで、漏電し発火する現象のことです。

 

電気を流すと…、

バチッ!というと共に、炎があがりました。
「わ…」と息をのむ子どもたち。

プラグは熱で歯が一本折れてしまっていました。
もしこれが家で起こったら…と考えるとゾッとします。

特にトラッキング火災が起こりやすいのは冷蔵庫の裏など、掃除がしづらく湿気のたまりやすい場所。
「これから大掃除の時期です。
 ぜひ物を動かして掃除してみてください!」というお話をいただきました。

 

最後に、分遣所の方お手製の紙芝居で、消防・救命に関するクイズ。

「天ぷら油が発火したときは、しめったタオルなどで鍋をふさぐと良いです。」
「傷口をふさぐときは、素手で抑えるのではなく、スーパーの袋を手袋代わりにするといいですよ。」

知らないとかえって大きな事故や被害を招いてしまうかもしれない大切な知識を伝授していただきました!

 

また、新生徒会長はお礼の言葉デビューでした。

「今日のお話を聞いて、家に帰ったら冷蔵庫の裏などの掃除をしたいと思いました。」
と、感想を述べ、お礼の気持ちを伝えることができました。


川前分遣所の皆様、お忙しい中避難訓練とご指導ありがとうございました。

 

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玲瓏祭・ふれあい給食

11月1日(金)、「玲瓏祭」が開かれました。
「玲瓏」には、「宝石がふれあい美しく輝く様子」や、「玉などが、美しい音を奏でる様子」という意味があります。
今日は、川前の宝である子どもたちが、先生方や地域の方々とふれあいながら、美しく輝いた一日となりました。


「開幕宣言」では、小中学生全員が元気に玲瓏祭の開幕を宣言しました。
この日に向けて、実行委員会で製作した横看板をお披露目。

横看板は、一人ひとりの個性が学び合う様子と、川前の色づく景色をイメージして、千代紙を貼って作りました。

 


次に、校長先生・PTA会長様、実行委員長よりあいさつがありました。


「みなさんの心に、ぼくたちの輝きが届くよう頑張ります!」


小学生の演目は「音読」


担任の先生と一緒に、「あらしのよるに」を音読しました。
場面を思いうかべながら、登場人物になりきって…。

 

中学3年生は「青年の主張」
「あたりまえに生きること」について考えたことを発表しました。


「私が当たり前に生活できるのは、私の当たり前をそっと支えてくれる人がいるからです!」

当たり前の生活を支えてくれる家族、玲瓏祭を見に来てくださる地域の皆さん、そして、目には見えないけれど自分の生活を支えてくれるたくさんの人への感謝がこもった素晴らしい弁論発表でした。


中学1年生は、「ぼくたちはなぜ働くのだろう。ぼくたちはなぜ学ぶのだろう。」というテーマに沿って、これまでの行事や講座を通して関わってきた様々な人たちから学んだことを発表しました。


「自分の将来のために、まず、夢・目標をみつけることが大切だね!」
お互いに自分の夢を語る姿はとても立派でした。


そして、合奏と合唱。


敬老会でも披露したハンドベル「見上げてごらん夜の星を」の演奏。

そして、先生方と一緒になって練習した「村祭り」と「もみじ」。

練習の時は、なかなか音程がとれなかったり、リズムがズレてしまったりとたくさんの苦労がありましたが、本番はどの曲もきれいなハーモニーを奏でることができました。

 


玲瓏祭で一番の盛り上がりを見せたのは「川前音頭」。
児童生徒、教職員だけでなく地域の皆さんの心も一つになった瞬間でした。

先日、川前町に住む皆さんが踊りを教えに来てくださったこともあり、みんなで楽しく踊ることができました。


そして、いよいよ「閉幕宣言」。
これまでの頑張りを映像で振り返りました。
BGMは“ゆず”の「見上げてごらん夜の星を」
色々なことが思い出され、感慨深くなりました。

また、同時に児童生徒会の引き継ぎ式も行われました。


前期生徒会長を、後期役員が応援し、今後の生徒会を引き受けました。

 

最後は全員で閉幕を宣言!


本当に、一人ひとりが輝いた「玲瓏祭」でした。

 

 

お昼は、地域の皆様も交えて「ふれあい給食」を開催。

食缶や保温ジャーはいつもよりも大きなサイズ。

人数が多い分、配膳も大変になりましたが、みんなで協力して行いました。

 

今日のメニューは
・ごはん
・ほたてのすまし汁
・鶏肉のアップルソース
・大豆とインゲンのごま味噌和え

「だし」のうまみを感じられるメニューです!
さらに、みんなで食べるとおいしさもひとしおでした!

 

みんなで一斉に「いただきます!」

今年お世話になった、川前町の縫製工場にお勤めの中国人の皆さんや、スポーツ交流会で紙芝居をしてくださった桶売のご住職さまなど、たくさんの皆様にお越しいただき、さらに交流を深めることができました。

 


あいさつのあとは、協力してお片付け。

一日を通してたくさんの「ふれあい」の心を育てることができました。


「玲瓏祭」・「ふれあい給食」にご参加くださったみなさま、ありがとうございました!

 

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