避難訓練~火災~
11月8日(金)
避難訓練がありました。
今回は子どもたちに予告をしない避難訓練。
放送が鳴らないトラブルに見舞われましたが、子どもたちは先生の指示に従い、落ち着いて避難することができました。
避難後は体育館に移動し、川前分遣所の方からご指導をいただきました。
「今年は“京アニ”火災事件がありました。
火災で亡くなる方の多くが、一酸化炭素中毒によるものです。」
このことを受け、分遣所の所長さんより煙から身を守る方法を教えていただきました。
アイテムはただ一つ。
“ゴミ袋”
「新鮮な空気をいれたゴミ袋をかぶり、片手で袋の口をふさぐことで、有害な物質を吸い込むことなく避難することができます!」
袋の空気が持つのは約3分。
今回の避難が約1分半でできたことを考えると十分な時間です。
「どこで火災があるか分かりません。普段から持ち歩くことをおすすめします!」
と、とても参考になるお話を聞かせていただきました。
ご指導の後は、トラッキング火災の実演をしていただきました。
トラッキング現象とは、コンセントとプラグの隙間にホコリがたまり、そのホコリが空気中の湿気を吸収することで、漏電し発火する現象のことです。
電気を流すと…、
バチッ!というと共に、炎があがりました。
「わ…」と息をのむ子どもたち。
プラグは熱で歯が一本折れてしまっていました。
もしこれが家で起こったら…と考えるとゾッとします。
特にトラッキング火災が起こりやすいのは冷蔵庫の裏など、掃除がしづらく湿気のたまりやすい場所。
「これから大掃除の時期です。
ぜひ物を動かして掃除してみてください!」というお話をいただきました。
最後に、分遣所の方お手製の紙芝居で、消防・救命に関するクイズ。
「天ぷら油が発火したときは、しめったタオルなどで鍋をふさぐと良いです。」
「傷口をふさぐときは、素手で抑えるのではなく、スーパーの袋を手袋代わりにするといいですよ。」
知らないとかえって大きな事故や被害を招いてしまうかもしれない大切な知識を伝授していただきました!
また、新生徒会長はお礼の言葉デビューでした。
「今日のお話を聞いて、家に帰ったら冷蔵庫の裏などの掃除をしたいと思いました。」
と、感想を述べ、お礼の気持ちを伝えることができました。
川前分遣所の皆様、お忙しい中避難訓練とご指導ありがとうございました。
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