2019年9月の記事一覧
私の“行き方”発見プログラム
中学生は、キャリア教育の一環としてパナソニック株式会社の「私の“行き方”発見プログラム」を受講しました。
これは東北活性化研究センターの支援事業一つで、地域に所在し活躍している様々な分野の企業と学校をつなぎ、将来の生き方への理解を深める出前授業です。
当日の講義だけでなく、事前授業も含めて全3時間。
子どもたちは自分の目指す職業や職種で求められる能力、働く意義について考えました。
ちなみに、「私の“行き方”」とは、パナソニック株式会社の創業者である松下幸之助氏が、生前良く使われた言葉だそうです。
事前学習1時間目は、大山教頭先生と産業について学習しました。
「社会科では“第1次産業・第2次産業、第3次産業”と、大きなくくりで勉強したけど、もっと細かく分けることができるんだね!」
次に、どのような役割の人が会社を支えているのかを考えました。
パナソニック株式会社で働く人の役割を分野ごとにわける活動では、一つの商品が流通するまでに、非常に多くの人が関わっていることがわかりました。
また、ものづくりに関わる仕事以外にもたくさんの仕事があり、会社をサポートする役割の重要性を学びました。
事前学習の2時間目は、自分の興味のある役割を発表したり、社会に出たときに求められる能力は何かを考えたりしました。
9月18日(水) いよいよプログラムの山場に。
パナソニック株式会社の松本健志様による、『自分の価値を発見しよう』というテーマでの講話でした。
今回は桶売中学校の皆さんも一緒に受講しました。
松本様はご自身の体験から、苦労の先にあるやりがいや、働くことへの想いをお話しくださいました。
また、事前学習をふり返り、社会で求められる能力はどうしたら身につくのか全員で考えました。
「空欄にあてはまる言葉を考えてみてください!」
「もしかして・・・教科が入るんじゃない・・・??」
「社会で求められる力って、学校や地域生活で身に付けることができるんだ!!」
子どもたちの目から鱗が落ちたようでした。
将来、社会の一員として働くための力は、今身に付けている最中なのです。
「日々の学習や経験は、社会に出てから役立つ力になります。
色々なことに興味を持ち、チャレンジして、自分の力を伸ばしてください!」
松本さんの貴重なお話は、自分らしい“行き方”を考える大きなきっかけとなりました。
最後に講師の松本様といっしょに生徒全員で記念撮影。
松本様、お忙しい中本当にありがとうございました。
職業講話~あなたの“好きなこと”は何ですか~
9月11日(水)
キャリア教育の一環として、中学生を対象とした『職業講話』がありました。
FMいわきでパーソナリティをしていらっしゃる、飛田国洋様をお招きし、
「あなたの“好きなこと”は何ですか」
というテーマで講義いただきました。
「私たちが社会の中で生きていくことは、全て『共同作業』と『想像』が不可欠です。」
そう言うと、飛田さんはA4の紙を配りました。
紙を3つに区切り、
1番上には、自分の好きなこと。
2番目には、自分の就きたい職業を、
そして、
3番目には、最終的に「この仕事に就くんだろうな・・・」という職業を書いてみましょう。
黙々と書く子どもたち。
そして、先生方や参加された地域の皆様は昔を思い出しながら・・・。
「今書いた、1・2・3番が関連するような仕事に就けたらとても幸せなことでしょう。」
飛田さんの生い立ちや、事例をふまえ、自分の「好きなこと」を原動力に、「夢」を「志し」に変えて将来へ向かっていく大切さを、熱く、面白く、子どもたちに伝えてくださいました。
『「これだ!」と思える何かを見つけるために、たくさん外に出て、色々な経験をしてください!』
人とのふれあいが少ない川前の子どもたちにとって、飛田さんのお話は大きな刺激となったことでしょう。
あっという間の1時間でした。
飛田さん、本当にお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。
土曜授業・奉仕作業
9月7日(土)
奉仕作業と土曜授業がありました。
早朝7時より、廃棄する書籍や
物置と化していた旧中学校の校長室を中心に片付けを行い、
学校全体がスッキリきれいになりました。
旧校長室は今後、教育相談室として使用できそうです。
ご協力いただきました保護者の皆さま、本当にありがとうございました。
その後、体育館へ移動し、保護者の皆さまも交えて『救急救命教室』を行いました。
AEDの使い方などを人形を使い実践を交えながら学んでいました。
この日学んだことを生かして、いざというときに素早く動けるようにしたいものです。
分遣所の皆様、保護者の皆様、本当にありがとうございました。
規則正しい生活を!
9月6日(金)
栄養教諭訪問がありました。
桶売小の山口先生にお越しいただき、「規則正しい生活」についてお話をいただきました。
不規則な生活は、集中力を欠いたり、体調を崩したりと、心身共に悪い影響を与えてしまいます。
規則正しい生活をするため、休みの日でも学校の日と同じ時間に起きて、同じ時間に食事を摂ることが大切だと教えていただきました。
生活リズムを整えて、心も体も健康に過ごしましょう。
ぶどう栽培学習~収穫~
9月5日(木)
ぶどうの里からは賑やかな子どもたちの声が聞こえてきました。
「ぶどう栽培学習」の山場となる“収穫”は、桶売小・小白井小の皆さんも一緒に参加しました。
川前中生も加わり、総勢20名以上で交流を深めました。
いざハウスの中へ入ってみると・・・ぶどうの甘い香りに包まれました。
“葡萄の里”の植野さんのお話によると、
今年は天候不順のため、ぶどうの出来はあまり良くないようです。
特に、栽培学習の対象となる「ふじみのり」という品種は雨に弱いので、今年は不作とのことでした。
川前小中の子どもたちは、「これまでより実りが少ないなぁ・・・。」と少し残念そうな様子でしたが、桶売・小白井小のみなさんは、自分の絵が描かれた袋の中から表れた紫色の粒に、満面の笑みを見せていました。
作物を育てることの難しさと、収穫の喜びを感じることができました。
最後に感想を発表し合い、交流学習を締めくくりました。
収穫したぶどうはおいしく食べて、川前の地域の良さを感じてくださいね。
植野さん、今回もありがとうございました。
秋の遠足~四倉・久之浜方面~
9月4日(水)
待ちに待った『秋の遠足』の日がやってきました。
本来は9月3日に予定されていたのですが、あいにくの雨で延期に。
子どもたちは「4日こそ晴れて!!」と“天気の子”のように空に向かってお祈りをしていました。
その思いが届いたのか、当日は晴れ間が見え、遠足日和になりました。
行き先は、『四倉・久之浜方面』です。
まず、四倉海岸に到着した子どもたちは、磯の香りを感じながら、目の前に広がる海に目を輝かせていました。
「うみだ~~!!」
ここでは「砂の造形」に取り組みました。
事前の話し合いで決めておいた“サメ”づくりにチャレンジです。
バケツにたくさん砂を詰めて、土台をつくり形を整えていきます。
中でも苦労した作業は、サメの口を開ける行程でした。
大きな口を開けようとすると、砂は簡単に崩れてしまいます。
先生方の手助けもあり、スコップを支柱にしたり、貝殻を歯に見立てたりして、口を大きく開けたサメが立派にできあがりました。
一時間で作ったとは思えない、この大きさと迫力!
子どもたちは大満足の様子でした。
次に、『いわき市海竜の里』へ移動して昼食です。
食堂のカレーに舌鼓を打ちました。
おなかがいっぱいになった後は、海竜の里のアスレチックで元気いっぱい体を動かしました。
午後は、『いわき市アンモナイトセンター』へ。
研修室でお話を聞いた後、館内を見学しました。
「今皆さんがいるこの施設は標高100メートルくらいありますが、昔は海だったんですよ!」
「だからアンモナイトの化石がいっぱい見つかるんだね。」
お話を聞いた後は、お待ちかねの「化石発掘体験」へ。
ヘルメット・ゴーグル、タガネにハンマーと装備はバッチリ!
「アンモナイトを掘るぞ~~!」
「おー!」
化石がありそうな岩盤にタガネを打ち付けて発掘作業をおこなっていきます。
堅い岩盤に手こずりながらも、二枚貝の化石や、木の化石などを発掘することができました。
「アンモナイトは出なかったけど、とても楽しかった!」
「リベンジしにもう一度来たいです。」
「化石を掘りながら歴史を感じることができました。」
と、充実した顔で感想を語っていました。
帰りのバスの中は疲れてぐっすり・・・。
普段できない様々な体験をして、新しい発見や驚きがあった一日でした。
校内授業研究~英語~
8月30日(金)校内授業研究が行われました。
中学3年生の英語、単元は「さそい」です。
生徒は、好きな芸能人を誘う英文を一生懸命作っていました。
今年度は、深い学びを創出する個に応じた指導の工夫について、研究を行っています。
今回は小白井中の菊田教頭先生を講師としてお招きし、指導助言をいただきました。
また、職員全員で協議をし、研修を深めることができました。
個に応じた授業、そして深い学びのある授業の実現に向け、研究を一歩前に進めることができました。
菊田教頭先生、お忙しい中ありがとうございました。
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