日誌

私の“行き方”発見プログラム

中学生は、キャリア教育の一環としてパナソニック株式会社の「私の“行き方”発見プログラム」を受講しました。
これは東北活性化研究センターの支援事業一つで、地域に所在し活躍している様々な分野の企業と学校をつなぎ、将来の生き方への理解を深める出前授業です。

 

当日の講義だけでなく、事前授業も含めて全3時間。
子どもたちは自分の目指す職業や職種で求められる能力、働く意義について考えました。

ちなみに、「私の“行き方”」とは、パナソニック株式会社の創業者である松下幸之助氏が、生前良く使われた言葉だそうです。


事前学習1時間目は、大山教頭先生と産業について学習しました。

「社会科では“第1次産業・第2次産業、第3次産業”と、大きなくくりで勉強したけど、もっと細かく分けることができるんだね!」


次に、どのような役割の人が会社を支えているのかを考えました。


パナソニック株式会社で働く人の役割を分野ごとにわける活動では、一つの商品が流通するまでに、非常に多くの人が関わっていることがわかりました。


また、ものづくりに関わる仕事以外にもたくさんの仕事があり、会社をサポートする役割の重要性を学びました。


事前学習の2時間目は、自分の興味のある役割を発表したり、社会に出たときに求められる能力は何かを考えたりしました。

 

9月18日(水) いよいよプログラムの山場に。

パナソニック株式会社の松本健志様による、『自分の価値を発見しよう』というテーマでの講話でした。

今回は桶売中学校の皆さんも一緒に受講しました。

 

松本様はご自身の体験から、苦労の先にあるやりがいや、働くことへの想いをお話しくださいました。

また、事前学習をふり返り、社会で求められる能力はどうしたら身につくのか全員で考えました。

 

「空欄にあてはまる言葉を考えてみてください!」

 

「もしかして・・・教科が入るんじゃない・・・??」
「社会で求められる力って、学校や地域生活で身に付けることができるんだ!!」

子どもたちの目から鱗が落ちたようでした。

 


将来、社会の一員として働くための力は、今身に付けている最中なのです。

「日々の学習や経験は、社会に出てから役立つ力になります。
 色々なことに興味を持ち、チャレンジして、自分の力を伸ばしてください!」

 

松本さんの貴重なお話は、自分らしい“行き方”を考える大きなきっかけとなりました。

最後に講師の松本様といっしょに生徒全員で記念撮影。

松本様、お忙しい中本当にありがとうございました。