センターの研修等

学校組織マネジメント講座

 9月19日(水)、学校組織マネジメント講座を実施しました。33名の先生が参加しました。

 総合教育センター指導主事が「会議・打ち合わせ・研修の進め方」として講座を進めました。傾聴の仕方、ファシリテーションスキルを踏まえた会議の運営等、演習を多くして実践的な講座内容で進めました。

 受講者からは「ミドルリーダーとして、ファシリテーションスキルを生かして会議を進めていきたい」「傾聴の大切さを再認識できたので、意識したい」「演習内容はすぐに実践できるものなので、自校でも取り組んでいきたい」等の感想が寄せられました。

 「働き方改革」はどの職場でも課題です。会議の内容・方法を精選していく事で、限られた時間で効果を上げていけるよう、研修を生かしていただきたいと思います。

ICT活用講座③④⑤⑥(デジタル教科書基本)

9月3・7・13・14日には、ICT活用講座(デジタル教科書基本)が行われました。2学期より各学校に導入されたデジタル教科書の基本的な操作方法について、教科書会社の方に来ていただき、具体的に説明をしていただきました。

以前から各学校にあったデジタル教科書ですが、日々進歩しており、先生方が子ども達に分かりやすい授業ができるような工夫が多く盛り込まれています。参加された先生方も一つ一つ説明を受けながら実際に操作してみることにより、使い方を理解し、自分だったらこう活用したいという見通しを持つことができたようです。また、講座では新しいプロジェクターの使い方についても、業者の方に説明をしていただきました。

参加された先生方からは、「新しいデジタル教科書は、さらに使える機能が増えていて驚いた」「あらためて使用法を聞いて、様々な活用の仕方が理解できた」「デジタル教科書の使い方を工夫しながら学力向上に努めていきたい」などの感想が聞かれました。
先生方にはICT環境を積極的に活用していただき、今までよりもさらに教育効果を高めていただきたいと思います。

専門研修「図書館教育講座」

 9月7日(金)に青山学院女子短期大学教授である堀川照代先生をお招きして、専門研修「図書館教育講座」が行われました。

 講義の前半では「学校図書館の機能の充実と活用」と題して、情報活用能力を育成するためには計画的・段階的に子どもへの指導が行われることが望ましいということ、そのためには学校図書館の活用がとても重要であるということなどの説明がありました。

 後半は、学校司書と小中の先生方でのグループ協議が行われ、それぞれの立場での意見交換や情報共有がなされました。

 参加した先生方からは「司書教諭と学校司書の役割が明確になった」「授業等でこれまで以上に学校司書との連携を図っていきたい」などの感想が寄せられました。市内すべての小中学校に学校司書が関われているというのは、他の自治体と比べても大変恵まれた環境にありますので、ぜひ積極的に活用してほしいと思います。

キャリア教育講座

 8月23日(木)はキャリア教育講座を実施しました。免許状更新講習者を含む、51名が参加しました。ジュニアアチーブメント日本から佐川秀雄先生を講師として、講義演習を進めました。

 午前中はまず「経済教育の進め方①」として、経済教育活動とキャリア教育の関連をCAPSプログラムの演習と共に学びました。午後は、総合教育センター指導主事が「いわき市キャリア教育概論」の講義を進めました。その後、再び佐川先生に「経済教育の進め方②」の演習を進めていただきました。

 研修者からは「経済教育からキャリア教育を推進していくことの効果がわかった」「選択・意思決定の大切さがわかったので、授業場面で取り入れていきたい」「自校のキャリア教育を見直していきたい」等の感想が寄せられました。

 本講座を受講された先生の学校では、CAPSをはじめとした経済教育のプログラムを実施することも可能です。希望される場合、総合教育センター研修調査室へご連絡ください。

 

カウンセリング基礎講座

8月20日(月)カウンセリング基礎講座を実施いたしました。
午前の部は、NPO法人子どもの家統括であり、臨床発達心理士の
阿邊 智 先生から「カウンセリング・マインドを生かした児童・生徒・保護者への対応」と題して講義・演習を行なっていただきました。
カウンセリングのポイントについて「早期発見」「支援・対応」「未然防止」を踏まえてお話をしていただきました。
学校におけるカウンセリングマインドにおいて傾聴すること、共感の必要性について学ぶことができました。
午後の部は、福島大学大学院人間発達文化研究科 教授 生島 浩 先生から「不登校・いじめ・非行等への対応 ー保護者への支援を含めてー」と題でこ講義いただきました。
少年非行への対応、ITや発達障害に関連した問題について、専門的な見識から具体的な対応策をご示唆いただきました。

阿邊先生、生島先生、本当にありがとうございました。