小 名 浜 第 一 中 学 校
2月4日(土) 田村市において、男子バスケットボール県大会(U-15)が開催されました。本校は、新チームとして初めての県大会に出場し、善戦しましたが惜しくも初戦敗退となりました。
今回の経験を糧に来たるべく夏の中体連に向けてさらに練習を重ねてほしいと思います。
2月4日(土) いわき市中学校新人駅伝大会が3年ぶりに開催されました。天候にも恵まれ、絶好の駅伝日和となりました。本校は、12月から朝練を中心に活動し、土日での試走を行い大会に臨みました。
女子は、1区から3位と上位で争う展開となりました。
2区から最終5区まで、常に3位から5位の中での混戦となるレース運びでしたが、粘り強い走りで見事3位入賞を果たしました。
男子も女子と同じコースで行われました。9月の本選は3㎞ですが、今回は2.2㎞とスピード勝負のレースです。
実力者が揃う中、上位にくらいつく粘りの走り。
2区も前を追う展開で、10位以内を狙える位置まで押し上げます。
めまぐるしい展開の3区。順位変動が激しい区間です。
4区も前を追う展開で、後続を引き離そうと頑張ります。
5区は、後続を引き離し、前の3チームに迫る走りとなりました。
最終6区。徐々に差が詰まり、4チームが混戦となるレース展開へ。
最後まで襷をつなぎ、大健闘のレースとなり結果は入賞まであと一歩の11位でした。
女子1区の生徒は、総合個人記録で5位入賞となりました。
特設駅伝部のみなさん。これまで、寒い中での練習お疲れ様でした。今大会の経験をバネに、各競技にも生かしてほしいと思います。そして、9月の中体連駅伝大会で、男女県大会出場を目指して、頑張っていきましょう。
2月2日(木) 令和5年度前期生徒会役員選挙立会演説会が、オンラインで行われました。各学級の選挙管理員が昼休みや放課後に準備を進め、本番を迎えました。
演説会は、選挙管理委員の進行で進みます。
来年度の小名浜一中を担う代表生徒の演説です。演説者は、緊張の中で自分の考えをしっかりと述べました。
待っている間も、発表原稿のチェックに余念がありません。
教室では、画面を通してですが、演説者一人一人の声に耳を傾けています。
先週、2学年において有権者教育として「模擬選挙」の授業が行われたばかりということもあり、選挙の仕組みの一部を体感したようでした。
3年生は、母校の未来を託す後輩たちの姿に成長を感じてくれたことと思います。
1月27日(金) 2学年において「未来の有権者育成事業」として、いわき選挙管理委員会の方々を講師に招き、選挙の仕組みについて学ぶとともに模擬選挙を行いました。
「18歳選挙権」に伴う事業で、毎年、市内の各中学校において実施されています。15歳を間近に控えた中学校2年生にとっては、もうすぐそこにある選挙権です。
選挙とは一体何か? 選挙の仕組みや選挙における課題について学びました。
学習のまとめとして、実際の投票所の様子を再現し、投票を体験する模擬投票を行いました。選挙管理委員役、立会人役なども生徒で行いました。
実際に使用する投票用紙に書き込み、投票します。パネルや投票箱を目にし、ついつい「おっ~~~」と感嘆する様子もうかがえました。
まだまだ先と思っている生徒もいるかもしれませんが、高校3年生になるころには、現実として受け止めなければなりません。選挙権、つまり投票を放棄する(投票所にいかない)人が多い現代ですが、唯一、国民の手で未来を変えることのできる可能性をもっているのが、選挙かもしれません。
生徒たちの若い世代の人たちが、どのような世の中をつくっていくのか、そして、過ごしやすい世の中を作っていくためにもこれからも学習を重ねてほしいと思います。
1月25日(水) 2学年において、「こころの教育講演会」が行われました。講師として宍戸仙助先生に来校いただきました。宍戸先生は、本県の小学校教員、校長として勤務し退職後、NPO法人「シーエスアールスクエア」理事長として、主に東南アジアの子どもたちの学習環境の改善を目的に精力的に活動なさっています。
今回は、これまでの活動や体験を通して、「人の役に立つ人になるために学ぶことの大切さ」についてお話しいただきました。
主に、ベトナム、ラオスなどの山岳少数民族の教育環境に恵まれない学習環境改善のために、日本などの企業の社会貢献活動の取組や個人寄付などによる支援により、学校、寮、トイレ、井戸などの建設支援にあたってきました。
世界には、日本のように当たり前に教育を受けることができない子どもたちがたくさんいます。
生徒たちに語りかけるように、時には実演や実際の映像を通して講演いただきました。
現地の子どもたちは、学校にいくことができず、労働者(家庭を支える働き手)として日々、生活しています。こちらの写真は、小学生が約4ヶ月かけて織った布です。日本円にして1枚80円でしか売られていないとのことでした。
また、1970年代のベトナム戦争時に使用されたクラスター爆弾の残弾や地雷などが生活圏のいたるところに眠っており、爆発による被害が毎年絶えないとの紹介もありました。生徒たちは、同世代の子どもたちが世界のどこかで違った環境で生活していることを知るとともに、これから自分たちはどのように生活していくべきかについて、考えを深めるきっかけとなっていたようです。
生徒を代表して、お礼のことばが述べられました。
「人の役に立つ人になるためには」、まず、自らの夢をしっかりともち学ぶ続けることのように感じました。そして、将来、働いたときには、「だれかの役に立っている」と時折感じられる瞬間を得ることだとも思いました。
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