小 名 浜 第 一 中 学 校
冬のシーズンを前に、第2回避難くれんが実施されました。大きな地震後に、火災が発生したことを想定して行われました。事前指導では、校舎内を非難する際に、地震後には足下にさまざまな障害物がある可能性があるので、より一層注意して避難することが大切であることが伝えられました。
校長先生からは、1月1日に起きた能登半島沖地震を例に、災害は「いつでも・どこでも・だれにでも」起こりえることを忘れずに、日頃から防災の意識をもつようにと話がありました。
消防署員の方からは、避難の様子を振り返り、しっかりと取り組んでいた点と今後、注意すべき点について話がありました。
また、水消火器を使って初期消火の実演が行われました。
先生方も初期消火訓練を行いました。
今後、乾燥する季節になります。各家庭において、火の取り扱いには十分注意するよう、生徒たちともう一度確認して、訓練は終了しました。
11月は、先生方の研究授業が多く計画されています。新人戦や各種コンクールも一段落し、「スポーツや文化の秋」から「学びの秋」への転換です。
〇3学年 理科の研究授業の様子 「エネルギーと仕事」について学びました。
〇3学年 学級活動の様子 「進路についての悩みや不安」について、意見を出し合いこれからの受験シーズンに向けて、心身ともにバランスのとれた生活を送るためには、どうすればよいかについて考えました。
〇1学年 学級活動の様子 「自分のよさを生かした職業を探そう」をテーマに、自分に合った職業や将来について考えました。
どの授業においても、グループ内で活発に意見を交わしたり、協力しながら活動していました。一人で学ぶ力も大切ですが、他者の意見を参考にしたり、自分の意見を周囲に伝えたりすることは、将来、社会に出たときに必要なコミュニケーション能力にもつながります。
さあ、11月25日からは、定期テストや学力テストが始まります。学びの秋を充実したものにできるよう、日々の学習を頑張ってほしいと思います。
11月16日(土)、17日(日)の2日間、県新人柔道大会が行われました。
初日の団体戦では、男子は初戦を突破しましたが、2回戦で敗退。女子は、準決勝に進出し3位となりました。
2日目の個人戦は、男女とも全力で戦い、女子2階級で優勝、1階級で3位となりました。来年の中体連に向けて、この冬にトレーニングを積み、団体戦・個人戦ともに上位進出を目指します。
〇女子44kg級、70kg超級 1位
〇女子52kg級 3位
11月15日(金) 市中体連ボッチャ大会が総合体育館で開かれました。生徒たちは、団体戦・個人戦において、練習の成果を発揮し、各種目で大健闘しました。
大声援を力に勝利を目指して戦い抜き、団体戦では、昨年の優勝に続く2連覇はならなかったものの、見事準優勝と5位入賞を果たしました。また、個人戦においても、3位と5位に入賞しました。
11月12日(火) 後期生徒会の運営になった2回目の放送朝会を行いました。数多くの表彰と、2学期の折り返しを迎えての今学期残りの生活について、生徒会から話がありました。
授業参観のあとには、PTAバザーが開催されました。朝早くから、調理や仕分けなど手際よく準備していただき、重病参観が行われるまでには、すべて整のえていただきました。
歴代のPTA役員さんにもお手伝いいただき、本講PTAの伝統と絆の強さを感じること瞬間でもありました。
教室戻って、生徒たちは全校生で「いただきます」のかけ声とともに、美味しくいただきました。
午後には、保護者の方々に物品販売が行われ、多くの方々に足を運んでいただきました。
今日までの計画・段取り・仕入れ・各準備と本当にお世話になりました。おかげで今年も最高のバザーとなりました。
11月9日(土) 秋晴れの最高の天気のもと、授業参観を行いました。土曜日ということもあり、駐車場として解放した校庭は、スペースが確保できなくなるほど多くの保護者の方々に来校いただき、生徒たちの学習の様子や学校の様子を見ていただきました。
子どもたちは、普段以上に張り切って授業に臨んでいたようです。
授業参観のあとは、PTAバザーが開催されました。
2学年数学で研究授業を行いました。「平行と合同」について、角の大きさを図形の性質を明らかにして説明する内容です。
はじめに、予想を立て、これまでの学習をどのように活用すれば求められるかについて追究しました。
それぞれに予測した内容をタブレットを活用して共有し、他者の考えから自分の考えをさらに練り上げました。
違った考えを発表で補い、疑問点を解決していきます。
まとめの時間では、理解した内容をもとに、類似問題や発展問題にもチャレンジしました。
10月31日(木)・11月1日(金)の2日間に分けて、2年生が「ファイナンス・パーク」でElem(エリム)で活動を行いました。
生徒一人一人に家族構成や収入など仮想の将来設定がされ、それぞれの条件に応じて支出計画を設計することで、「意思決定」する力を養う活動です。
活動を通して、経済の仕組みや株の仕組みなども学ぶことができます。少し、難しいと感じる活動もありましたが、みんな一生懸命取り組み、ミッションをクリアすることができました。
2日間で20名以上の保護者の方々にも協力いただきました。ありがとうございました。
10月25日(金) 2学年において、講師として宍戸仙助先生をお招きし、「こころの教育講演会」を開催しました。宍戸先生は、本県の小学校教員、校長として勤務し退職後、NPO法人「シーエスアールスクエア」理事長として、主に東南アジアの子どもたちの学習環境の改善を目的に精力的に活動なさっています。
講演では、主に、ベトナム、ラオスなどの山岳少数民族の教育環境に恵まれない学習環境改善のために、日本などの企業の社会貢献活動の取組や個人寄付などによる支援により、学校、寮、トイレ、井戸などの建設支援にあたってきた経験などをお話しいただきました。世界には、日本のように当たり前に教育を受けることができない子どもたちがたくさんいます。また、1970年代のベトナム戦争時に使用されたクラスター爆弾の残弾や地雷などが生活圏のいたるところに眠っており、爆発による被害が毎年絶えないとの紹介もありました。
生徒たちは、同世代の子どもたちが世界のどこかで違った環境で生活していることを知るとともに、これから自分たちはどのように生活していくべきかについて、考えを深めるきっかけとなっていたようです。
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