草野中学校の様子

出来事

東日本大震災から10年……

東日本大震災から10年が過ぎようとしています。

平成23年3月11日,午後2時46分に東北地方太平洋沖地震が発生し,大きな揺れが私たちの日常に襲いかかってきました。その直後には,福島・宮城・岩手の太平洋沿岸地域は壊滅的な津波被害を受けました。いわき市でも,たくさんの方が犠牲となられ,尊い命を落とされました。さらに,追い討ちをかけるように福島第一原子力発電所がすべての電源を喪失し,未曾有の原子力災害が起きていることが明らかになりました。

元号も令和になり10年前に起こった震災の記憶は徐々に薄らいできていますが,決して風化させてはならないことだと思います。

3月12日の卒業式は,3年生にとって晴れの姿を保護者や地域の方々に披露する記念すべき日ですから,過去の辛い震災のことについて,校長式辞の中では直接的には触れません。しかし,私たちは多くの犠牲の上に生かされていることを改めて深く考える必要があります。そして,日本や世界の国と地域の人々から温かい支援の手が差し延べられたことへの感謝を忘れてはなりません。そのことを子供たちと共に再確認しておきたいと思います。

3年生への感謝の気持ちを込めて「送る会」を行いました

 生徒会主催による「3年生を送る会」を2月26日(金)の5校時に行いました。

 実行委員が,全校生徒や先生方に実施したアンケート調査の結果を発表したり,これまで撮り貯めておいた写真をスライドで流したり,会場は爆笑と感動の渦に包まれました。

 さらに,1・2年生の各学級代表から3年生にメッセージカードの贈呈がありました。メッセージカードには,3年生への感謝の気持ちと伝統を継承していくことへの強い決意が表れていました。

 送られる側の3年生代表からも,1・2年生へ学校を託す思いと感謝の言葉が述べられ,会場は一体感と温かい気持ちで満ちあふれていました。

空手の形に挑戦しています

先週に引き続き,佐藤臣聖(しげまさ)様を講師にお招きし,空手の授業を進めています。今週は2年生が形の習得に励んでいました。

体を反転させる際には,動きについていけない生徒も見受けられました。授業の終末は,座礼で心を鎮めていました。

社会を明るくするためのメッセージ

過日,表彰があった草野地区青少年育成市民会議平地区推進協議会草野支部主催「第33回社会を明るくする標語展」で入選した金賞作品の看板が学校に設置されました。

どの作品も社会を明るくするためのメッセージが込められていますね。

空手の技の練習に取り組みました

先週に引き続き,佐藤臣聖(しげまさ)様を講師にお招きし,空手の授業を進めています。

それぞれの構えから,突き技・蹴り技,打ち技の練習をしました。呼吸を整えて,技を繰り出すのは難しそうですね。

来週は2年生が,再来週は1年生が,それぞれ学習を進める予定です。

保健体育の授業で「空手」に取り組んでいます

 本校では,保健体育の授業で取り扱う武道について「柔道」を選択する計画でしたが,コロナ禍にあって接触を伴う運動を極力控える趣旨に沿って,「空手」を選択することにしました。

 本校卒業生の保護者である麻原好男様のご紹介で,空手の専門家である佐藤臣聖(しげまさ)様を講師にお招きし,本日から授業を進めていただいています。

 本日は,お互いを尊重する武道の精神をはじめ,伝統的な行動の仕方や礼法について,ご指導いただきました。さらに,技を習得する上で必要となる体幹を鍛える運動などを紹介いただき,実際に生徒たちも体を動かして「空手」の初歩を学んでいました。

 本来は,道着を着用し,素足で取り組むべきところですが,新型コロナウイルス感染防止のため,道着の着回しを避け,個人のジャージ着用・マスク着用のうえ,人と人との距離を十分に確保して取り組んでいます。

草野地区特別報奨者の表彰式がありました

2月9日(火)10:20に,いわき市青少年育成市民会議平地区推進協議会草野支部の 鈴木 智明 支部長 様,草野地区体育協会の 後藤 光男 会長 様,草野公民館の 飯島 裕人 館長 様 が来校され,中学生の受賞者に賞状の授与がありました。

いわき市青少年育成市民会議平地区推進協議会草野支部の鈴木智明支部長様から,「第33回社会を明るくする標語展」入賞者9名の代表である赤塚歩くんに,また,文化面で実績をあげた「青少年育成市民会議平地区推進協議会草野支部特別報奨者」14名の代表である大平真結子さんに,それぞれ賞状が手渡されました。

さらに,草野地区体育協会の後藤光男会長様から,運動面で実績をあげた「草野地区体育協会特別報奨者」36名の選手代表である松田友太郎くんに,賞状が手渡されました。

文化面・運動面で,草中生の活躍を心強く感じます。

美術・水彩画「夏の思い出」より

 1年生が奮闘した水彩画をご覧いただきたいと思います。思い思いの夏の風景を、絵の具の濃淡や色彩の美しさで表現しました。夏のジリジリという音が聞こえ、汗がにじむ空気感を、どうぞご堪能ください。

「トマトの成長」

 何が主役なのかを考え、ミニトマトと茎のバランスに気をつけて色を付けました。光が当たるところと影になるところを説明するように、絵の具をぬることを心掛けました。トマトの成長する力強さや迫力を表現できたと思います。トマトの生命力が見た人に伝わってほしいです。(1年生)

「スイカ」

 光と影を描いて立体感を出しました。中でもスイカの部分の影がうまく描けたと思います。色がなかなかうまくいかず、何度もぬり直しました。特に左側のスイカを何度も何度も、納得いくまで塗り直しました。(1年生)

 

「体感45℃」

 私の夏のイメージが、ギラギラして暑くて見る物すべてがまぶしい感じなので、しつこいくらいに明るい黄色や元気に伸び放題の草で自分なりの夏を表現しました。手前の草は伸び伸びと、奥の草はドライブラシでさらに奥の山と同ように描きました。嫌になるくらい暑い『ザ・夏』な感じを現しました。(1年生)

リモート配信のテストをしました

今年度は,コロナ禍のため全校集会や生徒会総会など,全校生徒が一堂に会する集会等は,3密を回避するため校内放送を通じて実施していました。

実は,次年度前期の生徒会役員選挙が2月5日(金)にあるわけですが,本日から5日(金)にかけて,候補者の応援演説を「リモート」で行うことにしました。

今日は,ICTサポーターの方の力をお借りして,コンピュータ室のパソコンからリアルタイムで映像を発信し,各学級に配備された「電子黒板」に映し出すことに成功しました。

明日からは,ICTサポーターの方の支援なしで成功するか不安もあります。不具合が生じないように,ただただ祈るばかりです。

1週間の取り組みの成果は,5日(金)に開催する立候補者本人の「立ち会い演説」で検証したいと考えています。

今後は,各教室と双方向のやりとりができるように試行錯誤しながら取り組んでみようと思います。