センターの研修等

新規採用学校栄養職員研修〈調理場研修①〉

 7月5日(水)に平北部学校給食共同調理場を会場に、新規採用学校栄養職員研修〈調理場研修①〉が行われました。

 始めに、共同調理場の概要として、調理場所長より講話をいただきました。いわき市の学校給食の現状と課題について、データを基にわかりやすくお話しいただきました。

 次に、給食管理業務の実際として、栄養教諭から説明を受けながら調理場内で研修を行いました。

 後半は、給食管理体制(栄養管理)の在り方として、栄養教諭の資料を基に、食に関する指導、衛生管理などについて研修を行いました。

 いわき市の子どもたちの食を支えてくださる先生の高い研修意欲にあふれた、充実した研修でした。平北部学校給食共同調理場の職員の皆様のご協力に感謝申し上げます。

養護教諭経験者研修Ⅰ・Ⅱ 学校訪問研修

 7月4日に小名浜第二中学校を会場に養護教諭経験者研修Ⅰ・Ⅱを行いました。

 小名浜第二中学校の養護教諭の先生に講師を務めていただき、研修を進めました。お忙しい中、ご協力ありがとうございました。

 講義1として、「保健室経営の実際」を行いました。研修者も各校の健康課題と課題解決のために取り組みたい方策を発表し、共有しました。

 休憩時間を兼ねて、小名浜第二中学校の保健室を見学しました。研修者が講師の先生に質問しながら、意欲的に見学をしていました。明るく機能的で整理整頓が行き届いた保健室でした。

 研修者の事前課題であげられた研修者の悩みに応えるべく、講師の先生が資料を作成してくださいました。ありがとうございます。

 休憩時間の後、協議1「養護教諭の執務上の諸問題」として、各学校で困っていること、悩んでいることについて協議しました。充実した話し合いとなりました。

 最後に講師の先生から、ご自身のモットーについてのお話と研修者へのメッセージをいただきました。「子どもファースト」「チーム学校」などのキーワードが特に心に残りました。

 本日の研修で得た資料はもちろんのこと、実際に見た保健室の様子、講師の先生からの的確な助言などすべてを生かして、各学校で充実した保健指導、保健室経営を進めていただきたいと思います。

経験者研修Ⅱ 教科指導研修①(教材研究)

 6月30日(金)に経験者研修Ⅱ 教科指導研修①(教材研究)が行われました。

 午前中に「授業設計の基本」として、授業の作り方や指導案の作成方法について再確認しました。また「道徳科の授業の充実に向けて」として、道徳の教科化になった理由や授業の進め方についての講義を行いました。午前中の講義ではともに指導案作りに着目した内容を行いました。

 午後には「特別活動の指導の充実に向けて」として、特別活動の内容や児童生徒の成長にとても大切な授業であることなど、演習を交えながら行いました。

 最後に、2学期に行う授業の指導案検討を、担当のいわき市教育委員会研究指導員と共に行いました。研修者からも充実した検討会となったという声が聞こえました。

 8月21日(月)には、今回検討した指導案をもとに、模擬授業研修を実施します。充実した研修になることを期待しています。

特別支援学級等教育講座

 6月26日(月)に「特別支援学級等教育講座」が行われました。小・中学校あわせて48名が参加しました。この講座は実際の授業の様子を撮影した動画を活用しながら、特別支援学級の学級経営、指導法の研修を行い、特別支援学級担当教職員としての資質の向上を図ることをねらいとしています。
 はじめに、総合教育センター指導主事より、本講座のねらいと授業研究の仕方について講義がありました。授業研究を進めるうえで大切にしたいことは「子どもの姿を事実で見る」ことであり、ここから児童生徒の「普段の行動の見取り」につながっていくという話がありました。


  授業提供者であり、本講座の講師を担当していただいていた平第一小学校・自情学級の担任の先生から、授業者としての思い、参観するポイントについて具体的にお話がありました。
 
 研修者は授業での事実を記録しながら実際の授業映像を視聴しました。記録用紙も併せて参考に載せます。


 授業動画視聴のあとは、小グループに分かれて事後研究を進めました。自己紹介、司会者、記録者を決め、対象児童の「本時の目標」を確認し、対象児童の「本時の目標」の場面での事実について話し合いました。さらに対象児童が「本時の目標」を達成できたのかの確認、「本時の目標」の妥当性の検討、次の目標のアイデアを出し合いました。講師の先生に率先して質問するグループもあり、各グループでは充実した協議が行われました。

 この研修で学んだことをぜひ各学校で先生方への伝達・共有を行い、本日の先生方の学びをたくさんの先生方に広げていただきたいと思います。

ふくしま未来をひらく読書の力プロジェクト 読書活動支援者育成事業いわき地区研修会及び学校司書研修【県主催】

 6月13日(火)に「第3回学校司書研修」が行われました。午前中は、蔵書管理に必要な、図書の装備についての情報交換と協議が行われました。

 各学校の取組について情報交換をしながら、学校司書が子どもたちの読書活動の推進のために、円滑かつ効率的に図書館サービスを提供できるよう、課題を出し合いながら、活発な協議が行われました。

 また、午後は県教育委員会主催の「ふくしまの未来をひらく読書の力プロジェクト 読書活動支援者育成事業いわき地区研修会」が行われました。

 まず、子どもの読書環境を豊かにする会の工藤滋子氏が、講話「ブックトークについて」を行いました。長年市内の小学校を中心に、子どもたちにブックトークや読み聞かせをされてきた経験をもとに、学校における取組みや、適切な本の紹介をしていただきました。

 続いて、NPO法人富岡町3.11を語る会で語り部をされている北村育美氏が講話「震災について伝えたいこと」を行いました。

 北村氏のお話は、東日本大震災で、支援する立場から経験されたお話で、参加者からは「震災を知らない子どもたちにも、伝えていかなければならない内容だった」「震災のことを教訓に、今後防災に関しても子どもたちに伝えていきたい」などの感想がありました。

校長実務研修②

6月19日(月)に校長実務研修②を実施しました。

はじめに、学校管理について、学校教育課管理主事より講義がありました。学校を管理する際の視点について再確認するとともに、危機管理や保護者・地域との連携について学びました。

続いて、組織的な支援の充実について、総合教育センター教育支援室長より講義を行いました。特別支援教育にかかるいわき市の現状や組織的な対応、教育支援室の活用などを学びました。

最後に、「『新たな教師の学びの姿』の実現に向けて」を総合教育センター所長より行いました。様々な資料に基づいた講義とそのことを踏まえた協議を行うことで深い学びにつながりました。

本日の学びを是非学校経営に活かしていただければと思います。

初任者研修〈授業研修①〉

 5月25日(木)に「初任者研修〈授業研修①〉」が行われました。初任者小・中学校あわせて64名が参加しました。

 はじめに、学校教育課課長が「いわき市の学校教育の現状と課題」の講義を行いました。

 鈴木課長からはいわき市の学校教育の現状だけでなく、日々、先生方一人一人が「生きがい」や「やりがい」をもって、仕事も人生も充実できるよう、「ワーク・ライフ・バランス」の大切さについて、お話をいただきました。

 次に総合教育センター指導主事が「授業づくりの基礎・基本」の講義を行いました。理想の授業へのイメージと、授業者としてのこだわりについて考え、授業づくりにあたっての、教材研究や単元計画、評価の在り方といった基本的なポイント・考え方について確認しましたn

 午後の研修では、「授業の進め方」の講義・演習を行いました。実際に自分が研究授業を行う教材を持ち寄り、前半は単元構想シートを作って単元全体の流れをつかむ活動、後半はそれを基にした学習指導案の作成でした。

 短い時間の中、初任者たちは教科書や指導書、学習指導要領解説とにらめっこしながら、苦戦しておりました。

 「単元のまとまり」や「身につけさせたい資質・能力」、「児童生徒の実態」を意識して、一単位時間の授業を構想していくことは、教師のやりがいや授業力の向上につながっていきます。

 「ローマは一日にしてならず」です。初任者には、今後の研究授業や日々の授業を通して、授業構想力を磨いていってほしいと思います。

 

特別支援教育コーディネーター研修

 6月6日(火)に職能研修Ⅰ「特別支援教育コーディネーター研修」が実施されました。悉皆研修のため、各学校より1名ずつ参加いただきました。

 まず、総合教育センター教育支援室長が「特別支援教育コーディネーターの役割」について講義を行いました。

 次に総合教育センター指導主事が、「特別支援教育コーディネーターの各学校の取り組み」について講義・演習を行いました。

 演習の中で事例(不登校生徒に関する事例、各学校で実際に起きている事例)について検討するグループ協議の場が設けられ、先生方は積極的に意見交換が行っていました。

 意見交換の後、先生方から共有したいことについて、発表していただきました。

 総合教育センターの「こころの支援アドバイザー」から子供の視点に立った事例の見方や考え方について助言をいただきました。

 特別支援教育アドバイザーからは、子供達の困り感に教職員が束になって寄り添ったり、認めたりして関わること、トラブル等が発生する予兆に早く気づき、先手を打って対応することが大切であるという助言をいただきました。

 特別支援教育コーディネーターの役割は多岐に渡りますが、特別な支援を必要とする児童生徒のために、本日の研修を生かして、各学校で計画的かつ組織的に特別支援教育の充実を図っていただきますようよろしくお願いいたします。

生徒指導主事研修

 5月26日(金)に生徒指導主事研修が行われました。福島県教育委員会「不登校・いじめ等対策推進事業(域別シンポジウム)」と共催で実施いたしました。

 始めに、福島県教育庁いわき教育事務所長より、あいさつがありました。次にいわき教育事務所学校教育課主任指導主事より、福島県の不登校やいじめ認知についての現状や対策についての講義があり、またグループワークによる情報交換を行いました。

 それから、市教育委員会学校教育課主任指導主事より、いわき市の不登校やいじめ認知の現状や対策について講義がありました。

 午後は、SNSトラブルによる対応について、協議を行いました。小学校と中学校の教員が混ざったグループによる話し合いにより、いろいろな方向から考える機会となりました。

 最後に、東京医療保健大学教授 渡會睦子先生 を講師に、こころと性について、また多様な性について(LGBTQについて)の講義がありました。先生方のアンケートから関心の高い内容についての詳しい話や、自己肯定感がこころの成長だけでなく、性にも関係していることなど、多くのことを学びました。

 久しぶりの対面による生徒指導主事研修でしたが、情報交換も含め、有意義な研修になりました。

水泳指導者研修

 5月23日(火)、職能研修Ⅱ「水泳指導者研修」が実施されました。63名(小学校61名、中学校2名)が参加して行われました。

 午前中は、スウィン大教スイミングスクールのプールにて、講義・実技「安全に取り組む水泳指導・発達段階に応じた泳法指導」が行われました。低学年・中学年・高学年の各コースに分かれ、スイミングスクールの指導者4名による専門的な実技研修がありました。(実技研修中の写真撮影は控えております)

 午後は、総合教育センター教職員研修室に場所を移して、学校教育課指導主事による「水泳指導上の安全管理の徹底について」の講義が行われました。具体的な事例を用い、安全管理を徹底することを目的として進められました。

 本研修は、水泳指導やプール管理の各側面から「安全」をテーマに進められました。また、安全に対する意識と配慮がきめ細かに行き届くようにしていくために、本研修への参加については未受講者を推奨しております。研修内容を各校教職員間で共有し、いわきの子どもたちが安心して水泳学習に取り組めるよう、各校の実態に即した諸準備を進めていただければと思います。今シーズンも事故なく安全に水泳指導が進められますよう、よろしくお願いいたします。

教務主任研修

 5月12日(金)、総合教育センターコンピュータ研修室において、職能研修Ⅱ「教務主任研修」が実施されました。新任教務主任を中心に21名(小学校12名、中学校9名)が参加して行われました。

 はじめに、総合教育センター指導主事より、「教務主任の仕事と役割」についての講義を行いました。

 3種類の役割(「連絡・調整」「指導・助言」「企画・立案」の各役割)や、必要な力(気付力・調整力・段取力・見通力)等について確認しました。

 次に、「教務主任としての校務運営の実際」についての協議・演習を行いました。様々なケースから想定し、その時々で求められる教務主任としての対応について考えました。

 また、マンダラシートを活用して理想の教務主任像をイメージし、それに対する課題を明確にしていきました。

 最後に、Google Formsを活用してアンケートを作成し、実際にQRコードを読み込む等の方法で回答するところまで行いました。学校内外でアンケートを実施し、集計する機会が多い教務主任の先生方のお役に立てればと考えての演習でした。

 教育計画実施の要となる教務主任の先生方が、この日の研修内容を活かしながら実務を遂行することで、いわきの子どもたちが着実に育っていくことを期待しております。

経験者研修Ⅲ<全体研修>・学校栄養職員経験者研修Ⅲ<全体研修>

 5月9日(火)、総合教育センター教職員研修室にて、経験者研修Ⅲ全体研修、及び、学校栄養職員経験者研修Ⅲ全体研修が実施されました。教職経験20年を経過した小学校11名、中学校10名、そして、経験15年学校栄養職員1名の、合計22名が参加して行われました。

 はじめに、いわき市総合教育センター所長より、「組織の中核となる教員としての心構え」についての講話がありました。研修者は、組織の中核としての資質・実践的指導力等について理解を深めました。

 次に、総合教育センター指導主事より、「経験者研修Ⅲの進め方」の説明と、「教職経験20年教員としての課題の解決に向けて」の講義・協議が行われました。協議の中では、ブレインライティングシートを用いて自分や自校の課題を明確にし、その教育課題の解決策を模索しました。また、マンダラシートを用いて、自信の専門性や強みを再認識し、教育課題の解決に向けて、研修者自身がいかに学校に貢献していくかということについて考えました。

 併せて、小名浜学校給食共同調理場栄養教諭より、「経験15年学校栄養職員としての課題の解決に向けて」の講義・協議が別室で行われました。

 研修者がこれまで培ってきた経験や指導力を、チーム学校の一員として存分に発揮してほしいと願っております。キャリアステージや、そこで求められる力を再確認した上で、研修に取り組んでいきましょう。

初任者研修・新規採用養護教諭研修・新規採用栄養職員研修(一般研修②)

5月11日(木)に「初任者研修・新規採用養護教諭研修・新規採用栄養職員研修がいわき海浜自然の家で行われました。初任者が小学校46名、中学校18名、養護教諭が小学校2名、中学校1名、栄養職員が1名、総勢68名の研修となりました。

 教員としてのコミュニケーション能力や協調性などの資質の向上を図ることを目的に、午前中は野外炊飯活動を行い、グループで力を合わせて、カレーライスづくりに取り組みました。

 

 

 

 

 

 

 それぞれが自分にできることは何かを考えながら、周囲とコミュニケーションを取り合い、協力し合いながら、活動に取り組んでいました。

 力を合わせてつくったカレーライスをおいしくいただきました。

 午後の研修はいわき市中学校長会長で植田中学校長の玉澤 淳校長先生が「初任者・新規採用者に望むこと」について講話を行いました。

 玉澤先生の長年の教職経験を振り返ってのお話は多岐にわたり、初任者たちはそれぞれ思い当たることあったようで、教職員としてのこの1ヶ月を内省する絶好の機会となりました。

 研修の後半は、「1ヶ月間の勤務を通して」のグループ協議、情報交換を行いました。授業の場面、それ以外の面での課題や少しずつできてきたことについて、付箋を使って共有しました。

 共通した課題も多くあり、自分だけではないと安心できたり、その課題の要因や対応策について話したりするグループもありました。

 今後とも、研修者同士が課題意識をもち、積極的にコミュニケーションを図りながら課題解決を図る過程を通して、教員としての資質・能力の向上をが図られることを願います。

 

 

 

 

 

 

ミドルリーダー養成研修<全体研修>

 5/9(火)、総合教育センター教職員研修室にて、基本研修ミドルリーダー養成研修の全体研修が実施されました。教職経験15年を終えられた先生方14名が参加されました。

 はじめに、いわき市総合教育センター所長より、「教職経験15年教員としての心構え」についての講話がありました。自分の強みや課題を再認識し、求められる資質・能力を確認しながら、研修意欲を新たにしていました。

 次に、学校教育課管理主事より、「教職員としての服務・勤務」についての講義がありました。具体例から、教育公務員の服務や勤務について考え、自分事として捉えるためのよい機会となりました。

 そして、総合教育センター指導主事による、「ミドルリーダーとしての課題解決に向けて」についての講義・演習が実施されました。

 ブレインライティングシートを用いた演習では、自分または自校の課題について、研修者同士が知恵を出し合い、解決の糸口を探る機会となりました。

 学校の中堅として、研修者が各学校でご自身の専門性を存分に発揮されることを願っています。

保健主事研修

 5/2(火)、体験型経済教育施設(Elem)において、いわき市教育委員会職能研修Ⅰ(主任等研修)保健主事研修が実施されました。

 

 はじめに、学校教育課指導主事より、「学校保健と保健主事の役割」について講義がありました。研修者の声に耳を傾けながら、保健主事の役割を明確にしていく内容でした。

 次に、学校教育課指導主事より、「健康教育の課題解決に向けて」について講義がありました。

 各学校の健康教育の課題について情報交換をしながら、学校や児童生徒の実態に応じた解決策を探っていきました。

 そして、福島整肢療護園の渡邊信雄先生を講師として、「学校におけるアレルギーへの対応」についての講義・演習を行いました。

 渡邊先生は、学校現場で起こり得るアレルギーやその対応について、長年に渡る経験と深い知見に基づき、分かりやすくお話くださいました。豊富なデータに基づく内容は説得力があり、学校や子どもの姿をイメージしながらお聞きすることができました。

 また、エピペンの使用に関する実演もありました。

 参加した研修者からは、「アレルギーの対応は専門性が高く、お話を伺ったことはとても参考になった」「食物アレルギーの緊急時対応をよく確認しておく必要性を強く感じた」等の感想がありました。

  児童生徒がアレルギー反応を示したとき、その対応についての共通理解や校内体制整備は、各学校で進んでいますでしょうか。保健主事や養護教諭が核となって子どもの健康を守り、児童生徒が安心して生活できるような学校の仕組みづくりをしていきましょう。

経験者研修Ⅱ(全体研修)

4月25日(火)、総合教育センター教職員研修室で、基本研修 経験者研修Ⅱの全体研修が行われました。

始めにいわき市教育委員会教育長より、いわき市が目指す教育についてあいさつがありました。

次に学校教育課主任指導主事の講義により、教職員としての服務・勤務について、教職員として守るべきこと、忘れてはいけないことを事例や演習を通して学び直しました。

その後、総合教育センター指導主事より、教職を10年経験した教員の役割、学校経営への参画について講義を行いました。

最後に経験者研修Ⅱの進め方について計画表をつくりながら確認しました。

さすが教職10年を経験した先生方、しっかり自分の立場を理解し、また、目的意識をもって研修に取り組んでいました。今年1年間、さらなるスキルアップができるよう、頑張っていきましょう。

特別支援学級等新任担当教員研修①

 4月26日(水)に「特別支援学級等新任担当教員研修①」がいわき市総合教育センター教職員研修室で行われました。小学校40名、中学校11名、合計51名の研修となりました。 

 はじめに、いわき市総合教育センター指導主事より「障がいの特性の理解」について講義がありました。障がいの特性とは何なのか、その特性を踏まえて実際に子供たちをどう支援するのか、について具体的に講義を進めました。

 「自立活動」について総合教育センター教育支援室長が講義を行いました。

 自立活動を行う目的、ねらいについて講義が行われた後、実際に自立活動の立案も進めました。

 さらに特別支援教育アドバイザーからは、保護者対応の留意事項、子供たちの支援を進める上で大切にしたいことについてお話がありました。

 「特別学級等の学級経営」について、総合教育センター教育支援室長より講義がありました。支援学級担任としての年間スケジュール、交流および共同学習を進める上での留意点、保護者との関わり方、担任として考えたいことなどについて、室長自身の体験談も踏まえて具体的に講義を行いました。

 最後に「学級経営の課題」についてグループごとに協議を行いました。研修者からは「各グループで同じ悩みを共有したり、悩みの解決に向けて助言し合ったりすることができてよかった。学校での支援に生かしたい」との感想がありました。充実した協議となりました。

 

経済教育研修

 4月27日(木)に体験型経済教育施設(Elem)で、経済教育研修を行いました。

 始めに、センター指導主事より、キャリア教育を推進する意味やキャリア教育を通して育みたい資質・能力、いわき市で実施されるスチューデントシティやファイナンスパークを通して子どもたちに気づかせたいことなどについて講義をしました。

 次に、消費生活アドバイザーから、金融教育の大切さについて講義をいただきました。子どもたちを自律した消費者にするためにどのような教育を義務教育段階から行うことが大切であるかを、具体例を基に説明をしていただきました。

 最後には、体験型経済教育施設次長より、スチューデントシティやファイナンスパークの魅力について、これまで体験した子どもたちの具体的な姿を基に説明がありました。初めて参加した研修者からは「こんなに充実した活動ができるかと想像すると、とても楽しみになる」「子どもたちを早く連れてきたい」といった感想が挙げられました。

 今回の研修が、子どもたちの充実した活動につながることを願っております。各校での伝達、企画・運営をよろしくお願いします。

初任者研修・新規採用養護教諭研修・新規採用栄養職員研修(一般研修①)

 4月20日(木)に「初任者研修・新規採用養護教諭研修・新規採用栄養職員研修がいわき市総合教育センター教職員研修室他で行われました。初任者が小学校46名、中学校18名、養護教諭が小学校2名、中学校1名、栄養職員が1名、総勢68名の研修となりました。

 

 はじめに、いわき市総合教育センター所長より「初任者・新規採用者研修にあたって」の講話、いわき市教育委員会学校教育課福原管理主事より「教職員としての服務・勤務」について講義を行い、「未来をつくるいわきの学校教育ABCプラン」に基づく、いわき市の教育の方針や、日々の教育活動を行っていくための教育公務員としての在り方、服務義務の大切さについて理解を深めました。

 

 四倉中学校主任主査 鈴木久美子先生が「社会人としてのマナー」の講義を行いました。学校に来客があった時、電話があった時の対応について「相手を思いやる気持ちを大切にするマナー」という観点で、ご指導いただきました。

 いわき市スクールカウンセラー 西脇陽子先生が「教職員のメンタルヘルス」の講義を行い、心の健康の保持とストレス等への対処法について演習などを交え、日々の心身の健康保持について考えを深めました。

 その他、初任者、養護教諭、栄養職員に分かれての研修、新学期が始まってからの研修者同士の情報交換などを行いました。

 

 

 

 

 この研修を皮切りに、今年度の初任者研修、新規採用養護教諭研修、新規採用栄養職員研修がスタートしました。

研修主任研修

 4月21日(金)に「研修主任研修」がいわき市総合教育センター 教職員研修室で行われました。今年度初めて研修主任となった先生方にたくさん出席していただきました。小学校27名、中学校14名合わせて41名の研修となりました。

 まずいわき市総合教育センター指導主事より「現職教育の進め方について」について講義を行いました。近くの先生方で現職教育を進めるうえで、悩みや課題を共有しながら進めました。

 後半は平第五小学校・川部中学校の現職主任の先生方を講師としてお招きして、「現職教育の実際」というテーマで実践発表をしていただきました。研修者の感想用紙には「今後の研修主任としての職務に直接生かせる発表を聴くことができ、とても勉強になった」という内容の感想がたくさん記載されていました。2名の先生方、新学期のお忙しい中、発表の準備等大変お世話になりました。ありがとうございました。