センターの研修等
授業実践講座(小学校 理科)
8月22日(木)、総合教育センター教職員研修室において、授業実践講座(小学校 理科)が行われました。
昨年に引き続き、福島大学 准教授 鳴川哲也先生をお招きし、理科の特性やICTの活用について、ご講義いただきました。
特に、ICTの活用については、教科の特性に合わせた活用方法について、実践例を用いてわかりやすく説明していただきました。
本研修で学んだことを、2学期からの授業に役立てていきたいと思います。
授業実践講座(中学校数学)
8月19日(月)に授業実践講座(中学校数学)が行われました。
いわき市立泉中学校の先生を講師として「教科等の特性を生かした授業の展開(実践を通して)」と題して、多くの実践発表をしていただきました。
先生が福島県のコアティーチャーやイノベーション人材育成推進教員として実践されてきたことを具体的にお話をしていただきました。また、演習も多く取り入れ「教えがちになりそうな図形(作図)をどのように主体的に学ばせていくのか」というテーマで、研修者同士で話し合うこともできました。
研修者からは「学力差のある学級において、子どもたちの関わりを大切にする我妻先生の指導力が素敵だと感じた」「自分の授業について振り返るいい機会となった」という感想があげられました。2学期からの生徒の関わりの在り方について、自己の教育観を見つめる先生方の姿が多く見られた研修となりました。
授業改善講座(中学校数学)
8月19日(月)に授業改善講座(中学校数学)が行われました。
前半は「教科の本質に迫る授業の設計」と題して、学校教育課指導主事より学習指導要領で求められる資質・能力についてやABCプランに基づく授業づくりについて研修を深めました。
後半では、昨年度調査研究委員であったいわき市立藤間中学校の先生より実践発表をしていただきました。教材研究の視点や生徒への問いかけの在り方、生徒からの問いの引き出し方などについて、子どもたちの具体的な姿をもとに研修を深めることができました。
研修者からは「どのようにすれば数学の本質に迫ることができるのかヒントを得ることができた」「生徒が取り組みやすく、考えやすい形で問題提示をすることの大切さを再確認した」といった感想が聞かれました。数学の本質を捉えるための教師の働きかけの大切さを実感することができた研修となりました。
授業実践講座(小学校:国語)
8月8日(木)に授業実践講座(小学校:国語)を実施しました。福島大学附属小学校の髙橋正充先生を講師として「教科等の特性を活かした授業の展開(実践を通して)」をテーマに講義・演習を行いました。
講義では、学習指導要領に示される「主体的な学び」「対話的な学び」「深い学び」について具体的な説明があり、それぞれがどのような学びなのか、それぞれの学びで大切にしなければならない教師の働きかけは何かについて、改めて捉え直す機会となりました。
演習では、教科書教材を用いて、講義で理解を深めた「主体的な学び」「対話的な学び」「深い学び」の3つの視点をもって教材研究を行いました。
研修を通して、研修者は「授業という『仮の場』を少しでも『実の場』とつなげ、学んだことを実社会で使えるレベルにもっていくこと」「対話を戦略的に位置づけること」「指導言によって深い学びに誘うこと」など、多くのことを学びました。
授業改善講座(小学校:国語)
8月8日(木)に授業改善講座(小学校:国語)を実施しました。
前半は、福島県教育庁いわき教育事務所指導主事が、「教科の本質に迫る授業の設計」について講義を行いました。学習指導要領に示されている国語科の目標、内容の系統性、学習過程の明確化、「考えの形成」の重視について、改めて確認するとともに、教科書をどのように活用していくかということを確認しました。
後半は、令和4・5年度の市の調査研究委員の郷ケ丘小学校の先生から、昨年度までの実践研究を発表いただくとともに、授業実践動画の導入場面、展開場面、終末場面を視聴し、どのように授業を設計していくかを学びました。
授業を設計するにあたり、教材分析をどのように行っていくか、先生の日頃の実践をもとに、物語文を用いて教材分析の演習を行いました。