カテゴリ:職能研修Ⅰ
新任等常勤講師研修
4月8日に新年度がスタートしたばかりですが、4月11日に早速、新任等常勤講師研修が行われました。参加されたのは、経験2年未満の常勤講師の先生方です。今年の春に大学を卒業して講師になられた先生方も多く、研修会場は若々しさに満ちあふれていました。
初めて教師になられた先生がほとんどですので、研修では「教師としての心構え」「教職員の服務と勤務」「特別支援を要する児童生徒への対応」「生徒指導の充実に向けて」「授業の進め方(養護教諭は保健室経営のすすめ方)」について講話・講義を受け、これから小中学校で勤めていく上で大切なことを、一つ一つ確認しながら研修を進めました。
参加された先生方からは、「感化する力という言葉がとてもいい言葉だと思った。自分自身まだまだ成長しきれていない部分がある中で、こんな先生になりたいとイメージできたことがとても良かった」「普段、自分が気づけない部分などを、授業例や他の先生方との話し合いの中で学ぶことができた。チェックシートなどを活用し、自分に足りない部分を確認し、向上心を持って日々の授業に取り組みたい」「自分が不安に思っていた授業についてや児童・保護者との関わりについての解決策を具体的な例をまじえながらご指導していただいたのでとてもよい研修だと感じた」「生徒の健康を第一に考えて、健康診断を円滑に進められるよう、準備をしっかりと行い、適切に実施できるようにしたい」などの感想が見られました。今回の研修を生かして、自信を持って授業や学級経営に励んでいただきたいと思います。
道徳主任等研修【県との共催】
8月17日に道徳主任等研修が行われました。午前中の講義では、小・中で順次スタートの「特別の教科 道徳」についての基本的な事柄を確認するとともに、道徳科の充実に向けてのポイントや、道徳教育推進教師の役割について学びました。
また現場の先生に、自校での道徳教育の取り組みや、推進教師としての実践について発表をしていただきました。
午後の講義では、授業スタンダードの視点から、道徳科の指導と評価の一体化について、具体的な事例をもとに義務教育課の指導主事より行政説明がありました。また通知表の所見の例をもとに、改善すべき点をグループで協議し、道徳の評価のあり方について考えました。
研修者からは、「評価についての視点が明確になった」「道徳推進教師としてこれから行っていくことが明らかになった」「小中学校間での情報交換ができてよかった」などの感想が見られました。
今回の研修で学んだことをもとに、各学校において特別の教科道徳を推進し、道徳教育をより一層充実させていただければと思います。
水泳指導担当研修
7月4日(水)は水泳指導担当研修を実施しました。市内全小学校から先生方が参加し、水泳指導について、具体的な実技や事例をもとに研修を行いました。
前半は、水泳指導上の安全管理の徹底について、いわき市教育委員会学校教育課指導主事が講義を行いました。文部科学省や福島県教育委員会から出された資料に基づいた安全管理の仕方や、豊富な経験に基づいた安全指導について講義を受け、先生方は自校での水泳指導について改めて振り返りました。また、所属校での実践例を紹介する先生もおり、受講者間で積極的な安全管理・安全指導のあり方について共有することができました。
後半は、市内小学校教諭を講師に実技研修を行いました。まずは水中での救命法について講義を受け、実際に気道を確保しながら救助する練習をしました。さらに、発達の段階に応じた水泳指導について、スモールステップを踏みながら研修しました。
受講者からは、「安全管理については理解しているつもりだったが、改めて気づくことがいくつもあった」「気を引きしめて指導にあたるよい機会になった」「呼吸法の指導など、明日からすぐに取り入れたい」等の感想が寄せられました。
今回の研修内容をぜひ所属校で共有していただき、水泳が好きな子ども達を育てていただくとともに、水泳事故ゼロに向けて「チーム学校」で万全を期していただきたいと願っています。
生徒指導主事研修②
7月3日(火)生徒指導主事研修②を実施しました。本研修は、福島県の「不登校・いじめ等対策推進事業(域別研修会・SC等地区別研修会」と共催としての実施でした。
午前中は、いわき教育事務所学校教育課主任指導主事が「いじめ防止対策の要点」、いわき市教育委員会学校教育課指導主事が「いわき市における生徒指導の現状と課題」の講義・演習を行いました。午後は、いわき教育事務所学校教育課主任指導主事が「ネット社会の望ましい意思決定と行動選択」、総合教育センター教育支援室長が中心となり「不登校への対応の実際」の、講義演習を行いました。どの研修も、子どもたちの生活の上で大きな問題であり、演習をとおして学びを深めたり、情報を共有したりすることができました。
研修者からは「演習が多く、情報交換ができてよかった」「ネット社会にかかる研修について、授業でも使えるので実践してみたい」「ケース会議の進め方がわかり、有意義だった」等の感想がありました。
本日の研修は、子どもたちを守るために、各校で伝達講習を実施し、全教職員で共有していただきたいと思います。
常勤講師基礎研修①②
5月16日および5月30日に常勤講師基礎研修①②が行われました。新任の講師の先生を含めて多くの先生方が参加されました。講義「教職員の服務と勤務」では職務上の義務や身分上の義務について再確認したり、講義「生徒指導の充実に向けて」では、生徒指導を進めていく上で大切なことを、生徒指導提要や生徒指導リーフをもとに確認しました。また講義「授業づくりと指導法」では、実際に授業の動画を見ていく中で、それぞれの場面での工夫点について学びました。午後はそれぞれの教科に分かれて模擬授業を行いました。お互いの授業を見合って話し合うことにより、自分の授業力のスキルアップを図りました。研修者からは「教職員の服務と勤務では、改めて自分が全体の奉仕者としてどのように見られているかを考えながら受講することができた。」「模擬授業ではリラックスした雰囲気でできたので、日頃の悩みや課題を打ち明けやすく、小さな疑問も解決できたのでよかった。」「服務について、生徒指導について、授業についてとバランスよく研修を受けることができてとても勉強になった。」などの意見が聞かれました。
今回の研修を今後の指導に生かして欲しいと思います。
情報教育担当者研修
5月24日(木)に情報教育担当研修が行われました。
主に新任情報担当の先生方が、ICT機器の点検・整備や活用の仕方、情報モラル教育の推進などにについて学びました。
情報教育担当の先生方の仕事は多岐にわたるため、一つ一つ確認しながら研修を進めました。最近、各学校でも力を入れているホームページについては、実際に市内の小中学校のホームページを見てもらいながら、どのように運営していけばよいかを学びました。
この研修で確認したことを元に、各学校においてますます情報教育を推進していただければと思います。
事務担当研修
5月1日に事務担当研修が行われ、新任の事務職員や、事務職員が配当されていない学校の教頭先生が参加しました。就学援助事務や学校徴収金、給食費事務についてなど、事務職員の日々の業務に必要な内容について研修を行いました。
また午後は、実際に財務会計システムを操作することにより、具体的に市費財務会計事務の進め方を学びました。
研修者からは「初めてのことなので実際にパソコン上で作業することにより理解が深まりました。「電話で聞いて下さい。」と言っていただき、大変心強く思いました。」「タイムリーな悩みへの回答ばかりで助かりました。本日はイメージをつくることができたので、ゴールが分かってほっとしております。ありがとうございました。」などの感想が聞かれました。
研修主任研修①
4月25日(水)に研修主任研修①を実施しました。初めて研修主任になられた先生方24名、経験のある先生方10名の先生方が参加されました。
「新任コース」では、「研修主任の役割」について、校内組織の作り方や1年を通しての研修の計画の立て方・進め方など、基本的な内容について演習も交えて講義を進めました。
「経験コース」では、研修主任としてどのように研修を活性化させたらよいのかについて、「見直す」「あるものを活用する」という観点から、グループ協議の仕方や既存のwebページの活用など、具体的に講義・演習を進めました。
研修者からは「先生方と自分との悩みは同じであるので少し安心し、そして今日の研修は勉強になりました。研修主任としてやらなければならないこと、やりたいことが見えてきたような気がします。楽しい研修でした。」「研修主任の意識や働きかけ次第で校内の姿勢が大きく変わり得ることを学んだ。舵取り役という言葉を胸に臨んでいきたい。」などの感想が見られました。
本研修で得たヒントをもとに、校内の研修をさらに活性化していただければと思います。
生徒指導主事研修①
4月23日(月)生徒指導主事研修①を実施しました。本年度初めて生徒指導主事を担当する先生を中心に、27名が参加しました。
はじめに総合教育センター指導主事が「生徒指導主事の役割~積極的な生徒指導~」について講義を行いました。その後、学校教育課指導主事が「個別の課題を抱える児童生徒への対応」について講義・演習を行いました。
受講者からは「子供の気持ちに寄り添い、一人一人がよりよく成長していけるように協力しながら組織的に対応していきたいです」「同僚性・協働性を大切に、全職員で積極的な生徒指導に取り組んでいきたいです。」等の感想が寄せられました。
生徒指導主事を核として、全教職員が組織的な生徒指導を展開していくよう願っています。
総合的な学習担当研修
4月19日(木)、総合的な学習担当研修を実施しました。
本市では小学5年生が「スチューデント・シティ」中学2年生が「ファイナンス・パーク」の学習に取り組みます。実施会場である、体験型経済教育施設 Elem で、児童生徒への指導を担当される先生方が研修に参加しました。
まず、総合教育センター指導主事が「いわき市キャリア教育概論」の講義を行いました。その後、Elem内の「スチューデント・シティ」「ファイナンス・パーク」の施設を見学しました。
そして、公益社団法人ジュニアアチーブメント日本 代表理事 佐川秀雄 先生を講師として、「キャリア教育の推進」について講義をいただきました。様々な経済教育プログラムについて詳しく説明をいただきました。
研修者からは「全教育活動をとおして、キャリア教育を推進していきたいです」「選択と意思決定の大切さを確認できました」「見通しをもって事前指導に取り組むことができそうです」などの感想が見られました。
本日の研修を生かし、総合的な学習の時間の学習を充実されることを期待しています。
研修主任研修②
1月25日(木)には、筑波大学附属小学校 副校長の田中博史先生を講師にお迎えして、研修主任研修が行われました。研修主任の抱える苦悩に寄り添い本音を引き出す協議の展開や、抜本的なアイディアを次々と提案する講義内容に、参加された先生方からは「あっという間の2時間だった」という声が多く聞かれました。
感想用紙からも「当たり前を問い直す、という視点を学ばせていただいた」「次年度に向けて明日から準備を進めたい」といった前向きな声がたくさんあがりました。各学校における校内研修が、次年度以降もさらに充実したものになることを期待しております。
教頭実務研修③
最初に玉澤管理主事より「学校管理全般」について、確実な学校運営についてお話がありました。2学期の学校運営に向けて、きめ細かく確認していくことができました。
続いて、10時10分からは、総合教育センター坂本指導主事より「学校教育課題解決に向けた教頭の役割」を行いました。はじめに「学校を取り巻く現状と課題」「管理職に求められるもの」「組織マネジメントサイクル」などについての講義をお聞きいただき、その後、演習を行いました。
「ケースメソッド資料」をもとに、SWOT分析にむけてそれぞれの知識・経験をもとにまとめていただきました。4色の蛍光ペンで色分けをしながらまとめたり、多くの書き込みをしながらその学校の分析をしたりなど、教頭先生方のすばらしい取り組みの様子を見ることができました。個人で読み取ったことを、つぎにグループごとにSWOT分析等を行いました。グループでの協議においては、深い話し合いがされ、これをもとに最後に一人一人が「管理職が着手すべきこと」を考え、まとめる時間をとりました。我々指導主事にとっても、学びの多い研修となりました。
特別支援学級等新任担当教員研修
本日8月4日(金)は、教育センターにおきまして、「特別支援学級等信任担当教員研修」を開催いたしました。「今年度、特別支援学級等を担任した教員を対象とし、これまでの授業づくりについて振り返るとともに、よりよい授業づくりについて研修を積むことにより、担当教員としての資質の向上を図ること」をねらいとして行いました。
まず、はじめに「1学期を振り返って」という内容で協議を行いました。講師は、当センター教育支援室の廣原指導主事です。
↓課題について話し合う様子↓
↓ 発表の様子
午後は、松崎教育支援室長より「個に応じた授業づくりに向けて」という内容での講義がありました。 午前中の協議内容を受けて、室長の経験をもとにしたお話がありました。松崎室長の受講者一人一人の困り感に寄り添う姿は、まさしく特別支援の本質のように感じました。
次に、研修者のみなさんに担当しているお子さんの様子を思い浮かべていただきながら自立活動の6項目の中のコミュニケーションについて確認していただきました。その後、どのように指導をしていくべきか考え協議を行いました。
校長実務研修/教頭実務研修
まずはじめに、学校教育課管理主事より「教職員の資質・能力の向上とメンタルヘルス」について講義がありました。
続いて、総合教育センター研修調査室長が「キャリア教育における管理職の役割」について、講義・演習を行いました。
午前中最後は、いわき市メディア指導員吉田裕樹様を講師として「情報モラル教育の推進と管理職の役割」について講義をいただきました。児童生徒を取り巻く情報機器に関わる危険、最新の問題について具体的にご説明いただきました。
午後は、チームスキル研究所代表理事 田中 信 先生を講師として「組織マネジメントと管理職の役割」として、講義をいただきました。学校は組織として教育を推進していますが、よりよい学校づくりのためにどうすべきか、演習を通して学びました。示唆のあるお話をいただきました。個人の違い・特性を活かし、どう人材育成を図っていくか、活気あふれる演習となりました。
道徳主任等研修
今回は、国立教育政策研究所教育課程研究センター総括研究官の西野真弓先生にお越しいただき、「道徳性を育む評価とは」と題してご講義いただきました。4月に行ったアンケート調査で自校の課題だと感じている内容で最も多かったのが「評価」であり、次いで「道徳の授業の在り方」でした。西野先生には、各校の実態をお話しした上で、それらについてお話しいただけるようにお願いいたしました。
受講生の中からは、「道徳の教科化が決まった時、漠然とした不安しかありませんでしたが、本日の講義を聞き、まず授業づくりの見直しが必要であることが分かりました。それから評価に結びつけていけるよう、校内で組織的に研修を進めていけるようにしたいと思います。」「子どもの学習・思考が見える授業づくりについて学んでいく必要を感じた。また、自己評価の蓄積の仕方を工夫することで子どもの変容を捉えやすくし、評価についての抵抗感や負担感を減らし、先生方が前向きに取り組んでもらえるように努力したい。」等、道徳主任としてやるべきことについて述べられた感想が多くありました。道徳主任として各校の道徳の変革のために、ご尽力いただけると確信できる内容でした。
また、数名の先生方から、道徳の授業実践の様子が見られる研修をしてほしいとのご意見がありましたが、毎年行っております。今年度は、宮小学校にお願いし、9月28日に予定しております。多くの参加をお待ちしております。
生徒指導主事研修②
6月26日(月)は、生徒指導主事研修②を開催しました。
各学校の生徒指導の中核を担う生徒指導主事の先生方を中心として106名の先生方が研修を受講しました。
はじめにいわき市消費生活センター所長より「いわき市の消費者教育推進計画について」をお話しいただき、そして次に、米津弘子いわき市消費生活センターコーディネーターより「注意すべきスマホトラブル」についてご講義いただきました。ネットショッピングトラブルなどの具体的な対処法であったり、ネット依存など子どもたちの周りに起こりうるスマホトラブルについてのお話は、子どもたちを守るべき立場にある先生方にとってとても関心の高い内容でありました。
どの先生方も熱心にメモをとるなど、各校に戻ってからの指導に役立てようとする姿が見られました。
(中学校区ごとに話し合う様子)↓
続いて、学校教育課指導主事より「いわきにおける生徒指導の現状と課題」について大きく3点についてお話をしていただきました。
1.いじめの解消について
2.不登校対策について
3.夏季休業に向けての指導について
そして最後に、中学校区ごとに小中学校の情報交換・連携の時間を設けました。その様子です↓
受講者からは、「ネットトラブル」について最新の情報を得ることができ、大変参考になった」「いわきの現状と課題について理解できたので、夏季休業前に校内でも研修したい」「情報交換の場が確保でき、よかった。」等の感想がありました。
今回の研修で得た知識や、紹介された資料・サイト等を活用され、児童生徒を被害から守っていきましょう。
(中学校区ごとに話し合う様子)↓
今回の研修で得た知識や、紹介された資料・サイト等を活用され、児童生徒を被害から守っていきましょう。
常勤講師基礎研修②
保健主事研修
教務主任研修
5月24日(水)には、「教務主任研修」が行われました。「教務主任の仕事と役割」「教務主任としての校務運営上の課題」について、講義、演習を行いました。教務主任として、より良い学校づくりと地域に開かれた教育課程の視点で研修を進めました。受講者からは「教務主任の仕事の具体的な内容や役割を詳しく知ることができ、今後の仕事に自信をもてると感じた」「演習で学んだ企画の視点を今後に活かしたい」「学校経営参画の意欲を得ることができた」等の感想が見られました。研修を活かし、各校で特色ある学校づくりを推進されることを期待しています。
常勤講師基礎研修①
さらなる授業力向上を目指して、各校でさらに研鑽に励むことを期待しています。