カテゴリ:職能研修Ⅰ

図書館教育担当教員研修

 9月24日(火)に「図書館教育担当教員研修」を実施しました。この研修は、「学校図書館の機能を向上させ、児童生徒の読書活動や学習活動の充実を図るために学校司書の活用について研修を深める」ことを目的とし、新任の図書館教育担当教員22名と学校司書40名が参加しました。

 はじめに、昨年度、東北地区図書館研究大会で日々の実践を発表されたいわき市立小名浜東小学校といわき市立錦小学校の先生から、「学校図書館の機能の充実と活用について」というテーマで、各校の実践を発表してもらいました。

 両校の発表内容は、学校運営ビジョンや児童の実態や課題に基づいた計画性のある取組で、教員と学校司書が連携し、多くの創意工夫のある実践がありました。研修者は学校図書館の活用、また、そのための教員と学校司書の連携について、具体的に知ることができました。

 次に、「子どもたちが学校図書館を好きになるイベント・行事を考える」というテーマで、教員と学校司書の協働ワークショップを行いました。架空の学校名をつけるところから始まり、同じ学校のメンバーとして、学期ごとのイベント、それを実現させるための役割について話し合いました。

できあがった企画書です。

 ワークショップを通して、教員、学校司書ともにそれそれの役割を自覚するとともに、学校図書館の機能を活性化させるための連携の在り方や対話の大切さについて学ぶ機会となりました。

 各学校でも、それぞれのよさを生かし、学校図書館の新しい価値を創造していく取組を期待いたします。

道徳教育推進教師研修

 8月29日(木)、総合教育センター教職員研修室において、道徳教育推進教師研修が行われました。

 講師として、福島県義務教育課指導主事 江花洋介先生をお招きし、道徳教育推進教師の役割や実践方法などについて、具体的に、わかりやすく講義いただきました。

 道徳教育推進教師の個人の強みを生かし、全員で道徳教育を推進していくことを忘れず、これからの道徳教育の推進に努めていただきたいと思います。

校長実務研修②

 8月7日(水)校長実務研修②を実施しました。本年度新設された武蔵野大学ウェルビーイング学部学科長の、秋山美紀教授においでいただき、「教職員のwell-beingの実現に向けて」と題して、ご講義いただきました。

 教員自身のウェルビーイングの向上と学校づくりについてくわしくお話をしていただきました。ポジティブ心理学の概念やウェルビーイング理論に基づいて具体的にお話をいただいたことで、明日からの学校づくりへ校長としてどう取り組んでいくべきかを改めて考える機会とすることができました。

 受講者からは、「『ケアをする人がまず元気に』という言葉が印象に残った」「セルフコンパッションについて共有していくことで、心理的安全性が保たれた職場にしていきたい」「先生の幸せが児童の幸せにつながることがわかった」「ウェルビーイングの考えは、校長だけでなく、他の教職員にも必要であると感じた」などの感想が寄せられました。

 

 秋山先生、本当にありがとうございました。ウェルビーイングの向上に向け、積極的に取り組んで参りたいと思います。 

教頭実務研修②、主幹教諭実務研修②

 8月5日(月)教頭実務研修②、主幹教諭実務研修②を実施いたしました。

 はじめに、神田外語大学客員教授の嶋﨑政男先生を講師として、ご講義いただきました。具体的な事例をもとに、わかりやすい講義、そして演習を行っていただきました。

 

 

  研修者からは、「ナレッジマネジメントの視点や『訊く』ということの具体的な効果について大変勉強になった」「豊富な事例からイメージがわきやすく、具体的な内容をもとに考えていくことができた」などの感想が寄せられました。

  

 後半には、教頭に対して、講義「学校管理・運営上の課題」を市教育委員会管理主事が行いました。また、主幹教諭に対して、「学校運営上の課題」を総合教育センター指導主事が行いました。 

 嶋﨑先生、いわき市においでいただき本当にありがとうございました。大変お世話になりました。

 研修を受けた皆さんは、本日の研修を2学期からの実務に活かしてほしいと思います。

特別支援学級等新任担当教員研修④

 7月29日月曜日の午後には特別支援学級等新任担当教員研修④が行われました。希望者を含めて59名の先生方が参加しました。

 初めに教育支援室長から1学期を振り返って、先生方に持ち寄っていただいた任意の児童生徒1名分の個別の教育支援計画、個別の指導計画の内容を見直す講義・演習を行いました。

 続いて、教育支援室指導主事からこの後の講師の先生方による実践発表の前に、発表を聴く上での視点について話がありました。

 そしてこの研修の要となる、市内の知的障がい学級、自閉症・情緒障がい学級、通級指導教室を担当されている先生で、これまで素晴らしい実践をされてこられた3名の先生から実践発表をしていただきました。

 3名の先生方の発表を聴き、メモをとりながら一生懸命学ぼうとする先生方が多く見られました。

 発表の後は小グループでの協議の時間が設けられ、協議で出た内容を共有する機会がありました。

 講師の先生方には学期末のお忙しい中、発表に向けた準備を進めていただき、ありがとうございました。この研修を受けた先生方が2学期からも支援を要する子供たちへの具体的なアプローチについて学ぶことができたと思います。

通級指導教室担当教員研修

 6月21日(金)に通級指導教室担当の先生方9名を対象に、通級指導教室担当教員研修を実施しました。市内では小学校で6校、中学校では3校の通級指導教室があります。

 はじめに福島県教育庁いわき教育事務所指導主事から、通級指導教室における自立活動の指導について講義がありました。学習指導要領に示された通級による指導の指導目標や指導内容、自立活動について理解を深めました。

 その後の演習では、自立活動の出発点となる一人一人の教育的ニーズの把握・整理について、「子ども本人の強み・希望」「本人・保護者との合意形成を図った合理的配慮」「自立活動の内容」という視点でグループで考えました。

 「ケース会議において、周りの大人の考えでなく、子ども本人の思いや願いが、自立活動を含めた支援の中心に据えられているか」という視点を共有できた研修となりました。

特別支援学級等新任担当教員研修②

 6月21日(金)に特別支援学級新任担当の先生方52名、希望者の先生方4名で合計56名の先生方を対象に特別支援学級等新任担当教員研修②を実施しました。

 まず、市総合教育センター教育支援室長より、次年度の教育審議会に向けて必要となる就学相談記録一覧表の作成に向けて指導・助言を行いました。

 続いて、市総合教育センター特別支援教育アドバイザーより、自立活動を進めるにあたっての留意点や大切にしたいことについて講話がありました。

 次に教育支援室指導主事が作成したある小学2年生の「個別の指導計画」をもとに、プロトコールを活用しながら当該児童の実態を把握するとともに、収集した情報を自立活動の区分に即して整理する演習を行いました。小グループでの協議も行いながら、学びを深めました。

 演習の後は、教育支援室指導主事から、自立活動について小学校、中学校のそれぞれの経験を踏まえて実践例を発表しました。

 

 参加された先生方には、今回の研修で学んだ自立活動についての内容を、各学級での指導に生かしてほしいと思います。

教務主任研修

 6月17日(月)20名の教務主任が参加して、教務主任研修が実施されました。

 はじめに、「教務主任の仕事と役割」について、講義が行われました。教務主任が担う「連絡・調整」「指導・助言」「企画・立案」の各役割について詳しく見直すとともに、「気付力」「調整力」「段取力」「見通力」の必要性について確認しました。

 次に、「教務主任としての校務運営の実際」について、協議・演習が行われました。ケーススタディー、曼荼羅チャートを用いた「理想の教務主任」像の視覚化などの演習を、教務主任同士が情報交換しながら行いました。

 また、Google Formやテキストマイニングも体験しました。

 多岐にわたる教務主任の仕事を、振り返りながら前進していくためにチェックリストを活用する方法など、すぐに使えそうな多くの内容を吸収していた研修者。皆さんがスキルアップしながら、学校のために、子どもたちのために持てる力を存分に発揮することを期待しています。

特別支援教育コーディネーター研修

 5月23日(木)に特別支援教育コーディネーター研修を行いました。悉皆研修として市内全小・中学校の特別支援コーディネーターの先生方にお集まりいただきました。

 この研修は、特別な支援を必要とする児童生徒の支援を校内体制を生かして組織的・系統的に進めるためのマネジメント力の向上と、合理的配慮についての理解を図ることを目的としています。

 まず、総合教育センター教育支援室長より、「特別支援教育コーディネーターは学校支援の要」という演題で講義・演習を行いました。

 本講義・演習では、特別支援教育コーディネーターの先生方からの事前アンケートの結果を踏まえ、関係機関との連携、児童生徒の言動の「見とり」方、ケース会議、先生方との連携、自立活動、そして保護者との関係づくりについて理解を深めました。

 後半は「特別支援教育コーディネーターの各学校での取り組みについて」という演題で教育支援室指導主事が講義・演習を行いました。学校現場の現状からの課題(特別支援教育コーディネーターの役割)、教育審議会までの流れ(特別支援学級入級までにできること)、そして、学校で起きていること(学校体制の中でできること)について、演習をとおして学びました。

 その演習では、本市のSSWから実際にSSWが学校や保護者とどう関わるのか、具体的にお話がありました。

 特別支援教育コーディネーターの先生方にとっては、特別な支援を必要とする児童生徒の支援を校内体制を生かして組織的・系統的に進めるために実際にどう関係機関と連携を図っていくのか、ヒントをたくさん得られた研修となったと思います。

研修主任研修

 5月22日(水)に市内の研修主任の先生方を対象に研修主任研修を実施しました。この研修は、今日的な教育課題解決のための研究や学力向上を目指した授業の在り方等について研修を深め、研修主任としての資質、指導力の向上を図ることを目的としています。

 研修の前半では、昨年度NITSの「研修マネジメント力育成プログラム(全国版)」を受講した指導主事がそのプログラムの内容を踏まえ、研修主任の先生方による協働的な学びを促しながら、「校内研修の充実に向けて」という演題で講義・演習を行いました。

 学校規模に合わせた3〜4人の小グループでこれまで研修主任として取組まれた上での課題や成功例について協議を行うとともに、それぞれが「研修マネジメント力育成プログラム(全国版)」の資料を読み取る時間を確保してから「よい校内研修とはどのようなものか」について協議を行いました。

 

 

  研修の後半には、「データ活用サイクルを回すための研修主任の役割~学校カルテ(学校・学級ダッシュボード)の活用を通して~」という演題で講義・演習を行いました。

 PwCコンサルティング合同会社より「学校カルテ(学校・学級ダッシュボード)」の見方について紹介がありました。

 研修主任の先生方は実際に端末を操作しながら学校カルテの見方を学びました。

 各校においても、エビデンスに基づいた児童生徒の実態把握を行い、学校の強みや課題を分析し、授業改善に向けた手立てを学校全体で考える校内研修を進めていただきたいと思います。

保健主事研修

 5月2日(木)体験型経済教育施設Elemにて、保健主事研修が実施されました。いわき市立小・中学校、及び、双葉町立小・中学校より、保健主事31名が参加しました。

 はじめに、学校教育課指導主事より、「学校保健と保健主事の役割」の講義が行われました。法的根拠や、保健主事に求められている役割についての話がありました。

 次に、東京医療保健大学教授より、「LGBTQの理解と適切な対応」の講義・演習が行われました。福島県のデータを含む豊富な資料をもとに進められ、研修者は意欲を高めて研修に取り組みました。

 Formsによるアンケートを用いて、研修中の研修者の思いをリアルタイムで吸い上げていただくなど、研修者に寄り添う配慮をたくさんしていただきました。

 いわき市こども家庭課と連携を図り、充実した保健主事研修を実施することができました。本日の研修内容をもとに、児童生徒の心身の健康の保持増進を図るため、保健主事の先生方に学校の中核を担っていただければと思います。

特別支援学級等新任担当教員研修①

 4月24日(水)に特別支援学級等新任担当教員研修①が行われました。この研修は、今年度初めて特別支援学級又は通級指導教室の担当になった教員として、特別支援教育に関する基礎的事項について研修に取組み、特別支援教育に携わる教員としての資質を高めることをねらいとしています。今年度は、今回の研修を含めて5回開催されます。(新任の先生方だけではなく、特別支援学級又は通級指導教室を担当する先生方も参加できます。) 

 今回の研修には、小学校47名、中学校9名、合計56名の先生方が参加しました。 

 まず、総合教育センター教育支援室指導主事が「特別支援学級における学級経営と授業づくり」について講義・演習を行いました。特別支援学級の担任として、子どもたちとの関わり方や声のかけ方、そして具体的な授業について、ペアでの話し合い活動も入れながらの講義・演習でした。

 次に、教育支援室長、特別教育支援アドバイザーが「障がいの特性と自立活動」について、講義・演習を行いました。主に教育支援室長からは障がいの種別と特性について、特別教育支援アドバイザーからは集団の中で不適応行動の要因として考えられることについて事例をふまえながら、講義を行いました。

 今回の研修で学んだことを先生方の目の前にいる特別な支援を要する子どもたちへの日々の指導・支援に生かしていただければと思います。

新任等常勤講師研修

 4月17日(水)に「新任等常勤講師研修」が行われました。

 はじめに、総合教育センター所長より「教師としての心構え」と題した講話がありました。教師に求められる資質・能力について、所長自身の経験談を交えながらお話がありました。

 続いて、いわき市教育委員会学校教育課管理主事より「教職員としての服務・勤務」について講義が行われました。研修者からは「教育公務員としての義務や責任を今まで以上に認識することができた」との感想が寄せられました。

  午前中の最後は、総合教育センター指導主事から「生徒指導の充実に向けて」について講義が行われました。「生徒指導」という言葉から連想されるイメージを全体で共有した上で、「生徒指導」の本来の役割や機能について考えました。

 午後の研修は、総合教育センター指導主事による「特別な支援を要する児童生徒への対応」と題した講義から始まりました。「障がいは人にあるのではなく『環境』にある」という言葉に多くの研修者が納得をしていた様子が印象的でした。

  その後は常勤講師と養護助教諭とに分かれ、それぞれで研修を行いました。常勤講師は「授業づくりの基礎と進め方」、養護助教諭は「保健管理の在り方」について講義・演習が行われ、よりよい授業づくりや保健室経営の在り方について、具体的な演習を交えて考えました。児童生徒への対応の仕方や保護者との連携について理解を深めることができました。  

 本研修で学んだことをぜひ学校現場で実践していってほしいと思います。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   

校長実務研修①

 4月17日(水)、学校管理運営の知識及び情報等の習得や問題解決能力に関する研修を行い、本市教育の推進を担う校長としての資質の向上を図ることを目的に、校長実務研修①を実施しました。

 はじめに、学校教育推進室長よりあいさつをいただきました。いわき市の教育に関する主な取組みをもとに教育施策に関わる貴重なお話をいただきました。

 次に、「いわき市の教育とその課題」として学校教育課長から講義を行いました。これまでの経験をもとにしたお話など、実務の参考になる貴重な時間となりました。

 続いて、学校教育課管理主事より「学校管理と1年間の実務の見通しについて」と題して講義がありました。1年間の業務について見通しをもつことができました。

 「学校予算面から見た現状 ~光熱費・施設設備費 他~」を学校支援課施設計画係長よりお話いただきました。予算の現状を把握して経営していく必要性を改めてとらえることができました。

 最後に、特別支援教育の組織的な支援の充実に向けてと題した講義を総合教育センター教育支援室長から行いました。

 今回の学びを学校経営にいかしていただければと思います。ご活躍を願っています。

教頭実務研修①

4月15日(月)、管理職としての職務を理解し、学校教育全般に対する具体的な方策をもって教職員をリードする力量を身に付けることを目的に、教頭実務研修①を実施しました。

はじめに、あいさつを教育部次長兼学校教育推進室長からいただきました。いわき市における教育に関する主な取組みなど、市全体に関わるお話をしていただきました。 

続いて、文書管理・管理全般について管理主事より講義を行いました。

続いて、指導関係についての講義を、学校教育課指導係長から行いました。

3つ目の講義は「特別支援教育について」です。いわき市総合教育センター教育支援室長より行いました。

最後に、総合教育センター研修事務について講義を行いました。

参加した教頭先生方、これからのご活躍を期待しています。

特別支援学級等新任担当教員研修③

 12月26日(火)に特別支援学級等新任担当教員研修③を実施しました。小学校40名、中学校10名の計50名の先生方が研修に参加しました。今回が特別支援学級等新任担当教員研修の最終回でした。

 まず、教育支援室長が特別支援学級の「教育課程の全体像」「自立活動、個別の計画」「全体計画の見直し」について、講義・演習を行いました。

 個別に考える時間やペアでの協議の時間を確保しながら進めました。

 午前中の後半には、特別支援教育アドバイザーが教育課程の具体例を提示しながら、編成するうえでの留意点について講義を行いました。

 グループで他校の教育課程を見る時間もあり、充実した協議となりました。

 午後の研修では「教育課程編成の実際」というテーマで、主にプロトコール※を活用した「個別の教育支援計画」「個別の指導計画」の作成の仕方や留意点について、特別支援教育アドバイザーより講義がありました。

※いわき市内全体で一つの共通した指導の観点として「自立活動」の項目をいわき市の実態に合わせて追加した項目を入れたもの。

 研修者の先生方からは「教育課程編成の進め方や個別の指導計画についても具体的に説明していただきわかりやすかった」「支援員とよく話し合って共通理解のもと、児童生徒の支援を続けたい」「プロトコールをもっと活用したい」という感想がありました。

 3学期、そして次年度からの子どもたちの指導・支援に生かせる研修になりました。

道徳教育推進教師研修

 8月31日(木)に、市総合教育センターにおいて、道徳教育推進教師研修が行われました。

 最初に、総合教育センター指導主事より、道徳教育の実施に向けて、道徳教育推進教師の役割や道徳科の授業の充実についての講義を行いました。

 次に、福島県教育庁義務教育課 指導主事 江花洋介先生より、「道徳科を要とする道徳教育の充実に向けて」と題して、講義や演習を行いました。道徳教育推進教師の仕事や道徳教育の推進方法、道徳の授業の進め方など、実例を用いてわかりやすく説明していただきました。多くのことを学ぶ機会となりました。今回の研修で学んだことを、各校の道徳教育の推進に役立てたいと思います。

教頭実務研修②・主幹教諭実務研修①

 8月1日(火)教頭実務研修②、主幹教諭実務研修①を実施いたしました。

 前半には、教頭に対して、講義「学校管理・運営上の課題」を市教育委員会管理主事より行いました。また、主幹教諭に対して、「学校運営上の課題」を総合教育センター指導主事より行いました。

続いて、後半には、おにざわ法律事務所 弁護士 鬼澤 秀昌 先生をお招きし、「学校運営におけるスクールロイヤーとの効果的な連携」をテーマにご講義いただきました。

具体的な事例をもとに、わかりやすい講義、そして演習を行っていただきました。

 研修者からは、「一人一人の児童生徒の背景にあることにも目を向け、管理職として対応にあたりたい」「事例から関連法令を知ることができ、意見交流の時間も大変勉強になった」「組織としてよりよい対応ができるようにしたい」などの感想がみられました。

 鬼澤先生、いわきにおいでいただき本当にありがとうございました。大変お世話になりました。

 研修を受けたみなさんは、本日の研修を2学期からの実務に活かしてほしいと思います。

 

新任等常勤講師授業研修〈模擬授業〉

 7月31日(月)に「新任等常勤講師授業研修〈模擬授業〉」が行われました。

 はじめに、総合教育センター指導主事から「授業づくりと授業改善」と題した講義が行われ、1学期の授業を振り返ったり、2学期以降の授業づくりについての話がありました。

 その後は各会場に分かれて、模擬授業と協議が行われました。

 お互いの授業を見合って協議する機会はそうないため、研修者からは「多くの先生方からアドバイスがいただけて有意義であった」「こうした機会は大変ありがたい」という感想も多くありました。

 2学期以降の授業実践にいかしてほしいと思います。

特別支援学級等新任担当教員研修②

 7月24日に行われた特別支援学級等新任担当教員研修②には、小学校45名、中学校10名の先生方が参加しました。

 まず、教育支援室指導主事から「1学期を振り返って」について講義を行いました。1学期までの取り組みを振り返るとともに、よいよい児童生徒への支援の方法、保護者との適切な連携についてわかりやすく講義を進めました。研修者の先生方も1学期の自分の姿を振り返ることができていました。

 続いて、教育支援室長から、「認知」は人それぞれであること、検査を適切に活用するうえでの注意点について講義がありました。また、支援学級の生徒の進路選択について、生徒が自分の進路を選択するにあたり、教師の適切な関わり方について動画を視聴しながら学びました。

 午後の研修では、市内で特別支援学級(自・情学級、知的学級、通級指導)を担当されている先生方3名を講師としてお招きして、「個に応じた授業づくりに向けて」というテーマで実践発表をしていただきました。

 

 3人の先生方には学期末のお忙しい中、研修者のみなさんのために実践資料の作成から発表まで大変お世話になりました。感想用紙からは「先生方の実践発表から学んだことを2学期の授業で実践したい」というコメントが数多く見られました。3人の先生方、本当にありがとうございました。

 最後に、教育支援室指導主事から実践発表を踏まえた授業の進め方について講義がありました。

 今回の研修で学んだことを、各学校の特別な支援が必要な子どもたちの支援・指導に生かしてほしいと思います。