日誌

 『心豊かに』 ~共に語り合い、共に学び合い、共に成長する学校~

「正月飾り」をつくって,地域の方々へ届けました。

 11日、桶売中体育館で、小学生と中学生ともに桶売中と合同で「正月飾り」を作りました。「地域に貢献する意欲を高めること」「桶売地区の仲間との交流をさらに深めること」がねらいでした。

 例年、川前地区の社会福祉協議会に協力してもらい、「正月飾り」を地区のひとり暮らしの高齢者へ届けています。
 最初に地域の方に藁(わら)で縄をもじるところから教えてもらいました。中学生は昨年の記憶が残っていたので、着実に作業を進めることができました。小学生も桶売中の先輩に教えてもらいながら一生懸命作りました。教職員もほぼ全員が初めての作業だったので教えてもらいながら作業を進めました。

 全体で140本が目標でした。これまで取り組んできた交流があったため、桶売中生との呼吸もぴったり、みんなが全集中で、目標数を超えることができました。

 昼食は体育館で大きな輪をつくり、久しぶりに顔を向かい合わせて食べました。

 午後は、川前に戻り、二手に分かれて地域の方々やお世話になっている事業所に「正月飾り」を届けました。

 今年は、新型コロナウイルスに振り回された1年でした。「正月飾り」に使われる「松」は強い生命力をもっているので、新しい年の初めに長寿を願い、玄関に飾る習わしがあるそうです。

 来年は、新型コロナウイルスに打ち勝ち、幸せな1年になることを願うばかりです。

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花壇の手入れをしました。

 7日(月)は二十四節気の「大雪」です。肌寒い一日でしたが、先延ばしになっていた花壇の手入れを行いました。

 前用務員さんにボランティアで来ていただき、植え方を教えてもらいながらパンジーを植えました。子どもたちが中心となって活動しましたが、職員も全員で協力し、他の花壇の手入れまで進みました。

 学校の環境をみんなできれいにしました。

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薬物乱用防止教室 in小白井小・中学校

 12/2(水)は中学生が、小白井小・中学校で開かれた薬物乱用防止教室に参加しました。内容は、主に「たばこの害」についてでした。2人は真剣にメモをとりながら話を聞きました。

 

 

 

 

 

 たばこには、有害物質が多く含まれ、たばこを吸う人だけでなく、近くにいる人にも副流煙の影響があり、がんや脳卒中などの原因になるなど、体に悪いことを学びました。

 

 

 

 

 

 先生から「がんにならない臓器はどこか?」という質問がありましたが、いち早く挙手して「心臓です」と答えることができて、先生に褒めいただいた場面もありました。

 この講話を受け、たばこや薬物などの有害性や自分の体は自分で大切にしなければならないことを実感したようでです。

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電車 「歩こう!知ろう!いわき駅前探検」

 27日(金)、小学生はいわき駅前の探検をしました。何度も来たことはあるものの、いつも家族に連れられてきている場所です。

 今回は、「駅周辺を徒歩で見て回り、どんな施設があるのか気づくこと」「1人で交通機関や目的の施設を利用すること」がねらいでした。引率職員が後で見守りましたが、時間やお小遣い、お店でのやりとりは自分でやることを原則として、行動しました。

今日の目的は…

①お小遣いの範囲内で、切符や買い物をすませる。

②自分で切符を購入して、改札を通る。

③スーパーで昼食を購入する。

④文具店や洋菓子店など専門店で必要な文具やお土産を購入する。

⑤図書館を見学する。

⑥松ヶ丘公園で昼食をとって、時間を意識して過ごす。

松ヶ丘公園の昼食では、自分で選んだ買ったおかずをおいしそうに頬張っていました。少し肌寒く、天気もよくありませんでしたが、公園で元気に活動できました。

 

 

 自分ひとりで買い物をしたり、駅周辺を散策できたことで少し自信をもって、帰校することができました。

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遠足 「いわき震災伝承みらい館」「創作かまぼこ かねまん本舗」へ~見学学習~

 

 20日、小学生は川前地区3校合同で「いわき震災伝承みらい館」「創作かまぼこ かねまん本舗」へ見学学習に行きました。

 

 川前駅から磐越東線で小川郷へ。バスに乗り換えて、みらい館へ向かいました。みらい館では展示をみたり、語り部のお話を聞いたりしました。「震災の時は消防車が活動できなかったこと」や「火災で天井に火が燃え移った時には、その場から逃げて、自分の身を守ること」がわかりました。

 

 かねまん本舗では、かまぼこを作る工場を見学して、試食までさせてもらいました。できたてのかまぼこをおいしく食べ、かまぼこの材料が魚だということを知りました。

 

いつもは中学生と活動を共にしていますが、今回は同じ小学生と活動することで、集団を意識して行動する訓練にもなりました。

 

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被爆体験伝承講話を聴いて

 19日、桶売小中学校体育館で、国立広島原爆死没者追悼平和記念館の事業により、被爆体験記ボランティアをされている濱田千恵さんのお話を聴く機会をもらいました。

 濱田さんは「広島の被害」「中学2年だった國重昌弘さんの被爆体験」「國重さんの今」「私の思い」を丁寧に話してくださいました。伝えられた話や広島の市民と高校生が描いた絵から、「戦争の悲惨さ」が強く心に響きました。
 また、濱田さんは、「ふるさとの広島のことをたくさんの方に知ってもらいたい」と思ったことがボランティアになるきっかけだったことを教えてくれました。

~2人の感想~ ※抜粋

「國重さんが、父に皮膚を取ってもらうところの絵で見て、とても悲しい気持ちになりました。…(非核平和都市を宣言をしてる)いわき市民として平和に暮らしたいです。講話を聴いて「戦争はやってはいけない」と僕は強く思いました。」

「戦時中は小学生から中学生、大人まで幅広い年齢の人が戦争のために働いていたことがわかりました。…原子爆弾の爆風で人が吹き飛ばされ、強い放射線を浴び、さまざまな被害がこの一瞬であったことがわかりました。今回、戦争や被爆について、より深く考えさせられました。それは、何があろうと戦争をして、死者を出してはいけないということです。」

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