出来事
持久走記録会へのチャレンジ!
立冬は過ぎましたが満点の青空の下の大休憩時間、全校生が校庭に出て持久走記録会に向けた試走を始めました。火曜日と木曜日にチャレンジしています。
こちら9日(木)の様子。まずは準備体操を念入りに!
そしてBGMに合わせて試走開始でございます!初めは勢いよく飛び出して行きましたが段々とね...。そうやって練習を繰り返して自分のペースをつかんでいくことでしょう。先生方もいい汗かいています。子どもたちと張り合ってスタミナを使い果たさないでくださいね、まだ授業がありますからね!
終わりの体操と振り返りのミーティングも大事な時間。教室に戻る道すがら子どもたちは「汗かいたわー!」「体がなまっている!」「やばい、長い!」等々の声もじつに爽やか。前向きな1年生は「先生!もっと走りたいですぅ~」とニコニコ顔でしたね。今日もナイスチャレンジでした。さあ水分を補給して授業も頑張りましょう!
今年度の持久走記録会は11月17日(金)に開催します。
1・2年生は660m
(校庭3周+60m)
3・4年生は1,040m
(校庭5周+40m)
5・6年生は1,440m
(校庭7周+40m)
本校ならではの「+数十メートル」が子どもたちにとってはチャレンジし甲斐のあるところ!自分のペースを大事にね!とは言いつつも、ぜひ校内新記録の更新を!と声をかけたくなるのでございます。今年も先輩方の後ろ姿を追いかけて、チャレンジして参りましょう!
代表委員会を中心に、赤い羽根共同募金!
10月26日(水)、社会福祉協議会常磐地区協議会の根本会長にご来校いただき、赤い羽根募金の贈呈式を行いました。今年も代表委員会が中心となって全校生に呼びかけてまして、20,231円をお届けしました。
根本会長様からは「地域の皆さんが安心して暮らすことができるよう、大切に使わせていただきます」とのご挨拶をいただきました。
募金にご協力いただいた皆さん、どうもありがとうございました。また、毎朝、募金の呼びかけや集計にチャレンジした代表委員の皆さんにも大きな拍手を!
今年も豊作、2年生とやまなし学級のさつまいも!
11月6日(月)、子ども広場の畑の方から「はい、それじゃー始めよう!」という声が聞こえてきました。よもやよもや!と急行してみると、やはり2年生がさつまいもの収穫をしておりました。「こっちは私のだからね!」「じゃ、こっちはぼくのだ!」等々言いながら、畑の中をまるで宝探しをしているかのように掘り進めていきました。途中何度も「先生、こっちも掘ってください!」の声があちこちから。子どもたちのオーダーに応えるべくスコップを手に大活躍の先生方。額にはきらきら光る美しい汗が...。まぶしかったです!
ここは僕のエリアだぞ!よし、このつるを引っ張ったら、きっとさつまいもがたくさんついているはず!
ん~、1つだけだったか...残念。ほほ~、さつまいもってこんなふうになっているのか、勉強になるな。でも、やっぱり味の方が気になるな~。
わたしのちっちゃかった!かわいい!これも食べられるの?
いろいろな気づきをしながら収穫したさつまいも、後日みんなで分け合って持ち帰るとのこと。「どんなお料理に使うの?」の質問に、ほぼ全員が「焼き芋~!」とのことでございます。ぜひ食べた感想を聞かせてくださいね。でも、どうしてさつまいもはこんなにも魅力的なのでしょう?!
さて、こちらはやまなし学級、2日(木)に同じく収穫を行いました。「こっち掘ってみて!」「もっと深く掘ってみて!」「もっともっと深くよ!」と、子どもたち以上に先生と支援員さんの本気さがとても熱く伝わって参りました。
すると、まさに「いもづる式!」でございます。土の中からさつまいもがわんさか湧いて参りました!
「ほら、まだまだあるよ。この下にもあるからね!」、さすがはベテラン!
時折、「先生、スコップでちょん切っちゃだめだよ~」って子どもたちからご指摘を受けることもありましたが..。みんな笑顔の大豊作でございました。
「絶対落としちゃダメだからね!頼むよ!」と、ここでも本気のご指導でございます。大人をも夢中にさせるさつまいも、恐るべし!でございます。
無事、貯蔵エリア(ベランダですけど)に運び込まれたさつまいも。やまなし学級では後日何かに使うのだそう。しかもさつまいものつるまでも。一体何に使うのか...、今後の展開に注目して参りましょう!
4年2組、体育科で開脚前転にチャレンジ!
10月27日(金)のことになります。4年2組体育科で授業研究を行いました。まずは準備体操から補強運動へといつものルーティンで体を温め、今日はマット運動の基本演技「開脚前転」にチャレンジ!
実技前のミーティング。先生から開脚前転のポイントとして①いきおい、②足を開くのはあしつく前、③あしピン!手ピン!のご教示、そして本時の自分のめあてを立てていきました。マット運動全体を通じてカバーする自己評価シートが使われていて、自分の成長の様子を見える化できるように配慮していました、とても大事!
それでは始めましょう!ということで、まずはマットを用いた補強運動へ。どれも柔軟性を意識したメニュー。授業後、「どうしてゆりかごやブリッジ等のメニューにしたの?」と尋ねたところ「けが防止のためでもあるんですけど、これまでの新体力テストの結果を見てみると持久力とか投力は改善してきていて、でも柔軟性に課題があるんです。マット運動なので子どもたちに意識してもらいたいということで、学年で話し合ってやっています」とのこと。データ分析、学年内の連携、説得力あります!
そして本日のメイン「開脚前転」。まずは先生がお手本を...、軽やか!巧い!子どもたちも自分のめあてを意識しながらお手本を見て「そうか!」「よっしゃ!」「ピン!ね」と意欲が湧いてきたご様子。先生も各マットを回って親身にあってアドバイスしていきました。
ここで子どもたちが手にしたのはタブレット端末!それぞれの演技を録画して、自己分析、相互評価をして開脚前転ができるように頑張ろう!ということに...。初めは面白がって動画を見る様子もありましたが、次第に自分のめあてを意識してチャレンジする姿、また仲間を思いやる心を発揮して積極的にアドバイスする姿が増えていって、できました!やった!の声がたくさん聞こえてきました。中には「わたし出来ない!もう...」という声もありましたが、「今、意識したポイントは?」「それじゃー次はどのポイントを意識してみるの?」という先生の励ましに勇気づけられて、諦めずにチャレンジしていく様子も見ることが出いました。子どもたちとの信頼関係、美しいですね!
授業のまとめは自己評価シートで。本時のめあてを意識してやり抜いた感が大きかったでしょう。今までのアクティブさから場の雰囲気は一転して黙々と書き綴る姿がとても印象的でした。いつも先生が赤ペンでの温かいコメントをしているという効果もあるのでしょうね。みんなよく頑張りました!
本時はお馴染み初任者研修の一環。今回も多くの同僚先生が参観にお越しになり、放課後の職員室はいつものように授業談議で大いに盛り上がっておりました。「本校で育てる4つの力」に働きかけているところGood!タブレット活用についてなるほど!こんな方法はどう?等々...。この時間とっても素敵だと思います。お互い勉強になりますね。
最後に小学校体育科の必須アイテムのリズム太鼓。初任である担任の先生はいつの間にか「リズム太鼓の達人」となっていてとても嬉しく思いました。日々努力を積み重ねてきた成果ですから。いつも「子どもたちのために頑張ります!」とお話してくれますが、これからも子どもたちとともに歩んで一緒に成長していく姿を全力で応援して参ります。長倉小学校、子どもたちも先生方もみんな頑張ってます!
表彰式、読書感想文コンクール!
青少年読書感想文全国コンクールにつながるいわき市読書感想文コンクールの表彰です。本校からは、準特選・入選に各1名、佳作に3名が賞状をいただきました。
準特選を受賞した2年生児童が読んだ本は、磯みゆき作「それで、いい!」。絵を描くことが大好きなきつねが主人公のストーリー。山猫とやりとりしていく中で、展覧会に出品するために「『すごい絵』を描かなくちゃ」という気持ちが強くなって、描くことが楽しくなくなってしまったのだそう。でも、うさぎさんとの交流で「いつの間にか、また絵がかきたくなって」いって、うさぎさんの絵が展覧会に飾られたとのことです。山猫に「一言もんくを言いたくなりました」、展覧会に飾られた絵は「キラキラしたうさぎさんのえがおだと思いました」等々、自分の思いを丁寧に綴っていました。そして最後に「わたしは、人の目を気にしすぎて自分の気もちがなくなってしまうことは、かなしいこと」と感じ、「自分の気持ちは『たからもの』だから大切にしたい」という気づきを述べました。その気づきをみなさんとも共有したいと思います。素晴らしい感想文でございます!
入選した4年生児童が手にした本は、本郷陽二編「北島康介物語」。「私がこの本を読んだ理由は、水泳が好きで、平泳ぎで早く泳げる方法を知りたくて」とのこと。しかし「最後まで読んでみましたが早くなる方法は書いてありませんでした」が、「大切なのは負けない気持ちをもつことだということが分かりました」とのことであります。また、北島選手が目標を決めて実現していることや本番で強さを発揮していることに憧れを抱きつつ、その背景を丁寧に読み取った上で「私にやれることはなんだろう?」と考え、「両親を喜ばせたい」を目標に「毎日『ありがとう』と言葉で伝え」続けて、途中でめげずに自分を成長させていきたいと思うようになったとのことであります。素敵な気づきですね。ぜひ自分の目標を達成させてください、私たちも応援して参りましょう!
また、佳作に選ばれた子どもたちが手にした本は次の通りでございます。
2年生:蒔田晋治「教室はまちがうところだ」
3年生:大塚菜生「給食室のいちにち」
6年生:小手鞠るい「心の森」
どの作品も、本の世界にどっぷりと浸かって自分の思いを表現し、中には自己変革を試みようとしているものもありました。本を読む喜びや楽しみを大きく味わっている姿がとても素晴らしいと感じました。本校には教室4つを使った素敵な図書館があり、学校司書、図書館ボランティアさんにもご支援いただいております。これからも「読書はこころのビタミン」を合言葉に本好きの子どもたちを育てて参りましょう!
表彰式!福島県書道連盟展
第47回福島県書道連盟展で4名が入賞しました。日頃の練習の積み重ねの成果ですね。受賞した子どもたちは、嬉しいです!よかったです!また頑張ります!と、さらに精進していきたいとのことでございました。素晴らしいですね!繰り返しになりますが、本人の頑張りとご家族のご支援があってのことでございます。本当におめでとうございます!
県文化センター館長賞:6年生
優秀賞:5年生
特選:6年生と4年生
教室を回っていると、◯◯が得意な人を「すげー!」と言って褒め称える場面をよく見かけます。習字についても表彰された4名をはじめ得意としている人をモデルにして、真似をしながらチャレンジしている様子がうかがえ、本校生の書写作品の上達はとても早い印象がございます。
また、本校は団体特別賞を受賞しました。4年連続!でございます。全校集会で披露し、代表して教頭先生と書写担当の先生へ賞状と盾を贈呈しました。校長室前に展示して参ります。
表彰式!理科作品展いわき地区展
今日から11月でございます。今年も残り2ヶ月となりました。今年のことは今年の内に!子どもたちの成長に引き続き全力で働きかけて参りましょう!
表彰式の続きでございます。こちらは福島県小学校児童理科作品展いわき地区展。本校から優秀賞に4名、努力賞に2名が選ばれました。夏休みを利用した子どもたちのチャレンジでございました。
優秀賞作品の研究テーマ
3年生「よごれはどれがおちやすいか?」
絵の具が洋服に付いてしまったことをきっかけに、どの汚れにはどの汚れ落としが効果的なのかを調査研究しました。実験の中でケチャップやカレーを汚れとしたところに実用性を高く感じました。また実験の結果を点数化し、色シールを使ったグラフで見える化した工夫はとてもよかったですね。結果から、歯磨き粉が意外とパワーがあることに驚いたとのこと。それはしっかりと予想を立てていたから味わえた驚きですね。汚れを落とすのは楽しい!炭は落ちないので大変!といった感想も素敵でございます。
5年生「塩のひみつ~海水から塩はとれる?~」
塩が大好きなのだそうです。なので海水から塩をとってみたくなったとのこと。濾過した海水をフライパンで熱するという実験に根気強くチャレンジ!きちんと量を測定してデータ化していて説得力がありました。そして普段食べている塩との違いを顕微鏡を使って結晶レベルでの観察も行いました。海水から塩をつくれることを証明し、結晶がピラミッド型(おそらくサイコロ状)であること、また海水からつくった塩と普段食べている塩の結晶に差はないことを明らかにしました。まとめには実験観察の際に味わったわくわく感や驚き、喜びも記していました。ネット検索では味わえないその感じ、たまりませんね!
6年生「ジュースと砂糖」
オレンジジュースの原材料に着目して自分好みのジュースをつくる!というチャレンジ。昨年は、夏場に糖分を取り過ぎないように!ということろが出発点でしたが、今回はその糖分も含めた研究へと発展させたところが素晴らしいですね。昨年同様、原材料等のジュース作りの過程において見つけた用語を深掘りしたり、実際に飲み比べをしたりして、自分好みのジュースを完成させていきました。その際、保存や食感といったことに気付いたことも大きな成果でしたね。「自分好み」を「売れる」に置き換えるとまさに企業の商品開発部の活動となります、お見事!
6年生「浸透圧を利用した卵の変化」
浸透圧に興味を持ち、卵の殻を酢酸で溶かし、卵殻膜(スケルトン卵)の浸透性について11もの液体を使って実験しました。実験前後の卵の大きさ(体積)や醤油による色の染まり具合等、浸透圧の様相を丁寧に観察し、全体のまとめでは分子レベルにまで考えを巡らせていました。また、赤ワインを使った実験では卵殻膜にザラザラした砂糖のような個体が付着したとのことで、その正体も突き止めてみたいとのこと。その探究心、素晴らしいですね!
努力賞作品の研究テーマ
2年生「『か』ってどんな虫?」
2年生「ありのたまごとはたらきありのしごと」
その他にも力作が発表されました。
「水の中のびせいぶつ こうじきんとあまざけ」
「カブトムシの1日かんさつ」
「月の動き かんさつ」
「mBotを使っためいろだっしゅつ」
「泥水をきれいにしよう」
「なぜクモの巣に水滴が付くのか?」
「納豆を作ろう」
「布のしくみ」
どの作品も興味をそそる秀作でございます。ふと見つけた「あれ?」という疑問を出発点に、まずは予想し、実験や観察を通して確かめたりさらに考えを深めたりしていました。まさに探究!ナイスチャレンジ!よく頑張り抜きましたね。入賞作品は、渡り廊下に展示しています。
表彰式!いわき地区陸上大会
10月26日(木)の全校集会において各種表彰を行いました。日頃の学習の成果、ご家庭のご支援、何より子どもたち自身の頑張りの賜物でございます。みんなでお祝いしましょう!
こちら6月に行われた陸上大会で上位に入賞した2名の表彰。10月15日(月)に開催された令和5年度いわき市民種目別スポーツ大会兼いわき地区秋季陸上競技選手権大会に出場し、2名とも見事入賞しました。
小学女子800m
第2位
記録2分43秒00
「ウォーミングアップでは緊張はしませんでしたが、スタートラインに並ぶとやっぱり緊張しました。最後まで走り切れて、2位になって嬉しかったです!」
小学男子ボール投げ
第8位
記録50m31cm
「精一杯やりました。雨でボールが滑らないか心配でしたが大丈夫でした。表彰台に上がれて嬉しかったです!」
大会当日は雨が降る悪天候の中ではありましたが、2名とも自己ベストを更新しての入賞。よくやり抜きました!まだまだ伸びていきそうな予感が...。本当におめでとうございました!
長小パーク2023を開催!
10月30日(月)、「みんななかよし長小パーク2023」を開催しました。各学級がおもてなしの心でアトラクションを準備・運営し、17の縦割り班で訪問して交流を深めました。学校公開とのタイアップということで約70名のご家族の皆様にご来校いただき、一緒に参加していただきました。本日も募金にご協力いただきありがとうございました。
まずは放送による開会式。代表委員から「みんな仲良く、楽しい時間にしましょう!」との呼びかけによって活動はスタート!6年生が中心となって縦割り班をつくって校内をぐるぐると。早速あちこちから歓声が聞こえてきました。
今年の学級主催のアトラクション。
1年1組は「ボッチャ」。みんな声を合わせてゲーム内容を紹介し、赤ボール・青ボール各チームのサポート、審判・記録係を元気いっぱい活動しました。白ボールの近くに置けた方が勝ち!ということでボールを投じる毎に一喜一憂!長倉も杜で見つけたどんぐりを素敵なメダルにしてプレゼント!
2年1組「もぐらたたき」。どうしてこうも夢中になって叩いてしまうのでしょう...。もぐらの操作役の裏方さん、エイ!エイ!と声を出しながら20秒間頑張っていましたね。「なんで20秒なの?」「もぐら大変なんで」とのこと。お疲れさまでした!
2年2組「ボーリング」。広範囲にピンが散らばっていたので「真ん中に集めて!」とお願いしたら「いいですよ!」となり、それでは!ということでボールを上に投げて落下させてドカーン!やったー!となったのですが「それはボーリングではない」と冷静にご指摘いただきました。一投一投、応援してくれてありがとうございました。
3年1組「魚つり」。磁石をつかって釣り上げるのですが、釣り竿と糸がけっこう長いので、相当な集中力が必要。年齢が上の人は腕がぷるぷるしてしまい...。アクアマリン並みにたくさんのお魚さんが泳いでいて賑やかな水槽でございました。
4年1組「ワニワニパニック&ミステリーBOX」。ワニはやはり手動で、まるで筋トレ!ミステリーBOXの中身は良心的でよかったです。どちらもお客様を楽しませようと、明るく元気に声を出して励ましてくれました。
4年2組「お手玉投げゲーム」。床に設置した的をめがけてお手玉を投下。年齢層に応じて投げる距離が違っていて、来校した小さいお子様はものすごいアドバンテージが。お兄さんお姉さんに励まされて本気になってチャレンジしていましたね。
やまなし1組「風船はしご」。天井近くの風船を突っついてゴールに送り込むというミッション。セーフティネットからこぼれ落ちないように慎重に慎重に。他のアトラクションを回っていたら破裂音が...。大丈夫でしたか?
やまなし2組「クイズ」。学級の出来事を出題。「畑でピーマンはいくつ採れたでしょうか?」「1~50個!」「ブー、507個!」「え~まじ!」等々盛り上がっていました。全問正解の班には素敵な折り紙のプレゼント!折り紙も凝ったデザインの作品が多くて技術力の高さを実感。どこでもドアも...?
5年1組「長倉ビンゴオリエンテーリング」。宿泊学習で行ったオリエンテーリングをヒントに企画したとのこと。「音楽室のかべにはってある鳥は何羽?」等々の問題が書かれたビンゴシートを手に校内をぐるぐると。中には「先生とにらめっこ!」というものもあって真剣勝負!
6年1組「ハロウィンお化けやしき」。新聞紙で築いた薄暗い迷路をクイズに答えながら前進。お宝探しコーナーでは大きなBOXが置いてありまして、ふたが開いて案の定...。団結して短時間で準備する手際のよさ、そしてお客様に楽しんでもらいたい!の思いがとても伝わってきました。
廊下の様子。先輩と後輩が仲良く活動する姿をたくさん見ることができました。そして「遊びに来てくださ~い!」と各学級の呼びかけ隊も大活躍。広い校舎を伸び伸びと活動していました。
あっという間の2時間でした。閉会式はオンラインで実施、1年生の感想発表では「宝探しが楽しかったです」「景品をたくさんもらいました」とやや緊張気味に。でもみんなニコニコしている姿が印象的でした。
そしてお弁当TIMEは今年も校庭に出て、縦割り班になってみんなで「いただきまーす!」
爽やかな秋晴れの下で開催した長小パーク2023、今年も大成功でございました!
4年ぶりの開催、長倉バザー大盛況!
10月28日(土)、本校体育館でPTA主催による「長倉バザー」を開催しました。今年は学校関係者のみでの開催でしたが、天候にも恵まれ、子どもたちをはじめご家族総出でお越しいただいたご家庭もあり、大賑わいでございました。皆さんの笑顔がとても素敵でした。
物品販売だけではないところが「長倉バザー」のウリでしょうか。まるで縁日のように、そしてアットホームな雰囲気がとても印象的でした。
4年ぶりの開催ということで、PTA執行部・施設委員の皆様にはご苦労をおかけしました。開催方法や手順について先輩方にもご協力をいただき、また多くの保護者ボランティアの皆様にも運営に携わっていただきました。子どもたちのために本当にありがとうございました。おかげさまでこ大盛況でございました。また、本校の保護者の皆様の情熱・パワー、そして手際の見事さに脱帽でございました。
週明けの30日(月)は、校内で子どもたちによる「わくわく長小パーク」が開催されます。今度は子どもたちが学級で催し物を主催し合い、縦割り班で参加・活動します。学校公開日ですので、今度は子どもたちがご家族をおもてなす番となりますね。今日を参考にしてきっとまた盛り上がるのでしょう。どうぞよろしくお願いいたします!ちなみに、30日(月)はお弁当の日となります。レジャーシートとともにご準備どうぞよろしくお願いいたします。
校内限定、PTAバザーを開催します!
本日27日(金)の日中は穏やか陽気の下、大休憩時は上校庭で先輩後輩が一緒になって秋探しをしていました。「この柿は食べられるの?」と聞いてきた1年生に「もちろんだよ!」とお答えしたところ、6年生に「だめっ、渋いからね!」って叱られてしまいました。
そんな6年生も「あら、カリンを割ったの?中身を初めて見た!」と1年生をヒーロー扱い。「ジャムにしたら美味しいよ!」って教えたら、「また変なことを教えないでください!」とのことでしたが、カリンジャムは本当に美味しいんですよ!
さて今日も日中からPTA執行部・施設委員の皆さんが来校し、明日28日(土)に開催するPTAバザーの準備を着々と進めていました。この2週間、毎日活動してくださいました。本当にありがとうございます。
まさかの夕立でございます!雷が鳴る中ではありましたが、体育館はバザー会場となったしだいでございます。ご協力いただいた物品の販売準備、完了でございます!
様々なアトラクション?もスタンバイOK!でございます。
映えスポットもございます!
単にバザーという以上にフェスティバル会場といったイメージ。これまでのご準備ご苦労様でございました。
学校関係者のみの開催ではございますが、明日10:00OPEN!どうぞよろしくお願いいたします!
4年生音楽科、白木先生に魔法をかけていただきました!
10月25日(水)、特別非常勤講師の白木啓子先生によるレッスンが行われました。4年生は今年3回目、最終回でございました。
白木先生の授業を見る度に、自分の至らなさを痛感するのでございます。野球部の顧問だった時、チャンスの場面で「気合いで打て!」とか、ピンチの場面で「ビシッと投げ込め!」とか言っていたのですが、チャンスの場面で打てるように、或いはピンチの場面で自分のピッチングができるように子どもたちを育ていなかったんじゃないか...と。白木先生は子どもたちが課題曲を演奏できるように、そして音楽に親しみを持ち楽しめるようにと、優しい声でポイントを分かりやすく解説して、本日も素晴らしい授業を行ってくださいました。
♪とべとべとんび空高く~から始まる唱歌「とんび」のレッスンでは、子どもたちの歌声を聴いてすぐに課題を見つけてご指導くださいました。それは「ピンヨロ~」の「ヨロ~」のところ。トンビが大空高く飛んでいる景色を表現するためにはどう歌えばいいかな?ということで、「ピンヨロ~」と歌うのと「ピンヨオロオ~」と歌うのではどちらがいい?と子どもたちに問いまして、当然後者の方がふさわしいわけで、それが丁寧に歌うということなのよ!と優しく導いてくださいました。そうか!となった子どもたち、その通り意識して歌ってみると、できた!わかった!となりまして、自然と歌う楽しさを味わっていきました。
リコーダーでは「アニメ音楽から始めるといいのよ!」とのことで、前回、白木先生の素敵な歌声を聴かせていただいた「もののけ姫」を通じて、お手本を示しながら子どもたちの技に磨きをかけてくださいました。やっぱり背筋を伸ばした方がいい音を出せる!という気づきもありましたね。
私たちは白木先生のご指導を「魔法」と呼んでいるのですが、今回も4年生はすっかり白木先生の「魔法」にかかってしまいました。最後に歌った校歌、♪長倉、われが母校~の箇所は音階が上がって難しいのですが、今日は子どもたちはきれいな裏声を響かせて、しかも苦しそうではなく楽しそうに歌う姿へと変身!今年も子どもたちに音楽の魔法をかけてくださり本当にありがとうございました!
街頭募金活動へのチャレンジ、そして学びへ!
台風13号災害にかかる「助け合いの心を行動に表すプロジェクト」の続報でございます。プロジェクトの一環として代表委員のメンバーが、10月25日(水)街頭募金活動にチャレンジしました。出発前、いざ気持ちをひとつに!
JR湯本駅前では学童クラブの皆さんが待っていてくれて一番に募金をしてくださいました。商店街やご近所の皆様をはじめ、ビジネスマン、旅行でいらした方、タクシードライバーさん、そして高校生のお兄さんお姉さんにもご協力いただきました。ありがとうございました。
募金活動を通して、たくさんの言葉が交わされていたのが印象的でした。旅行者の方から「何の募金?」「台風です。僕たちは大丈夫だったんですけど、宮小学校と菊田小学校が被害に遭ってそれで...」「大変だったね、じゃーこれを届けてね!」「ありがとうございました!」、男子高校生グループは照れくさそうに一人が入れるとオレもオレもって協力してくださり、最後に「がんばってね!」のひと言が格好よくて...。中には「僕、宮小出身なんです。ありがとうございます!」と申し出てくれる高校生もいました。
マルト釜の前店様には、学区内ということもあって代表委員のチャレンジを支えようと多くの仲間が集い、活動に協力してくれました。お買い物にお越しになったたくさんの皆様に募金していただき、「ごくろうさま!」「えらいね!」「がんばってね!」のお声かけをいただき、子どもたちを励ましてくださいました。ありがとうございました。
募金の御礼にと、やまなし学級のみんなが準備してくれた千日紅のミニブーケは、あったかい気持ちと笑顔を運んでくれていました。
そして本日26日(木)、全校集会にてチャレンジの様子を全校生に報告しました。参加した代表委員からは、「思っていた以上にたくさんの人が募金してくれて嬉しかったです!」「応援に来てくれた人がいて嬉しかったです!」「一人はみんなのため、みんなは一人のために、協力してできました!」。そして「チャレンジすることが大切、あきらめない。そんな長倉小にしていきたいです!」との感想。初めはなかなか声が出なかったけど、やっていくうちに段々と声を出せるようになって、最終的に声が枯れてしまいましたね。素敵な学びをえることができました、拍手!
また、この報告を受けて6年生は、「自分も人のために何かしていくことを大切にしていきたいです!」とお話しくださいました。時間がなくて一人のみの発表となってしまいましたが、代表委員のチャレンジを受けて感じたことや考えたことをこれからの生活に活かしていっていただきたいですね。
趣旨に賛同してご協力いただいたJR東日本様とマルト釜の前店様、私たちと協働で子どもたちのチャレンジをお支えいただいたPTA役員、保護者の皆様に感謝申し上げます。そして、募金をしてくださいました皆々様に改めて感謝申し上げます。引き続き、皆様からいただいた思いや願いを宮小学校・菊田小学校、そして社会福祉協議会にお届けするまで、子どもたちのプロジェクトを応援して参ります!
畳の上でのおはなし会2023、4年生編
10月24日(火)、図書館ボランティアの皆さんによる「おはなし会」を開催。畳の上!がウリなんです。4年生もこうして上履きを脱いで、リラックスした雰囲気で聴かせていただきました。本日のラインナップはこちらでございます。
まずは大型絵本「ここが世界一」。美しい写真とともに世界の高い山、広い砂漠や川等々が紹介されていきました。その中でもやっぱり富士山の美しさが際立っていたでしょうか。でもその2倍以上の標高のエベレストの高さには思わず「すっげー!」のつぶやきが。社会科の地図を思い浮かべながら、自然のスケールの大きさ、ダイナミックさを感じ入ることができました!
続いて「ごちゃまぜカメレオン」。初めは「カメレオンのお話ね」と軽く思っていた子どもたち。カメレオンが無い物ねだりをしていくうちに体も色もへんてこりんな姿になっていく様を見て「お~!」「マジかよ!」「おもしれー!」と声を上げて喜んでいました。エリック・カールさんによるコラージュの技法で表現されたカメレオンの姿がさらに子どもたちの心をいっそう躍らせていましたね。
次に中国の昔話「むかしむかし とらとねこは」。虎が身近な存在である中国ならではの物語ですね。こちらの大島英太郎さんの挿絵も素晴らしく、擬人化された虎と猫、それぞれの立場の表情が見事に表現されていて子どもたちの心に刺さりましたね。集中してストーリーを追いかけていましたね。クライマックスの猫の賢さにみな納得でございました!
続いて沖縄の小学1年生が書いた詩「へいわってすてきだね」。長谷川義史さんの温かみのあるイラストが平和の大切さを視覚に訴えかけてくれます。そしてボランティアさんの語りが素敵。子どもたちにもきな臭いニュースが届いている昨今、子どもたちなりに平和がいい!平和になれ!って考えている様子がうかがえました。
最後の大型紙芝居「おとうさん」は、親子の絆を実感させてくれるインドネシア・スマトラ島の民話。物語を読む4名のボランティアさんの技によって、子どもたちの頭の中は、魔物の名前「マンガラン・グリーン・ベクー」がぐるぐると。迫力あるストーリーに夢中になって思わず正座をしちゃったりして。物語の顛末を聞いて、よかった!よかった!となりました。
最後はボランティアの皆さんからお楽しみのプレゼント。手をあげた児童を前に招いて、「ブタさんが真ん中の部屋に居るけど、3回まわると移動するのよ!では回ってみて...」ということで「はい!あーら不思議!」。子どもたちも何となく顛末は分かっていたものの、実際に見てみるとビックリ!でございました。その名も「ふしぎな部屋」とのこと。一人ひとりプレゼントされて大喜びでございました。
どういうこと?っていう方もおりましたが...。
今回もボランティアさんの緩急のある読み聞かせのテクニック、お見事でございました!笑顔で教室に戻っていく4年生、心にしっかりとビタミンが注入された模様。ありがとうございました!
明日25日(水)、街頭募金にチャレンジします!
過日お知らせしました代表委員会による台風13号災害にかかる「助け合いの心を行動に表すプロジェクト」。その一環として実施してきている募金活動。明日、子どもたちがPTAと連携して、街頭募金にチャレンジします!お時間がございましたら、ぜひ子どもたちにエールを送ってくださいますようご案内いたします。
【実施日時】
令和5年10月25日(水)
16:00~16:30
【実施場所】
A班:JR湯本駅前歩道
B班:マルト釜の前店様出入口前
今日はお昼の時間にリハーサルを行いました。どうしたら自分たちの気持ちが伝わるのか?呼びかけのセリフは?募金を入れてくださった方には何て言って感謝の気持ちを伝えるの?...。実際やってみると、ムズイなぁ、緊張するけど...等々、明日に向けて心の持ち様も含めてみんなで確認し合いました。さあ、いよいよ明日チャレンジだ!
また、嬉しい出来事が。やまなし学級の子どもたちが「自分たちにできること」として、畑で育てている綺麗な千日紅のお花を摘んできて、ミニブーケを作ってくれました。「これを募金してくれた人に渡してほしいです!ありがとうございましたって!」とのこと。なんと優しい心遣いでございましょう。ぜひお届けして参りましょう!
これまでご家族ご親戚の皆様、保護者のご勤務先の皆様、ご近所の皆様、さらには学校にお越しになる業者の皆様..、子どもたちの呼びかけに応えて募金をお寄せくださいました。おかげさまで事務室前の’天才募金箱’は、皆様の善意によりだいぶ体重が増してきております。本当にありがとうございます。
集めた募金は、プロジェクトのもう一つの取組として全学級が参加して作成した「応援フラッグ」とともに、被災したいわき市立宮小学校といわき市立菊田小学校、いわき市社会福祉協議会にお届けして参ります!
10月23日(月)、新しい一週間のスタート!
今朝も子どもたちは校庭に出て元気に朝ランにチャレンジ!活気ある一週間となりそうです。
3年生は、毎朝の日課、畑に出て観察をしていました。「コットン、またこんなにたくさん獲れた!」「ちゃんと拾ってね!」、「パプリカ?」「ちがうよピーマンだよ!」、「オクラはまた花が咲きそう!」「本当だ!」と、子どもたちと先生との会話が弾んでいてじつに楽しそうでございました!
続いて週3回の読書タイムへ。さっきまでの賑わいはどこへやら。学校中が物音ひとつしない時間です。こちら2年生。本を立てて姿勢よく読む姿がしっかり身に付いていますね。
さて午前中の授業の様子を。1年生は算数で足し算の学習。「6を◯と◯に分ける!」と言いながら、確かめ方をペアになって説明していました。それを観察しながら子どもたちの理解の様子を身を乗り出して確認する先生も素敵。子どもたちは足し算ができるようになった!と意欲満々、どんどんチャレンジしていました。
やまなし1組では、国語の漢字の学習。電子黒板で漢字の部首を確認して、ノートに正確に書くことにチャレンジしていました。マス目いっぱいに大きく書いて、どんどん漢字を覚えて参りましょう!
4年1組は体育でマット運動、前転連続3回にチャレンジ。初めは先生の補助を受けるも徐々にコツをつかんで単独でできるようになって笑顔へ。自信がついたのですね!そして決めのポーズ!昭和世代としてはこの決めのポーズは大事にしていただきたいと願う次第でございます。
4年2組は算数。計算の順序を整理しよう!ということで「8-9÷3×2」といった四則演算が混ざった計算にチャレンジ!はじめに全員で確認した後は演習問題へ。担任の先生に質問をする姿、T2の先生に自慢気?不安?な様子で確認してもらう姿、100%納得がいくまでTryしていました。「ここをこうするとどう?」「もう大丈夫だね!」等々、先生の言葉掛けってやっぱり大事ですよね。
5年生は国語、「互いの立場を明確にして話し合おう」というめあての下、教科書を読んで話合いのポイントをインプットする授業。途中、廊下から辞書を引っ張り出してきて、本文を読んで意味の分からない語句について調べていました。ノートを見るとシンキングツールも使っていて語彙を増やそうという努力の跡がうかがえました。
6年生も国語で、「進行計画にしたがって話合いを進めよう」とのめあて。進行、発言者、記録と係分担をして、本校の学校行事「長小パーク」における学級の出し物について話し合っていきました。子どもたちは話合い活動をくり返す中でコツを見つけ、力を高めていくことでしょう。6年生もシンキングツールであるフィッシュボーンを用いて、グループの意見を構造化し、授業を積み上げている様子がうかがえました。
最近、本校児童の書く力が高まってきているように思います。5・6年生の掲示板を見ると「学習発表会を終えて...」をテーマにした作文・感想文が綴られていまして、量も質もぐんと伸びたように感じます。「書きたい!」が溢れているようで、普段の授業と行事が見事にリンクしているからではないでしょうか。
先生方の花丸も子どもたちを大きく元気づけていますね!今週も健康第一、授業に行事にチャレンジして大きく前進して参りましょう!
合掌、長倉小学校殉難児童3名の100回忌集会
「磐﨑第一尋常小学校(本校の旧校名)秋季運動会開催前に際し、大正13年10月10日、校庭整理の為、児童は欣然土砂発掘に従事せしか、突然上側部土層崩壊し、職員諸氏の百方応急の処置も其の効無く、第6学年児童、橋本俊男、宮本常次郎、本田正二の3子は薄命遂に幽界人となれり」
これは、本校正門横にある「殉難碑」に記されたものです。今年は数え100年を迎えましたので、10月17日(火)、PTA役員、学校評議員、そして亡くなられた宮本さんのご親戚の方々をお招きして全校集会を開きました。
校長から述べさせていただいたこと、「今から99年前に学校で3名が災難に遭って尊い命が失われてしまいました。本校は以前、湯台堂の頂上ありましたのでそこで起きた悲しい出来事でした。今日は、この3名の先輩方がこれから先も安寧にお過ごしいただくようにお祈りするための集会です。私たち長倉小学校にかかわる者は、まずはこの悲しい出来事を知り、この先もずっと伝え続けていくことが大切です。また、私たち大人は、未来を担う子どもたちが毎日安全に、安心して暮らしていけるようにしていかなければなりません。児童の皆さんは、毎日元気に登校し、仲間と生き生きと学習に励み、何かにチャレンジしている姿をお見せしていくことが何よりも3名の先輩方へのご供養になると思います。これからも一日一日を大事に過ごして参りましょう」
悲しい出来事が起きたのは10月10日で紅葉が始まった頃だったでしょうか。同じ景色の下、99年前に思い寄せて黙祷を行い、花を手向けさせていただきました。
そして、3名の先輩方を弔い、現在の長倉小学校の元気な姿をお届けすべく、5・6年生によるながくらの鼓笛隊によって校歌を演奏させていただきました。青く澄み渡った秋空に向けて、いつも以上に思いを込めて、いつも以上に溌剌と!
代表児童の言葉「私は100年前に長倉小学校で運動会のために作業をしていた3名の児童の方々が事故で亡くなられたことを知りました。長倉小にこのような歴史があったことにとても驚きました。このことを考えると、私たちが当たり前のように、毎日勉強をしたり、友達と楽しく遊んだり、学習発表会で劇やダンスをしたりすることができていることは、とても幸せなことなんだと思います。そして、今の長倉小学校では事故もなく安全に過ごすことが出来ていることに感謝したいと思います。これからもこの気持ちを忘れずに、毎日を一生懸命に過ごしていきたいと思います。3名の先輩方、ぜひこれからもずっと私たち、そして後輩たちを見守っていてください」
毎年、運動会を前にPTA役員の皆様とお線香を手向けて参りました。引き続き、殉難児童3名と当時関係した皆様の悲しみに思いを寄せる機会をつくって参ります。皆様、本日はご参集ありがとうございました。
学習発表会2023を開催!後編
5年生までの発表は、照明を使わず、小道具類も最小限にしました。それは、本校で育てる「4つの力」を発揮している子どもたちの姿、すなわち成長の成果をストレートにお届けしたかったから。いかがだったでしょう?
一方、小学校最後の発表会に挑んだ6年生は思う存分どうぞ!ということで、役者のみならず、ナレーター・照明・音響・PC操作というスタッフも設定し、全員で道具類を制作したりお借りしたりして、34名で超大作「平家物語」を上演しました。劇中でも語ってくれましたが、国語科や社会科、そして道徳科での学習を通じて、武士の生き様を体感してみたくなったのだそう。まずはステージをしっかり支えて活躍していた皆さんです!
物語はまず一ノ谷から「鵯越の戦い」のシーンでスタート。赤い旗印の平氏はステージ下に陣を構え、白い旗印の義経と弁慶がいる源氏はなんと体育館ギャラリー右上段に突然登場!まさに崖の上。
颯爽と崖から下ってきた(階段を下りてきた)源氏。お互い鬼気迫る言い合いと館内を立体的に使った演出で冒頭から臨場感をたっぷり味わわせてくれました。
源氏の勢いに押された平氏は敗走。ここでステージ上の二人の武士に注目、平敦盛と熊谷直実の一騎討ちの場面「敦盛の最後」でございます。二人の表情や仕草、そして会話のやり取りにより館内は静寂に包まれまして、事を成し遂げた真実の切ない立ち姿から、戦の無常さを皆で感じ入った次第でございます。
続いて会場の空気は一転し「屋島の戦い」へ。ここではブルーシートを上下にダイナミックに揺さぶって波を表現!場面転換と臨場感を大きく感じさせる演出がお見事。その中で対峙する源氏と平氏、劣勢に陥った平氏は船で海へ退却、アリーナ左後方へ移動していきました。
すると平氏の船から一面の扇が掲げられました。「扇の的」のシーンでございます。ステージ上で弓を構える那須与一、「願はくは、あの扇の真ん中射させてたばせたまへ...」と呟いき、目をカッと見開いて...。「弓は強し、浦響くほど長鳴りして、あやまたず扇の要際一寸ばかり置いて、ひいふつとぞ射切つたる。かぶらは海に入りければ、扇は空へぞ上がりける」とはナレーター、放たれた矢を手に必死に走る黒子、そして姫が掲げた扇が空に舞い上がりました。
ボリュームを絞ったスポットライトが与一と扇を照らし、放たれた矢を追うもう一つのスポットライトが。すべてのタイミングがピタッと決まって、静から動への緊迫のシーンを見事に演じ切りました!
場面はいよいよ「壇ノ浦の戦い」へ。ブルーシートの波はいよいよ激しくなり、合戦の最後の場面へと誘ってくれました。姿勢の高低と木刀の重なる音で戦いの激しさを表現。義経の八艘飛びを経てついに追い込まれた平氏は一人ひとり海の中へ...。これまで平氏を率いてきた教経も義経と一対一の攻防を繰り広げるもやがて..。ステージからブルーシートに覆われたマットに向けて飛び降り、平氏の無念さを一人ひとり表現しました。
ラスト、8歳の安徳天皇が「どこに連れて行くの?」と尋ねると、二位尼は「波の下にも都はあるのですよ!」と諭し、三種の神器とともに入水...。そして「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり...」の朗読。鐘の音も響き渡り、無常観が...。上演後も館内にはその余韻はしばらく続いていました。
超大作を演じ切った6年生に改めて大きな拍手を!それで本作品は、現代を生きるユーチューバーが過去にタイムワープをして源平の合戦を取材するというスタンスで演じられました。まさにZ世代の6年生!そうすることで現代社会を過去の視点で捉え直すことができたもよう。ユーチューバーがラストに語った言葉、「初めは鎧や戦いがかっこいいくらいしか考えてなかったけど、自分の信念を貫く生き方がかっけぇよ」「こうして日常を過ごしていると忘れちゃいそうなんだけど信念は簡単なことでいいと思うんだよね。卒業に向けて毎日を精一杯過ごそうとか」「なるほどね、今まで何となく過ごしてきたね」という気づきを述べていました、素晴らしい!最後に、チャンネル登録と高評価を!と呼びかけるところもなかなかでした。
学習発表会2023。先生と子どもたちが心を通わせて積み上げてきた学校生活の成果を見事に表現し、やり抜きました。いつも子どもたちに寄り添い、最善を尽くす先生方にもいつもいつも感謝でございます。
スローガンは「君が主役 歩みだそう 感動の舞台へ!」。まさに先生方も含めまして一人ひとりが主役でございます。ここまで成長してきた皆さんですから自信をもって次の一歩を踏み出して参りましょう。長倉小学校はこれからも「育てる4つの力」をどんどん使って、さらなる高みを目指して前進して参ります!
学習発表会2023を開催!中編
4年生の劇は「寿限無」。長~い名前にまつわるストーリーを滑稽に表現するというもの。’くまさん一家’に待望の男の子が生まれ、和尚さんに付けられた名前が寿限無寿限無~。8年が過ぎて近所の子どもたちと遊ぶのですが、長い名前がネックとなって様々な騒動が...。落語でお馴染みではありますが、独りではなく、37名でその滑稽さを表現したところがお見事でございました!衣装も素敵でしたね。
ポイントは、キャスティングの妙でございましょう。4学年は学級は複数でございます。時には仲間、時にはライバルという間柄でございます。で、今回は全員が一致団結し、寿限無の滑稽さを表現しようと全員がシナリオを理解し、この役は○○、あの役は△△、□□の存在感は欠かせない...といった話合いを積み重ねてきたのだと思います。まさに、先生方と子どもたち、子どもたち同士の対話と合意・納得です。
そしてクオリティを高めようと夢中になって練習しましたね。いくら先生にダメ出しを出されても...。先生も含めた4年生の底知れぬパワーに拍手でございます!
いつもテンション高めの5年生は、表現「Dance Dance Dance!」を披露。全身を使って表現したい!という子どもたちの思いをベースに、子どもたちが習い事をしているというダンスをベースに内容を構成しました。
まずはフラダンス。南国サモアの「カタカタマイ」の曲に乗せて、艶っぽく!
続いて男子ングチーム。「GO!GO!サーフィン」に乗せて軽快なダンスを披露!途中のサーフボードに乗っての自己主張、その団結した妙技?!に会場は笑いの渦に引き込まれていきました。
そしてチアダンスは「ゴリエちゃんMickey!」。あふれ出てくる元気とパワーを曲に乗せて見事に表現していました。男子も加わり、ラストはアクロバチックな技を全員で決めましたね。圧巻!でございました。
5年生は、ただ踊りたかった!というわけではありませんでした。冒頭の動画で、「フラダンスは炭鉱閉山を機に誕生した、いわきの伝統文化です!」という学習のまとめ、「チアには、応援や励ます、元気づけるという目的があります!」という今回の発表への意気込み、そして「誰かを応援するということは私たちも元気になる!」という気付きを語っていました。後日お伝えしますが、5年生はこれまでの学びを踏まえた奥深い表現をしたのでした。お見事!
学習発表会2023を開催!前編
10月14日(土)、公開学習発表会を開催しました。延べ600名近いご家族のみなさにお越しいただきました。ありがとうございました。さて、各学年の発表を記録して参りましょう。
1年生は劇「くじらぐも」、国語の教科書のストーリーをベースにメルヘンチックな世界観を表現していきました。体育の授業中にくじら雲を発見「乗ってみたいな!」とみんなでジャンプ。「30㎝しか跳んでないよ!」とくじらさんに指摘されながらも見事にチャレンジ成功!そしてくじらとともに大空を泳いで市内を遊覧。一人ひとり大きな声で話をし、体いっぱいを使って満面の笑顔でダンスをして、エンディングで「青い空に絵を描こう」を歌う姿から、みんな仲良く楽しく毎日を過ごしてきていることが伝わってきました。校内発表会の時は「楽しかった!」と言っていましたが、今日は家族のが見えるから「緊張した!」んだそうです。
小学生になって初めての発表会に向けて様々な準備をしてきた1年生。どんな思いで発表するか?実際にやっていてどうだったか?など先生や友達と会話し、語彙を増やし、創造力を働かせながら日記を書いたり絵を描いたりしてきました。その成果を存分に発揮していましたね。大成功でございます!
2年生も国語の教科書「スイミー」をベースにした劇を発表。ナレーターの朗読によりスイミー、マグロ、クラゲ、イセエビ、そしてウナギ!と続々登場。2年生が頑張ったことはそれぞれの生き物を演じる中で、友情、恐怖、孤独、励まし、団結といったテーマを見事に表現したところ。楽器演奏も上手でしたね!よって短編映画を見ているような気分にさせてくれました!2年生は今年度演劇ワークショップを3回経験してきました。出されたお題についてチームで話し合い寸劇を創作してきたという経験が発揮されたように感じました。
開演前にご家族に向けて今日の目標を即興で話してくれましたね。これからも自分の思いを相手に伝え、話し合いながら、どんどん大きく成長して参りましょう!最後にみんなが歌った「虹」、気持ちが伝わってきて感動しました!
3年生は音読劇「三年とうげ」。♪三年峠で転ぶでない、三年峠で転んだら、三年きりしか生きられぬ~というシリアス?!な歌を歌う場面から始まっていきました。何といっても全員が背筋を伸ばして姿勢よく座っていたところ、背景の素晴らしい峠の絵と相俟って見ごたえありましたね。姿勢がいいからお腹に力が入ってはきはきと朗読することができ、大きな口を開けて歌い上げることができたのでしょう。日頃の学級生活が垣間見えましたね。おじいさんが転ぶシーンは思わず「危ない!」と言ってしまいそうなリアルさとコミカルさがあって面白かったですね。前転を繰り返しコロコロ転がりまくっていたおじいさん役のお二人、お見事でした。
気付けば、今年はどの学年も集音マイクを使わずに発表していました。本校では今年度「育てる4つの力」を設定し、子どもたちと共有しながら生活してきましたが、その成果かな...と嬉しく思った次第でございます。
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