出来事
1年生チャレンジ、凧揚げ!
紅梅が咲き始めました。本校は日当たりの都合でしょうか白梅の方が早く開花しています。「今朝は寒いですね!」「今朝はあったかいですね!」「風が強くて大変ですね!」と、朝の散歩で通りかかる地域の方との会話からも季節の変わり目を実感した一週間でした。
今週の長倉小学校は、青少年育成市民会議の皆様による朝のあいさつ運動からスタートしました。この日は3連休明け、かつとても寒い日で、登校してきた子どもたちもだいぶ眠たそう...。そんな様子を見て「いつも子どもたちに元気もらっているから、今日は私たちの方から元気に挨拶しましょ!」と一人ひとりにお声かけいただきました。毎月ありがとうございます。
そして今週も子どもたちのさまざまなチャレンジを見ることができました。今日は、来週も大きく羽ばたいていきましょう!という願いを込めて、13日(火)に校庭で元気いっぱい活動していた1年生の「たこあげ」の様子をご紹介。担任の先生が撮影した写真をなるべく多く掲載して参ります。
材料はみんな同じでも、デザインや色彩はオリジナル。なので出来栄えやこだわりをお互い自慢することからスタート。そして、校庭に出て、いざ凧揚げチャレンジ!「初めてやった!」との声も聞かれ、楽しい時間を過ごしていきました。どっちかというと、凧を揚げる!よりも、凧とともに走り回る!といった感じでしょうか。笑顔がとっても素敵!
一方で、凧を風に乗せる達人もいたようですね。「高く揚げすぎないようにね!」という先生のお話はどこへやら...。1年生目線ではもの凄く高く揚がったという印象を持ったことでしょう。担任の先生の前では言えませんが、いいぞ!お見事!
こちらは、なかなか揚がらないなぁと、凧の面と糸の角度の調整という科学的思考を働かせてKAIZENNさせていたのでしょうか?いやいや、どちらかというと糸がこんがらがってしまったり、お友達と凧がからまってしまって困惑しているシーンでしょうか。大変ですね。でもそれも凧揚げですよ、頑張れ!
この日の1年生は、オリジナルの凧を誇らしげに手に持って下校していきました。皆さんも、広い公園で伸び伸び凧揚げにチャレンジしながら春の訪れを楽しみにお出かけしてみてはいかがでしょうか。
畳の上でのおはなし会2023、6年生最終編
2月13日(火)、図書館ボランティアの皆さんに今年度最後、そして6年生にとっても小学校生活最後のおはなし会を行っていただきました。本日のラインナップはこちら。
棚の上には十二支の人形が並んでいて「みんなは何年生まれ?」「卯!辰!」「では十二支を言えるかな?」「微妙...」との会話、子どもたちの心を温めてくださってから、「では1冊目『オレ・ダレ』ね。どんな動物が出てくるか当ててみて!」ということで本日の読み聞かせスタート!
暗闇の中に次々と登場してくる動物たち、「オレは◯◯が得意なんだ...」という自慢話?をヒントに「猿じゃない?」「いやエビだよ!」とか言いながら絵本の世界に入り込んでいきました。正解を聞いて「やっぱりな!」「そっちか!」と一喜一憂。子どもたちはの好奇心・想像力を見事に引き出してくださいました。
続いて「おこる」。毎日怒られてばかり、どうして僕は怒られるの?そして人はどうして怒るの?という問いが自分の生き方を見つめさせてくれます。間もなく小学校を卒業する6年生に向けたボランティアさんのメッセージでしょうか、みんな幸せになってね!って。
つづいて「ごちゃまぜカメレオン」。エリック・カールの絵が素敵!子どもたちからも「読んだことある!」の声が。周りの環境に合わせて体の色を自在に変えることができるカメレオン。あれもいいな!これもいいな!ということで次々と体を変化させていくととんでもない姿に変わり果ててしまい...。初めは面白がってみていた6年生、次第に「あの生き方はちょっとよくないな」とのつぶやきが。そうですね。ここでも、自分を見失わないでね!あなたにはあなたにしかない魅力があるのよ!というボランティアさんのメッセージが聞こえてきましたね。
大型絵本「きつねのでんわボックス」は優しい時間が流れていきましたね。子を思う親心に触れるストーリーとともに、ボランティアさんの読み方がとっても素敵で、より大きな感動を味わうことが出来ました。私も久しぶりに実家に電話してみようかな...。
ラストは「You are the only one, but never a lonely one.」=「ひとりぼっちじゃないんだよ」。1匹のアリさんがたくさんの動物との出会いう中で気づいたことは何だったのでしょう?この絵本は「東日本大震災の折に世界中から寄せられた温かな支援や激励に対しての感謝の気持ちを届けたいという想いをきっかけとして生まれました」というお話も印象に残りましたね。まさにボランティアさんから6年生へのエール!ですね。
登場する動物には、日本語も含め3カ国語で表記してあります。ということで「皆さんは、これから本格的に英語を勉強するから、登場した動物を英語で言ってみて!」と代表2名が前に出てチャレンジ!中学校の学習に思いを馳せておりました。
最後のご挨拶、「みんな大きくなったね。畳の上に入りきらないわ!背が高くなって見上げちゃうよ。これからも本をたくさん読んで、勉強もして、大きく立派になってください!」とのお言葉、そして心のこもったプレゼントをいただきました。6年生、いつも以上に元気に「ありがとうございました!」との挨拶で感謝の気持ちを伝えていました。
これまで6年間、読書は心のビタミン!頑張って!と温かく見守り続けてくださったボランティアさんに改めて感謝いたします。ありがとうございました。
PTA活動へのご協力ありがとうございます!
2月9日(金)、PTAの年度末の各種会議を実施しました。まず行われた本部役員会では、校長より今年度の子どもたちの活躍や教育活動の成果と課題を説明し、共有させていただきました。PTA活動があって本校ならではの教育活動に取り組むことができ感謝申し上げます。
引き続き専門委員会と交通安全母の会が開かれ、今年度の振り返りと次年度の活動計画について協議しました。その内容は実行委員会において報告され、役員全体で共有しました。
教養委員会では橋本妙子先生のふれあいコンサートを開催して親子で音楽に親しむ機会を創出できたこと、次年度もニーズに合わせた教育講演会を企画していくこと等が話し合われました。
広報委員会では年2回の広報を発行し、次年度も同様の活動を検討していくとのことでした。
施設委員会では今年度バザーを再開させることができ、次年度もさらに工夫して内容を充実させていくことが話題となりました。
厚生委員会ではベルマーク運動に参加し、今年度は預金の一部を子どもたちからのオーダーでカラーコーン等を購入し、引き続きベルマーク運動への協力を呼びかけていきますとのことでございます。
交通安全母の会では、子どもたちを交通事故から守ることを目的に市内の活動への参加や次年度の朝の交通安全立哨当番について計画立案を行いました。
今年度は、全家庭にご加入いただき、役員・委員として76名の皆様にご協力いただきました。ありがとうございました。PTA活動の目的は「会員が協力して学校教育の振興充実、会員の親睦を図ることを通して、児童の心身の健全な発達と幸福の増進に資すること」です。これからも家庭と学校がもつ力を結集し、最大限発揮して参りましょう。引き続きご理解とご協力を宜しくお願いいたします。
県書きぞめ展、表彰式に出席しました!
2月11日(日)、福島県書きぞめ展の表彰式が福島市で行われ、「書きぞめ大賞」を受賞した本校児童2名が出席しました。今年は県内の小・中・高等学校・特別支援学校か641校から53,291点の参加だったとのことです。
小学1年生毛筆の部、初挑戦での受賞、おめでとうございます!
小学5年生、書きぞめ大賞をこれまでも複数回受賞しているとのこと、おめでとうございます!
次の皆さんも見事入賞しました。おめでとうございます。後日、改めて学校で表彰式を行いましょう!
【硬筆の部】
書きぞめ準大賞
1年生・2年生
【毛筆の部】
書きぞめ準大賞
4年生
書きぞめ賞
6年生
加えて、要項を見ると本校の卒業生がたくさん入賞していました。継続して頑張っていますね。おめでとうございます!
ひときわ大きなトロフィー!こちらは小学校で1校だけいただける「最高学校賞」のトロフィーでございます。初の受賞!本校は令和3年度から連続で「優秀学校賞」をいただいて参りましたが、本当に本当に嬉しい受賞でございます。これまで子どもたちのチャレンジを支えてくださった皆様方に改めて感謝申し上げます。
(財)福島県教育会館が主催し、福島県書写書道教育研究会の共催で今年で68回目となります。この歴史の重みをしっかりと受け止め、書写書道を通した美しい文字と心の探究、そして文字文化の継承を本校の文化として、これからも大切にして参ります。
なお、校内書き初め会の作品展示を授業参観日まで延長しますので、ぜひご覧ください。
一週間の終わり、お掃除をしっかりと!
2月9日(金)、一週間の汚れをきれいにして気持ちよく週末を迎えましょう!ということで今日もお掃除を頑張っていました。
こちら3年生、美しい整列で心の持ち様を表現!玄関掃除に出かけた子どもたち「靴箱きれいにしなくちゃねっ!」って自然と手を差し伸べてお友達の靴もそろえてくれました!1年生の廊下まで掃き掃除を進めていて、お手伝いに感謝!もちろん教室内も活気あるお掃除が...。
2年生にもお邪魔しました。分担し合い、責任を果たし合い、また一段と効率よく活動できるようになってきましたね。どちらの教室も床が光っています!廊下掃除では本棚をどけて隅々まで雑巾がけ。「今日も雑巾真っ黒なの?」「はい、どうぞ!今日も真っ黒!いつも真っ黒!」とのこと。校舎をきれいにしてくれてありがとう!そして、道具のメンテナンスもバッチリですね!
手洗い場のお掃除、冷たいでしょうに、体全体でピカピカに磨き上げてくれています。どうもありがとうございます!
やまなし学級にもお邪魔しました。一人ひとりの担当エリアが大きいのですが、責任を持って活動していました。頼りにするはやっぱり先輩。今日も素敵な先輩を見上げながら終わりの整列・反省を行っていました。ご苦労様でした!
今週は寒い中でのスタートでしたが、本校も少しずつ春めいて参りました。今日の大休憩は、暖かな日差しの下、学年入り乱れてなわとびにチャレンジ!学級の長なわとびの記録も着実に前進してきています。5・6年生はもうすぐプロ級とのこと。楽しみです。来週もまた元気に登校して勉強に運動にチャレンジして参りましょう!
1年生、大先輩から遊びを習う!
2月6日(火)の1年生、昔遊びに興じておりました。「私のおじいちゃんだよ」「僕のおばあちゃん!」ということでゲストティーチャーは、子どもたちのおじいちゃん・おばあちゃんでございます。「今日はよろしくお願いします!」と元気にご挨拶をして活動スタート!
初めのご挨拶で子どもたちにとってはお越しくださった皆さん全員が自分のおじいちゃん・おばあちゃんとなってしまいまして、委細構わず「どうやるの?」「教えて~!」の声があちこちから。おはじきコーナーでは、遊び方を教わった子どもたちは指先に入れる力加減を考えながら技を習得していって、オリジナルの遊びも考案して楽しんでいました。さすが遊びの天才!
指遊び、せっせっせーのよいよいよい♬でしょうか。ずいずいずっころば~し...ってとっても楽しそう!
だるま落とし!こちらは本校に受け継がれているレアな遊び道具。女子はコンコンコン!って感じでチャレンジしていて見事一段はずしに成功!よっしゃ僕は一気にやるぞっ!ゴンッ!って...残念なことに。
コマ回しコーナーも大盛況。ゲストティーチャーがお手本をお示しくださるも「オレはベーゴマだったんだよな...」と子どもたちと一緒に悪戦苦闘でございました。平成15年購入のコマ、こちらもレトロ感満載でした。
お手玉遊びは女子に人気でしたね。手に伝わってくるお手玉の感触が何とも言えないご様子。「片手でやってみますよ!」ってチャレンジした結果、お手玉が思わぬところに飛んで行ってしまってこの表情...。
「
奥の方ではあやとりに、おじさんも奮闘しておりました。さすがはゲストティーチャーのおばあさま、ホイホイと指先を器用に操り技を伝授してくださいました。できたよ!って笑顔が素敵ですね。さらに2人あやとりにもチャレンジして優しい時間が流れていました。
こちらけん玉コーナー。本当のお孫さんに技を披露して、すごいおじいちゃん!の称賛をいただいたご様子。それを横目で見ていた男子児童、けんを逆さまにしてチャレンジしたら1回目で見事に成功しちゃって...。これにはおじいちゃんもビックリでございました。しかしながらけん玉をするときのこの姿勢、足腰も鍛えられそうですね。絶妙な重心バランス!
こうして大先輩から2時間たっぷりと素敵な遊びをレクチャーしていただきました。電気を使わない遊びって大事ですね。体も頭も心もフルに働かせて活動したので子どもたちは大満足。よって、誰から言われることなく、自然と大先輩に「楽しかった!」「またやりたい!」「また来てください!」「ありがとうございました!」と伝えていました。
ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。引き続き、子どもたちへのご声援をよろしくお願いいたします!
3年生、クラブ活動を見学!
4年生以上で編制しているクラブ活動。今日は、間もなく4年生に進級する3年生が、クラブ活動って何?どんな活動をしているの?ということで、クラブ活動事前見学会を開催しました。まずは「テーブルゲームクラブ」の会場へのご移動。軽やかな足取りでわくわく感が伝わってきます!
今日は、それぞれがやりたいカードゲームを持ち寄っての活動とのこと。多彩なカードゲームで盛り上がっていました。けっこう頭を使うよ!おもしろいよ!と優しく声をかけ、退室する後輩に優しく手を振る先輩の姿が素敵でした。
こちらは 「自然科学クラブ」。6年生リーダーがこれまでの活動内容について、火を使ったり、オーブンを使ったりしてさまざまな実験?を行ってきたとのこと。今日は「わりばし&ゴムてっぽう」づくりにチャレンジしていてゴムの飛ばし合いをするのだそう。てっぽうの仕組みに興味津々の3年生、クラスでやってみたい!の声があがっていました。
続いて体育館へ移動して「運動クラブ」の見学へ。前半のサーキットトレーニングが終了し、後半のドッジボールが始まるところにお邪魔しました。 4年生が果敢に6年生に勝負を挑む姿、それに対して容赦のない6年生のスローイング...。先輩方のスピード&パワー、そして本気・熱気を体感することができたようでした。
こちらは「料理・手芸クラブ」。本日は針と糸を手にしてティッシュケースづくりにチャレンジしていました。先輩が集中している様子を間近で見ようとぐいぐい近づいていく3年生、凄い!上手!と感想を述べていました。そんなに見つめないで!と言いながらもオリジナルティッシュケースを完成させることができ、それはそれは大満足の先輩方の姿も印象に残りました。
最後にうかがったのは「イラストクラブ」。まずは6年生からクラブの紹介。持参した本や端末を利用して自由に制作活動を行っていました。渡り廊下に作品は掲示していることを知っている3年生、こうして描いているのか!うますぎる!ホンモノみたい!の感想を述べていました。
最後に6年生リーダーが「クラブ活動では毎回振り返りシートに自己評価をしていて、4つの力を発揮できたか?をチェックしています。3年生も好きなクラブに入って、4つの力を発揮しながらクラブ活動を楽しんでくださいね!」とお話しくださいました。「来年はいないけど、3年生も楽しく活動して欲しいです!」と話してくれた6年生リーダーの立ち姿、格好いいです!
「そう言えば、去年の今頃、同じようにクラブ活動の見学したよね!」って話しかけたところ「そうなんですよ。1年って本当に早いんですよ...」としみじみ返してくれた4年生の姿も印象に残りました。「僕らももう5年生か...」とのこと。3年生のために実施したクラブ活動見学会ですが、子どもたちにとっては意外と感慨深い行事となったようですね。
こちら教室に帰ってきた3年生。「みんな真剣にクラブ活動見学ができたのでよかったと思います」という振り返りともに、「私は◯◯クラブに入りたい!」「オレもう決めたもんね!なー!」「いや、けっこう迷ってる」との会話が弾んでいました。4月が待ち遠しくなりましたね!
学校保健委員会、子どもたちの健やかな成長を願って!
2月2日(金)、学校保健委員会を開催しました。前編は4・5・6年生と保護者の皆様が対象。いつも学校給食でお世話になっている常磐学校給食共同調理場栄養教諭の新妻佑美先生より「望ましい食生活について~成長期に必要な栄養について~」をテーマにご講義いただきました。
こちら5年生のワークシート。子どもたちは自分の健康に関係する大事なお話!と理解できていたようですね。健康を支える3本柱とは?なぜ食事が大切なのか?食事のメニューには?食事が活力ある生活とどう関係しているのか?そして具体的な実践事項を決めた様子がうかがえます。子どもたちの学びを共有していただければ幸いです。
会の運営は保健委員の子どもたちが担いました。ご苦労様でした。そして豊富な資料をご準備し、心に働きかけるご講義をしてくださった新妻先生、ありがとうございました。
後編は、新妻先生とともに学校歯科医の菅原勝人先生、学校薬剤師の堂腰尚子先生をゲストにお招きし、本校職員が子どもたちの健康課題、特に肥満についての学習会を開きました。
まず、本校養護教諭から本校の現状について発表を行いました。「データ上、コロナ禍において肥満傾向が急増し、現状はほぼ横ばいで進行中、軽度から中度に進行している状況」とのこと。そして改善に向けて朝ランや体育の授業等による運動習慣づくり、食育の授業等に取り組んでいることを紹介しました。
その後、菅原先生からは、よく噛んで食べることが虫歯だけでなく肥満の予防にもつながること、子どもの立場を尊重した声かけの大切さ等についてご助言いただきました。また、堂腰先生からは、高血圧・糖尿病・高脂血症等の生活習慣病に携わってきたご経験から、子どもの頃からの食生活が大切とのご意見をいただきました。
新妻先生からは、朝食を見直そう週間でのアンケート結果も踏まえて改めて本校の子どもたちの食生活に対するご意見等をご教示くださいました。
各先生方のお話しをお伺いして、子どもたちが大人になったときの健康は今がベースになっていくこと、食事を大事にした生活習慣を大人がしっかりリードしていくこと、特に朝食は一汁三菜=和食に注目していくこと、そして子どもたちにとって食事場面での団らんがとても大事であること、学校と家庭の連携の仕方等々、重要な知見を見出すことができました。
子どもたちの健康を支えるのは私たち大人!の自覚を再確認し、貴重な学びを得ることが出来ました。ご指導くださいました先生方に改めて御礼申し上げます。そして、1年前からこの日を目標にして、子どもたちの健康のために毎日力を尽くしてきた養護教諭にも大きな拍手を!
鬼払い集会2024!季節は春へ...
2月2日(金)の1年生教室、窓からガサガサと音がし始めまして、怪しい人影?が...
すると突然ドアが開いて「鬼だぞ~、わりー子はいねーがー」と言いながら鬼が入ってきまして、子どもたちは驚き?いや大喜び!そして鬼払いのスタート!「鬼はー外!」「福はー内!」と言いながら、なかなか粘り強く居座る鬼をお友達と協力して追い出すことにようやく成功しました。
ということで、本日は鬼払い集会でございました。まずはオンラインにて、代表委員による節分にちなんだお話し会。
その後、各学級代表による「退治したい自分の中にいる鬼」の発表。「たべものすききらい鬼」「めんどうくさがり鬼」「夜更かし鬼」「ネット鬼」「ねぼう鬼」「けんか鬼」等々、自分自身を見つめてしっかりと発表していました。
それから各学級での鬼払いとなっていきまして、こちらはやまなし学級に入り込んだ鬼!子どもたち、それはそれはもの凄い勢いで、新聞紙を丸めた豆を投げつけて、鬼退治に盛り上がっておりました。
また、鬼退治の後は「歳の数だけ豆を食べるんだよね!」ということで美味しそうに...。「先生は何個食べるの?」「そんなに食べたらお腹壊すでしょ!」等々の会話が面白かったですね。豆を食べるのも大事だけど、心の中にいる鬼退治はちゃんとできたかな?
また、5年生が中心となって校舎中を新聞豆をまきながら鬼退治してくださいました。退治後はきちんと新聞豆を片付けていくところが素敵!どうもありがとうございました。
そう言えばあの鬼さん、どこかで見たことがあるような...。あら、ひょっとしていつも職員室にいる教頭先生では?という噂が流れているようないないような...。子どもたちのためにどうもありがとうございました!
ながくらの鼓笛2024、始動!
1月31日(水)の子ども広場。5年生のフラッグ・カラーガード隊がキレッキレの動きを披露し、熱心に練習に励んでいました。その姿を優しく見守る担任の先生。「みんな本当によくチャレンジしてきたんですよ。メリハリつけて『格好いい姿』になってきました!」と嬉しいお言葉!
すると、南校舎3階の音楽室にいた仲間から声がかかり、「今から演奏するから、それに合わせて演ってみて!」とのこと。どうやら音楽室では、楽器隊が練習しているようです。
音楽室では、ながくらの鼓笛をリードする主指揮・副指揮、そして大中小の太鼓、シンバル、ベルリラ、キーボードのバンドメンバーが、鏡を見ながら練習に励んでいました。子ども広場にいる仲間に届けと言わんばかりの迫力ある演奏を披露していてすごい!立派!と思ったのですが、演奏後はなぜか浮かない表情...。「まだまだです。まだ自信が...。練習しかないです」とのコメントを聞かせてくれました。まさに「4つの力」の発揮!
これまで5年生は、「ながくらの鼓笛」のどのポジションをやりたいかを自分で決めて、6年生のレクチャーを受け、オーディションを経て地道に直向きに練習を積み上げてきました。後輩思いの6年生が5年生に寄り添い、丁寧に伝える姿が素敵でした。「1年前は逆の立場だったね」の声かけに「そうなんですよ。1年ってホントに早くって...。もう5年生に任せるしかないんです」とのお話、感動でございます。
4つの力をフル活用していた今日の5年生の姿から、先輩方が大事に受け継いできた伝統「長倉小PRIDE」を私たちも引き継ごうとする心意気を感じました。長倉小PRIDE=心を一つに団結して何事も最善を尽くし続ける志!それを担任の先生は「格好いい姿」として子どもたちに伝え、今日も子どもたちのチャレンジを温かく見守ってくださっています。
ながくらの鼓笛2024、間もなくデビュー!楽しみでございます。また、裏を返せば6年生の卒業が間近になってきたということ。わくわく感と淋しさが入り交じって、まさに春ですね。2月も全力で子どもたちの成長を応援して参りましょう!
2月のスタート!
本日より2月がスタート!毎月、図書館の掲示板を図書館ボランティアの皆さんが季節感あふれる内容へと更新してくださっていまして、昨日、2月の作品を撮影しようとうかがってみると偶然2年生が利用してまして...。
「今日は何借りようかな...」「このシリーズ楽しいよ!」「これね◯◯が出てきて◯◯になっていくんだっけ...」「それより先は言わないで!」との会話が楽しそう。
本日は学校司書の先生の来校日で、本の返却と貸出を担当してくださいました。何気ない会話が、子どもたちを本の世界、読書好きへと導いてくださっています。いつもありがとうございます。
そのままの流れで2年生の下校に立ち会ってみました。「今日楽しかったことは?」の質問にすぐに「給食!」と答えてくれたり、「頑張ったことは?」に対しては「1校時は~、2校時は~、そして5校時は~」と親切丁寧に説明してくれたり、「国語でしっかり教科書を読みました!」「私は道徳です。みんなで考えました!」「ズバリ、ない!」等々、素敵な表情でお話してくださいました。充実した一日だったようで嬉しいです!
だいぶ日が延びてきていて温かい日差しが子どもたちを包んでいました。やはり春が着実に近づいてきているようですね。子どもたちの会話を聞いていると、「金曜日は豆退治だ!」「えっ、豆退治?」とか「学校に鬼いっかんね!」「私の通ってた幼稚園にもいた!」「長倉小は校長室にいるらしい...」「えっ、まじ?」「見たことあるって言ってた人いた!」等々、明日開催する鬼払い集会にわくわくしているようでした。
明日、みんなで鬼退治しましょう!ちなみに、校長室の鬼ってこちらでしょうか...。昨年の6年生が、学校に鬼が入ってこないようにと、鬼よりも強い鬼様を置いていってくださいました。今もしっかりと見張ってくれています!こちらの鬼様は退治しないでくださいね。
長倉の杜、梅の花が咲きました!
1月30日(火)、百花の魁である梅が咲き始めました!昨年は2月6日に開花しましたので、今年は1週間早く春が近づいてきているようですね。
「新年の抱負」を語り合ってスタートした1月、子どもたちは寒風吹き付ける中でも朝ランにチャレンジ!また、体育の授業や大休憩は なわとびにもチャレンジしているところです。
卒業が近づいてきた6年生はとっても後輩思いで、特に縦割り清掃班では率先して活動し、やるときは最後までやるのが長倉小だよ!と、行動でお示しくださっています。
1年生もここにきて急成長!毎日いろいろあれこれありますが、物事をちゃんとやろうよ!を合言葉にお互い励ま合って生活しています。本にも興味をもち始めて、絵本を読んでください!のリクエストに応えてみました。また、粘土作品、これまでよりも3D感が高まりましたね。思いっきり創造力や発想力を発揮している姿、最高です!
明日から2月。生活のまとめ&学習のまとめ=卒業・進級に向けて着々と準備を進めていきましょう!と声をかけて参ります。何より「早寝・早起き・朝ご飯」で生活のリズムを整え、健康に毎日を過ごして参りましょう!
校内授業研究会を開催しました!
本校は、令和5・6年度の2年間、いわき市小学校教育研究会授業公開協力校の委嘱を受け、生活科・総合的な学習の時間の実践研究に取り組んでおります。1月26日(金)、理事の皆様をお招きして授業研究会を開催しました。
公開した授業は6年生。子どもたちは、本校のルーツである常磐炭田と映画「フラガール」の視聴をきっかけに、もっと知りたい!を見出し、フラダンス・温泉・観光地・方言・閉山とハワイアンズ・エネルギーの6グループに分かれて探究してきました。そして、探究してきた内容はこの地域の魅力だ!ということに気付き、卒業を控える今だからこそ、探究してきた成果を後輩たちに伝えたい!という思いをもつに至ったのだそう。
そこで本時のめあては「後輩に伝える地域の魅力の発表計画を立てよう」と設定されていきました。
そして、これまでのグループでの探究活動を振り返りながら、「発表する相手は何年生にする?」「後輩に何をどうやって伝える?」「相手に分かりやすい内容かな?」「改めてどんな準備していく?」といった話合いが行われていきました。
これまでの探究活動で自分たちのグループテーマに愛着が湧いてきたからでしょう、「このことは大事だから伝えたい!」「違う方法で伝えてみたのがいいかも」「難しい漢字や言葉が多いけどどうしよう?」「もう一回調べ直してみては?」「改めてゲストチーチャーに詳しく聞いてみようよ!」といった会話があちこちから聞こえていました。
授業の後半、各グループで話し合った結果(発表計画)の発表へ。まだ不完全ではありますが、こうしてアウトプットすることで、子どもたちの思考は整理され、次の活動への見通しを見出すことにつながっていきます。他のグループや先生との質疑応答は、さらに深い思考へと導いていきます。
授業の最後は、本日の学びの振り返り。今日を踏まえて次はどんな活動をしていくのか、今日の学びでどんな力を発揮したのか等々、タブレットを活用して記録していきました。記録の蓄積は、いずれ学習全体を振り返る際に大いに役立つことでしょう。
授業後の研究協議では、まず本校の研究テーマや概要、加えてこれまでの実践を報告し、理事の皆様と共有しました。その上で、本日の授業実践についてご協議いただきました。
協議では、研究テーマをベースに地域と連携した探究活動を進めていく中では、まずは思いっきり楽しい!を味わっていくこと、それは子どももかかわる大人もという視点が大事であること、また五感を刺激する体験を創出していくことが大切等々、多岐にわたるご示唆をいただきました。大変勉強になりました。理事の先生方にこの場をお借りして御礼申し上げます。誠にありがとうございました。
改めて身内ながら授業公開というチャレンジをしていただいた担任の先生に大きな拍手を!また、この1年、本校の研究を土台から築き上げ、先頭に立って研究を推進してきた現職主任にも大きな拍手を!お二人をはじめ本校の職員はいつも「子どもたちのためですから勉強になります!」とお話ししてくださいます。心強い限り!
本日の学びを道標に来年度の授業公開に向けて一丸となって一歩一歩前進して参ります。私たちも4つの力を発揮して、子どもたちとともに成長して参りましょう!
やまなし2組、道徳科「自分のやるべきこと」について考えました!
1月25日(木)、やまなし2組の道徳科の授業、苦手なことや困難なことに対しても直向きにチャレンジすることの大切さについて考えました。まずは学級のことについてデータで確認。殆どのメンバーは苦手なこと・やりたくないことがある!と回答していましたね。
続いて、NHK for school「パンタのらくちん作戦」を視聴。主人公のパンタ君は、サッカーのリフティングが苦手なのに、あの手この手で誤魔化していきますが、最後にはばれてしまって大後悔。子どもたちは、物語の場面毎にパンタ君の考えや気持ちを整理していきました。
そして、先生から「後悔しているパンタ君に、どんな声かけをしますか?」との発問。先生が落ち組むパンタ君の役になって子どもたちを物語の世界へと引き込んでいきました。とある男子児童、積極的に前に出てきて、パンタ君に向かって「ちゃんとやれよ!」と上から目線で...。パンタ君「は~い、そうします」との反応。
「じゃー、パンタ君役、交代ね!」と、今度は男子児童がパンタ君役に。すると、女子児童から「ちゃんと練習してね。できなかったらメモしてみてね!」と指を指されての厳しいご指導が。それに対して男子児童、一瞬眉間にしわを寄せるも「は~い、わかりました...」と観念したご様子。その後「なんでパンタ君は誤魔化したんだよ...。こんな気持ちになるの嫌だ~」と感想をお話しくださいました。
そんなやりとりを見ていたこちらの彼。パンタ君に向かって「これからはちゃんと練習してください。練習すればリフティング100回できるようになるかも知れないよ。ね!」と、残念な行いをして後悔している相手を気遣って優しく笑顔で励ましてくださいました。
そんなロールプレイを体験した後、改めて学級のメンバーが現在チャレンジしていることを確認。そして「では、みんなは自分が苦手だなとか難しいなとか思ったことに対して、チャレンジできてるかな?支え合っているかな?」との発問。やや言い訳?もありましたが、目標を持ってチャレンジしていった方が楽しい毎日につながっていくことを実感したご様子でした。
最後は、ワークシートを使って本日の学びを整理整頓。忖度のない記述が素敵です!
提出にきた児童と対話をしてこれからのチャレンジを勇気づけたり、なかなか記述が進まない児童に寄り添って整理をサポートしたりと、日頃から一人ひとりを大事にしている担任の先生のこの姿こそが、子どもたちのチャレンジを大きく支えているんですね。
本日も素敵な授業を見ることができました。およそ1年をかけて築いてきた学級での信頼関係をベースに、さらにさらに子どもたちを大きく成長させて参りましょう!
3年生、新聞記事の作成にチャレンジ!
3年生の子どもたちから「新聞を作りたい!」との声があがりまして、1月24日(水)、福島民報社の川原田秀樹先生をお招きして出前授業「記事を書いてみよう!」を実施しました。実際の新聞づくりのお話とともに「メモの通りに書いて正しい漢字を使い、施設の名前や地名は間違わないようにすることが大切。一番言いたいことを文章の最初に記すことも必要ですよ」等々、分かりすい言葉で丁寧にレクチャーしてくださいました。
それでは実際に記事を書いてみましょうか!ということで、子どもたちは「温泉新聞」の名の下で記事作成へ。川原田先生、プロ目線で一人ひとりに励ましのお声かけ。「小学3年生への出前授業は初めてで...」とのことではありましたが、子どもたちはホンモノと出会って新たな憧れの気持ちを抱いたご様子。「新聞が出来たら川原田先生に見てもらうんだ!」という新たな目標を見出すことができました。川原田先生、ありがとうございました!
それで、どうして3年生が新聞を書きたい!と申し出たかというお話。それは春先からずっと地元「いわき湯本温泉」を探究してきて、次第に温泉の魅力をたくさんの人に知ってもらいたい!という思いを抱いたからとのこと。これまでもお伝えしてきましたが、改めて担任の先生とともに積み上げてきた探究プロセスを振り返ってみます。
まずは探究のきっかけ。地元に温泉があることは知っていても、意外と説明できない自分に気付いたことが出発点となりました。ではではということで常磐公民館の大平先生にご相談申し上げ、温泉を引き揚げている源泉から温泉旅館までの経路をいざフィールドワーク。
そこで出てきた疑問やもっと知りたい!は、温泉の歴史や効能、鶴の伝説、足湯、湯壺等々でした。子どもたちの感性・観察眼にはビックリしたことを懐かしく思います。それらを整理して「歴史」「温泉のお湯」「温泉施設」「旅館」のテーマを見出し、子どもたちは再びフィールドワークへ出かけたり、ゲストをお招きしたりして、温泉にかかわるホンモノと出会い、五感をフル活用して学んでいきました。加えて、旅館にお願いして実施させていただいた宿泊客の方々へのアンケート、その回答用紙は子どもたちの宝物で今でも教室の一番いいところに掲示しています。
その成果がこちら。私たちは、子どもたちが探究活動に没頭している状況を「材に恋している!」と言っているのですが、まさに3年生は「温泉」に恋をしています!その成果がこのノートと付箋紙の数でございます。
そして「このすっごい湯本温泉をみんなに伝えたい!そのために新聞を作ろう!」となっていったのですが、気がつくと温泉情報が膨大な量となっていまして、どう整理したらいいの?難しいな~!そもそも新聞ってどうやって作るの?となり、それならばいっそのこと新聞を作っているプロの方をお呼びして教えてもらおう!となってこの度の川原田先生と出会いにつながったのでした。
温泉に恋をしている子どもたちの熱い気持ちを受け止めてきている担任の先生も素敵ですね。学年単学級が多い本校は、担任の先生が自信をもって子どもたちのチャレンジを応援できるようにと定期的にカンファレンスを行っています。職員室内で情報を共有し、材に恋をする子どもたちを大事に育ていくためにアイディアを出し合い、支え合っているところは本校の強み!さりげなく紹介させていただきます。
さて3年生、川原田先生のご指導をベースにこれからどんな新聞を完成させていくのか楽しみですし、作成した新聞を活用どうしていくのかにも注目です。これまでお世話になった方々へのお礼も含めて、3年生のチャレンジを引き続き応援して参りましょう!
4年2組、理科で水の実験にチャレンジ!
4年2組の理科では、現在「水のすがたと温度」をテーマに授業を行っています。1月24日(水)の授業のめあては「水を冷やしたときの温度の変わり方と水の様子を調べよう!」。試験管に入れた水道水を冷やしていって氷になるその瞬間を観察しようという内容。
まずは子どもたちの予想。「水温を下げていって何℃になったら氷になると思う?」「1℃、いや0℃、んー?マイナス1℃!」「じゃー体積は?」「減る!」「増えるって!」...。「それじゃーこれから実験してみて、予想と比べてみて、また新たな『?』を見つけていきましょう!」ということで、試験管やビーカー等の実験器具の運搬へ。早く実験したい!と逸る心を抑えて慎重に慎重に...。
実験器具をどうセッティングするかは、先生の解説と先生の手元を写した電子黒板で確認。「水は試験管の3分の1くらいね!」「えっ、3分の1ってこんくらい?」「それは5分の1だよ」「こんくらい?」「それじゃ2分の1だよ」「こんくらい?」「なんで増やすの~!」...、さりげなく算数の実力を発揮しておりました。
「1分ごとに時間を伝えるから、その時の水温と水の状態を記録していきましょう。それと体積を知るにはどうしたらいいかな?」「試験管(の水面に)に印をつけておくかなんかしたら?」「おっ、それいいね!」「じゃー、そうしましょう!」...。「それと、気をつけなくちゃならないことは?」「氷でやけどしないこと!」「その通り、氷の扱いや器具の扱いもみんなで気をつけてください。それじゃビーカーに氷を入れていくから観察を始めていきましょう!」
水が氷になる瞬間をとらえようと、子どもたちは開始1秒後からご覧の様子。動画視聴では味わえないわくわく感・ぞくぞく感を存分に感じていますね。先生が経過時間を伝える度に、「まだ?」「ぜんぜん水!」「そろそろ?」「まだまだ水!」...。
水温が0℃に近づくにつれて子どもたちにザワザワ感が...。「これ氷になった?」「え?まだ水面が揺れてるよ」「でも温度計が試験管くっつかってるけど」「あー、少しずつ氷になっていってんじゃね~?」「マジ?一気に固まる(氷になる)と思ってた!」「あっ、じゃーこの時間から氷になった!ということで」「OK!」「温度計は?」...という会話がとっても素敵ですね!
記録用紙の記述内容もとても魅力的。大人ですと「徐々に水が氷になっていく」と表現するのでしょうか。子どもたちは「少し」「まあまあ」「けっこう」「カチコチ」「カピカピ」「カチカチ」と表現し、中には「ガリガリくん」「ガリくんが...」と人間扱いしているものもあって、語感が豊かですね。
授業のまとめは実験データを手掛かりにして、改めて「水を冷やしたときの温度の変わり方と水の様子」を論述、そして新たな『?』を求めて意見交流へ。予想と比較した感想も交えて集中して取り組む姿がとても印象的でした。
また、本日の授業は初任者研修の一環としての師範授業でもありました。ベテラン先生の授業展開は流石でございます。また、若手教員はあっちこっち歩いて気付きを丹念にメモしていました。その中で特に「安全面への配慮についても勉強になりました」とのこと。センスある気付きですね、薬品等も扱う理科の授業のみならず、生活全般に渡って子どもたちそして先生方ご自身の安全を確保することは最も大事なことですから。
今日も授業を通して成長している子どもたち、そして先生方の姿を見ることができました。明日はどんな場面に出会えるか楽しみでございます。
4年1組、算数科で小数のかけ算にチャレンジ!
1月24日(水)、4年1組の算数の時間にお邪魔しました。今日は算数科担当の先生による授業で、メインテーマは「小数のかけ算」とのこと。本時のめあては「1.36✕7の◯◯のしかたを考えよう」と黒板に書かれてありました。
先生と子どもたちの会話。「1.36を100倍して、136✕7を計算したら答えは?」「952!」「そうね。それでさっき100倍していたから、今度はこの答えを?」「100分の1にする!」「そうだね!それで9.52って答えになる。でもそうやって計算するのってどう?」「面倒くさい!ややこしい!何度も計算するから間違えそう!」「だよね!だから今日は式をタテに書いて計算する方法、これ何って言うんだっけ?」「筆算!」「そうそう...」
こうして本時のめあてに「筆算」が加わり、改めて小数のかけ算の筆算スキルを身につけよう!と設定されていきました。子どもたちは既習内容との関係が分かり、今日のめあてにも納得できましたので、さらに実力を高めようとやる気が湧いてきた様子!
改めて教科書や電子黒板を見て、整数の計算と小数の計算の「倍」の考え方は同じであることを確認。子どもたちから「整数と小数のかけ算のやり方は同じだ!使える!」の声があがり、すかさず先生が「その表現いいね!じゃ、黒板に書いておくね!『使える』ってね」と。子どもたちの思いを大事にしている姿、お見事!子どもたちの意欲もますます高まっていきました。
では、問題を解いてみよう!ということで教科書の演習問題にチャレンジ!すると堰を切ったかのように、子どもたちが先生の元に駆け寄り確認をしてもらうアクティブな姿が!
分かったことを使ってみたい!出来るようになったことを先生に伝えたい!という姿をたくさん見ることができました。1問解いたら先生の元へ!確認してもらったら次の問題へ!と。次の問題を解こうと自席に走っていく姿、座ることも忘れて夢中になって問題を解く姿...。
先生の前には大渋滞が発生してしまいました!
その後、今日の学習の定着に向けて計算ドリルにチャレンジしていくとのこと。今日も子どもたちと先生が一体となって、上昇気流に乗っかった授業を見ることができて嬉しかったです。特に算数科は力を積み上げていくことが大切ですから、これからも一人ひとり、一つひとつを大切に学習を進めて参りましょう。
5年生、和の鉄人から鯛めしを学ぶ!
山口県産の神経締めされた天然真鯛!ホンモノでございます。1月22日(月)の5年生家庭科「和食を学ぼう!」ということで「鯛めし」づくりにチャレンジしました。講師は、田町平安の鈴木先生と松本先生にお越しいただきました。
まずはホンモノの天然真鯛に子どもたちは興味津々。鋭い観察眼を発揮し、水族館で泳いでいる魚と比較して、迫力ある面構え、鎧のような堅い鱗などをじっくりと眺めていました。そしてどこからか「うまそう!」とも...。
続いて、鈴木先生が三枚おろしの技を披露。バキッと硬い骨を切る出刃包丁、手前にすーっと引いただけで切り身にする柳刃包丁、迷いのない仕事を見て、すごい!かっこいい!を連発していました。無言で仕事をしていた鈴木先生、突然子どもたちの前に鯛の顔を差し出して、目玉をぐりっと押し出すというサプライズ。子どもたちは当然うわー!ってなったのですが、この目玉も美味しい!魚は捨てるところがないんだよ!命をいただいているんだよ!とさりげなくご教示くださいました。
それでは味見を!ということでお刺身を実食。旨い!何が?食感!味!香り!そしてこの表情でございます。天然ってこういうことか...と、若いのに大したものです。
続いて切り身体験。子どもたちに実際に包丁を持たせてくださいました。手前に引いてごらん!の指示通りに包丁を動かしてみると、あれ?もう切れた!なんで?といった反応。プロの道具の凄さを体感することができました。中には、ストレスのない包丁の切れ味の余韻に浸って、しばし呆然とする様子も...。
身を切り取った頭や骨をアラって言うんだけど、ここも大切に使うよ。今日はアラを火で炙って香ばしくして出汁に加えよう!ということで、網に乗せてアラ炙りへ。この香ばしさがたまりません。伝わりましたでしょうか?
加えるお出汁の準備。今日は昆布と一緒に薄口醤油・酒・みりん・塩、最低限でやるよ。鯛から美味しい出汁が出るからね!ということで、味の決め手になることを察した子どもたち、妙に慎重に慎重に...。
それでは!ということで、鍋にお米・昆布・アラ・お出汁の順に入れて準備完了。でも「火にかけて沸騰したら弱火にして10分炊いて、20秒ほど強火にしてから、火を止めて10分蒸らすよ!」という指示に子どもたちは緊張。1秒単位の繊細さ、それがプロの仕事を実感した様子でした。
なので、子どもたちの目線は鍋と火加減に釘付け。
そんな子どもたちの緊張を感じてか、鈴木先生は子どもたちを呼び寄せて、生わかめの美味しさをレクチャーしてくださいました。生のわかめをお湯に入れると鮮やかな緑色になってまるでマジックを見ているかのよう。それを食べてみたらとろっとろというよりもシャキシャキとしていて、ホンモノのわかめってこんな食感なんだ!を実感。全身を使って美味しさを表現!
そうしている間に約束の時間へ。ふたを開けて、まずはアラを取り出して、ほぐして、それを混ぜ込んでいきましょう!との指示の下、いの一番にふたを開けたのはなんと養護教諭。一気に広がった鯛めしの香りを余すところなくご堪能、それでこの表情でございます。じつに分かりやすいですね!そしてここからはスピード勝負。早く食べタイ!たくさん食べタイ!おめでタイ!と言いながら最後の仕事を積極的に進めていく子どもたちでございました。
完成した鯛めしがこちら!三つ葉を乗せるあたり、プロの仕事でございます。いただきまーす!で一口食べた時の子どもたちは当然の如く笑顔笑顔でございました。美味しい!旨い!味が濃い!これがホンモノの鯛めしか!と言いながらお腹も心も満たされたご様子でした。
各班のリーダーのまとめの言葉。「週の初めのお忙しい中ありがとうございました」「魚嫌いだったけど魚料理をつくれてよかったです」「魚を切れてよかったです」「料理がもっと好きになりました」「この味を忘れません」「生きててよかったです」「班の仲間と楽しくできたのもよかったです」等々。
お友達の真似をしないで、自分の思いを自分の言葉で話す姿は5年生の魅力ですね。鈴木先生への質問から、美味しいところは、お腹・かま・ほっぺとのこと。でも校長曰く、目玉の周りなんだそうです?!
魚が苦手と言っていた子どもたちも美味しい!を連発していて不思議ですね。ホンモノを使い、その道のプロに教わるホンモノの調理実習、大成功でございました。鈴木先生曰く「お店で出しても大丈夫な出来栄えに仕上がりました」とのこと。そして担任の先生が「みんなこの味よ!ホンモノの鯛めしの味、忘れないでね。そして食べるということは命をいただくということ。だからちゃんと調理できる人、食べる人になっていきましょうね!」に子どもたちは「はーい!」と答えていました。ご家族の皆さん、目と舌の肥えたお子さまにしてしまいました。申し訳ございません...。
食の大切さ、和食のパワーをご教示いただいたお二人の先生に改めて感謝申し上げます。いずれこの中から和の鉄人が生まれるかも知れませんね!
6年生、「自分たちの地域をまずは自分たちがよく知る!」
1月22日(月)、新しい一週間がスタート。昨日は土砂災害警戒情報が発表されてヒヤリとしましたが、本校に被害はなく穏やかな朝を迎えました。今週も健康第一で過ごして参りましょう!
さて、本日は6年生の総合的な学習の時間にお邪魔しました。これまでもお伝えしてきましたが、6年生は「長倉小の七不思議」を大テーマに探究活動を展開。本校のルーツが石炭・炭鉱にあることに気付き、当時の様子を理解するために映画「フラガール」を視聴し、「もっと知りたいこと・調べたいこと」を見出し、6グループに分かれて探究してきました。
そして新たなテーマ「自分たちの地域を自分たちがよく知る!」のもと、今日は6班に分かれて、探究の成果を学級内でいったん発表し合おう!となりました。
こちら、常磐ハワイアンセンター(現スパリゾートハワイアンズ)班。ホームページや文献を手掛かりにして、誕生から現在までの歴史を詳しく調べて年表にまとめました。「WaiWai OHANAはその時に出来たのか?」「金風呂ってなんだ?」といった感想も聞こえていましたね。素晴らしい年表でした。さらに、だれが何のために建設したのか?毎年のように施設をリニューアルしてきたのはなぜか?ということも主張できると炭鉱とのかかわりが色濃く見えてくるかも...。
こちらは温泉班。地図を活用して旅館の位置や旅館の料理の特色をグルメレビューサイトの数値も使って紹介しました。また温泉の効能について、手持ち資料まで準備してくれて「分かりやすいね!」の声が聞こえてきました。温泉と炭鉱との関係や他の温泉地との比較を入れると、いっそういわき湯本温泉の特徴が見えてくるのではないでしょうか...。
こちらはエネルギー班。プレゼンソフトを活用して探究したことを丁寧に発表していました。エネルギーの種類やこれからのエネルギーについて、小学校の学習の域を超えた内容も扱っていましたね。炭鉱で栄えたこの地域はエネルギーの出発点だったわけですね。地球環境問題にも触れていたところもよかったのですが、もう少し私たちの生活と結びつけて、どんな社会にしていきたいかを主張して欲しかったです。そこまで考えられる!と感じました。
こちらはフラダンス班。先日、ホンモノのフラガール2代目リーダー舟木先生に学びましたね。今日は、教える側でチャレンジしていました。説明の言葉の一つひとつが的確!相当自主練に取り組んできたようですね。6年生は映画を視聴したので、どうしてこの地でフラダンスを?の答えは分かっていると思うのですが、他の人に披露する時には、ぜひその理由や舟木先生にご教示いただいたフラガールの使命も伝えていただきたいと思います。
こちらはいわき観光班。市内の観光スポットをみんなに知ってもらいたい!と、カルタを作成したとのこと。観光スポットの説明文が読み上げられると、参加者は「見っけた!」「あった!」と声を出して盛り上がっていましたね。ねらい通り!あまりにも白熱しすぎて転んじゃったりして...。復習として、大きないわき市の地図を準備して、それはここにあるよ!バスだと何分くらいで行けるよ!といった解説をすると距離感も分かって、より理解が進むのではないでしょうか..。
もう一つ、方言班です。「それも方言げ?」ってその話し言葉も方言が入っています。盛り上がっている中、敢えて「おめーら、うっつぁしーがんな!」って言ってみたら、子どもたち「...」という反応でした。「がおっちまー」って感じです。なぜ方言に目を付けたのかな?方言ってどんなイメージ?いわきの方言って...なんて主張も入れてみてはいかがでしょうか...。
今日は、それぞれの班の発表を見聞き・体験してみて、思ったこと・感じたことを付箋紙に書いたところで終了となりました。次の時間は、いただいた御意見を参考にしてよりよい発表へと改善させていくとのことです。何のための発表なのか?誰に向けた発表なのか?を意識して、ぜひぜひ発展させていってください。改めての発表を楽しみにしております!
「身近な地域のことを知れば愛着が芽生え、ふるさと愛が育っていくことでしょう。いずれどこかの地域で暮らした時でも、長倉って...、湯本って...、いわきって...と堂々と語っていただきたい!」とは担任の先生の願い。その願いを子どもたちはしっかり受け止めているから、こんなに熱心に探究活動にチャレンジしているのでしょう。今日も素敵な授業に出会うことが出来ました、感謝!
校内書き初め会、頑張りました!
1月19日(金)、今週は寒暖差の大きい一週間でしたが、浜通りブルーの晴天に恵まれ、子どもたちはいつものように朝ランから一日をスタートさせ、元気に活動していました。それにしても朝から半袖半ズボン!まぶしいです。
さて各教室前には、先日開催した校内書き初め会の作品を展示しています。1・2年生はフェルトペン、3年生以上は毛筆でのチャレンジです。低学年の皆さんは、いつの間にか上手にひらがなを書けるようになりましたね。2年生になると漢字も入ってきて、お手本をよーく見て、冬休みにも頑張った成果がよく表れています。
3年生は初めての毛筆チャレンジでした。大きく伸び伸びと書けているところが素晴らしいですね。特別非常勤講師の丹先生の教えが生きていますね。4年生以上になると課題の難易度がぐんと上がっていきますね。文字サイズのバランスやはらいやはね等々...。一年一年確実に課題をクリアしてきている様子を改めて実感しました。
本校では書写の時間を中心に、文字の美しさとともに心の持ち様や姿勢の美しさも大事にする文化が連綿として受け継がれてきています。上手に書けるお友達を敬って真似をしたり、先生に思いっきり頼ってみたり...。もちろんご家庭での温かい励ましがあってのこと。一人ひとり味のある作品からそれぞれの成長をみんなで共有して参りましょう。今年の書き初め会も大成功でございました!
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