こんなことがありました

学校保健委員会、子どもたちの健やかな成長を願って!

2月2日(金)、学校保健委員会を開催しました。前編は4・5・6年生と保護者の皆様が対象。いつも学校給食でお世話になっている常磐学校給食共同調理場栄養教諭の新妻佑美先生より「望ましい食生活について~成長期に必要な栄養について~」をテーマにご講義いただきました。

こちら5年生のワークシート。子どもたちは自分の健康に関係する大事なお話!と理解できていたようですね。健康を支える3本柱とは?なぜ食事が大切なのか?食事のメニューには?食事が活力ある生活とどう関係しているのか?そして具体的な実践事項を決めた様子がうかがえます。子どもたちの学びを共有していただければ幸いです。

会の運営は保健委員の子どもたちが担いました。ご苦労様でした。そして豊富な資料をご準備し、心に働きかけるご講義をしてくださった新妻先生、ありがとうございました。

後編は、新妻先生とともに学校歯科医の菅原勝人先生、学校薬剤師の堂腰尚子先生をゲストにお招きし、本校職員が子どもたちの健康課題、特に肥満についての学習会を開きました。

まず、本校養護教諭から本校の現状について発表を行いました。「データ上、コロナ禍において肥満傾向が急増し、現状はほぼ横ばいで進行中、軽度から中度に進行している状況」とのこと。そして改善に向けて朝ランや体育の授業等による運動習慣づくり、食育の授業等に取り組んでいることを紹介しました。

その後、菅原先生からは、よく噛んで食べることが虫歯だけでなく肥満の予防にもつながること、子どもの立場を尊重した声かけの大切さ等についてご助言いただきました。また、堂腰先生からは、高血圧・糖尿病・高脂血症等の生活習慣病に携わってきたご経験から、子どもの頃からの食生活が大切とのご意見をいただきました。

新妻先生からは、朝食を見直そう週間でのアンケート結果も踏まえて改めて本校の子どもたちの食生活に対するご意見等をご教示くださいました。

各先生方のお話しをお伺いして、子どもたちが大人になったときの健康は今がベースになっていくこと、食事を大事にした生活習慣を大人がしっかりリードしていくこと、特に朝食は一汁三菜=和食に注目していくこと、そして子どもたちにとって食事場面での団らんがとても大事であること、学校と家庭の連携の仕方等々、重要な知見を見出すことができました。

子どもたちの健康を支えるのは私たち大人!の自覚を再確認し、貴重な学びを得ることが出来ました。ご指導くださいました先生方に改めて御礼申し上げます。そして、1年前からこの日を目標にして、子どもたちの健康のために毎日力を尽くしてきた養護教諭にも大きな拍手を!