出来事

11月7日 放射線教室

今日は医療創生大学の石川先生を講師としてお招きし、6年生を対象とした「放射線教室」を行いました。

「放射線」や「放射性物質」は我々福島県民にとっては常に身近な話題となっているものです。

見ることも、触れることも、音を聞くこともできず、においも味もしないけれども確かに存在する放射線。

元々自然界に存在するものなので、その一切を断ち切って生活することはできません。

けれど大量に浴びると体に影響がでるかもしれない放射線。

発電や医療現場などでは有効活用されている放射線。

少しでも理解を深めるべく、6年生は真剣に話を聞いていました。

「霧箱(きりばこ)」といって、空気中の放射線(α線やβ線など)の通った跡が飛行機雲のように見ることのできる装置です。今回は見やすくするために放射性物質をセットしての観察でした。白い煙のような線が次々に現れ、子どもたちも実感を伴った理解ができました。