こんなことがありました。

出来事

寄付月間~オンラインでのボランティア活動(3)

 12月5日(土)に行われた「チャリティー・ムービー・プロジェクト」のオンライン広報イベント。無事に終了しましたが、これで活動が終わったわけではありません。むしろ動画制作を終えてからの今後の活動が大切ですしかし、この 短い時間の間にも様々な人と人とのつながりを見ることができました

 まずは学年の壁を越えた交流です。今まではそれぞれ別々に映像制作を行っていたためほとんど交流がなかった1・2年生チームですが、進行の大役を務める2年生のもとに、1年生チームが激励に駆け付けてくれたのです。これには2年生のメンバーも大感激!寄付金を多く集めるライバルでもあると同時に、同じ学校で志を同じくする仲間だと強く認識することができました。これからは募金でのコラボや協働作業などを進めていけるといいですね。

 次に Facebook 上での激励です。オンラインで配信中に、進行を務める平三中2年生チームにたくさんの応援メッセージが届いたのです。「進行がんばって!」「赤い鼻がかわいい」…など、大仕事を終えた後にメッセージを見た生徒たちはまたまた大感激!遠く離れていても「つながっている」と実感した瞬間でした。なお、50分のイベントは日本フィランソロピー協会さんの Facebook で今も全編を見ることができます(コメントも)。配信を見逃した方はどうぞご覧ください。

 それから支援しているNPO法人のみなさんへの思いを再認識したのもこの日の大きな出来事でした。2年生チームは日本クリニクラウン協会さんを応援していますが、スタッフの方の画面が登場すると自然と笑顔になるのです!手を振ったり呼びかけたり…大阪といわきの距離が縮まった瞬間でした。

 そして ウェブでのつながりがリアルなつながりになる瞬間も体験しました。実は2年生チームの3人は翌日に双葉郡広野町で行われる行事に参加するのですが、そこでご一緒する方から「中継見てるよ!」とのメッセージが!今年はコロナ禍のためになかなか地元でのイベントにボランティアとして参加することのできない日々が続いていますが、実際に次の日に同じ場所でいっしょに活動を行う方とつながっていたとは…。このことがきっかけで生徒たちはオンラインイベントが終了した後、予定外の行動をとることになるのですが、その内容についてはまた次回ご報告します。

 

寄付月間~オンラインでのボランティア活動(2)

 コロナ禍でたいへんな思いをしている全国のNPO法人を支援しようと全国の中高生が立ち上がった「チャリティー・ムービー・プロジェクト」。12月5日(土)にはウェブ会議に続き、Facebook に生配信しながらの広報イベントが行われました。2年生チームは全体の進行を担当!緊張感漂う中、いよいよオンラインイベントが始まりました。

 趣旨説明などに続いて、活動をより広く知ってもらおうと、動画制作で苦労した点や支援しているNPO法人の紹介などがクイズ形式で行われました。

 全国の中高生や支援先のNPO法人のみなさんとは実は一度も会ったことがありません。しかし、ウェブ上ではありますが会議を重ねることで、お互いのことを理解し顔馴染みの人も増えていきました。和やかな雰囲気の中、50分の公開時間があっという間に過ぎていきます。

 無事に配信が終了。最後は笑顔でスクリーンショットの記念撮影です。参加した1・2年生のみなさん、お疲れさまでした!

寄付月間~オンラインでのボランティア活動(1)

 12月は寄付月間。震災の時や去年の台風被害の時に自分たちが受けた支援を忘れることなく、今度は中学生の自分たちにできる社会貢献活動をしたい!と参加を決めた「チャリティー・ムービー・プロジェクト」。12月5日(土)に全国の中高生や支援先のNPO法人を繋いでウェブ会議が行われました。1年生チームは2人、2年生チームは3人が参加しました。今回はその時の様子をご紹介します。

 まず前半は今までの取り組みについて、事例報告やこれから寄付を増やすための活動について話し合いを行いました。イベントの実施やメディアへのアピール、知り合いへの口コミの大切さ…など、全国の中高生たちとアイディアを共有します。もちろんポスター制作やクラスへの呼びかけなど、平三中の取り組みも報告されました。

 この後はこのホームページでもご紹介した Facebook での生配信イベントが行われました。その様子は次回詳しくご紹介します。

 

国語科の授業研究会!

 市総合教育センター調査研究委員会による国語科の授業研究会が行なわれました。市内小・中学校の授業の質的向上に資することを目的に、各教科ごとに研究が行なわれています。

 本日は、2年3組で『走れメロス』の「メロスは真の勇者か」という課題の授業が行なわれました。事後研究会でどのような話し合いがされたかは分かりませんが、子どもたちは課題に向き合い、深く考え、伝え合いことにより考えを深めていたと思います。

 この授業の様子はビデオ撮影されており、今後の研究のために役立てられることになっています。(*事前に了承を得て撮影されています。)

 

浜通りスタディーツアーに向けての事前学習&打合せ

 キャリア教育の一環として、「エネルギーを通して いわき市のこれまでの10年とこれからの10年を考える」活動を行っている平三中の2年生。11月29日(日)にはその取り組みの様子がいわき市の広報番組「シルミルいわき」で紹介されましたが、まだまだ活動は続いています。8月の会津若松、10月のいわき市内に続いて、12月12日・13日には相双地区やいわき市内を巡るスタディーツアーに出発します。この日はいわき市役所産業振興部の江尻さんが来校して、見学先についての事前学習と打合せを行いました。

 かつて石炭産業が栄えたいわき市にとって、あるいは様々な発電所が設置された浜通りにとって、エネルギーは実に身近な存在です。しかし、約10年前の東日本大震災とその後の原子力発電所の事故は、エネルギーに対する考え方を大きく変えました。この10年間でどのようなことが起こり、どのような変化があったのか…江尻さんからレクチャーを受けましたが、具体的で生々しい数字が並ぶ資料に、生徒たちの目は釘付けとなりました。

 震災の傷跡が今もなお残る地区やオープンして間もない東日本大震災・原子力災害伝承館などはもちろん、将来に向けての取り組みが進む再生可能エネルギー施設などを巡る今回のツアー。自分たちは何を感じどのような思いを抱くのか…10日後の活動に思いを馳せた生徒たちは、さらに出発まで学習を進めます。ぜひ充実した2日間にして、その後の発表や映像作品に活かしてくださいね。

オーケストラのみなさんへのメッセージ動画撮影

 毎年生徒たちが楽しみにしている「ボクとわたしのオーケストラ」公演。震災後にいわき市内や双葉郡の小中学生を励まそうといわき芸術文化交流館アリオスで行われていますが、今年予定されていた公演はコロナの影響で中止になってしまいました。そして毎年素晴らしい演奏を聴かせてくれる東京都交響楽団のみなさんも、外出自粛やホールの人数制限などにより、練習も公演もなかなかできない状況が続いています。

 そこで、来年再びアリオスで素晴らしい演奏を聴かせていただけること、そしてコロナ禍の中でも演奏家のみなさんが音楽活動を続けられることを願って、FMいわきさんによるビデオメッセージの収録が行われました

 メッセージを寄せてくれたのは、吹奏楽部に所属する2年生2名。去年のコンサートの御礼、直接オーケストラ演奏を聴いての感想、コロナ禍での自分たちの状況、そして来年再び公演が行われることへの期待…などをカメラの前で話してくれました。

 

 東日本大震災後に自分たちを支えてくれたみなさんへの感謝の気持ちが込められた、素晴らしいメッセージを残してくれた二人。東京都交響楽団のみなさんにその気持ちは必ず届きますよ!

 

 

福島県愛鳥週間ポスターコンクールで福島県教育委員会教育長賞!

 令和2年度愛鳥週間ポスターコンクールにおいて、本校3年生の 綿引奈々華さん 福島県教育委員会教育長賞に輝きました。おめでとうございます。

 本日は、福島県教育庁いわき教育事務所長様にご来校いただき、校長室で表彰式を行いました。綿引さんの作品は、全国コンクールに出品されるということです。今後さらに、ビッグニュースが飛び込んでくるかもしれませんね。

【綿引さんの作品】*美術部顧問撮影

 

12月は「寄付月間」です~1年生チームの取り組み~

 今日から12月。1年のまとめの時期となりました。街はすっかりクリスマスの雰囲気でいっぱいですが、12月は「寄付月間」 でもあることをご存じですか。これは「寄付でみんなの幸せを生み出す社会を作ろう」という全国的なキャンペーンで、行政や企業、学校などで様々な取り組みが行われています

 

 そういった中、コロナ禍でたいへんな思いをしている「NPO法人多摩草むらの会」さんを応援している1年生チームがアクションを起こしました! ウェブで応援動画が公開されているのはホームページでも紹介しましたが、さらに手作りのポスターを作成して1年生の各クラスで呼びかけを行ったのです。この日はみんなから寄せられた善意の募金の集計を行いました。ひとりひとりから寄せられた募金の合計額は19,485円震災や台風被害の時に多くの方々から支えていただいたぶん、自分たちもできることをしたい…そのような気持ちが寄せられた募金を前に、生徒たちは感謝の気持ちでいっぱいでした

 さらにお昼の放送では、寄付月間の説明や募金の御礼、さらには全校生徒への募金のお願いをしました。生徒会の活動でも先生に言われたことでもなく、自分たちが目標実現に向けてやるべきことを考えて行動に移す姿は、本当に頼もしく素晴らしいものです。ぜひ生徒たちの活動へのご支援をよろしくお願いします!

応援動画視聴や寄付については右のQRコードからご覧いただけます。

 

 

 

 

 

生徒が制作したポスターはこちらです。

放送朝会から1週間のスタート

 放送朝会から1週間のスタートです。

 今日で11月が終わり、明日から師走となります。2学期の期末テストは終了していますが、今週は「落ち着いた生活をして真剣に学習しよう」という目標になっています。やるべきことを明確にして、一日一日を大切に過ごしたいですね。

【生徒週番長・週番教師からの話】

 今週の講話は2学年が当番です。「ありがとう」という感謝の言葉を、口に出して伝えることの大切さを話しました。「ありがとう」の数だけ人生は豊かになります!と。家族、友だちなど、身近な人に自然に「ありがとう」といえるのは素敵ですね。

明日の「シルミルいわき」で平三中の活動が報告されます(3)

 「エネルギーを通して いわきのこれまでの10年とこれからの10年を考える」活動をキャリア教育の一環として実施している平三中の2年生。その様子が 明日放映されるいわき市の広報番組「シルミルいわき」で取り上げられます。そこでその内容をホームページで紹介していますが、今回はいったい一連の活動を通してどのような力が身についたのかをご紹介します。

 「表現力」の向上や「コミュニケーション能力」高まり。もちろんこれは今回の活動の目的のひとつです。しかし活動を重ねるうちに、それ以外の力がどんどん身についていくのを感じました。それは「聞く力」です。よく論破するといった言葉を聞きますが、そもそも相手との話は勝ち負けではありません。自分たちの意見を一方的に述べるだけでは、自分たちの思いは伝わらないし、夢をカタチにすることはできないと生徒たちはこの活動を通して学んだのです。

 「聞くこと」は決して受け身の活動ではありません。プレゼンテーション終了後に講師の方々との内容の濃い話し合いを通して自分たちのプランを再考したり、時にはダメ出しをされて悩みに悩んだ生徒たち。相手との話し合いを通して共通のゴールを見出し、そのために自分たちは何をすべきかを考える姿勢が身についたようです。そこには勝ちも負けもありません。まさに「協働」という概念のみが存在しました。この活動の後にラジオで自分たちの考えや経験を話す機会がありましたが、生徒たちの発言は独りよがりなものではなく、どのようにしたら思い描いた未来を実現できるかという視点がありました。また、薬物乱用防止教室や人権教育講座など講師の先生方の話を聞く場面もありましたが、しっかりとメモを取り、内容をまとめて自分の考えを確立していく過程も目の当たりにしました。明日の放映はたったの5分間ですが、きっと生徒たちの成長の様子を感じていただけると思います。

放映日時:11月29日(日)11時24分~11時30分

     「シルミルいわき」 テレビユー福島(TUF)にて放映 あと1日