2020年1月の記事一覧
教育実践研究発表大会②
今年度の講演会講師は、前筑波大学附属小学校副校長で現在は「授業・人」塾代表として国内はもとより海外でもセミナーや飛び込み授業を行って大活躍中の田中博史先生でした。
「『主体的・対話的で深い学び』の視点からの授業改善」~対話の授業で一人一人の主体性、思考力をどう育てるか~のテーマに沿って、豊富な実践例についてユーモア溢れるトークや映像を交えて紹介してくださいました。笑いの中にも教師としてのあり方の本質に迫る貴重なお話をいただきました。
【参加者の感想】
・対話的な授業を効果的に行うには、相手意識が大切であることが分かった。私も授業で対話を取り入れるが、形式的になっていないか、必要性があるのかをもう一度見直していきたい。
・田中先生も相手の反応によって話す内容を変えていたので、「相手を意識した話し方とはこういうことなのだ」と実感することができた。
・教師として日々行っていることをもう一度問い直したり、意味があることか、こう改善したいという気持ちが生まれたりした。変えていくことを肯定的に話してくださり、とても力が湧いた。
・ユーモアがあり、視点を変える必要性など大変参考になるものだった。また、学校経営的な感性も感じられ、とても感銘を受けた。
・昨年通りを踏襲しただけの教育課程のもとで、昨年と変わらない年間計画に従って、いつもと変わらない授業をしていたら、子ども達は考える力を育むことができないと感じた。「~ねばならない」ではなく、自分自身が変革を恐れず、主体的に生活していきたい。
・子どもに対する授業については日頃考えているが、校内研修がなぜ楽しくないのかについて考えることはなかった。研修主任として、これをきっかけに考えていきたい。
・3学期を明日に控える今日に聞けてとてもよかった。勤務校の先生をもっと誘えばよかった、等々。
総合教育センターでは、これからも先生方のニーズに応じた研修講座を実施していきます。2020年も、ともに学びましょう!いわきの子どもたちのために。
教育実践研究発表大会①
2020年最初の研修は「教育実践研究発表大会」です。
いわき市内外から、小・中学校、幼稚園、特別支援学校から240名の先生方が参加しました。
まずは、総合教育センター調査研究委員による教育実践発表からスタートです。
「3つの資質・能力の育成を目指す『主体的・対話的で深い学び』への授業改善」~子ども一人一人の確かな学びを支える授業のあり方~をテーマに、調査研究委員会が2年間の研究の成果を発表しました。いわき市内小・中学校の先生方20名により構成される調査研究委員会は、国語、社会、算数・数学、理科、道徳、外国語活動・英語、生徒指導、特別支援教育の8つの部会があります。参加した先生方には希望する部会において、授業動画を視聴していただきながら授業改善や小中連携の視点から「えんたくん」を使って自由に協議していただきました。
参加した先生方からは「調査研究委員の先生方が熟慮されて作った授業、とても興味深く学ばせていただいた」「現状の仕組みの中で、とても多くの学びを得ることを確信した」「えんたくんを活用した話合いは、少人数で話しやすく、とても楽しかった」等の感想をいただきました。
なお、授業動画は「授業解説シート」の中にあります。「単元構想シート」「評価結果シート」と合わせてぜひご活用ください。
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【各部会のシートはこちらから】
FCSコンピューター→Kドライブ(総合教育センター配布用)→調査研究委員会→ここからお入りください→各部会へ
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【協議で使用した「えんたくん」はこちらから】
FCSコンピューター→Kドライブ(総合教育センター配布用)→実践研究発表大会【えんたくん】→各部会へ
特別支援学級等新任担当研修②
12月26日(木)は、今年度特別支援学級や通級指導教室を初めて担任する先生方を対象に特別支援学級等新任担当教員研修②を実施しました。午前中は「教育課程編成に向けて」というテーマで、総合教育センター教育支援室指導主事による講義・演習を行い、午後からは「教育課程作成の実際」をテーマに、講義・演習を行いました。参加した先生方は、もう新年度へ向けての準備を着々と進めていました。
【受講した先生方の感想】
・来年度の教育課程編成に向けて、生徒の特性と学力を考慮しながら、本当に必要な力を積み重ねていくことができるように考えていく。
・新学習指導要領の実施に伴い、特別支援教育の学習内容も変わってくると思う。また、高校入試制度が変わることにも対応し、生徒の希望に合った進路実現のために、教育課程を工夫して編成し、学力向上を目指していきたい。
・たくさん情報を交換する時間があり、3学期、次年度に生かしたいことがあった。普段なかなかこういった機会はもてないため、今回の研修は良い機会になった。
・教育課程編成の裏付けになっている内容が分かったので、今在籍している生徒たちの実態に合う教育課程になっているのかを改めて見直し、次年度の編成に生かせるようにしたい。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
28   | 29   | 30 1 | 1 1 | 2 1 | 3   | 4   |
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12   | 13   | 14   | 15   | 16   | 17 1 | 18   |
19   | 20   | 21 1 | 22 2 | 23 1 | 24 1 | 25   |
26   | 27 1 | 28 1 | 29   | 30 1 | 31 1 | 1   |
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