こんなことがありました。

2020年8月の記事一覧

再生可能エネルギー施設スタディーツアー報告(2)~裏磐梯ビジターセンター

 これからのエネルギーについて考えるスタディーツアーに出かけた平三中の2年生。「コミュタン福島」で学習をした7人は、猪苗代で昼食と着替えを済ませ、次の目的地「裏磐梯ビジターセンター」に到着しました。五色沼への入口として多くの観光客を迎えるこの施設には、雪や氷を使った冷房設備があります。

 雪の貯蔵庫から吹き出る空気に手を触れると、外の暑さに火照った身体にはとても冷たく感じられます。自然の力を活かした省エネルギーの仕組みに生徒たちは感心していました

 説明を聞いた生徒たちにサプライズが!実は昨年の暖冬でひじょうに雪の量が少なく、普段は雪倉を開けることはないということでしたが、積極的に質問をして学習する生徒たちの姿を見たスタッフの方が、特別に雪倉の扉を開けてくださったのです!真夏の裏磐梯で全身に感じる冷気に、生徒たちは歓声を上げていました。

 雪や氷、風や太陽光といった自然の力を活用した再生可能エネルギーは、豊かな自然があってのことと実感した生徒たち。このあとは五色沼の景観を満喫して1日目の活動を終えました。この日は会津若松に宿泊した生徒たちは、翌日も精力的に施設を訪問して研修を実施。その様子は次回のレポートで詳しくお伝えします。

再生可能エネルギー施設スタディーツアー報告(1)~コミュタン福島

 7月下旬から実施されてきた市中体連大会も終了し、平三中の生徒はどの競技においても素晴らしい活躍、チームとしてのまとまり、そして最後まであきらめない姿勢を見せてくれました。明日からはお盆休みとなりますが、この時期を利用して、8月上旬に2年生7名が参加した「再生可能エネルギー施設スタディーツアー」の様子を詳しくご報告します。これはいわき市・FMいわき・平三中の協働企画として実施している「エネルギーを通して考えるこれまでの10年とこれからの10年~Energy for Nature, Legacy for Future」プロジェクトの一環で、2年生がキャリア教育として実施しているものです。

 第1弾として7月10日(金)に行った東京大学先端科学技術研究センターの飯田先生の講演会を聞いて、たくさんの希望や疑問を持った生徒たち。9月にはラトブ6階を貸し切って第2弾となる「東京大学出前講座」を実施しますが、その前に県内のエネルギー事情を詳しく学習しようと、昨年いわき市選挙管理委員会とコラボして選挙啓発動画を制作した生徒を中心に7名の生徒が県内各地の施設を訪問しました

 感染症予防の観点から、座席の間隔をとった貸切バスで学校を出発。まず最初に訪れたのは三春町にある「コミュタン福島」です。「まずはここで現状を学習してから施設見学を行いたい」という生徒の提案で訪問が決まりました。到着後は施設のスタッフの方から原発事故の状況や放射線について学びました。

 もちろん見学だけではありません。実際に身近なものの放射線測定も行いました。ツアーに同行しているFMいわきのスタッフの方々も挑戦。あれこれ仮説を立てながらいっしょに学習を進めました。

 もちろん頭も身体も使っての体験活動にも参加しました。小学5年生の時に訪問した生徒もいましたが、中学2年生として再訪して、更に理解を深めたようです。そしてこれから訪れる再生可能エネルギーについての展示では、食い入るように説明を読む姿が見られました。

 コミュタン福島に到着してあっという間に2時間30分が過ぎました。ここで学んだことをベースに、いよいよ実際に稼働している再生可能エネルギー施設へと向かいます。向かった先は…この続きはパート2でご報告します。どうぞお楽しみに。

市中体連男子バスケットボール第3位! おめでとう!

 長期間に渡って開催された市中体学校体育大会は、文字通り最終日です。男子バスケットボール競技の準決勝に臨みました。

 試合の序盤は本校のペース。落ち着いたプレーでリードを奪います。しかし途中、流れが相手チームへ・・・。ゲーム全体を見ると互角の力だっただけに悔やまれます。本校の子どもたちは、ゲーム終了の瞬間まで果敢に動き、戦い続けましたが、惜しくも57-67で敗れました。

 しかし、指導者の指示を聞くだけではなく、自分たちでゲームの組み立てを考え、修正を加えながら、声をかけ合って戦い抜いた子どもたちを誇りに思います。また、体育教師の立場から見ても子どもたちのフィジカルはすばらしく、今後も楽しみだなと感じました。

 敗戦は悔しいですが、堂々の第3位です。3年生のみなさん、お疲れ様でした!

 これで今年度の市中学校体育大会はすべて終了となりました。新型コロナウイルスの影響でこのような形となりましたが、本校のこともたちの良いところをたくさん見せていただき、また、たくさんの感動をもらいました。生徒のみなさん、ありがとう!

 保護者の皆様におかれましては、無観客での大会開催となってしまいましたが、多大なるご支援いただいたことに、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。2学期も子どもたちが多方面で活躍することを楽しみにしています。

 

 

市中体連男子バスケットボール 激闘制す!準決勝へ!

 市中学校体育大会バスケットボール競技は、男子が準々決勝へ臨みました。

 序盤、堅さが見られたものの、徐々に平三中らしさを取り戻し、有利な展開へ。試合は第4ピリオド残り30秒を切り7点差。勝利を確信しかけたところ、ドラマが待っていました・・・! パスカットから瞬く間に2ゴールをきめられ3点差。そして、試合終了のブザーと同時に放った相手のスリーポイントシュートが、無情にもリングに吸い込まれます・・・。3分間の延長戦へ突入です。

 延長戦も序盤に相手にシュートを決められ、苦しい展開。。しかし、本校の子どもたちは落ち着いていました。みんなで声をかけ合い、劣勢を挽回します。最後は、71-69で勝利しました!

 明日はいよいよ準決勝です。今日の試合中、コートの近くで見ていると、子どもたちが互いに声をかけ合いコミュニケーションを大切にしながらゲームを進めている印象を受けました。明日も大丈夫!苦しいときこそ平常心で自分たちのチームカラーを存分に発揮してください!

*本日は興奮しすぎて、途中から写真撮影どころではありませんでした。すみません。

市中体連バスケットボール競技 女子2回戦

 ベスト8をかけた2回戦!強豪校との対戦となりましたが、本校チームは果敢に挑みました!

 第1ピリオド、立ち上がりは互角の展開。しかし、中盤、相手のスピードある攻めと3ポイントシュートを立て続けに決められたことで一方的な展開になりかけました。

 そこで、子どもたちは下を向きません。闘志を前面に出し、じりじり点差を詰めて、くいさがります。第3ピリオド(本日まで3ピリオドで行われています)終了の合図まで、全力で動き、守り、得点を奪いに行きました。敗れはしましたが、子どもたちの心が表れた、とてもよい試合を見せてもらいました。

 頑張った3人の3年生、お疲れさま! この闘志を後輩に引き継いでください。!