再生可能エネルギー施設スタディーツアー報告(1)~コミュタン福島
7月下旬から実施されてきた市中体連大会も終了し、平三中の生徒はどの競技においても素晴らしい活躍、チームとしてのまとまり、そして最後まであきらめない姿勢を見せてくれました。明日からはお盆休みとなりますが、この時期を利用して、8月上旬に2年生7名が参加した「再生可能エネルギー施設スタディーツアー」の様子を詳しくご報告します。これはいわき市・FMいわき・平三中の協働企画として実施している「エネルギーを通して考えるこれまでの10年とこれからの10年~Energy for Nature, Legacy for Future」プロジェクトの一環で、2年生がキャリア教育として実施しているものです。
第1弾として7月10日(金)に行った東京大学先端科学技術研究センターの飯田先生の講演会を聞いて、たくさんの希望や疑問を持った生徒たち。9月にはラトブ6階を貸し切って第2弾となる「東京大学出前講座」を実施しますが、その前に県内のエネルギー事情を詳しく学習しようと、昨年いわき市選挙管理委員会とコラボして選挙啓発動画を制作した生徒を中心に7名の生徒が県内各地の施設を訪問しました。
感染症予防の観点から、座席の間隔をとった貸切バスで学校を出発。まず最初に訪れたのは三春町にある「コミュタン福島」です。「まずはここで現状を学習してから施設見学を行いたい」という生徒の提案で訪問が決まりました。到着後は施設のスタッフの方から原発事故の状況や放射線について学びました。
もちろん見学だけではありません。実際に身近なものの放射線測定も行いました。ツアーに同行しているFMいわきのスタッフの方々も挑戦。あれこれ仮説を立てながらいっしょに学習を進めました。
もちろん頭も身体も使っての体験活動にも参加しました。小学5年生の時に訪問した生徒もいましたが、中学2年生として再訪して、更に理解を深めたようです。そしてこれから訪れる再生可能エネルギーについての展示では、食い入るように説明を読む姿が見られました。
コミュタン福島に到着してあっという間に2時間30分が過ぎました。ここで学んだことをベースに、いよいよ実際に稼働している再生可能エネルギー施設へと向かいます。向かった先は…この続きはパート2でご報告します。どうぞお楽しみに。
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