こんなことがありました。

再生可能エネルギー施設スタディーツアー報告(2)~裏磐梯ビジターセンター

 これからのエネルギーについて考えるスタディーツアーに出かけた平三中の2年生。「コミュタン福島」で学習をした7人は、猪苗代で昼食と着替えを済ませ、次の目的地「裏磐梯ビジターセンター」に到着しました。五色沼への入口として多くの観光客を迎えるこの施設には、雪や氷を使った冷房設備があります。

 雪の貯蔵庫から吹き出る空気に手を触れると、外の暑さに火照った身体にはとても冷たく感じられます。自然の力を活かした省エネルギーの仕組みに生徒たちは感心していました

 説明を聞いた生徒たちにサプライズが!実は昨年の暖冬でひじょうに雪の量が少なく、普段は雪倉を開けることはないということでしたが、積極的に質問をして学習する生徒たちの姿を見たスタッフの方が、特別に雪倉の扉を開けてくださったのです!真夏の裏磐梯で全身に感じる冷気に、生徒たちは歓声を上げていました。

 雪や氷、風や太陽光といった自然の力を活用した再生可能エネルギーは、豊かな自然があってのことと実感した生徒たち。このあとは五色沼の景観を満喫して1日目の活動を終えました。この日は会津若松に宿泊した生徒たちは、翌日も精力的に施設を訪問して研修を実施。その様子は次回のレポートで詳しくお伝えします。