こんなことがありました。

2020年8月の記事一覧

市新人水泳大会レポート(1)400mリレー

 8月29日(土)に灼熱の日差しのもと行われたいわき市新人水泳競技大会。速報で結果をお伝えしましたが、数回にわたってレースの模様を詳しくご紹介します。

 まずは一日のレースの幕開けとなった女子400mリレー。初めてリレー種目に参加する選手もいましたが、堂々とした泳ぎで総合力を発揮。最後に逆転して幸先の良いスタートを切りました

女子400mリレー 第1位

 続いて行われたのは男子400mリレーでは、1年生4人が選手として出場しました。緊張感の中でレースを経験したこと、大会で入賞するのは簡単ではないということ、この冬にやらなければならないことが明確になったこと、そして何よりも大会で悔しい思いをしたことは、必ず1年生の今後の糧になると信じています。

男子400mリレー

 次回は、今大会で最も長い距離を泳ぐ400m自由形の模様をお送りします。

 

1週間のスタート ~放送朝会~

 1週間のスタートです。今週は土曜授業があるため授業日が6日です。

 放送朝会に先立ち、日植杯RSK全国選抜ジュニアテニス大会福島県大会で1位、2位に輝いた2年生の賞状伝達を行いました。硬式テニスは中体連の正式種目ではないため部活動はありませんが、全国的にはとても盛んに行われている競技ですね。2人の益々の活躍を期待しています。

 また、週末行われた各種大会では、市新人水泳大会で女子総合優勝、男女総合2位、一球会秋季大会北地区で野球部が優勝、ルーセント杯争奪ソフトテニス大会で男子の2年生ペアが第3位となるなどの活躍がありました。表彰は後日行います。今後も、文武両道を推進していきます。

 賞状伝達に続いては、放送朝会を行いました。生徒週番長から今週の目標「生活プログラムを再確認し、時間を意識した生活をすること」の発表があり、教師の週番が補足の指導を行いました。

 続いて、講話担当の2学年教師からの話がありました。自身が中学校の吹奏楽部で活動していた頃の体験談に加え、今週の土曜日に予定している鑑賞教室への期待について話していました。今年度の鑑賞教室は、コンクール等に出場することができなかった合唱部、吹奏楽部の発表の場として行います。3蜜を避けるため、学年ごとに入れ替えての鑑賞となります。合唱部、吹奏楽部の皆さんの、心のこもった演奏を楽しみにしています。

NPO法人を応援!~3回目のウェブ会議は生徒たちだけで実施

 東京の「多摩草むらの会」と大阪の「日本クリニクラウン協会」を支援しようと取り組んでいる平三中の生徒たち。企業および日本フィランソロピー協会の方々からの支援を受けて、8月になって支援のためのウェブ会議に参加しています。

 8月29日はそれぞれのNPO法人と個別に繋いでの取材やインタビューが行われましたが、この日は生徒たちだけでウェブ会議を実施。機器の使い方もウェブ会議のマナーも、しっかりと身につけているようですね。

 1年生チームは図書室に集まって、東京の「多摩草むらの会」のみなさんにいろいろとお話をお聞きしました。障がいを持った方が障がいを持った方を支援する目的は?家族も一緒に支えるとは?夢という言葉に込めた思いは何か?…事前に聞きたかったことを直接うかがえる貴重な機会となりました。

 ※掲載している写真も生徒たち自身がデジカメで撮影しています

 そして同時刻、2年生チームはメンバーの自宅からウェブ会議に参加。場所をお借りして活動を進めさせていただきました。2年生が支援する大阪の「日本クリニクラウン協会」のみなさんに身振り手振りをまじえて疑問をぶつけていきます。子どもが笑ってくれないときはどうするんだろう?訪問はどれくらいの頻度で実施しているのか?活動を通して嬉しいことや悲しいことは何か?…動画作りの参考になる手がかりをたくさん得られたようです。 ※こちらも生徒たち自身がデジカメで撮影した写真を使用しています

 生徒たちの社会貢献活動に参加する前向きな姿勢はもちろん、新しい生活様式への適応能力にも大いに感心させられます。次回のウェブ会議は9月13日。いよいよ支援動画の制作が始まりますが、完成の日が楽しみですね!

 

速報!新人水泳大会で女子が総合優勝!

  気温も水温も30度を越える中で行われた市新人水泳大会が先ほど終了しました。結果は…

1年生がほとんどの男子チームが総合4位!

6人しかいない女子チームが総合1位!

そして男女総合2位!

…と、大健闘を見せてくれました。詳しくは改めてレポートします。水泳部のみなさん、本当にお疲れさま&おめでとう!

いよいよ明日!~新人水泳大会に向けて~

 市中体連で3年生が有終の美を飾ってから約1か月。3年生が引退して1、2年生に代替わりしてまだ間もないのですが、水泳競技の新人大会がいよいよ明日行われます。今日の前日練習では、フォームのチェックやターンの確認などをていねいに行いました。

 気温も水温も30度を超える中、生徒たちは黙々と泳ぎ込みます。自分の努力がタイムという結果に直結する水泳競技には、ストイックな姿勢が必要なのです

 しかし、練習メニューが終わると中学1、2年生らしい無邪気な表情に戻ります。ディフェンディングチャンピオンとして臨む大会で緊張するとは思いますが、最終的に戦う相手は自分自身。これまでの練習の成果を出し切ってくれることを願います

 

市中体連駅伝大会選手激励会 「新しい様式?」でも心は伝わります!

 9月3日(木)に行われる市中体連駅伝競走大会の選手激励会を行いました。

 本来であれば体育館で行われる壮行会ですが、本校では新型コロナウイルス感染防止対策として、全校生徒が一堂に会する行事等を行っていません。しかし、学校代表として中体連最後の種目に出場する生徒を応援する場をつくること、生徒会応援団として活動する生徒の活躍の場をつくることを叶えようと、生徒会担当者が考え抜いた形(新しい様式?)での壮行会です。

 会の進行はすべて校内放送で行い、自教室の前に並んだ選手に、応援団が南側テニスコートから、一般生徒が教室から応援するという形です。この形でも、十分に心が伝わる温かい壮行会でした!

特設駅伝部代表による選手紹介

特設駅伝部代表によるお礼のことば

自教室前で応援を受ける選手の皆さん

応援団による力強い応援

 市中体連駅伝競走大会は、9月3日(木)に21世紀の森公園内で行われます。猛暑のなか練習を重ねてきた選手の皆さんが、大会本番で自己の持つ力を十分に発揮できることを願っています。

 また、現段階で唯一、県中体連大会が実施されることになっています。男女とも6チームが県大会出場権を得ることになります。特に最後の大会となる3年生は、悔いのない走りをしてくださいね!

頑張れ! 平三中!

 

市中学校英語弁論大会~堂々と発表することができました!~

 いわき市中学校英語弁論大会が中央台南中学校で開催されました。

 本校からは、3年生が「暗唱の部」に出場! 演題は「Can  Anyone  Hear  Me?」です。

 引率した教員の話では、暗唱の部のトップバッターだったにもかかわらず、堂々と大きな声で正確に表現豊かに発表することができたということです。立派ですね!

 新型コロナの影響もあり、結果は後日通知されるということです。

 大会ということで順位がつくのでしょうが、緊張しながらも人前で堂々と発表できたこと、そして本番で自己最高の表現ができたことが、彼女の大きな財産になると思います。お疲れ様でした!

示範授業とスペリングコンテスト、本日は英語デー

 本日の午前中は、初任者研修として示範授業の参観を行いました。初任者の専門教科は保健体育ですが、初任者研修担当教員の「英語」の授業です。教科は違っても、授業の流れ、子どもへの接し方、発問の投げかけ方、意欲の高め方など、勉強になることがとても多い授業だったと思います。なんと言っても一番は、子どもたちが生き生きと学習に取り組んでいること。この裏には、日頃からの指導者の働きかけがあることを感じてくれたことでしょう。生徒との皆さんの授業への取り組みは、すばらしかったですよ。

 

 午後には、全校生徒がスペリングコンテストに挑戦! 日頃から地道に努力することは大切ですね! でもこれで英語が嫌いになってはいけません。。。 小さなことでも「成功」を積み重ねていきましょう。

 

映像コンクールのトロフィーが平三中に届きました

 3月に表彰式が行われる予定だったパナソニックKWN(キッド・ウィットネス・ニュース)日本映像コンクール平三中の3年生たちが制作した「Re : Messages」は、厳しい審査を経て決勝審査に残り、見事に「未来へのバトン賞」「パナソニック社員賞」を受賞しました。

 本来ならばお台場のパナソニックセンター東京で表彰式が行われる予定でしたが、感染症予防の観点から延期。そこで夏休みにディズニーシーにある施設内で授与式を実施…の予定でしたが、これもまたディズニーリゾートの入園制限の影響で中止になってしまいました。

 そこで始業式前に学校でトロフィーが授与されましたが、3年生たちの制作した作品の価値が下がるわけではありません。トロフィーと記念品を手に、4人の笑顔がはじけました

 早くも今年度のコンテストに向けて、2年生チームが制作を始めています。3年生に負けずに素晴らしい作品を作り上げてほしいですね!

2学期がスタートしました!実り多い学校生活を!

 まだまだ暑い日が続きますが、すがすがしい気持ちで2学期がスタートしました。

1 始業式に先立ち、夏休み中に行われた中体連大会等の賞状伝達を行いました。各分野、各競技での活躍から、職員室前は表彰該当者の長い列ができました。職員玄関まで続いています。。。笑

伝達の件数が60件を超えるため、今回は代表して「水泳競技男女総合優勝」の伝達!

 

2 続いて2学期始業式。校長式辞では、新型コロナウイルス対策としての「新しい生活様式」を継続しながら行事等も含め充実した学校生活にしてほしいということ、さらに学年に応じた心得について話をしました。

1年生:初心(基本)にもどって、あらためて中学生としての学習、生活を考えること。

2年生:自分を見つめ、目標に向かって見直し続けること。

3年生:受験生として、困難なことがあってもあきらめずに、努力を続けること。

 

3 各学年代表生徒の発表は、3人とも夏休みの振り返りや2学期の抱負等についてよく伝わってくる内容であり、堂々とした態度でした。2学期の活躍が楽しみです。

 

4 8月27日(木)に中央台南中で行われる、市中学生英語弁論大会に出場する生徒から、発表の披露がありました。「暗唱の部」に出場します。緊張したことと思いますが、大変落ち着いて発表することができました。当日も、自信を持って、思う存分「英語による表現」を楽しんでほしいと思います。

明日から2学期! 元気に登校することを願っています。

 いろいろな意味で例年とは違った夏休みが終わり、明日から2学期が始まります。それぞれの学年、個人により目標は様々だと思いますが、ぜひ、実りの多い2学期にしてほしいと思います。

 以下は、連絡王でメール連絡した、8月25日(火)の内容です。ご確認ください。

1 熱中症予防のため、当面の間、登下校も含めて学校生活はTシャツ、ハーフパンツとなります。制服を持参する必要はありません。

2 表彰、始業式は、放送により1校時に行います。

3 特別日課により、火曜日の2校時~6校時の授業を行います。

4 「給食のない日」のため、お弁当を忘れずに持参してください。

5 お子さまを通じて、1学期の成績(通知票)をお渡しします。

 

【夏休み中のできごと】

1 エアコン設置工事が本格的に始まりました。教室に入ると、エアコン本体、操作盤がすべての教室に取り付けられています。いよいよ、涼しい教室で勉強できる・・・? いやいや、まだ室外機と電気関係の工事が残っています。やはり、今年度の稼働は「暖房」からになりそうですね。

2 梅雨の時期の湿気により、多くの教室で床が盛り上がったり、木のパーツが剥がれたりしていました。市教育委員会に連絡したところ、夏休み中に対応していただきました。ありがたいですね。

 

 

 

心肺蘇生法講習会を実施しました

 夏季休業日の最終日、午前中は職員会議で新学期に向けての諸協議を行い、午後は職員の心肺蘇生法講習会を行いました。本校では、職員の心肺蘇生法講習会を毎年行っており、胸骨圧迫の方法、AEDの使用方法、エピペンの使用方法を確認しました。万が一の時に必要な知識と技能を忘れないようにするためです。実際にこの処置を行う事案が発生しないことが、もちろん一番大切です。

 今年度は、新型コロナウイルス対策のため、3蜜を避けるために3班編成で実施しました。

吹奏楽部が参加した公開録音の様子が放送されます

 8月8日にアリオス中劇場で公開収録が行われた「宮川彬良×上野耕平 大人には教えない!未来の吹奏楽マル秘作戦会議」の様子が、8月22日(土)13:00~14:00にFMいわきで放送されます。この日の収録には、平三中の吹奏楽部10名が参加して、楽しいトークや素晴らしい演奏を最前列で堪能しました。当日は感染症予防の観点から入場者数も制限されていましたので、会場に足を運べなかったみなさんもどうぞお聴きください。

 ※再放送は8月24日(月)20:00~21:00です。インターネットラジオでも聞くことが可能です

 来年1月には再びコンサートでいわきに戻ってくるお二人。またお会いできる日を楽しみにしています!

 

 

NPO法人を応援!~日本クリニクラウン協会(大阪市)

 感染症予防のために、夏休みといっても遠出ができなかった人も多いはず。しかし、遠くにいる人を応援することはできる!と平三中の生徒が参加しているのが「チャリティー・ムービー・プロジェクト」です。これは40秒~1分程度の動画を制作して全国各地のNPO法人を支援しようという活動で、2年生3名と1年生5名が参加しています。

 8月20日(木)には2回目のウェブ会議が行われ、午前中は大阪市の「日本クリニクラウン協会」を応援する2年生が集まりました。

 まずは広告代理店の電通の方々から、「伝わる」動画制作のポイントなどについて説明を受けました。実際に仕事として取り組んでいる方々のアドバイスに対して、真剣に耳を傾けたり一生懸命にメモをとる姿が見られます。

 そして後半は、支援する日本クリニクラウン協会の方に質問をして、動画制作のヒントを探しました。どのようなメッセージを伝えたいのか、どのような動画にするか…質疑応答を通してアイディアがたくさん湧き上がってきます。

 次回のウェブ会議は8月29日(土)。2学期が始まり勉強や部活動に忙しい毎日になりますが、「自分も誰かの役に立ちたい」と手を挙げてくれた生徒たちは、「自分にできる範囲でやれることをやりきる」気持ちで満ちあふれているようです。

 

 

NPO法人を応援!~多摩草むらの会(東京都)

 日本各地のNPO法人を応援する活動を行っている平三中の生徒たち。8月20日(木)の午後は、「多摩草むらの会」を支援する1年生3名が集まりました。

 どのような活動も事前の準備が大切ですが、1年生も前回までの話し合いをまとめたうえで、この日のウェブ会議に臨んでいました。しかも所属する部活動が異なることからウェブ会議に参加するメンバーは毎回同じではありませんが、誰が参加してもチームとして同じ目標に向かって話し合いを進める様子が見られました

 さて、ウェブ会議というと「うまくコミュニケーションがとれない」「自分の気持ちが伝わらない」といった不安もありますが、回を重ねるうちに全国各地の参加者のみなさんと打ち解けていく様子も見られました。新しい生活様式にも生徒たちは自然と順応しているようですね!

 

NPO法人を応援!~平三中への応援に感謝します

 さて、この日行われたウェブ会議は平三中と東京や大阪など全国各地を繋いで行われましたが、実はまだいわき市の学校現場ではWi-Fiやカメラ付きパソコンなどの通信環境は十分に整っていません。今回の「チャリティー・ムービー・プロジェクト」の企画を聞いた際も生徒たちは参加に前向きでしたが、「環境面で断念せざるをえない」…そんな思いが頭をよぎりました。

 しかし、様々な社会貢献活動に参加してきた生徒たちのために、支援の手が差しのべられました。平三中を応援する企業の方がモバイルWi-Fiや通信機器などを無償で貸し出してくださったのです!

 「教室の外で学べることがある」という考えのもと活動してきた生徒たちですが、この夏休みも企業の方々や地域の方々、行政のみなさん、そして保護者の方々の応援や支えを改めて感じることができました。みなさんへの感謝の気持ちを忘れずに、これからも社会の一員として活動していきましょう!

再始動!NPO法人応援プロジェクト

  お盆休みも終わり、学校には部活動の生徒たちが戻ってきました。どの部活も1、2年生が中心となり、暑さに負けずに練習をしています。

  その他にもさまざまな活動が再開しました。8月下旬の英語弁論大会の練習、そしてリモートで全国各地のNPO法人を支援しようという「チャリティームービープロジェクト」も今日から再始動。青少年ボランティアに登録している1年生チームと2年生チームが話し合いを行いました。

  1年生チームが支援するのは東京都の「認定NPO法人多摩草むらの会」。障がいを持った方を支援している団体です。その歴史や活動を調べて、どのような点をアピールするかを考えます。

  2年生は大阪市の「認定NPO法人日本クリニクラウン協会」を支援します。なぜピエロという形を選んだのか、子どもたちの反応はどうだろうか…疑問は尽きません。

  次は8月20日(木)に、それぞれのNPO法人に直接話を聞くWeb会議を行います。どのようなことを尋ねるか、そしてどのような動画を作成して支援を募るか…まだまだ見えないこともありますが、生徒たちの熱い活動はまだまだ続きます。

 

再生可能エネルギー施設スタディーツアー報告(5)~会津若松ウィンドファーム

 1泊2日で県内各地の再生可能エネルギー施設を訪問した平三中2年生。いよいよ最終見学地となる風力発電の「会津若松ウィンドファーム」に到着しました。まずは背あぶり山レストハウス内で、風力発電のメカニズムやこの地に建設した理由などをお聞きしました。そしていよいよ風車へと向かいます。ここには直径80mの風車が8基ありますが、関係者しか入ることのできないエリアの中で風車が目の前に近づくにつれて、その迫力に圧倒されました

 風力発電については7月に行われた「東京大学講演会」で詳しくその歴史や現状、今後の見通しなどを学習したとあって、次から次へと質問が湧き出てきます

 するとここでも驚きの提案が。施設の方々のご厚意で何と風車の内部を見せていただけることになりました。高さ70m以上あるタワーの内部に入ると、下をのぞき込んでも上を見上げても何もかもが初めて見るものばかり。また、風車が向きを変えるときの迫力も体感!とても貴重な体験をさせていただきました。

 その他にも風車のメンテナンスの様子なども見学することができました。ふと見上げると午前中は雲に覆われていた空もいつの間にか澄みきった青空に。スタディーツアーはこれで終了ですが、夏空に映える風車を見ながら9月17日に実施する「東京大学出前講座」、さらにはバイオマス発電や地熱発電を訪れるスタディーツアー第2弾、エネルギーの歴史を学習する第3弾…と、3月まで続くこれからの活動に想いを馳せる生徒たち。平三中2年生のこれからのキャリア学習の様子は、今後もホームページでご報告します。どうぞお楽しみに!

再生可能エネルギー施設スタディーツアー報告(4)~猪苗代第二発電所

 エネルギーを通して10年後の未来を考えるスタディーツアーを実施している平三中の2年生。次に訪れたのは猪苗代第二発電所です。再生可能エネルギーというと新しいこれからの技術と思いがちですが、その試みは昔から継続して行われています。水力発電所として今も稼働しているこの施設が作られたのは何と100年以上も前のこと。当時のエネルギー政策の期待を担った産業遺産なのです。「故きを温めて新しきを知る」という言葉を実践しようと訪れました。

 まずは100年にも渡る歴史を学びました。当時の国家的事業だということ、そしてやはり恵まれた自然と地形があるからこそこの地に作られたのだということを知りました。

 そして実際に発電を行っている様子を見学させていただきました。山の斜面に作られた太いパイプを大量の水が流れ、大きなタービンを回す様子は迫力満点です

 雪氷熱、太陽光、そして水力と様々な再生可能エネルギーを見学した生徒たち。たった2日間の限られた時間ではありますが、これからのキャリア学習に向けて貴重な体験をさせていただきました。そして昼食後、最後の訪問地として訪れたのは風力発電の現場です。その模様は次回ご報告しますので、どうぞお楽しみに。

 

再生可能エネルギー施設スタディーツアー報告(3)~会津若松太陽光発電所

 平三中の2年生は、エネルギーを通して今後どのような故郷いわきを創造するかを考えるキャリア教育を行っています。そして福島県内のエネルギー政策の現状を学ぼうと実施したのが今回のスタディーツアーです。2日目は会津若松市内の施設を回ります。

 最初に訪れたのは、「会津若松太陽光発電所」です。国道49号線沿いにあるこの施設に到着した生徒たちはさっそく太陽光パネルを見学しましたが、すぐに様々な疑問が湧き上がってきます。「この角度に意味はあるの?」「向きは?」「いわきで見るパネルよりも高いところに設置されているのは雪が降るから?」…スタッフの方にさっそく確認。課題を見つけて解決しようとする姿勢がすっかり身についたようです。

 そしてここからは7月の「東京大学キャリア講演会」で講師を務めたいわき市役所の江尻さんも合流。生徒たちに講演の内容に照らし合わせて様々な情報を提供してくださいました。

 そしてパネルの裏側の仕組みを学習したり、実際に発電しているパネルを触ったり(とても温かいのです!)と、ここでも普段はできない貴重な体験をさせていただきました。

 これからもより改良されていくであろう太陽光発電について学んだ生徒たち。このあとは100年以上も前から会津若松の豊かな自然を活かして行われている発電所を訪れます。その様子は第4回目でご紹介しますので、どうぞお楽しみに!