こんなことがありました。

2023年9月の記事一覧

第1学年 遠足 出発式

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

爽やかな秋晴れの中、マルト駐車場をお借りして1年生遠足の出発式が行われました。

遠足実行委員長の塩野谷さんが代表として遠足の心構えを話し、樫村さんが元気よく出発のあいさつをしてくれました。

数学の研究授業を実施しました

9月12日(火)10:25から3年2組で数学の研究授業を実施しました。

提示された課題は次のとおりです。「縦12m横11mの長方形の土地がある。そこに一定の幅の通路をつくり残りを畑にしたい。横に一本の通路をつくり畑の面積を99㎡にするには通路の幅を何mにすればよいだろうか?」

土地の総面積12m×11m=132㎡から畑の面積99㎡を差し引くと… 33㎡が通路の面積になるから,横に一本の通路をつくるなら… その幅は33㎡÷11m=3mと 直感的に答えを出した生徒がいました。この考え方は,「土地全体の面積」と「畑の面積」との差に着目しています。

また,別な生徒は,明らかになっていない通路の幅を文字に置き換えて… (12m-xm)×11m=99㎡ と方程式を立式しx=3m と答えを導いていました。これは,「畑の面積」に着眼点を絞った考え方です。

答えは一緒でも着眼点が違えば,式の立て方も違ってきますね。

その後,「縦・横に一本ずつ同じ幅の通路をつくり畑の面積を90㎡にする」という新たな課題が提示されます。ここからが前時までの学びが生かされる時間です。

生徒たちは先生から提示された類似問題や発展問題に取り組む中で,2次方程式での立式を試みICTを活用し共有していきます。

立式できれば前時までの学習の成果を発揮して「解」は導けますね。ただし,導いた「解」は答えとして妥当か否かの判断もしなければいけません。2次方程式の「解」は複数あっても,答えとして妥当でない場合もあります。通路の幅が土地の縦・横の長さを超えるなんてことも…最後まで気が抜けませんね。

本校では,この授業のような「主体的・対話的で深い学び」を展開しながら,学力の定着・向上に努めています。

国語の研究授業を公開しました

9月11日(月)13:25から市総合教育センター調査研究員を務める先生によ研究授業を3年1組で実施しました。

論理的な文章を読み込み,筆者の主張の根拠を探っていく授業の展開でした。

じっくり文章を読み「個人の考えを深める時間」では,静寂な時が流れます。

そして,お互い見つけ出した「根拠を共有する時間」では,活発な意見交換の時が流れます。

タブレット端末やICT機器を活用し,自分なりに導き出した根拠を級友に伝えるために言葉を紡ぐ生徒たち。

生徒たちは,前時までに学んだことをもとに提示された課題について根拠を持って説明するという学びを主体的に進めています。

これからの時代を生きる生徒たちにとっては,単なる知識だけでなく,思考力・判断力・表現力が求められます。本時は,そのような力を育む授業となりました。

授業の公開後は,研究協議会を設定しています。参観された先生方から貴重な意見や感想が寄せられるものと思います。