2020年8月の記事一覧

幼児教育講座①②

8月24日、幼児教育講座①②が行われました。

午前中は県との共催で、教育課程研究協議会として実施いたしました。

「幼児の終わりまでに育ってほしい10の姿」の捉え方や特別な支援をどう捉え、どのように就学支援をしていくのかについて研修を行いました。研修を受けた先生方からは、「次年度の教育課程を編成する際に校内研修で共通理解を図りたい」という振り返りが多く見られました。幼稚園における教育活動がさらに充実したものとなるよう生かしていただきたいと思います。

午後は幼児教育講座②として、スポーツリズムトレーニング協会インストラクターの伊藤英雄先生と伊藤里江先生を招いて園児が喜ぶリズムトレーニングを紹介いただきました。

音楽に合わせての縄跳びも奥が深い。

リズムに合わせて行うシンプルだけど面白いトレーニング。体操が脳を活性化させます。

ラインを使ってのステップ。「跳ねる」と「楽しい」はセットだと実感します。知っているBGMがより気持ちを高めていました。

夏休み最後の研修でしたが、「早速2学期から取り入れたい」「シンプルで楽しい」「教えあうことで社会性も身につく」などの感想がたくさんありました。筋肉痛の心配をものともせず一生懸命取り組む先生方の姿が素晴らしかったです。

伊藤先生ありがとうございました。

プログラミング教育実践講座

    8月24日(月)に「プログラミング教育実践講座」を行いました。小学校、中学校合わせて35名の先生方がプログラミングについて学びを深めました。はじめに、プログラミング教育の概要について学んだ後、実際にLEGOのロボットを使い、プログラミングを体験しました。参加した先生方の感想には、「自分が感じたおもしろさや追求・探求する気持ち、意欲を子どもたちに体験させたい」「教師が苦手意識を持つことなく、授業に取り組んでいいきたい」「プログラミング教育の核は、試行錯誤、トライ&エラーであると、改めて意識することができた」「小学校の基本にどのように中学校で上乗せをするか考えていきたい」など、多くの学びがあったことが書かれておりました。

 

カリキュラム・マネジメント講座

 8月19日(水)カリキュラム・マネジメント講座を開催いたしました。本年度からの新設の講座です。
 講師に郡山市立白岩小学校 校長 坂本義仁 様をお招きしご講義いただきました。

 1講義では、カリキュラム・マネジメント概論として、学習指導要領の総則などの資料からカリキュラム・マネジメントの目的や方法・手順などわかりやすく教えていただきました。

 また、2講義・演習カリキュラム・マネジメントの推進として、カリキュラム・マネジメントカレンダーなどを活用して自校化を図ることのできる演習を行いました。資質・能力の向上を図るための工夫・改善について考えることができました。

 研修者からは、「授業や行事での子どもたちへの指導を考える際、1時間の内容や1回の行事だけでなく、単元全体や年間を通しての指導の進め方、他教科との関連など幅広い視点で考えるようにしていきたい」「ただ頑張るのではなく、目的をもって頑張ることをしていきたい」「『学校全体』という視点をもち、運営に関わっていく姿勢をもたなければと痛感した研修であった」「学校の強み・弱みを客観的に分析し、教育活動を編成する力を身につけたい」「演習を通して、きちんとPDCAを行うことの大切さを感じた」「できることから取り組むこと、年間を通して見通しをもって教育目標の具体化を目指す大切さを学んだ」「コロナ禍なので、今まで以上にマネジメントが必要であると感じた」「モヤモヤしていたものがスッキリ晴れた感じがした」などの感想が聞かれ、研修が大変充実していたことがうかがわれます。

坂本 義仁 先生、お忙しい中本当にありがとうございました。

研修者には、この学びをぜひ2学期からの実践につなげてほしいと思います。

初任研・新規養護研修「カウンセリング研修」

元気なセミの声が響く日が続きますが、20日は、初任者の先生方の元気な声を「カウンセリング研修」で聞くことができました。

 

初めは市教育相談員の渡邊先生による「カウンセリングマインドを生かした生徒指導」についての講義と、市スクールカウンセラーの上遠野先生による「スクールカウンセラーとの連携」についての講義を小中の先生方と養護の先生方がそれぞれ受講しました。「聴く」ことの大切さについて教えていただきました。

 

その後はセンター指導主事による「カウンセリングの指導と実際」の講義です。実際に「傾聴」の演習や、「構成的グループエンカウンター」の演習などを通して、子どもの思いを知る方法や学級の望ましい人間関係作りについて考えることができました。

 来週からいよいよ子どもたちの声が学校に戻ってきます。音として聞こえる「声」だけでなく、心の「声」にも寄り添い、その思いに共感できる教師でありたいと思える研修でした。

授業力向上講座Ⅰ・Ⅱ(小学校国語)

 

夏休みも残りわずかとなった19日、「授業力向上講座Ⅰ・Ⅱ(小学校国語)」が行われ、多くの先生方が受講しました。

 

午前は基礎編です。センター指導主事が、指導要領改訂のポイントや、指導と評価の一体化についての演習、子どもの発達・成長と国語についての講義を行いました。受講した先生からは「改めて、国語の学習の重要性を感じた」「発達や学びの系統を教師が意識して指導することが大切だと思った」などの感想が挙がりました。

 

午後はいわき教育事務所の阿部指導主事による実践編です。実際の教材を用いての発問作りや、子どもの立場になって考える活動、RST(リーディングスキルテスト)の視点から見た授業改善についての講義がありました。「2学期の学習で、早速使ってみたいと思う」「発問を書いてみることで、精選されることを実感できた」などの感想が挙がりました。

 小学校では、ほぼ毎日国語の授業があります。どの子にも「言葉の力」が身につくようにするために、我々教師にできること・すべきことはたくさんあります。子どもとともに学びを創り出していくことを、楽しんでいきたいですね。

授業力向上講座Ⅱ(小中 図工・美術)

 8月18日(火)に、「授業力向上講座Ⅱ小中 図工・美術」の研修をElemで行いました。講師として、綴小学校の冨田教頭先生をお招きして、講義と模擬授業を通して、新学習指導要領をふまえた授業について学びを深めました。特に、模擬授業は「曼荼羅」を題材として進められ、参加者した先生方が一言も話さずに、集中して作品制作に取り組んでいる姿が見られました。最後は、作った作品を鑑賞して、お互いの作品のよさを認め合いながら、温かい雰囲気で研修が終わりました。素敵な作品を見ていただけたらと思います。

授業力向上講座Ⅰ・Ⅱ(小学校算数)

 8月5日(水)授業力向上講座Ⅰ・Ⅱ(小学校算数)を文化センター大ホールで実施いたしました。講座Ⅰは98名、講座Ⅱは156名と、たくさんのご参加ありがとうございました。


 午前中の講座Ⅰでは、コアティーチャーでもある平第四小学校の廹田邦斗先生にご講義いただきました。
 新学習指導要領や授業スタンダードをもとに、ポイントをしぼってお話をいただくとともに、プログラミング学習の授業づくりについても、実際の授業を紹介していただきました。また、各学年ごとの協議を通して、どのように資質能力を育成していけばよいのかについても考えることができました。

研修者からは、

「算数の本質や楽しさを味わえるように授業を改善していきたい」

「めあてとまとめの在り方や整合性について、評価の観点の視点から改めて考えられることができた」

「2学期の指導のポイントを話し合えてよかった」

「プログラミング学習の授業に挑戦してみたい」

などの声が聞かれました。

 午後の講座Ⅱでは、明星大学客員教授の細水 保宏先生においでいただき、ご講義いただきました。「はてな」「なるほど」「だったら」などのキーワードをもとにしながら、「主体的・対話的で深い学び」を行うためのたくさんのヒントを具体的に教えていただきました。

研修者からは、
「教科書を覗くのみでしたが、「だったら」のキーワードを念頭においてページをめくってみたい」

「授業で学級指導を行うということが今の私に必要なことだと感じた。自分自身を見直し、思いをしっかり持って取り組んでいきたい」

「1時間の授業で大切にしたいものは何かを明確にして実践していきたい」 

「主体的に学べるようにするには、考えたくなる問題の提示や子どもたちの作る問いが大切であると改めて感じた」

などの声が聞かれました。

 算数好きな子どもたちを増やしたいと思うことができた1日でした。

お二人の先生、本当にありがとうございました。

 

授業力向上講座Ⅰ・Ⅱ(中学校)

 8月6日(木)は授業力向上講座Ⅰ・Ⅱ(中学校)が開催されました。今日的な教育課題解決のため、授業の在り方についての研修を深めることができました。

まずは午前中、授業力向上講座Ⅰの様子です。

 

【中学校:国語】

講師は学校教育課 指導主事 千葉健太郎先生です。

 

 

 

【中学校:社会】

講師はいわき市立入遠野中学校 校長 嶺岸知弘先生です。 

 

 

【中学校:数学】

講師は学校教育課 指導主事 数間浩行先生です。

 

 

 

【中学校:理科】

講師は総合教育センター 指導主事 鈴木陽文先生です。

 

 

 

【中学校:英語】

講師は学校教育課指導主事 松尾修吾先生です。

 

 

続きまして午後の授業力向上講座Ⅱの様子です。

 

【中学校:国語】

講師はいわき市立湯本第二中学校 教頭 山上ひとみ先生です。

 

 

 

【中学校:社会】

講師は筑波大学附属中学校 主幹教諭 関谷文宏先生です。

 

 

【中学校:数学】

講師はいわき教育事務所 指導主事 大森 淳先生です。

 

 

【中学校:理科】

講師は筑波大学附属中学校 主幹教諭 新井直志先生です。

 

 

 

【中学校:英語】

講師は総合教育センター 指導主事 磯上優美先生です。

 

 

この日は文化センター近くは30℃(私物の温度計)を超す夏日でしたが、どの講座もそれ以上に熱く活気のあるものでした。

 

研修者の皆さんお疲れ様でした。

 

講師の先生方ありがとうございました。

 

 

 

 

 

新任等常勤講師基礎研修

   8月4日(火)に、平第五小学校を会場に新任等常勤講師基礎研修を行いました。午前中は、経験者研修Ⅱの先生方の模擬授業を参観し、様々な指導の在り方について学びを深めました。午後は、実際に模擬授業を行い、意見交換をしました。参加者の感想には、「本日の研修で自分自身の課題やよりよい授業づくりのために行うと良いことが明確になった」「実際に授業を見ていただくことは大変ありがたい」「講師の先生方と同じ悩みや疑問について協議できたので、とても良い機会になった」などが書かれておりました。準備は大変ですが、授業を見合うことの大切さが実感できたようです。

 最後に、夏季休業中にも関わらず研修会場を提供していただき、会場清掃や駐車場誘導にご協力いただきました平五小の先生方に、感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

授業力向上講座Ⅱ(小中・音楽)

 8月3日(月)には、「授業力向上講座Ⅱ(実践)小中・音楽」の研修を行いました。今回は、「smile again」の作詞・作曲をされた中山真理先生をお招きし、文化センター大ホールを会場に、歌唱指導を通して音楽指導について学びました。また、中山先生の作られた楽曲を通して、「主体的・対話的で深い学び」を考えていきました。参加された先生方も研修が進むにつれて、歌の素晴らしさを実感され、素敵な歌声を響かせていました。最後には、中山先生のプロの伴奏に合わせて、「smile again」の全体合唱で研修が締めくくられました。参加者の先生方からは、「活動を通して、歌い方に気づかせていく指導法や、どう歌おうか自分の思いや意図を持たせられるような働きかけなど大変勉強になった」など、学びが深まったという感想が多く寄せられました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

授業力向上講座Ⅰ・Ⅱ(小学校社会)

 7月31日(金)に「授業力向上講座Ⅰ・Ⅱ小学校社会」を行いました。小学校は1学期最終日の忙しい日であるのにも関わらず、研修に参加していただきありがとうございました。

 午前の講座Ⅰ(基礎)では、社会科の授業づくりや新学習指導要領の社会科の改訂のポイントについて、研修を深めました。演習では、4学年の地域教材についてグループで話し合い、活発な意見交流ができました。

 午後の講座Ⅱ(実践)では、中央台南小学校の戸田秀樹先生に講師としてきていただき、調査研究委員や小教研授業公開協力校での経験を基に、様々な事例や模擬授業を通して、より実践的に社会科授業づくりについて学びました。参加者の先生の感想の中には、「模擬授業があり、より分かりやすく授業づくりのポイントを考えることができた」という意見があり、多くの学びのある研修となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キャリア教育講座

8月3日に専門研修「キャリア教育講座」を行いました。

新学習指導要領でも社会とのつながりが強調される中、各学校でどのようにキャリア教育を推進するかは大きな課題です。

キャリア教育で育成する基礎的・汎用的能力とは何か・・・、それをどのように学校で育成していくのか・・・。

研修者からは本日の講義を受け「漠然としていたキャリア教育だったが、とてもすっきりした」「参考になる事例がたくさんあって勉強になった」「キャリア教育の概論から実践、長田先生の講義まで幅広く、とても有意義な研修だった」との多くの感想が寄せられました。

泉北小学校さんからの実践紹介。豊富な資料で大変参考になりました。

棚倉町教育委員会での実践紹介。新たな視点がたくさんありました。

そして、文部科学省の長田徹先生の講義。熱い想いが伝わります。

長田先生からは「いわきの先生方の熱心な姿勢が素晴らしいですね」との言葉をいただきました。

本日の研修をぜひとも各学校でのキャリア教育の推進につなげ、子どもたちの笑顔を社会につないでいきたいものです。