センターの研修等
経験者研修Ⅰ(全体研修)
4月18日(火)に「経験者研修Ⅰ(全体研修)」がいわき市総合教育センター 教職員研修室で行われました。小中学校教諭が24名、養護教諭が6名、幼稚園教諭が2名、総勢32名の研修となりました。
まずいわき市総合教育センター所長が「教職5年教職員としての心構え」について講義を行いました。続けていわき市教育委員会学校教育課主任指導主事が「教職員としての服務・勤務」について講義を行いました。教職員として大切な心構えや服務について改めて考える機会となりました。
後半は総合教育センター 指導主事が「経験者研修Ⅰの進め方」「学力向上に向けた指導の改善」について講義・協議を行いました。写真や動画を交えながら「自分の強みを生かす」「授業に自身の持ち味を出す」ことについて考えました。
教頭実務研修①
4月13日(木)、管理職としての職務を理解し、学校教育全般に対する具体的な方策をもって教職員をリードする力量を身に付けることを目的に、教頭実務研修①を実施しました。
はじめに、「教頭職に期待すること(教頭の在り方)」と題して、いわき市小・中学校長会連絡協議会長 様に講話をいただきました。管理職としての心構えを教えていただきました。ありがとうございました。
次に、「いわき市の教育とその課題」と題して、学校教育課長より講義を行いました。
続いて、文書管理・管理全般について管理主事より講義を行いました。
最後に、総合教育センター研修事務について講義を行いました。
参加した教頭先生方、これからのご活躍を期待しています。
校長実務研修①
4月11日(火)、学校管理運営の知識及び情報等の習得や問題解決能力に関する研修を行い、本市教育の推進を担う校長としての資質の向上を図ることを目的に、校長実務研修①を実施しました。
はじめに、「校長職に期待すること~教育委員会事務局のミッションと課題~」として学校教育推進室長より講義を行いました。いわき版「骨太の方針」をもとに教育施策に関わる貴重なお話をいただきました。次に、「いわき市の教育とその課題」として学校教育課長から講義を行いました。これまでの経験をもとにしたお話から、実務の参考になる貴重な時間となりました。
続いて、管理主事より「1年間の実務の見通しについて」と題して講義がありました。1年間の業務について見通しをもつことができました。
「学校予算面から見た現状 ~光熱費・施設設備費 他~」を学校支援課施設計画係長よりお話いただきました。予算の現状を把握して経営していく必要性を改めてとらえることができました。
最後に、「学校経営上の現状と課題」をテーマに研修をまとめました。
今回の学びを学校経営にいかしていただければと思います。ご活躍を願っています。
部活動指導者研修
4月12日(水)に部活動指導者研修が、いわき市総合教育センター 教職員研究室で行われました。各学校の部活動指導者の代表者が集まりました。小学校から11名、中学校から37名の先生が参加しました。
まず始めに、いわき市教育委員会 学校教育課 指導主事より、「部活動運営のおける指導上の留意点」についての講義がありました。部活動の教育的意義や今年度の部活動運営方針について確認していきました。
次に、国立スポーツ科学センター専任研究員の立谷泰久先生より、「よりよいチームをつくるための指導者の在り方について」の講義をいただきました。
チームをつくる上で大切なチームワークやリーダーシップ、フォローワーシップ、コミュニケーションの取り方について、丁寧に説明していただきました。
また、コインゲームのアクティビティを通して、目標設定の仕方や大切さを教えていただきました。
先生方の感想からも、「わかりやすい説明だった」「すぐに実行していきたい」「部活動たけでなく、学校生活でも活用できる」など、研修の充実度がうかがえました。
これからも先生方のスキルアップにつながるような研修を行っていきますので、よろしくお願いします。
授業力向上講座Ⅲ(中:数学)
1月24日(火)に好間中学校を会場として、筑波大学附属中学校より石黒 友一先生をお呼びし、授業力向上講座Ⅲ(中:数学)を行いました。
前半は、好間中学校1学年を対象に、累乗の指数の学習内容で授業を行っていただきました。「100畳の畳に、はじめの畳には一粒の米粒を、次の畳には倍の米粒を、さらに次の畳にはさらに倍の米粒を・・・」と褒美を要求した家来とそれを用意した殿様。果たして米粒は何粒必要なのか?
生徒たちは、米粒の多さ、倍々と増えていく数のおもしろさを感じながら学びを進めていきました。
後半の講義では、「主体的で対話的で深い学びに向けた授業改善」と題して、生徒のわくわく感を引き出すこと、体験を通した学びにすること、実感を伴った振り返りをすることなどについてご講話いただきました。研修者からは「目の前の生徒の実態を捉え、教材研究をしていきたい」「教科書をアレンジして生徒のわくわく感を引き出したい」といった感想が挙げられました。
10年に一度の寒波が迫る中、充実した研修を行うことができました。
学校司書研修⑧⑨
12月19日と1月20日に行った学校司書研修では、学校司書が読みきかせの工夫や、コンピュータ管理の便利な使い方、図書館オリエンテーションの仕方などを発表しました。10月から各班に分かれて話し合いを重ねてきており、発表は熱の入ったものとなりました。
教職2年次研修〈教科等指導研修〉
1月19日(木)に、教職2年次研修〈教科等指導研修〉を行いました。今回の研修は、それぞれの先生方が、2年次研修として1年間かけて取り組んだ課題研究の発表を中心に進めました。各自で課題を設定し、その課題解決に向けて手立てを考え、日常の取組みや授業実践等を通して研修しました。
参加した先生からは、「2年目の先生方が自分と似た悩みや課題を感じていることに少し安心した。負けずに、今日の学びを生かしたい」「2年目の研修を終えたが、毎日が研究であり、ずっと続くことであると思うので、これからも初心を忘れず、日々、向上する気持ちを持ち続け、子どもたちに関わっていきたい」
同じ教職2年目の先生がどのようなことを課題として捉えているのか、その解決にむけてどのような手立てを工夫してきたのか等、発表を聴くことは、どの先生方にとっても刺激的なものだったようです。教職3年目に向けて頑張っていこうとする気持ちが、多くの先生方から感じられる研修となりました。
令和4年度 教育研究発表会(R5.01.13)
<第1部 分科会>
教科部会及び教科外部会の全8部会の調査研究委員が各会場に分かれ、1年次の成果と課題を発表し、参観者と協議を行いました。
教科部会は、①「主体的・対話的で深い学び」の視点による授業改善を推進し、児童生徒の資質・能力を育むための単元構想の工夫、②ICT機器を効果的に活用し、学習内容の習得・活用を図るための手立ての工夫、の2点を重点課題とし、授業実践を通して各教科における「見方・考え方」を活用した学びの具現化を図る取組みを発表しました。
また、教科外部会は、①児童生徒の道徳的判断力や道徳的心情、道徳的実践意欲、道徳的態度を高めるために、「考え、議論する道徳」の在り方、②本市が抱える喫緊の課題に対して、それらの解決に向けた組織的な指導・支援の在り方、授業及び学級活動、学校行事等における支援の在り方について発表しました。
多くの会場で、参会の皆様が熱心に協議する姿が見られ、児童生徒をよりよく伸ばしたいという市内の先生方の熱意が感じられました。
<第2部 全体会>
第2部の全体会では、大阪市立大空小学校初代校長の木村泰子先生から「『みんなの学校』から学ぶ見えない学力の育て方」と題して、ご講演いただきました。「すべての子どもに学習権を保障する」ための、子どもや保護者、そして地域の「みんなの学校」という理念、また、これからを生きていく子どもたちにとって大切な力となる「見えない学力」について、具体的な実践に基づいたご講演をいただきました。
参加者からは、「子どもたちのために本当に大切なことをもう一度考え直したい」「自分の日々の生徒との関わりを変えていくべきだと感じた」「心に突き刺さる話だった。子どもを思う愛情の深さに感動した」「これまでの講演で初めて涙が出そうなほど心打たれました」など、教師としての自分自身を問い直したことが感じられる感想が多く寄せられました。
特別支援学級等新任担当者研修③
12月27日(火)に総合教育センター教職員研修室にて、特別支援学級等新任担当者研修③を実施しました。
教育支援室長より「教育課程編成の進め方」「教育課程編成の実際」と題して、講義をいただきました。
研修の中では、研修者同士で協議を行う場面もありました。現在担当している児童生徒のことを思い浮かべ、その児童生徒に合った支援を考えていくことの大切さについて再確認をすることができました。
研修者からは、「障がいの特性の理解と指導の工夫をしていかなければならないと改めて感じた」「教育課程編成が、児童にとってよいものになるようにしていきたい」という感想が挙げられました。
年末の研修になりましたが、充実した研修であったことがうかがえます。
初任者研修〈特別支援学校参観研修②〉
11月24日(木)に初任者研修〈特別支援学校参観研修②〉をいわき支援学校を会場にして行いました。
はじめに、特別支援学校の授業参観を行いました。子どもたちが生き生きと学習に取り組む姿やその子どもたちを丁寧に支援したり、たくさんの励ましの言葉をかけたりする先生方の姿に、自分のこれまでの教育活動について振り返る初任者の姿が見られました。
研修の後半は、教頭先生からいわき特別支援学校の教育活動について説明をいただきました。その後の質疑応答では、子どもたち同士をつなぐための学級経営上の配慮事項などについて、積極的に質問をし研修を深める様子が見られました。
今回の研修で学んだこと、感謝の気持ちをしっかりと伝える研修者の姿から、特別支援学校参観研修が充実した研修であることがうかがえます。