授業力向上講座Ⅲ(中:数学)

 1月24日(火)に好間中学校を会場として、筑波大学附属中学校より石黒 友一先生をお呼びし、授業力向上講座Ⅲ(中:数学)を行いました。

 前半は、好間中学校1学年を対象に、累乗の指数の学習内容で授業を行っていただきました。「100畳の畳に、はじめの畳には一粒の米粒を、次の畳には倍の米粒を、さらに次の畳にはさらに倍の米粒を・・・」と褒美を要求した家来とそれを用意した殿様。果たして米粒は何粒必要なのか?

 生徒たちは、米粒の多さ、倍々と増えていく数のおもしろさを感じながら学びを進めていきました。

 後半の講義では、「主体的で対話的で深い学びに向けた授業改善」と題して、生徒のわくわく感を引き出すこと、体験を通した学びにすること、実感を伴った振り返りをすることなどについてご講話いただきました。研修者からは「目の前の生徒の実態を捉え、教材研究をしていきたい」「教科書をアレンジして生徒のわくわく感を引き出したい」といった感想が挙げられました。

 10年に一度の寒波が迫る中、充実した研修を行うことができました。