出来事
心肺蘇生法講習会を実施しました
夏季休業日の最終日、午前中は職員会議で新学期に向けての諸協議を行い、午後は職員の心肺蘇生法講習会を行いました。本校では、職員の心肺蘇生法講習会を毎年行っており、胸骨圧迫の方法、AEDの使用方法、エピペンの使用方法を確認しました。万が一の時に必要な知識と技能を忘れないようにするためです。実際にこの処置を行う事案が発生しないことが、もちろん一番大切です。
今年度は、新型コロナウイルス対策のため、3蜜を避けるために3班編成で実施しました。
吹奏楽部が参加した公開録音の様子が放送されます
8月8日にアリオス中劇場で公開収録が行われた「宮川彬良×上野耕平 大人には教えない!未来の吹奏楽マル秘作戦会議」の様子が、8月22日(土)13:00~14:00にFMいわきで放送されます。この日の収録には、平三中の吹奏楽部10名が参加して、楽しいトークや素晴らしい演奏を最前列で堪能しました。当日は感染症予防の観点から入場者数も制限されていましたので、会場に足を運べなかったみなさんもどうぞお聴きください。
※再放送は8月24日(月)20:00~21:00です。インターネットラジオでも聞くことが可能です。
来年1月には再びコンサートでいわきに戻ってくるお二人。またお会いできる日を楽しみにしています!
NPO法人を応援!~日本クリニクラウン協会(大阪市)
感染症予防のために、夏休みといっても遠出ができなかった人も多いはず。しかし、遠くにいる人を応援することはできる!と平三中の生徒が参加しているのが「チャリティー・ムービー・プロジェクト」です。これは40秒~1分程度の動画を制作して全国各地のNPO法人を支援しようという活動で、2年生3名と1年生5名が参加しています。
8月20日(木)には2回目のウェブ会議が行われ、午前中は大阪市の「日本クリニクラウン協会」を応援する2年生が集まりました。
まずは広告代理店の電通の方々から、「伝わる」動画制作のポイントなどについて説明を受けました。実際に仕事として取り組んでいる方々のアドバイスに対して、真剣に耳を傾けたり一生懸命にメモをとる姿が見られます。
そして後半は、支援する日本クリニクラウン協会の方に質問をして、動画制作のヒントを探しました。どのようなメッセージを伝えたいのか、どのような動画にするか…質疑応答を通してアイディアがたくさん湧き上がってきます。
次回のウェブ会議は8月29日(土)。2学期が始まり勉強や部活動に忙しい毎日になりますが、「自分も誰かの役に立ちたい」と手を挙げてくれた生徒たちは、「自分にできる範囲でやれることをやりきる」気持ちで満ちあふれているようです。
NPO法人を応援!~多摩草むらの会(東京都)
日本各地のNPO法人を応援する活動を行っている平三中の生徒たち。8月20日(木)の午後は、「多摩草むらの会」を支援する1年生3名が集まりました。
どのような活動も事前の準備が大切ですが、1年生も前回までの話し合いをまとめたうえで、この日のウェブ会議に臨んでいました。しかも所属する部活動が異なることからウェブ会議に参加するメンバーは毎回同じではありませんが、誰が参加してもチームとして同じ目標に向かって話し合いを進める様子が見られました。
さて、ウェブ会議というと「うまくコミュニケーションがとれない」「自分の気持ちが伝わらない」といった不安もありますが、回を重ねるうちに全国各地の参加者のみなさんと打ち解けていく様子も見られました。新しい生活様式にも生徒たちは自然と順応しているようですね!
NPO法人を応援!~平三中への応援に感謝します
さて、この日行われたウェブ会議は平三中と東京や大阪など全国各地を繋いで行われましたが、実はまだいわき市の学校現場ではWi-Fiやカメラ付きパソコンなどの通信環境は十分に整っていません。今回の「チャリティー・ムービー・プロジェクト」の企画を聞いた際も生徒たちは参加に前向きでしたが、「環境面で断念せざるをえない」…そんな思いが頭をよぎりました。
しかし、様々な社会貢献活動に参加してきた生徒たちのために、支援の手が差しのべられました。平三中を応援する企業の方がモバイルWi-Fiや通信機器などを無償で貸し出してくださったのです!
「教室の外で学べることがある」という考えのもと活動してきた生徒たちですが、この夏休みも企業の方々や地域の方々、行政のみなさん、そして保護者の方々の応援や支えを改めて感じることができました。みなさんへの感謝の気持ちを忘れずに、これからも社会の一員として活動していきましょう!
再始動!NPO法人応援プロジェクト
お盆休みも終わり、学校には部活動の生徒たちが戻ってきました。どの部活も1、2年生が中心となり、暑さに負けずに練習をしています。
その他にもさまざまな活動が再開しました。8月下旬の英語弁論大会の練習、そしてリモートで全国各地のNPO法人を支援しようという「チャリティームービープロジェクト」も今日から再始動。青少年ボランティアに登録している1年生チームと2年生チームが話し合いを行いました。
1年生チームが支援するのは東京都の「認定NPO法人多摩草むらの会」。障がいを持った方を支援している団体です。その歴史や活動を調べて、どのような点をアピールするかを考えます。
2年生は大阪市の「認定NPO法人日本クリニクラウン協会」を支援します。なぜピエロという形を選んだのか、子どもたちの反応はどうだろうか…疑問は尽きません。
次は8月20日(木)に、それぞれのNPO法人に直接話を聞くWeb会議を行います。どのようなことを尋ねるか、そしてどのような動画を作成して支援を募るか…まだまだ見えないこともありますが、生徒たちの熱い活動はまだまだ続きます。
再生可能エネルギー施設スタディーツアー報告(5)~会津若松ウィンドファーム
1泊2日で県内各地の再生可能エネルギー施設を訪問した平三中2年生。いよいよ最終見学地となる風力発電の「会津若松ウィンドファーム」に到着しました。まずは背あぶり山レストハウス内で、風力発電のメカニズムやこの地に建設した理由などをお聞きしました。そしていよいよ風車へと向かいます。ここには直径80mの風車が8基ありますが、関係者しか入ることのできないエリアの中で風車が目の前に近づくにつれて、その迫力に圧倒されました。
風力発電については7月に行われた「東京大学講演会」で詳しくその歴史や現状、今後の見通しなどを学習したとあって、次から次へと質問が湧き出てきます。
するとここでも驚きの提案が。施設の方々のご厚意で何と風車の内部を見せていただけることになりました。高さ70m以上あるタワーの内部に入ると、下をのぞき込んでも上を見上げても何もかもが初めて見るものばかり。また、風車が向きを変えるときの迫力も体感!とても貴重な体験をさせていただきました。
その他にも風車のメンテナンスの様子なども見学することができました。ふと見上げると午前中は雲に覆われていた空もいつの間にか澄みきった青空に。スタディーツアーはこれで終了ですが、夏空に映える風車を見ながら9月17日に実施する「東京大学出前講座」、さらにはバイオマス発電や地熱発電を訪れるスタディーツアー第2弾、エネルギーの歴史を学習する第3弾…と、3月まで続くこれからの活動に想いを馳せる生徒たち。平三中2年生のこれからのキャリア学習の様子は、今後もホームページでご報告します。どうぞお楽しみに!
再生可能エネルギー施設スタディーツアー報告(4)~猪苗代第二発電所
エネルギーを通して10年後の未来を考えるスタディーツアーを実施している平三中の2年生。次に訪れたのは猪苗代第二発電所です。再生可能エネルギーというと新しいこれからの技術と思いがちですが、その試みは昔から継続して行われています。水力発電所として今も稼働しているこの施設が作られたのは何と100年以上も前のこと。当時のエネルギー政策の期待を担った産業遺産なのです。「故きを温めて新しきを知る」という言葉を実践しようと訪れました。
まずは100年にも渡る歴史を学びました。当時の国家的事業だということ、そしてやはり恵まれた自然と地形があるからこそこの地に作られたのだということを知りました。
そして実際に発電を行っている様子を見学させていただきました。山の斜面に作られた太いパイプを大量の水が流れ、大きなタービンを回す様子は迫力満点です。
雪氷熱、太陽光、そして水力と様々な再生可能エネルギーを見学した生徒たち。たった2日間の限られた時間ではありますが、これからのキャリア学習に向けて貴重な体験をさせていただきました。そして昼食後、最後の訪問地として訪れたのは風力発電の現場です。その模様は次回ご報告しますので、どうぞお楽しみに。
再生可能エネルギー施設スタディーツアー報告(3)~会津若松太陽光発電所
平三中の2年生は、エネルギーを通して今後どのような故郷いわきを創造するかを考えるキャリア教育を行っています。そして福島県内のエネルギー政策の現状を学ぼうと実施したのが今回のスタディーツアーです。2日目は会津若松市内の施設を回ります。
最初に訪れたのは、「会津若松太陽光発電所」です。国道49号線沿いにあるこの施設に到着した生徒たちはさっそく太陽光パネルを見学しましたが、すぐに様々な疑問が湧き上がってきます。「この角度に意味はあるの?」「向きは?」「いわきで見るパネルよりも高いところに設置されているのは雪が降るから?」…スタッフの方にさっそく確認。課題を見つけて解決しようとする姿勢がすっかり身についたようです。
そしてここからは7月の「東京大学キャリア講演会」で講師を務めたいわき市役所の江尻さんも合流。生徒たちに講演の内容に照らし合わせて様々な情報を提供してくださいました。
そしてパネルの裏側の仕組みを学習したり、実際に発電しているパネルを触ったり(とても温かいのです!)と、ここでも普段はできない貴重な体験をさせていただきました。
これからもより改良されていくであろう太陽光発電について学んだ生徒たち。このあとは100年以上も前から会津若松の豊かな自然を活かして行われている発電所を訪れます。その様子は第4回目でご紹介しますので、どうぞお楽しみに!
再生可能エネルギー施設スタディーツアー報告(2)~裏磐梯ビジターセンター
これからのエネルギーについて考えるスタディーツアーに出かけた平三中の2年生。「コミュタン福島」で学習をした7人は、猪苗代で昼食と着替えを済ませ、次の目的地「裏磐梯ビジターセンター」に到着しました。五色沼への入口として多くの観光客を迎えるこの施設には、雪や氷を使った冷房設備があります。
雪の貯蔵庫から吹き出る空気に手を触れると、外の暑さに火照った身体にはとても冷たく感じられます。自然の力を活かした省エネルギーの仕組みに生徒たちは感心していました。
説明を聞いた生徒たちにサプライズが!実は昨年の暖冬でひじょうに雪の量が少なく、普段は雪倉を開けることはないということでしたが、積極的に質問をして学習する生徒たちの姿を見たスタッフの方が、特別に雪倉の扉を開けてくださったのです!真夏の裏磐梯で全身に感じる冷気に、生徒たちは歓声を上げていました。
雪や氷、風や太陽光といった自然の力を活用した再生可能エネルギーは、豊かな自然があってのことと実感した生徒たち。このあとは五色沼の景観を満喫して1日目の活動を終えました。この日は会津若松に宿泊した生徒たちは、翌日も精力的に施設を訪問して研修を実施。その様子は次回のレポートで詳しくお伝えします。
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