センターの研修等
幼稚園新規採用教員研修(一般研修④)
あけましておめでとうございます
新年、あけましておめでとうございます!
本年もよろしくお願いいたします。
いわき市総合教育センターでは、本年も学校と先生方、子どもたちの応援ができるよう、研修調査業務、教育支援業務に職員一丸となって努力してまいります。
1月13日には、教育実践発表大会を開催いたしますので、是非お友達をお誘いの上おいでください。
お待ちしております!
授業力向上講座Ⅲ(中学校国語)
筑波大学附属中学校より岡田幸一先生をお招きし、
1年生への授業及び講義を行なっていただきました。
飛び込み授業では、「小説らしい表現に気をつけて
読もう」と題して作品の読みを深める授業を参観いたしました。
グループで対話をとおして、印象に残る文や大事な文などの
検討を行い、主体的に物語を読み取っていました。
また、後半には、これまで岡田先生が実践してきた資料
をもとにわかりやすい講義をしていただきました。
研修に参加した先生方にも、グループによる
アクティブラーニングの手法を取り入れながら
話し合う活動も行い、授業のポイントを教えていただきました。
研修者からは、
「生徒が主体的に学べ、認められるような授業の工夫をしていきたい。」
「実際に授業されている様子を参観させていただくことで
講義だけ分かりづらい部分を見ることができました。」
岡田先生、お忙しい中本当にありがとうございました。
授業力向上講座Ⅲ(小学校図工)
多くの教材から、図工での
思考力・判断力・表現力の育成の工夫を
学ぶことができました。
授業力向上講座Ⅲ(体育)
眞榮里 耕太先生をお招きし、先生方に
準備運動から様々な逆立ち、そして、ハンドスプリング
「子どもたちへの動きのポイントの示し方」
ことなどわかりやすく講義を聞くことができました。
眞榮里先生、本当にありがとうございました。
授業力向上講座Ⅲ(中学校英語)
12月8日(金)には、筑波大学附属中学校の中島真紀子先生をお迎えして、中学校英語の授業力向上講座Ⅲが行われました。「英語で行う英語の授業」という転機を迎えるにあたり、導入方法のアイディア提供や、授業で行う音読活動を効果的な場面にするための留意点等を具体例を交え、たいへんわかりやすくご講義いただきました。参加した30名の先生方からも「教科書を飛び越えられるような音読練習に取り組みたい」「生徒が英語を使う場面をもっと増やしていきたい」といった声が上がりました。本日学んでいただいた内容がいわき市全体に広がり、英語科全体のレベルアップにつながることを期待しております。
お忙しい中おいでいただきました中島先生、本当にありがとうございました。
授業力向上講座Ⅲ(小学校外国語)
授業力向上講座Ⅲ(小学校外国語)を開催いたしました。
筑波大学付属小学校より、荒井 和枝 先生を
お招きし、5年生の子どもたちに飛び込み授業を
していただきました。
「what's this」の表現に慣れ親しむことができるよう
様々なゲームをとおして指導を行っていただきました。
ミステリーボックスやアルファベットパズルなど
子どもたちの興味を引く仕掛けがたくさんある
楽しい授業を展開してくださり、参観した先生方も
子どもたちも満足することができました。
授業後の講義では、「推察する力」や「授業における必然性」
などをわかりやすくご説明いただきました。
研修者からは、
「ALTとの関わりあいのよいモデルを見られて
よかった。」「新学習指導要領を踏まえた文字指導についても
具体的な活動例があり、とても参考になった」
などの感想が聞かれました。
荒井先生、ジョン先生、本当にありがとうございました。
授業力向上講座Ⅲ(小学校算数)
授業力Ⅲ算数を開しました。
講師には、筑波大学付属小学校の大野 桂 先生をお招きし、
5年生算数での面積の飛び込み授業を行っていただきました。
授業の中で子どもたちの考えを引き出し方や、新学習指導要領
で求められている「見方・考え方」をどのように育成するか
を授業をとおして学ぶことができました。
子どもの考えを生かし、「直角三角形もとににするとできる。」
という「見方・考え方」をいろいろな三角形で活用する
授業展開の工夫も学ぶことができました。
授業の講義では、授業の組み立て方やノート指導などにおいて
子どもの実態を見取ることの大切さや、全員の子どもたちの
学びを保証することなど多くのことを得ることができました。
研修者からの感想からは、
「すべてを教えるのではなく、思考を高めて、話し合わせたり、表現させたりすることで、学びが深いものになっていく様子が印象的でした。」
など、明日から授業に生かしていきたいという声が多くありました。
お忙しい中おいでいただきました 大野先生、
本当にありがとうございました。
授業力向上講座Ⅲ(小学校国語)
詩の表現技法を学習する中で、子どもたちに自分の言葉で表現する「言葉の力」が育まれていきました。さらに、終末での「反復」表現を意識して、学んだ詩の続きを思考させる場面では大きく盛り上がりました。本研修の目的でもある「思考力・表現力・判断力」の育成に向け、授業作りに関する様々な気づきを得ることができました。
授業後の講義では、「金子みすゞ」の詩をもとに表現力の育成に関する貴重なお話を聞くことができました。
二瓶先生より、講義の中で紹介された「犬」の最後の一文は、
「ふっと さみしくなりました。」
と教えていただきましたので紹介いたします。金子みすゞさんの反復技法の奥深さを感じる文章です。
詩中の一文を考えることは、詩の心を考えていくことであり、当たりはずれが重要ではないこと。子ども達一人ひとりが作品と真剣に向かい合って考えた文は、どれもすばらしいと伝えることが大切であるとのお話でした。そして最後に「なぜ、さみしくなったのだろうね。」と問いかけてほしいと、二瓶先生は帰りの電車に乗られる直前まで、熱くお話をされていました。
研修者の感想には、
「数行の詩の中につめこまれた表現の工夫を学ぶことができ、さらにクラスの中でどのように児童の考えをつなげていけばよいかを実際に見ることができ、大変勉強になった。」「早く自分の学級へ帰り、授業がしたくなった。」
などが書かれていました。
お忙しい中おいでいただきました二瓶先生、本当にありがとうございました。
授業力向上講座Ⅲ(小学校社会)
授業は第5学年「自然災害と共に生きる~釜石の「安心の砦」~」の単元でした。第1時間目として、大震災により破壊された岩手県釜石市の「世界一」の防波堤の再建をめぐって「再建される防波堤が前と同じ高さ」という意外な事象との出会いをもとに、「なぜ再建される防波堤は前と同じ高さなのか」という学習問題をつくることをねらいとしたものでした。子どもたち一人ひとりが問いをもつために「事実とのインパクトのある出会い」を工夫されたすばらしい授業でした。教材提示の工夫、一人一人の気づきを大切にされたコーディネートなど、大変勉強になりました。
その後の講義では、「問題発見力」を育むための授業づくり、教材研究について、様々な事例を基にご説明いただきました。豊富な資料と丁寧なお話で、明日からの授業に対しての意欲が高まる時間でした。
受講者からは、「社会科はおもしろいと思いました」「学習問題をつくっていく過程がよくわかりました」「教師自身が社会問題へのアンテナを高くし、教材としてどうで合わせるか考えていくことが大切だと感じました」「由井薗先生のコーディネートが大変勉強になりました。」など、自分の社会科実践に生かそうという感想が多く見られました。
お忙しい中ご講義くださいました由井薗先生、本当にありがとうございました。
授業力向上講座Ⅲ(小学校理科)
参観授業として、4年生「ものの重さの活用」の授業を見せていただきました。佐々木先生の研究主題は「「主体的・対話的」で「深い学び」を促す理科授業」であり、今回は身近なアルミ缶・スチール缶を取り上げ、どう重さ比べをしていくか、対話から方法を考えさせていきました。どう条件制御していけばよいか考え、実験に向かう、生き生きと学ぶ子どもたちの姿が大変印象的でした。
その後の講義・演習では、参観者が理科の授業の抱いている課題について佐々木先生が豊富な実践から工夫されていることについてお話しいただきました。問題設定のバリエーションについて、観察・実験の視点について、考察・まとめについて、実生活との結びつきについて、問題解決型の学習の考え方について・・・明日からの理科の単元構想・教材研究に向かうための大きな示唆をいただきました。
参加された先生方からは「児童が主体的に考え、授業を作り上げていく流れから、多くのことを学び取ることができました。」「子どもの実態に応じ、柔軟な考えで授業を組み立てられるように励みたいです。」「論点を教師側で絞って、その中で意見を引き出し、深めさせていくことも大切だと感じました」などの感想がありました。お忙しい中ご講義くださいました佐々木先生、本当にありがとうございました。
保幼小連携講座
開催いたしました。
江名小1年生と江名幼稚園の園児の皆さんとの生活科の授業での
交流の場面を参観し、その後、実践報告および協議を行いました。
授業では、小学校と幼稚園の継続した取り組みによる授業作り、外部講師の活用、
授業の振り返りにおける表現する場の設定など、多くの学びを得ることが
できました。
また、参観後には、これまでの実践を研修者に向け、
わかりやすくご説明いただきました。
さらに、「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」などを、ワールドカフェ
方式にて協議いたしました。研修者からは、「今後の教育課程に是非生かしていきたい」「異種の学校・園の先生方との話し合いは貴重なものとなった」などの
感想が見られました。今後の教育活動にいかしていただきたいと思います。
江名小学校、江名幼稚園の先生方、大変お世話になりました。
道徳教育実践講座
「真剣に考えること」「自分にしっかりと向き合うこと」「他の意見をしっかりと聞き、そして自分の考えをしっかりと伝えること」これらのことは、子どもでも大人でも何かを探求するためには大事なことであると2つの話し合いの中から感じることができました。
そして、その話し合いの土台には、学びへの主体性や共感的な学級づくりが何よりも大事であると学ぶことができました。
不登校対策講座
中野先生の講義を受講した感想には、「子どもたちみんなに光を当てることが不登校の未然防止となり、日頃から子ども一人一人をよく見ることができるー教員ーにしかできないことであると再確認した」「子どもたち一人一人に対して当たり前に言葉がでて、当たり前に一人一人のやっていることが見える教員とならなくてはならないと感じた」「居場所づくりと絆づくりの違いを理解し、バランス良く取り組むことが魅力あるより良い学校づくりにつながり、不登校の未然防止となるのだと分かった」などがあげられておりました。
不登校防止のためには、教員が同僚生を生かして、全員で子どもたちを見つめ、認め、絆づくりを意識しながら教育活動に取り組むことが、魅力ある学校づくりとなり、不登校の未然防止につながると再認識できた研修となりました。
本日の研修のまとめをする研修者↓
特別支援学校参観講座
まず、いわき教育事務所 菅野指導主事より「連続性のある支援と」について講義をいただきました。その後、小学部中学部の授業を参観し、支援学校の各施設を参観させていただきました。
午後は、「個に応じた支援のあり方や進め方」について、総合教育センター廣原指導主事が協議を進めました。いわき支援学校の授業者の先生に自評をいただき、その後、小グループに分かれ、視点に基づいて協議を進めました。個に応じた支援の在り方や、自立活動や教育課程の編成について、具体的に話し合うことができていました。
最後に、筑波大学附属大塚特別支援学校教諭 佐藤義竹先生に「個に応じた学習指導の進め方や教材・教具の工夫」として、講演をいただきました。豊富な実践例をご準備いただき、理解を深めることができました。
研修者からは「授業では、様々な工夫・手立てが見られ、大変参考になった」「校内を見学させていただき、今後の進路指導に生かせる」「教育課程についての話し合いができる大切な場となった」という感想がありました。研修の成果を生かし、各学校での教育実践にあたっていただきたいと思います。
授業力向上講座Ⅱ小・中学校体育
まず、学校教育課 芦野指導主事が講師として、講義・実技・演習を行いました。「児童生徒の体力向上に向けて」の題で、まず新体力テストの課題、正しい実施方法、効果的な事前指導などについて講義がありました。その後、各学校の体力向上に向けての解決策についてグループごとに話し合いました。受講者からは「各学校の課題・対策が具体的に話し合え、大変勉強になった」「新体力テストの実施方法の再確認、新たな視点で考えることができよかった」「自校に取り入れられることがたくさんあり、有効であった」「小学校(中学校)の先生との話し合いは、気がつかないところや新たな気づきがあり、貴重であった」などの感想が見られました。
午後は、「教科の特性を生かした授業の展開」として、表現運動・創作ダンスについて実技・演習を実施しました。講師として様々な大学でも授業を持たれている、ダンスカンパニーノマド’Sの熊谷乃理子先生、そして草野小学校 石塚ひろみ教諭、湯本第三小学校 古内奈穂美教諭にご指導をいただきました。
石塚教諭・古内教諭から、小学校の表現運動について、熊谷先生からは中学校の創作ダンスについて、様々な動きや指導法について学びました。
受講者からは「表現運動についての指導の引き出しを増やすことができた」「小~中学校の段階ごとの指導方法を教えていただき大変参考になった」「児童の自由な考え・発想をどう引き出すか、そのきっかけづくりを具体的に学ぶことができた」「表現運動について良いイメージを持つことができた」などの感想がありました。
本日の研修をもとに、児童生徒が体を動かす喜び、関わりあう喜びを感じながら体育の授業に臨めるよう、授業に生かしてほしいと思います。
初任者研修「小規模校参観研修」
いわき市立田人小・中学校を会場に実施しました。
はじめに、平山明裕校長先生より「小規模校の現状と課題」についての講話をいただきました。次に、総合教育センターの小泉室長(中学校)と坂本指導主事(小学校)が、「授業参観の視点」について講義を行いました。
それらを踏まえて、午後は授業(小学校2年国語科・中学校3年理科)を参観し、小規模校の授業参観を通して学んだことについて、ワールドカフェ方式で協議を行いました。
お昼休みに3・4年生の方部音楽祭に向けた小中合同の激励会があり、研修者も急遽同席させていただくことになりました。素敵な演奏は勿論、会を運営する子どもたちの創意工夫や、それぞれの役割を一生懸命務める姿に感動した時間となりました。
一日を通して、少人数の子どもたちに対してのきめ細やかな授業支援の在り方や、「田人への思いを深め、田人の未来を創造し、周囲と協働して目標に向かって挑戦できる」子どもを育てるために、コミュニティースクールとして地域と共に歩む小規模校の教育活動を知ることができました。
会場校をお引き受けいただいた田人小・中学校の先生方と児童生徒の皆さん、ありがとうございました。
学校組織マネジメント講座
講師として ウィネスジャパンコーチング&コンサルティング 大野宏先生をお招きし、「学校課題への対応~コーチングの技法を生かして」の題で講義演習をしていただきました。
「コーチング」とは人が本来持っている能力や可能性を最大限発揮できるように引き出す「対話」です。体系的な理論と具体的な手法について演習を通して学ぶことができました。
研修に参加された先生方は、ペアを組んで「認知(ほめる)技術」「傾聴(話を聞く)」「アドバイス」のスキルについて実践を重ねられました。それぞれの学校でも、同僚への関わり方、児童生徒との関わり方、保護者や地域の方への関わり方など様々な場面で本日の研修を活かすことができると思います。よりよい学校運営のため、力を発揮してくださることを願っています。
ICT活用講座④
参加された先生方からは、「活用例を数多く知ることができてよかった」「実際に操作を通して学ぶことができて、活用意欲が湧いた」などの感想が聞かれました。
特に今回は、事務の先生方にも3名ご参加いただき、大変意欲的に研修をしていただきました。「予算執行を促すだけでなく、自分自身が活用方法を知ったことで、具体性のある提案をしていきたい」という感想を事務の先生からいただけたことは、先生方にとって、とても心強いことではないかと思います。
初任者研修「授業研修③」
2学期の初任者研修が始まりました。
本日午前は、「道徳の授業の実際」について、窪木指導主事が行いました。
はじめに「特別の教科 道徳」の実施に向けて、道徳教育の充実が求められる背景や、子どもたちの生きる今・未来についての講義がありました。
次に、実際の授業の様子を見て「考え、議論する道徳」のイメージをふくらませました。
その後、窪木指導主事が模擬授業を行いました。多面的・多角的にとらえるとは、自己理解・他者理解・価値理解とは、自分ごととして考えるとはどういうことかを、低学年資料、高学年資料、郷土資料での具体的な模擬授業を通して考えることができました。
午後は、
「放射線等に関する授業の進め方」について、小泉研修調査室長、
「特別活動の進め方と学級経営の工夫」について、阿部指導主事、
「総合的な学習の進め方」について、林指導主事が行いました。
放射線については、文科省や県の指導資料をもとに指導案モデルの検討をしたり、授業で取り組める放射線に関する実験の演習をしました。皆、校内での授業研修を控えているため、細かなところまでメモをとりながら熱心に研修されていました。
また、特別活動や総合的な学習の時間についても、その重要性について改めて考え、自分の指導の在り方を見直す研修を行いました。
各教科と併せて児童生徒の成長を支える学習について、様々な側面から考えた一日でした。
今後、初任者研修は、小規模校参観研修、他校種参観研修、特別支援参観研修と続きます。たくさんの学校や先生方に大変お世話になります。
どうぞよろしくお願いいたします。
放射線等に関する教育研修
はじめに「放射線等に関する教育の計画」について、学校教育課 大井川 指導主事、総合教育センター 小泉 研修調査室長 より講義していただきました。指導計画を学校全体で組織的・計画的に進めることや、計画の改善について改めて考えることができました。
続いて、福島県教育庁義務教育課 國井 博 指導主事から「放射線等に関する教育の現状について」ご講義をいただきました。東日本大震災当時の資料や指導資料の活用についてわかりやすくお話をしていただきました。さらに、環境再生プラザの方より、紙芝居などのわかりやすい資料の紹介などを行っていただきました。
午後には、日本科学技術振興財団 科学技術館 掛布 智久 先生より、演習を交えながら、実際に授業に生かせる内容を学ばせていただきました。
研修された先生方には、本日学んだことを生かして、各校で工夫しながら実践していただきたいと思います。
【霧箱の実験の様子】
新規採用幼稚園教員一般研修②③
7月21日(月)いわき市教育委員会 幼稚園新規採用教員研修一般研修②③が行われました。
はじめに、「障がいのある園児の理解と指導」ということで、総合教育センター 岩﨑 指導主事より、特別に支援を必要とする園児に対する対応策について具体的に話をしていただきました。
次に、学校教育課 阿部 指導主事から、「指導案等について」ということで、ご講義いただきました。見通しを持って、事前に準備をしておく必要性、園児の実態を把握しておくことの大切さなどについてお話をしていただきました。
また、「家庭との連携、保護者会の在り方」についてもわかりやすく説明していただき、研修者も真剣に話に聞き入ったり、グループで積極的に協議を行ったりしていました。
最後に、「園具、教材、教具の活用と教材の作成」について、いわき市教育委員会委嘱指導員の吉田 指導教諭、大平 指導教諭から、園児とともに作成できる教具や、一緒に活動できる運動などを紹介していただきました。
午前・午後をとおして、充実した研修を行うことができました。
初任者研修・新規採用養護教諭研修「カウンセリング研修」
初任者研修・新規採用養護教諭研修「カウンセリング研修」を実施しました。
午前中は、まず、いわき市教育相談員の金子美津子先生より、カウンセリングマインドを生かした教育活動についての講義がありました。「あなたなら大丈夫、という『信号』を送れる教師になりましょう」という言葉が強く心に残ったとの感想が聞かれました。
次に、当センター教育支援室の廣原哲指導主事より、教育相談と生徒指導、カウンセリングとコーチングの違い、カウンセリングの基本技法等について、講義がありました。ここでは、「教師は教科指導のプロでありたいが、それ以上に人間関係づくりのプロでありたい」という言葉が強く心に残ったとの感想が聞かれました。
午後は、自己理解を図るためのエゴグラム性格診断に始まり、構成的グループエンカウンターやソーシャルスキルトレーニングなど、様々な演習を行いました。カウンセリングマインドとはどういうものか、人間関係づくりの手法にはどのようなものがあり、自分の学級にどのように活かしていけるのか、実際に体験しながら学びました。
まもなく始まる新学期に向けて、子どもたちの姿を思い浮かべながら、こんな言葉かけをしてみよう、こんな手法を取り入れてみようと、先生方は具体的な目標を立てていました。
初任者研修には、2日間のカウンセリング研修が位置づけられています。この2日間で学んだことを、2学期からの児童生徒との関わりの中で活かしていただければと思います。
教頭実務研修③
最初に玉澤管理主事より「学校管理全般」について、確実な学校運営についてお話がありました。2学期の学校運営に向けて、きめ細かく確認していくことができました。
続いて、10時10分からは、総合教育センター坂本指導主事より「学校教育課題解決に向けた教頭の役割」を行いました。はじめに「学校を取り巻く現状と課題」「管理職に求められるもの」「組織マネジメントサイクル」などについての講義をお聞きいただき、その後、演習を行いました。
「ケースメソッド資料」をもとに、SWOT分析にむけてそれぞれの知識・経験をもとにまとめていただきました。4色の蛍光ペンで色分けをしながらまとめたり、多くの書き込みをしながらその学校の分析をしたりなど、教頭先生方のすばらしい取り組みの様子を見ることができました。個人で読み取ったことを、つぎにグループごとにSWOT分析等を行いました。グループでの協議においては、深い話し合いがされ、これをもとに最後に一人一人が「管理職が着手すべきこと」を考え、まとめる時間をとりました。我々指導主事にとっても、学びの多い研修となりました。
カウンセリング基礎講座
カウンセリング基礎研修を実施しました。
午前は、いわき市スクールカウンセラーの西脇陽子先生による、カウンセリングマインドを生かした児童・生徒・保護者への対応についての講義・演習でした。「来談者中心カウンセリング」の基本的な考え方を学び、具体的な相談場面を想定しての演習等を行いました。
毎年、本講座への参加希望者は多く、学校現場での問題の大きさや多様さ、切実さを感じます。ぜひ、本日の内容を各校で共有し、生かしていただければと思います。
児童生徒理解教育実践講座
児童生徒理解教育実践講座を実施しました。
午前の部は、福島県SCの二瓶重和先生を講師にお招きし、「児童生徒理解と生徒指導」「人間関係づくりの技法を活かした学級づくり・授業づくり」について、講義・演習をしていただきました。
前半は、生徒指導の基本は児童生徒理解であることから、乳児期から幼児期、学童期、思春期それぞれの発達段階を理解することについて研修しました。
後半は、なぜ人間関係づくりが大切なのか、どのようにしたら学級づくりに活かしていけるのかを考え、「構成的グループエンカウンター(SGE)」「ソーシャルスキルトレーニング(SST)」「プロジェクトアドベンチャー(PA)」に取り組みました。
午後の部は、奥羽大学の鈴木敏城先生を講師にお招きし、「Q-Uテストを活用した学級経営」について、講義・演習をしていただきました。
前半は、Q-Uテストの概要や分析の仕方についてのお話をいただきました。
後半は、実際のQ-Uテストの結果事例について、グループで分析してその学級の実態を捉え、今後の学級経営をどのようにすすめていけばよいのかを検討するなどの演習を行いました。
本日の講義をもとに、各学校でQ-Uテストの結果を再度分析し、SGEやSST、PAを効果的に取り入れて、よりよい学級づくりに活かしていただければと思います。
授業力向上講座Ⅱ小図画工作・中美術
本日8月9日は、午後1時より「授業力向上講座Ⅱ小学校図画工作・中学校美術」を実施しました。
24名の小中学校の先生方にお集まりいただき、まずはじめに、総合教育センター窪木富士美指導主事より授業スタンダードを図工・美術の観点から見てみようと題して、子どもの立場から「導入」「展開」「終末」を考え、それぞれの場面における子どもの思考や授業の流れについて、写真や映像を使用しながら講義を行いました。
子どもに「こんな考えを持ってもらいたい」「こんな表情にしてみたい」などの教師の思いが、授業を作り出す原動力となる・・という内容でした。
次に、長倉小学校 冨田 弘 先生より実際の取り組みをもとにした講義や模擬授業を行っていただきました。「伝わる つながる」(デザイン)では、学校に飾るマークづくりを実際に行っていただきました。クラスのマーク、給食室のマーク、特別教室のマークなど、短時間にもかかわらずどの先生もすてきに制作してくださいました。次にアートカードを使用した鑑賞の授業です。グループごとの活動は、とても盛り上がり、これを学校に戻ったらぜひ行いたいという感想もいただきました。
授業力向上講座Ⅰ・Ⅱ(小学校外国語)
本研修は、平成32年度の新学習指導要領の完全実施に向け、外国語活動の授業をどのように進めるかについて、演習を交えながら学ぶことができました。
参加した先生方は、英語の絵本の読み聞かせや、カードを用いたゲームを行いながら、楽しく学ぶ外国語の指導法を身につけようと真剣に取り組んでいました。
経済教育講座
「経済教育の進め方」のテーマで講義、演習を行いました。いわきの小学5年生は「ステューデント・シティ」中学2年生は「ファイナンス・パーク」を学習しますが、上記以外にも学習可能な様々なプログラムがあります。本日は「わたしたちのまち」「CAPS」「TTBiz」等の多様な経済教育プログラムを実際に体験しながら、経済及びキャリア教育について理解を深めることができました。
発達障がい教育講座
午前中は当センター教育支援室長、教育支援室指導主事が「子どもたちの実態把握と支援について」の講義・演習を行いました。本市における教育相談の実態や、発達障がいの概要について事例を通した説明がありました。
午後は、国立特別支援教育総合研究所 主任研究員の 海津亜希子先生 に「通常の学級における教育的ニーズのある子どもの理解と支援」の題で、講義をいただきました。海津先生には初めていわきに足を運んでいただき、通常学級の中で、お子さんのニーズに対応した指導・支援について、特にお子さんが学習につまずく前に指導・支援を提供していくことについてお話しいただきました。
経験者研修Ⅱ教科指導研修②(模擬授業)
特別支援学級等新任担当教員研修
本日8月4日(金)は、教育センターにおきまして、「特別支援学級等信任担当教員研修」を開催いたしました。「今年度、特別支援学級等を担任した教員を対象とし、これまでの授業づくりについて振り返るとともに、よりよい授業づくりについて研修を積むことにより、担当教員としての資質の向上を図ること」をねらいとして行いました。
まず、はじめに「1学期を振り返って」という内容で協議を行いました。講師は、当センター教育支援室の廣原指導主事です。
↓課題について話し合う様子↓
↓ 発表の様子
午後は、松崎教育支援室長より「個に応じた授業づくりに向けて」という内容での講義がありました。 午前中の協議内容を受けて、室長の経験をもとにしたお話がありました。松崎室長の受講者一人一人の困り感に寄り添う姿は、まさしく特別支援の本質のように感じました。
次に、研修者のみなさんに担当しているお子さんの様子を思い浮かべていただきながら自立活動の6項目の中のコミュニケーションについて確認していただきました。その後、どのように指導をしていくべきか考え協議を行いました。
授業力向上講座ⅠⅡ(中学校英語)
この講座は、英語教育推進リーダーによる伝達講習(域内講習)を兼ねています。すべてのワークショップが英語で行われ、参加した先生方は、主体的に4技能を活用するペアやグループでの言語活動を、生徒の立場で経験しました。また、活動後には、様々な側面からの考察・分析をとおして、活動の目的や有用性について理解を深めていました。
授業力向上講座Ⅱ(中学校数学)
講師の先生からは、授業実践指導事例の紹介をしていただき、大変勉強になりました。学習課題の設定や日常との関連の大切さを考えさせられました。
また、数学オリンピックの問題では、既習の問題から発展して考えることでおもしろく問題を解かせていただきました。
最後のハノイの塔を使った演習では、楽しい活動の中にも、数学の面白さ・奥深さがあることを初めて知りました。是非授業に活用していきたいと思います。
授業力向上講座Ⅰ中学校数学
講師の先生からは、次期学習指導要領のキーワードをもとにしながら、いわき市のABCプランや授業スタンダードについて算数・数学の教科にどう活かしていくかわかりやすくお話していただきました。また、授業の課題を把握する場面において、子どもの「問い」や「願い」を大切にして設定していくことの大切さを学ぶことができました。 講座に参加された先生方も真剣に演習に取り組んでいました。
授業力向上講座ⅠⅡ小学校社会
8月3日は、授業力向上講座ⅠⅡ小学校社会 を実施しました。午前中は社会科における単元の構想の仕方、問題解決的な学習の進め方、話し合い活動について講義が行われました。講義の中で、各学年のグーループに分かれて教材研究を行い、発表し合宇時間もありました。マンダラやバタフライチャートなど、児童の思考を広げるために有効なツールやその活用法についても研修しました。
受講した先生方からは「今まで考えたことのない発問を学ぶことができました」「子どもたちがいわきの街を好きになるために、社会科の役割・地域学習の役割を再認識しました」「自分一人では気づかない視点に気づくことも多く、今後の教材研究や授業に生かしていきたい」との声が多く聞かれました。
授業に意欲的に取り組むためには、「導入」はとても大切です。模擬授業耶蘇の後の協議を通して資料の取り上げ方、提示の仕方、発問の仕方などについて具体的に学ぶことができました。
2学期の授業作りのきっかけとしてほしいと願っています。
授業力向上講座Ⅱ(中学校・国語)
授業力向上講座Ⅱ「中学校国語」を実施しました。
ワークショップ1は俳句づくりです。
まず、テーマからイメージした事柄について、バタフライマップを活用して個人の思考を広げます。次にグループで意見を交流させて絞り込みます。そこに、季語は講師が準備したものからくじで選ぶようにと指示が入り、絞り込んだことばと季語をなんとか結びつけようと、さらに思考をはたらかせて、グループごとにすてきな俳句を完成させることができました。
<あるグループの活動>
イメージテーマ「こだわり」→グループで選んだ言葉「教室には右足から入る」→季語「夏の恋」→作品「右足の シュート見つめる 夏の恋」
ワークショップ2では、各学年ごとに「主体的・対話的で深い学び」の視点から、単元構成を工夫して教材を作る研修をしました。
1年「少年の日の思い出」 2年「走れメロス」 3年「故郷」
同じ学年を担当する先生方と、共通の視点で教材研究することにより、活発で深い話し合いが行われていました。
本日の研修のように、頭をフル回転させて国語科に向き合う生徒を育てていきたいと再確認することができました。
授業力向上講座Ⅰ(中学校国語)
授業力向上講座Ⅰ「中学校国語科」を実施しました。
1 今求められる国語科授業の在り方
2 『主体的・対話的で深い学び』の視点からの授業改善
3 『読むこと』領域における授業の最終目標
4 教科の本質を突く発問づくり
という4つの柱で講義・演習をしていただきました。
「主体的・対話的で深い学び」の視点から、子ども達にとってただ正解を覚えるだけの授業から、自分にとっての最適解を求めることまで高めることができる授業、さらに豊かな読書生活へと誘っていくような授業へと改善していきましょうとのお話がありました。
また、発問について「教科の本質に迫る発問」「つけたい力が明確になる発問」「書いてあることを根拠にして答えられる発問」の重要性についてのお話がありました。
演習では、映像を見て、中心人物をどうとらえるか、発問をどう投げかけるかについて考えたり、担当学年の文学教材について主発問を考えたりしました。
受講された先生方からは「演習を通して講義の内容をより具体的に理解することができたので、ぜひ次学期に生かしていきたい」との声が聞かれました。
授業力向上講座ⅠⅡ(中学校)
8月2日は、「授業力向上講座ⅠⅡ中学校国語・社会・数学・理科」を実施しました。各教科ごとに理論のⅠを午前中、実践のⅡを午後に行いました。講師より、新学習指導要領について、福島県やいわき市の学力向上策についてお話をいただいたり、模擬授業や2学期以降に使える授業づくりのアイディアについて学んだりと、盛りだくさんの内容でした。
授業改善講座
本日8月1日(火)は、文化センター4階大会議室におきまして「授業改善講座」を開催しました。
講師は、早稲田大学教職大学院教授 田中 博之 先生です。
本日は、「主体的、対話的で、深い学びとは」という題でご講義いただきました。田中先生は、全国各地の小中学校、高等学校等の授業実践に深く関わられております。その授業実践事例を紹介いただきながら授業改善をいかにしていくか考えることができました。あっという間の3時間でありました。受講者からは、「これまで学んできた理論と実践がつながっていく喜びを感じた」「失敗例も明示してくださったことで、良い授業をリアルにイメージすることができた」「多くの実践事例を紹介いただき、とても参考になった」などの感想が多く寄せられました。
↓研修後のリフレクションの様子です。
調査研究委員会
本日7月31日(月)は、経済教育施設Elemにおいて、調査研究委員会が開催されました。
委員の方々によって、各部会の1年半の研究調査の結果をまとめるとともに、1月13日に行われる教育実践研究発表大会の発表の形式などについて話し合われました。
経験者研修Ⅱ教科指導研修②
本日7月31日(月)は、基本研修Ⅰ経験者研修Ⅱ教科指導研修を開催しました。
はじめに、本日お世話になる教科指導員の先生方をご紹介しました。
その後、講義1として、「授業設計の基本」と題して、総合教育センター窪木富士美が講義を行いました。「授業を「ふくしまの授業スタンダード」の視点から見てみよう」(資料)を配布し、児童生徒にどのように「主体的・対話的で深い学び」をさせていくかを考えることが大切であることについて講義いたしました。
その後、各部屋に分かれて授業設計、指導案作成を行いました。各教科指導員の先生方が一人一人の先生方の思いを聞きながら、いかにすべきか学び合う姿が見られました。来週8月7日には、本日作成した指導案をもとに模擬授業が行われます。どんな授業になるか今から楽しみです。
校長実務研修/教頭実務研修
まずはじめに、学校教育課管理主事より「教職員の資質・能力の向上とメンタルヘルス」について講義がありました。
続いて、総合教育センター研修調査室長が「キャリア教育における管理職の役割」について、講義・演習を行いました。
午前中最後は、いわき市メディア指導員吉田裕樹様を講師として「情報モラル教育の推進と管理職の役割」について講義をいただきました。児童生徒を取り巻く情報機器に関わる危険、最新の問題について具体的にご説明いただきました。
午後は、チームスキル研究所代表理事 田中 信 先生を講師として「組織マネジメントと管理職の役割」として、講義をいただきました。学校は組織として教育を推進していますが、よりよい学校づくりのためにどうすべきか、演習を通して学びました。示唆のあるお話をいただきました。個人の違い・特性を活かし、どう人材育成を図っていくか、活気あふれる演習となりました。
幼児教育講座②
藤田先生からは、具体的にパネルシアターのたくさんの実演を楽しく見せていただきました。先生の作品一つ一つの工夫に、参加者からも感嘆の声が多く聞かれました。
また、パネルシアターを行うことで、子どもたちが新しい物語を創造したり、コミュニケーション能力を高めたりすることにも大変有効であるということもわかりました。
藤田先生本当にありがとうございました。
幼児教育講座①
7月24日(月)東京家政大学ナースリールーム 井桁 容子先生においでいただき、幼児教育講座①を開催いたしました。
井桁先生からは、「今、保育に求められていること」をテーマにお話をいただきました。これからの教育で目指すものや幼児期の子育ての支援のポイントについてわかりやすくご講義していだだき、「子どもの今を把握することの大切さ」や「教師が対応していく力を身につけていくことの必要性」などを考える機会とすることができました。
参加者からは、「これまでの実践について振り返るよい機会になった」「子どもの気づきや表現を大切にし伸ばしていきたい」などの感想がみられました。
井桁先生本当にありがとうございました。
ICT活用講座(エクセル応用)
講座に参加した先生方は、エクセルの関数である「IF関数」や「VLOOKUP関数」、「差し込み印刷」について演習をとおしながら、真剣に取り組んでいました。
講座後の感想からは、「学校に戻ってから今日の研修を生かしていきたい」「アンケートの集計などに活用したい」など前向きな声がたくさん書かれていました。
なお、研修に活用した資料等は、総合教育センターホームページ「研修の参考資料」に掲載しておりますので、是非ご活用ください。
授業力向上Ⅱ小学校理科
本日の午後は「授業力向上講座Ⅱ・小学校理科」です。
「問題解決」についての講義をいただきました。
現行の学習指導要領から新学習指導要領への変更のポイントを踏まえながら、育成する問題解決の能力について実際の授業映像などを見せていただきながらお話していただきました。
後半は、実験を交えながら、「主体的・対話的で深い学び」に向けて学ぶことができました。目の前で温められたインクの水の色が変化します。その驚きや疑問から学びが連続していくことを教えていただきました。参加した先生方も実験をとおして実感しながら学んでいました。
実践をもとにした講義、たくさんの実験など本当にありがとうございした。
授業力向上講座Ⅰ(小学校理科)
「教科の本質に迫る授業の設計」についての講義・演習でした。
今話題の「ヒアリ」の話に始まり、理科の本質を大切にした授業づくりにおける「実感を伴った理解」「言語活動の充実」「意義や有用性を実感する機会」「問題解決の過程」などのポイントについて、お話いただきました。
後半の演習では、「空気鉄砲を飛ばそう」「メダカの卵を観察しよう」「手回し発電機にチャレンジしよう」に取り組みながら、教材の準備や授業展開について考えました。
魅力ある教材には、子どもも大人も惹きつけられます。
積極的に演習に取り組む先生方の姿は、夏の自由研究に取り組む子どものように輝いていました。
2学期から、すぐに授業に生かせるヒントをたくさん教えていただきました。
授業力向上講座Ⅱ(小学校国語)
本日7月27日(木)の午後(13:00~16:20)は、専門研修 教科研修「授業力向上講座Ⅱ小学校国語」を開催しました。
午後の講師はいわき教育事務所 四家知美指導主事です。88名の先生方が主体的に研修に参加していただきました。「今日的な教育課題解決のため、授業のあり方についての研修を深める。」ことをねらいとして、実施いたしました。
「教科の特性を生かした授業の展開」という内容で、講義演習をしていただきました。
「色鉛筆等を使っての言語活動の『見える化』」「インスタント食品の箱を使って話し合う、国語科の活用に向けての授業」など、演習を通して今後の国語科における学習指導の方向性を考えることができました。
授業力向上講座Ⅰ(小学校国語)
本日7月27日(木)の午前(9:15~12:15)は、専門研修教科研修「授業力向上講座 小学校国語」を開催しました。
講師は当センター阿部指導主事が務めます。
76名の先生方に朝早くからお集まりいただき、「教科の本質に迫る授業設計」という内容で、講義演習をしていただきました。
はじめに詩の朗読から始まりました。そして、その詩について自分の考えを持ち、グループでの話し合いを行いました。それぞれ違う意見を互いに聞き合うことで自分の考えを深めることになることを体感をすることをはじめとして、中教審答申の資料、授業スタンダード、教材とのドラマチックの出合いを考えるなどの時間を持ちました。
最後に、授業スタンダートをもとに、授業DVDを視聴しそこから分かったことなどを話し合いました。最後には、各先生方から視聴から感じたことを発表いただきました。事前の準備の素晴らしさ、言語活動の豊かさが学力の高さを生むこと、目標をもたせること、話し合う視点を持たせること、子どもたちが明確にこの授業での着地点や交流の目的をつかんでいることなどが発表されました。2学期へ向けてもうスタートされたと感じました。