カテゴリ:今日の出来事

11月21日 たのしくうつして

2年生の図工です。

いわゆる「ステンシル」の技法を用いた絵を制作しています。

形を切り抜いた紙にスポンジで絵の具をペタペタとつけていき、シルエットのように形を写し取っていきます。

同じ形をいくつでも写し取れることの楽しさに気づくと、どんどん発想が広がっていきます。

一人一人が自由な発想をして、楽しく活動することができました。

11月20日 貴重な体験

午前中、何やら楽しそうな声が外から聞こえてきました。

声を頼りに行ってみると、家庭科室の外で6年生が頭を寄せ合って何かしています。

のぞいてみると・・・洗濯の実習でした。

しかも洗濯板を使っています。赤井小学校には洗濯板があるのです!

洗濯からすすぎ、乾燥までを全自動で行うことのできる洗濯機が当たり前になってきたこの時代ではありますが、

ちょっとした汚れなどで「つまみ洗い」をしたり、旅先で衣類を簡単に「手洗い」をしたりすることは特別なことではありません。覚えておいて損はなし。(とはいえ、さすがに洗濯板の使い方までは・・・)

いずれにしても、貴重な体験ができました。

6年生諸君、大人になったら「子どものころ、洗濯板でごしごし洗濯したことあるよ」と自慢できるぞ!

11月19日 寒さに負けず

今朝はだいぶ冷え込みました。

登校の様子を見ていると、寒さのあまりポケットに手を入れて歩く子も。

寒いのであれば手袋をつけるよう、ご家庭でもお声がけをお願いします。

 

さて、先日もお知らせしましたが、

現在本校では月末の「持久走記録会」に向けての体力づくり・練習が行われています。

今日は、本校の持久走記録会の進め方をご説明いたします。

 

一般的な持久走記録会ですと、いわゆるマラソン大会のように、

同時にスタートした参加者がゴールまでの一定の距離を走り、そのタイムを計る、というものが多いです。

この方式だと「競走」の意識がどうしてもでてしまい、

「○位になった」「○位に入りたい」と学年内での順位に目がいきがちです。

 

しかし、本校の持久走記録会は、

学年ごとに決められた一定の時間(3~6分)で、どれだけの長さを走ることができたかを測る、というものです。

具体的には、「校庭を何週走ることができたか」で記録をとります。

一周に満たない長さは、校庭一周を8等分した目印のカラーコーンをもとに「4週と3/8」のようにして記録とします。

この方式ですと、「△週と▲/8までは走りたい」という個人内めあてに向けて取り組むことができるのはもちろん、走るのが得意な子も苦手な子もみんな同じタイミングで走り終えることができるというメリットもあります。

ただし、低学年は「△週と▲/8」を自分で数えるのが難しいため、一定の長さを走り、そのタイムを計る方式で行います。低学年においても「何位以内に入ろう」というめあての持たせ方ではなく、自分の実力に応じて「△分▲秒以内でのゴールを目指す」というめあてで取り組んでいるところです。

11月18日 どんなおはなしができるかな

1年生の国語です。

教科書の挿絵を見て、動物(登場人物)たちがどんなことを話しているのかを想像し、おはなしをつくってみよう、という学習です。

「□□が△△をしています」と、だれが何をしているか説明する文を書くことはすでに学習済みです。

「うさぎがギターをひいています。」「きつねがつりざおをもっています。」など、一年生が次々と場面絵の様子を説明してくれます。

今日はそこから一歩踏み込みます。

「どんなことを話していると思いますか?」

「ねえ、おにぎり、こうかんしよう?」「はんぶんずつにしようよ」「かけっこしようよ」「いいよ」

一年生は、絵の中の動物たちになりきって会話文を想像し、アイディアを出しています。

口で言うなら、語尾の上げ下げなど、言い方を工夫することでその意図は伝わりやすいのですが、

「おはなしを書く」となると読み手が書き手の思い通りに受け取ってくれるとは限りません。

 

「おにぎりこうかんしてくれない」は「してくれない?」なのか「してくれない!」なのか、あいまいです。

そこで言い方を変えたり、「地の文」で補足したりすることが大切になってきます。

「『おにぎりをこうかんしてくれないかい。』ときいてみました。」とすれば読み手はほぼ間違えずにその意味を理解できます。

様々な言い方に触れ、使ってみる。友達と相談をする中でたくさんインプットして、今後のアウトプットに生かしてほしいです。

 

どんなおはなしができるか、楽しみです。

 

11月15日 消防検定1級

いわき市消防本部による「消防本部検定」なるものがあります。

令和2年度にスタートし、6年生を対象として毎年行われています。

今年度は市内で387名の参加者があったそうです。

その中でも正答率に応じて「級」の認定があり、本校児童1名がで見事「1級」に認定されました。

1級認定者は市内でわずか10名です。

本日は平消防署長様が直々に来校され、認定証の贈呈式が行われました。

この表彰された児童は夏休みの課題の一つとして取り組んでみようと思ったことをきっかけに、独自に調べ学習をして検定に臨みました。

火災だけでなく、自然災害を含め、いつどんな災害が起こるか分かりません。

一人一人が防災・減災の意識を高めて行動することが大切なこの時代、よい学びにつながりました。

 

さて、話題をもう一つ。

本校校舎、教室の南側窓や廊下の北側窓についていたりついていなかったりした「網戸」。

普通教室の窓にはもちろんきちんとついていますが、特別教室ではついていたとしても経年劣化により破れている箇所も多数。廊下の窓にはほとんどついていません。

そこで、破れ箇所の補修 及び ついていないところへの新規取り付けを行いました。

本校周辺は自然もたくさん。ありがたい環境ですが、蜂などによる虫刺されの心配もつきません。

低学年では給食の配膳を廊下で行うことも多いため、衛生環境をよくするためにも新たに付けることにしました。

これでまた少し、安全性が高まりました。今後も安全・安心な学校づくりに努めます。

11月13日 脱穀作業

4年生の稲作の学習もいよいよ大詰めです。

今日は子どもたちのできる最後の工程、「脱穀」を行いました。

前回(10/11)、稲刈りをして「ぼっち」にかけて自然乾燥をさせていました。

子どもたちの頭の高さよりも高かった稲束ですが、今ではだいぶかさが減り、子どもたちの胸の高さくらいまで乾燥が進んでいました。

稲束を外して、次々にコンバインへと投入します。

コンバインに投入された稲束は「籾(もみ)」と「稲わら」とに分けられます。

コンバインへと稲束を運ぶ子、稲束のなくなった「ぼっち」を外して片づける子、コンバインから出てくる稲わらを運び出す子、籾のつまった袋を運ぶ子・・・一人一人ができる仕事を探してよく働いてくれました。

学習田からはおよそ80~90㎏ほどの籾がとれました。

5月の田植えから約半年。

児童が関わることができた作業はほんの一部分でしたが、米作りの苦労と収穫の喜びを感じることができました。

関わってくださったすべての方々に感謝します。ありがとうございました。

11月13日 業間運動

今、各学年では体育の時間に「持久走」の単元に取り組んでいます。

「一つの運動又は複数の運動を組み合わせて一定の時間続けて行ったり,一定の回数を反復して行ったりすることによって,動きを持続する能力を高めること」をねらいとして行う運動で、無理のない速さで5~6分程度の持久走をしています。今日は大休憩に全校生で持久走練習を行いました。

子どもたちの軽やかな走りと言ったら!

11月12日 全校集会

今日は全校集会を行いました。

運営委員会の児童が会の進行を務めます。しっかりとした進行です。

校長からの話は、11月の「持久走記録会」と「読書月間」にちなんで

運動や読書にバランスよく取り組んでほしいことを話しました。

毎日室内に閉じこもっているのではなく、かといって毎日外遊びばかりでもなく、です。

ご家庭でも声がけをよろしくお願いします。

 

集会の中では表彰も行いました。

表彰された皆さん、おめでとう!

11月11日 インスタントシニア体験

4年生が総合的な学習の時間で「インスタントシニア体験」を行いました。

手話教室、点字教室に続き、社会福祉体験学習の第3弾です。

今回も社会福祉協議会様より体験キットをお借りしました。

また、「社会福祉法人 福音会」の方々が今年も講師として来てくださいました。

 

車いすの体験です。

自力で車いすの操作をしてみたり、二人一組で車いすを押したり、押してもらったり・・・と、

様々な状況を体験することができました。

 

「方向を変えるのが難しかった」「人に押してもらう時、声をかけてもらったから進んだり止まったりの心構えができた」「段差をこえるのが難しかった」など、体験してみて気づいたことがたくさんありました。

 

さて、こちらは身体の動きの不自由さを感じる体験です。関節部分を固定して可動域をせまくすることや重りをつけること、ゴーグルで視野を狭くすることなどにより、普段何気なく行っている日常生活がどうなるかを体験します。

 

「階段は上るときよりも下りるときの方が怖かった」「今日は短い時間だけだったけど、長い時間動かなかったら大変だと思った」「ペットボトルをなかな開けられなかった。誰かが助けないと大変だと思った。」など、こちらも新たな気づきがたくさんありました。

11月8日 インプットからアウトプットへ

4年生の国語です。

説明文を読み取る学習を終えた4年生。

今度は自分が興味を持った工芸品についてその魅力を伝えるリーフレットを作る活動に移りました。

「学習して得た(インプット)知識や技能」を「表現(アウトプット)に生かす」活動です。

10年前、20年前、30年前と比べて「興味を持った内容について自ら調べ、まとめたことを伝える」といった活動が、各教科でずいぶん増えました。一斉教授型ではない授業が増えています。

調べ学習に対応すべく、図書資料も充実しています。

担任は、「調べ」「まとめ」について一人一人の進み具合を確認し、状況に応じて相談にのったりアドバイスをしたりしています。

「学ぶ(まなぶ)」ことは「真似る(まねる)」こと。教科書にある書き方の例を参考に、一人一人が自分の言葉で文章を綴っていきます。こういった活動を積み重ねて子どもたちは自己の表現力や伝える力を身につけていくのです。