こんなことがありました。

2022年12月の記事一覧

昨日の研究授業の様子です

1年生の英語の授業と3年生の国語(書写)の授業で研究授業が行われました。

1年生の英語の授業では、行きたい国やその国でしたいことを英語で尋ねたり答えたりする内容の授業でした。

タブレットでいろいろな国を調べながら行きたい国を考えていました。

「アメリカで自由の女神を見たい」「フランスに行って凱旋門を見たい」「エッフェル塔を写真で撮りたい」「ブラジルでサッカーの試合を見たい」などの希望が出ていたようです。

 

3年生の国語の授業は書写の授業でした。

行書の特徴を確認しながら「光風動春」の練習をしていました。

 

今日の研究授業②

1年生の保健体育のマット運動の様子です。

前回の授業で撮影した自分の側方倒立回転の様子をタブレットで確認してから、連続技につなげるための側方倒立回転の練習を、それぞれのレベルに応じて練習しました。

今日の研究授業①

今日と来週の月曜日は研究授業が2時間ずつあります。

本日最初の研究授業は、3年女子体育のダンスの授業でした。

自由振り付けの部分を考えてつなげる活動で、タブレットで撮影しながら振り付けを確認していました。

小山 実稚恵さんによる芸術鑑賞教室(3)~3年生編~

 12月6日(火)にいわき芸術文化交流館アリオスの音楽小ホールで行われた、小山 実稚恵さんによるピアノ・コンサート。 体育館が改修中で使用できないために今年度の実施方法を模索していた去年の今頃、アリオスさんのご厚意そして小山さんのご快諾で決定した芸術鑑賞教室です。14時からはこの日3回目となる3年生対象の公演が行われました。

 日本を代表するピアニストである小山さんがわざわざ平三中生のためにいわきを訪れることになったのは、昨年11月に小山さんが主催する「こどもの夢ひろば "ボレロ" コンサート」取材のために仙台市を訪れ、インタビューそして映像制作を行ったことがきっかけです。そのエピソードが冒頭に紹介されて始まったコンサートは、小山さんとの絆が感じられる特別な時間となりました。 

 予定されていた7曲が終了し、生徒たちからの鳴り止まぬ拍手に再びステージに登場した小山さん。何と予定外のアンコールに応えてくださいました。曲はベートーヴェンの「エリーゼのために」。誰もが知る有名曲ですが、演奏前の小山さんからのひと言に胸を打たれました。「『エリーゼのために』を平第三中学校3年生のために…」

 今回のコンサートが実現するきっかけを作った生徒からのお礼の言葉そして花束の贈呈に、笑顔で応える小山さん。「音楽は一期一会」…この日何度も小山さんが話した言葉の意味をしっかりとかみしめて、これからの生活が豊かになることを期待したいと思います。

 小山さん、調律師の杉浦さん、そして実現のために1年前からお骨折りいただいたいわき芸術文化交流館アリオスのみなさん、本当にありがとうございました!

 

小山 実稚恵さんによる芸術鑑賞教室(2)~1年生編~

 ピアニストの小山 実稚恵さんによる芸術鑑賞教室。11時30分からの第2回目は、1年生を対象にした公演です。

 

 ふだんのリサイタルとは違って、小山さんは 演奏の前に毎回作曲家や演奏曲についてわかりやすく説明をしてくださいました。1年生には具体例を出したりして、よりわかりやすく丁寧に説明されていたように感じます。

 

 今回の公演で演奏されたのは7曲。まずは今いちばんのお気に入りというシューベルトの即興曲です。それぞれに特徴が異なる3曲の音色が、目の前のピアノからあふれ出してきます。

1曲目 シューベルト「即興曲 Op.142-2 」

2曲目 シューベルト「即興曲 Op.142-3」

3曲目 シューベルト「即興曲 Op.90-2」

 続いて演奏されたのは、作曲家が右手を使えないときに生まれたというノクターン(夜想曲)。左手のみで演奏するように書かれたこの曲を小山さんが選んだ理由は2つあって、ひとつは「どんな困難にぶつかっても、あきらめずにその時にできる限りのことをすることの大切さ」を伝えたいということ。平三中では全学年の生徒がパラスポーツ体験を通して、共生社会実現のために自分にできることを考えています。きっと生徒たちも共感できたのではないでしょうか。

 そしてもうひとつは、ロシア出身の作曲家が今のウクライナとロシアの戦争をどのような思いで雲の上から眺めているかという気持ちから。誰もが平和を望んでるのに、現実に目を向けると争いごとが絶えません。きっと生徒たちの心にもいろいろな思いが浮かんだはずです。 

4曲目 スクリャービン「左手のためのノクターン Op.9-2」

  そして最後は誰もが知っているショパンの名曲が3曲続きました。あまりにも美しい「ノクターン」、情景が浮かぶ軽やかな「子犬のワルツ」、そして1月のコンサートでも大ホールに感動をもたらした「英雄ポロネーズ」…あっという間の45分が過ぎて、1年生の生徒たちも大いにトークと演奏を満喫したようです。

 

5曲目 ショパン「ノクターン Op.9-2」

6曲目 ショパン「子犬のワルツ」

7曲目 ショパン「英雄ポロネーズ」

 

 午後の部はいちばん人数が多い3年生を対象にした演奏会です。この様子は次回ご報告します。

 

 

小山 実稚恵さんによる芸術鑑賞教室(1)~2年生編~

 12月6日(火)に、いわき芸術文化交流館アリオスで芸術鑑賞教室を実施しました。講師としてお招きしたのは日本を代表するピアニストの小山 実稚恵さん。 今年1月には定員1700名の大ホールでリサイタルが行われましたが、「音楽やピアノの魅力をより身近に感じてほしい」というご本人の強い希望で、定員200名の小ホールでの開催となりました。 もちろん一度に全校生徒は入れないので、学年ごとに3回公演を実施していただくという、何とも贅沢なプログラムです。まずは10時15分から行われた2年生対象の公演の様子をご紹介します。

 まずは単なる鑑賞会にならないように、アリオスがいわき市で果たしている役割や音楽を直接聴くことの素晴らしさ、そして小山さんの経歴やお人柄について、アリオスで音楽学芸員を務める足立 優司さんが説明してくださいました。 

 続いてはいよいよ小山さんの登場です。「作曲家の気持ちや魂を伝えることを大切にしている」「同じ曲でも音は刻々と変わり続ける」といったお話に、生徒たちは真剣に耳を傾けていました。 

 そしてスタインウェイでのピアノ演奏が始まりました。その繊細かつダイナミックな音色に、「鳥肌が立った」「このようなピアノの音は初めて聴いた」といった声が聞かれました。

 全7曲のプログラムが終わり、生徒代表からお礼の言葉が伝えられました。もっともっと聴いていたい… 誰もがそんな思いを胸にした45分間となりました。

 

 次回は2回目の公演となる1年生での芸術鑑賞教室の様子と、演奏された曲目をご紹介します。

 

昨日の研究授業の様子です

昨日は、初任者の先生(理科)と2年次研修の先生(美術)の研究授業を行いました。

理科の授業では「上空で雲ができる理由を考える」、美術の授業では「ピクトグラムの中間発表会を行って、他の生徒の作品から自分の作品を見直す」といった内容の授業でした。

どちらの授業も生徒のみなさんが楽しそうに活動している様子がとても印象的な授業でした。

小山 実稚恵さんのトークショーに参加、すると何と…!

 12月6日(火)に行われる芸術鑑賞教室の前夜に、アリオス音楽小ホールで行われた小山実稚恵さんのトークショー。 二度にわたって取材やインタビューをさせていただいた生徒2名が、翌日の公演を待ちきれずに参加しました。世界的な活躍はもちろん、いわきには何度も足を運んでくださっている小山さんの生の声が聞けるとあって、会場にはたくさんの方々が詰めかけました。

 ちなみに明日の会場もこの音楽小ホール。こんなに近くで小山さんのピアノの音色に触れられるのは、二度とない素晴らしい機会です。この夜も軽妙なトークはもちろん、スタインウェイのピアノで奏でられるベートーヴェンとラフマニノフの音色に、来場者はすっかり魅了されていました。

 終演後にはステージ上のピアノを実際に触る機会も設けられました。音の出る仕組みなどを、アリオスの足立さんや小山さんの専属調律師を17年間務めている杉浦さんから直接お伺いすることができました。

 すると何とステージに小山さんが! 生徒たちとは、1月以来3回目となる面会です。今回のトーク&演奏の感想はもちろん、翌日の芸術鑑賞教室への期待をお伝えしました。小山さんもひじょうに翌日の公演を楽しみにされているとのこと。演奏曲も決まり、大ホールでは決して味わえないピアノの魅力を伝えたいとおっしゃっていました。

 午前中に2年生と1年生、そして午後には3年生を対象に行われる今年の芸術鑑賞教室。ぜひ素晴らしい体験をしてくださいね!

 

朝練開始!

新人駅伝大会に向けて特設駅伝部の活動が始まりました。

寒い中ですが元気いっぱいに活動しています。

1年生がサン・アビリティーズでパラスポーツを体験

 昨年の東京オリンピック&パラリンピックから1年。ずいぶん昔のことのように感じますが、その精神をレガシーとして受け継ぐことを忘れてはいけません。そこで、12月13日(火)に総合体育館で実施するのがパラスポーツ体験。共生社会実現に向けて何が必要かを、1年生が活動を通して学びます。 今日はその下準備として、10名の生徒が湯本のサン・アビリティーズを訪問して、競技のルールはもちろん、どのような工夫をしたら例え身体に障がいがあってもみんなで楽しめるかを学びました。 

 講師を務めたのは施設長の菅野 英輔さん。昨年も平三中でパラスポーツの素晴らしさを現2年生に教えてくださいました。まず体験したのはボッチャです。 見たことがある生徒はいましたが、ボールに触るのも実際に投げるのも全員が初体験。最初は思ったところになかなかコントロールできませんが、少しずつ上達して、最後には2チームに分かれてゲームを楽しみました。 

 続いて体験したのはシッティング・バレーボール。下半身が不自由でもバレーボールを楽しめるようにと考案されたスポーツです。同伴の先生方も一緒に体験しましたが、性別も年齢も経験も関係なく楽しめるのがパラスポーツの素晴らしいところ。とはいえ、なかなかラリーが続かない姿を見て菅野さんが提案したのは「ルールを工夫すること」です。「1バウンドでもOKにしては?」「サーブは前から打ってみようか?」「ボールは柔らかいものにしたら?」…ルールや道具を工夫することで、全員がラリーやゲームを楽しめることを知った生徒たち。共生社会実現のために必要なヒントを得たようです。

 あっという間に1時間の体験が終了。パラスポーツの精神をしっかりと学んだ生徒たちは、13日(火)の体験会でも準備から競技の運営、後片付けまで進んで取り組もうとする姿勢が身についたようです。そしてそれが1年生全員に伝わることを願っています。

 サン・アビリティーズのみなさん、本日はお忙しい中本当にありがとうございました!