こんなことがありました。

小山 実稚恵さんによる芸術鑑賞教室(1)~2年生編~

 12月6日(火)に、いわき芸術文化交流館アリオスで芸術鑑賞教室を実施しました。講師としてお招きしたのは日本を代表するピアニストの小山 実稚恵さん。 今年1月には定員1700名の大ホールでリサイタルが行われましたが、「音楽やピアノの魅力をより身近に感じてほしい」というご本人の強い希望で、定員200名の小ホールでの開催となりました。 もちろん一度に全校生徒は入れないので、学年ごとに3回公演を実施していただくという、何とも贅沢なプログラムです。まずは10時15分から行われた2年生対象の公演の様子をご紹介します。

 まずは単なる鑑賞会にならないように、アリオスがいわき市で果たしている役割や音楽を直接聴くことの素晴らしさ、そして小山さんの経歴やお人柄について、アリオスで音楽学芸員を務める足立 優司さんが説明してくださいました。 

 続いてはいよいよ小山さんの登場です。「作曲家の気持ちや魂を伝えることを大切にしている」「同じ曲でも音は刻々と変わり続ける」といったお話に、生徒たちは真剣に耳を傾けていました。 

 そしてスタインウェイでのピアノ演奏が始まりました。その繊細かつダイナミックな音色に、「鳥肌が立った」「このようなピアノの音は初めて聴いた」といった声が聞かれました。

 全7曲のプログラムが終わり、生徒代表からお礼の言葉が伝えられました。もっともっと聴いていたい… 誰もがそんな思いを胸にした45分間となりました。

 

 次回は2回目の公演となる1年生での芸術鑑賞教室の様子と、演奏された曲目をご紹介します。