日誌

2019年12月の記事一覧

薬物乱用防止教室・健康教室・消費者教育


今年度は外部講師を招いた講座を通して、多様な教育活動に力を入れています。
今回は、これまでの講話(教室)の様子をまとめてお届けします!

 

11月11日、小白井中学校にて、川前中・桶売中・小白井中の3校合同の薬物乱用防止教室が実施されました。

いわき市保健所薬剤技師の木村祐一様をお招きし、薬物や「たばこ」の危険性・依存性について講話いただきました。

「薬物に一度でも手を出すと、脳が破壊され、一生逃れられない苦しみを味わいます。」

薬物のレプリカや、たばこ一箱吸った場合のタールの量を見せていただきました。

薬物依存による影響を映像や講話から学び、子どもたちは薬物についての理解を深めていました。

 


11月27日、県の「食習慣・肥満等の健康教育に係る専門家派遣事業」を活用し、かしま病院の医師 藤原学先生にお越しいただき、肥満などの生活習慣病改善・予防対策についてお話しいただきました。


保護者の皆さま、地域の皆さまにもお声かけし、一緒に受講。

 

「太っているって良いことなのかな…?」
という投げかけから講座は始まりました。

 

福島県は全国平均に比べ、肥満傾向時の出現率が高いとのこと。
そして、子どもの肥満は大人になっても肥満になる確率が高く、それによって高血圧や糖尿病、さらには脳卒中や心筋梗塞などを引き起こし、健康寿命が短くなってしまうそうです。

それを聞いて少しずつ表情がこわばる子どもたち…。

「では、健康に過ごすための3つの柱を学んでいきましょう!」

≪健康を支える3つの柱≫
① バランスの良い食事
② 一日60分間の運動
③ 規則正しい生活・休養

栄養バランスと食事のリズムを整えた食生活、適度な運動、8時間以上の睡眠、といった規則正しい生活習慣を身に付けることが大切だそうです。
生活習慣を変えることは簡単なことではありませんが、少し意識を変えて、健康を維持する生活を心掛けていきたいものです。

 


11月29日、いわき市消費者教育推進計画に基づき、市消費生活センターのコーディネーター本田裕子先生にお越しいただき、中学生を対象とした講話をいただきました。


「皆さんは18歳で成人します。
 18歳から大人としての責任が発生してしまうため、“契約に関するトラブル”について学習していきましょう。」


現代社会は日常生活のすべてが“消費生活”
そこで生きる消費者に起こりうる様々なトラブルについて、クイズ形式の講話を通して理解を深めました。

“契約”は「申し込み」と「承諾」があれば口約束でも成立するため、誰もがトラブルに巻き込まれる危険性があります。

マルチ商法や、欠陥商品による損害、オンラインゲームの高額請求などに対する対処法を教えていただきました。

かしこい消費者になるために、正しい知識を身に付けることができました。

 

 

それぞれの講座を通して、様々な価値観や知識・技能を持った人たちとふれあうことができました。

子どもたちが多様な人間関係を構築していく上で大きな経験になったと思います。

お忙しい中足をお運びくださった講師の皆様、ありがとうございました。

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