2020年12月の記事一覧
小川江筋補修工事見学(4年)
低い太陽がまぶしく、あまり寒さを感じない穏やかな一日となりました。
さて、今日は4年生が、学校の裏で行われている「小川江筋」(用水路)の補修工事を見学させていただきました。4年生は社会科の学習で、郷土の偉人「澤村勘兵衛」や、澤村勘兵衛が今から300年以上も前に築造した「小川江筋」について学習しています。
一昨日に引き続き、今日もいわき農林事務所と建設会社の方が、この授業のために来てくださいました。お忙しい中、ありがとうございます。
早速、補修工事中の小川江筋へ移動。
今日は特別に、普段は入ることのできない水路の側道に入って見学をさせていただきました。
まずは、補修前の水路を見ながら、どうして補修が必要なのかを学びました。時間が経つと、コンクリートにひび割れなどが多くなり、水漏れにつながってしまうとのこと。この場所の補修工事は50年ぶりなのだそうです。
工事の過程を、資料を使って分かりやすく説明してくださいました。
「江戸時代はどんな水路だったのですか?」「江戸時代はコンクリートはなく、かたい岩盤を掘ったものだったのですよ」積極的に質問して学びを深めました。
熱心に説明を聞きます。
遠くからではありましたが、江戸時代に岩盤をくりぬいた「ずい道」(トンネル)のあとも見ることができました。ちなみに、近づくと江戸時代の人々がほったであろう手彫りのあとも見えるそうです。
最後は、底面を補修した箇所を見学し、今後どのように補修されていくのかも教えていただきました。
この学習を通して、300年以上も大切に使われてきた小川江筋を、この先もずっと大切に使っていくために大切な工事だということが分かりました。そして、澤村勘兵衛の思いが今も受け継がれていることを感じることができました。
いわき農林事務所と建設会社の皆様、今日もお忙しい中、子どもたちのために特別に授業をしてくださりありがとうございました。おかげさまで、たいへん充実した学習となりました。ご協力に心から感謝いたします。
下校の様子から。
今週も元気にがんばりました。来週で2学期も終わり。土日もしっかり感染症の予防をして、来週も元気に登校しましょう。
チューリップの球根
1年生が教室前の花だんにチューリップの球根を植えていました。「新しい1年生がよろこんでくれますように」と願いを込めて植えました。
プランターに植えた球根にもしっかり水やり。
「はやく大きくなってね」と声をかけながら水やりをしていました。チューリップが咲く頃には2年生に。やさしいお兄さん、お姉さんになることでしょう。チューリップ、大事に育ててくださいね。
風は冷たかったですが、今日もきれいな青空が広がりました。寒さに負けず、明日も元気に登校しましょう。
はたらく車を見学
校庭には、朝から2台の大きな工事車両。
1台は「アジテータ車」。コンクリートを混ぜながら運ぶ車です。荷台に大きなドラムが付いています。
もう1台は「コンクリートポンプ車」。コンクリートを工事の現場まで送る車です。大きなあしと、長いホースが付いています。
さて、今日はその2台の工事車両を子どもたちが見学しました。1年生は国語の学習で「はたらく車」を説明する文章を書いたばかり。
図鑑で調べた「はたらく車」を実際に間近で見るという貴重な機会に恵まれました。
普段見られない車に子どもたちは興味津々です。
さらに、建設会社の方や、いわき農林事務所の方が車や工事のことを詳しく教えてくださいました。
ドラムの回転を逆にするとコンクリートが出てくるとのこと。ドラムからコンクリートが出てきた時には、子どもたちから大きな歓声があがりました。
そのあとは、コンクリートがはき出される場所に移動し、どんな作業をしているのかも見学させていただきました。
まだ柔らかいコンクリートをきれいにならす作業にも子どもたちは興味津々でした。
今日は、普段見られない貴重な工事の現場をたくさん見せていただきました。二つの「はたらく車」にも詳しくなりましたね。
工事関係者の皆様、今日は作業中にもかかわらず子どもたちのためにご協力をいただきありがとうございました。
※現在学校の裏にある小川江筋(用水路)の補修工事が行われています。
休み時間の様子から。
特別日課のため短い休み時間でしたが、青空の下、みんな元気に遊んでしました。明日も晴れるといいですね。
息を合わせて
風の冷たい一日でした。今週はさらに冷え込むとのことです。服を一枚多く着るなど、防寒対策をお願いいたします。
2年生では体育の授業。この時は、二人でリズムを合わせて跳ぶなわとびに挑戦していました。
はじめは、少し難しそうに見えましたが、
次第に「せーの」のかけ声が聞こえ始めます。
すると、だんだん息が合ってきて上手に跳べるペアが増えていました。
失敗しても、笑顔でまたチャレンジする、ほほえましい様子もたくさん見られました。
手話教室(4年)、micro:bitでセンサーライト(6年)
今日は冬晴れのよいお天気。朝、校庭の上をハクチョウが隊列を組んで飛んでいきました。
さて、今日は4年生で「手話教室」がありました。
講師として来ていただいたのは、手話通訳のお仕事をしている方です。
最初は、耳が聞こえない人の生活についてのお話。
耳が聞こえない人は、光や振動の合図を、音の代わりにしているということなどが分かりました。
続いては、手話についてのお話。
手話でのあいさつや、名前の手話表現を一人一人ていねいに教えていただきました。
みんな自分の名前を手話で表せるようになりました。ぜひ、お家の人にも教えてあげてほしいと思います。
4年生の子どもたちはたいへん興味をもって手話の学習に取り組んでいました。手話のことを楽しく学ぶことができましたね。講師の先生、お忙しい中授業をしていただきありがとうございました。
6年生ではICTサポーターの先生と「micro:bit(マイクロビット)」を使ったプログラミングの学習を行いました。
今日行うプログラミングは、マイクロビットに付いている光センサーを利用します。
周囲が暗くなると、マイクロビットがLEDランプに電気を送ってランプを点灯させるという仕組みをプログラミングします。画面の表示も、明るい時と暗い時とで表示する形が変わるようにします。
子どもたちが作成するプログラミングはこんな感じです。
さて、一見難しそうな作業ですが、6年生はすでに何度かマイクロビットを使っていることもあってか、サクサクとプログラミングを組み立て、マイクロビットに指示を出していきます。
こういった分野の子どもたちの適応力にはいつも驚かされます。
電気の回路もしっかりつなげて、あっという間にマイクロビットのセンサーライトを完成させていました。
手をかざして暗くすると、
プログラミングの指示通りランプが点灯しました。
身近に使われているセンサーライトもこういった仕組みでできているのですね。ICTサポーターの先生、今日もありがとうございました。
冬晴れの日の休み時間の様子。
2学期も残り9日となりました。来週も元気にがんばりましょう。
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