カテゴリ:職能研修Ⅰ

特別支援教育コーディネーター研修

 5月23日(木)に特別支援教育コーディネーター研修を行いました。悉皆研修として市内全小・中学校の特別支援コーディネーターの先生方にお集まりいただきました。

 この研修は、特別な支援を必要とする児童生徒の支援を校内体制を生かして組織的・系統的に進めるためのマネジメント力の向上と、合理的配慮についての理解を図ることを目的としています。

 まず、総合教育センター教育支援室長より、「特別支援教育コーディネーターは学校支援の要」という演題で講義・演習を行いました。

 本講義・演習では、特別支援教育コーディネーターの先生方からの事前アンケートの結果を踏まえ、関係機関との連携、児童生徒の言動の「見とり」方、ケース会議、先生方との連携、自立活動、そして保護者との関係づくりについて理解を深めました。

 後半は「特別支援教育コーディネーターの各学校での取り組みについて」という演題で教育支援室指導主事が講義・演習を行いました。学校現場の現状からの課題(特別支援教育コーディネーターの役割)、教育審議会までの流れ(特別支援学級入級までにできること)、そして、学校で起きていること(学校体制の中でできること)について、演習をとおして学びました。

 その演習では、本市のSSWから実際にSSWが学校や保護者とどう関わるのか、具体的にお話がありました。

 特別支援教育コーディネーターの先生方にとっては、特別な支援を必要とする児童生徒の支援を校内体制を生かして組織的・系統的に進めるために実際にどう関係機関と連携を図っていくのか、ヒントをたくさん得られた研修となったと思います。