出来事
「寄付へのご協力ありがとうございました!」~2年生チームより
「コロナ禍で活動が制限されているNPO法人をオンラインで支援しよう!」という志を持って秋から活動してきた平三中の生徒たち。応援動画の制作やウェブ会議でのプレゼン、そして氷点下での募金…と活動をしてきましたが、その寄付期間が1月18日(月)の23時59分で終了しました。
大阪市にあるNPO法人「日本クリニクラウン協会」さんを支援している平三中2年生チームが集めた寄付金の合計額は 126,000円。校内での募金活動でお預かりした 47,841円 に加え、地域の方々、さらには遠く離れた場所に暮らす方からもたくさんのご寄付をいただきました。
なお、1月23日(土)にはオンラインで寄付金の贈呈式が行われます。2年生チームをはじめ全国のクリニクラウンさんを応援してきた生徒たちがお預かりした大切な寄付金は、その場でお渡しすることになります。その様子はまた後日ご報告させていただきますので、どうぞお楽しみに。
こちらは2年生チームの生徒たちから預かったみなさんへの感謝のメッセージです。ホームページを見て寄付してくださった方もいらっしゃると聞いております。本当にご協力ありがとうございました!
1週間のスタート
全国的に新型コロナウイルスの感染拡大が収まらず心配な状況ですが、保護者の皆様にお知らせしたように、教育活動の一部制限と感染症対策を徹底して学校生活を送っています。
放送朝会により1週間がスタートしました。生徒週番長からは今週の目標「教室環境を整えよう」について確認がありました。『環境』にはいろいろな要素が含まれます。感染症等の予防の観点、学習の充実のための観点から、望ましい環境になるように努めていきましょう。
今週の講話は1学年が担当です。先週再会した教え子の方(成人している方です)が、「中学校時代の部活動での経験が社会人となっても様々な場面で役に立っている」と話されていたそうです。協力して物事を成し遂げること、目標に向かって努力すること、挨拶や礼儀を大切にすること等々です。当時苦労したことなども、大人になってからの財産になっているとのことです。
今は新型コロナウイルス感染拡大の影響で部活動が中止されていますが、技術を高めるだけでなく、主体的な活動を通して、将来に役立つ多くの経験をしたり学んだりできる場としていきたいですね。
【放送朝会に先立ち表彰を行いました。おめでとう!】
〇剣道段位審査における認定者
あと4日!NPO法人支援のボランティア活動
コロナ禍の中、活動に制約を受けているNPO法人を支援しようとボランティア活動に取り組んでいる平三中の生徒たち。1月18日(月)の募金締め切りを前に、厳しい冷え込みにも負けずに2年生チームが朝の募金活動を行いました。
12月の時も募金してくれた生徒が今回も協力してくれたり、わざわざ立ち止まって募金してくれる生徒がいたり、「頑張って!」と声をかけてくれる生徒がいたり…氷点下ではありますが、みなさんの気持ちの温かさを感じることができました。
さらにこの日は職員玄関前で募金活動を実施したということで、たくさんの先生方から寄付をいただきました。朝の忙しい時間帯にも関わらずご協力いただいた先生方、本当にありがとうございました!
明日は「多摩草むらの会」さんを応援している1年生チームが職員玄関前と1年昇降口、「日本クリニクラウン協会」さんを応援している2年生チームが2年昇降口で募金活動を行います。また、ウェブサイトからの寄付も可能ですので、生徒たちが制作した動画視聴も併せてご協力よろしくお願いいたします。
雪の朝~足下にお気をつけて!
天気予報通り雪の朝となりました。どうぞ足下にお気をつけて登校していただければと思います(私立高校入試もあります。運転にもご注意ください)。
テレビ放映予定~いわき震災伝承みらい館にて収録
冬休みに行ったスタディーツアーの様子を数回にわたってご紹介してきましたが、1月5日(火)に訪問した「いわき震災伝承みらい館」さんで学習している際にテレビ局の取材を受けました。
アナウンサーの方が施設紹介をされていたのですが、熱心に展示を見つめ震災当時の様子を学習している中学生の姿が目にとまり、お声掛けいただいたというわけです。
放映はテレビユー福島(TUF)さんで毎日夕方に放映している「Nスタふくしま」内のコーナーで、1月14日(木)18時15分~の予定です。どのような気持ちで施設を訪問し、何を学んだのか?生徒の生の声をどうぞお聞きください。
スタディーツアー・ファイナル!~アグリパークいわき
「エネルギーを通して これまでの10年とこれからの10年を考える」活動を行っている平三中の2年生。映像制作班のメンバーが冬休みを活用して撮影や取材を行った様子をご紹介しています。まずはじめに見学したのは、水素燃料電池で走る路線バスSORAです。12月のスタディーツアーで浪江町にある水素製造プラントに立ち寄りましたが、実際に地元いわきで運用されていると聞いてその静かさを体感しました。ちなみに路線バスとして水素燃料電池のバスが走っているのはいわきだけだそうです。
続いて訪れたのは、四倉町にある「アグリパークいわき」さんです。実はこちらも12月のスタディーツアーでお邪魔して追尾式の太陽光パネルを見学させていただいたのですが、ちょうどその時にハウスで栽培されていたイチゴ狩りが始まったということで再度訪問したというわけです。
冷え込みの厳しい日でしたが、温度や湿度がしっかりと管理されているハウスの中には真っ赤に実ったイチゴがたくさん!美味しいイチゴの見分け方や簡単にもぎ取る方法を教えていただいたら、さっそくイチゴ狩り開始!かおり野と章姫(あきひめ)の2種類のイチゴの味や香りの違いを十分に満喫すると同時に、太陽光エネルギーがもたらす恩恵をしっかりと(舌で?)感じたようです。
今回もたくさんの方々のお世話になりました。本当にありがとうございました!
スタディーツアー・ファイナル!~いわき震災伝承みらい館
冬休み期間を活用して市内の震災やエネルギー関連の施設を巡るスタディーツアーに出かけた平三中2年生の映像制作班。アクアマリンふくしまに続いて訪れたのは、いわき市でいちばん津波の被害が大きかった薄磯地区に昨年5月30日にオープンした「いわき震災伝承みらい館」さんです。
東日本大震災が起こったときには3~4歳だった生徒たち。当時の詳しい様子は後で新聞やテレビで追体験したのみです。当時の津波が押し寄せたときの様子の写真や映像、そして当時の思いを語り継ぐ方々の言葉に大きな衝撃を受けたようです。また館内には調べ学習ができるようなワークシートも用意されており、生徒たちはひとつひとつの展示からたくさんのことを学ぶことができました。
特に生徒たちの目を釘付けにしたのは、かつてこの地に建っていた豊間中学校にあった黒板やピアノの展示です。地震と津波が襲ったのは、市内中学校で卒業式が行われた日の午後2時46分18秒。ちなみに現2年生が来年卒業式を迎えるのも3月11日の予定です。10年前の卒業生たちの想いを生徒たちはどのように受けとめたのでしょうか。
その3月11日には、来館者たちが思いを込めて書いた黄色いフラッグが建物に掲げられるとのこと。その日生徒たちはラトブにてエネルギープロジェクトの全国発信プレゼンがあるため来館することはできませんが、今回訪問して感じたことをメッセージとして記入してスタッフの方に託しました。
ふと気がつくと、予定の時間をはるかにオーバーして2時間以上も学習をさせていただきました。長い時間ていねいに説明してくださったスタッフのみなさん、本当にありがとうございました!
スタディーツアー・ファイナル!~アクアマリンふくしま
キャリア教育の一環として「エネルギーを通して これまでの10年とこれからの10年を考える」をテーマに2年生が取り組んできた活動もいよいよ大詰め。最終的には、震災からちょうど10年となる令和3年3月11日に実施する発表会がゴールとなりますが、その日を迎えるまでにまだまだ学びたいことはたくさんあります。今回は、8月の猛暑の時期から紅葉の秋、クリスマスのイルミネーションに彩られた師走の時期…と断続的に実施してきたスタディーツアーのファイナルとなる活動の様子をご紹介します。訪れたのは「アクアマリンふくしま」さん。12月に訪れた双葉町の東日本大震災・原子力災害伝承館で、アクアマリンふくしまの建物内部で撮影された映像を見た生徒たちが「実際に足を運んで当時の様子を教えていただきたい!」と強く希望したのです。
ふだんは遠足や総合学習などで訪れた学校団体を対象に行われる講座ですが、たった4名の生徒のために年始最初の開園日でたいへんお忙しい中にもかかわらず特別に講義をしていただきました。この場をお借りして御礼申し上げます。45分間の学習では、当時の職員の方が撮影した被災直後の生々しい写真や映像を見せていただきました。当時3~4歳だった生徒たちは、楽しい思い出しかないアクアマリンふくしまの建物に津波が入り込み、電源が失われて多くの生き物が死んでしまった事実を知り、かなりのショックを受けていました。そしてそれ以上に、全職員が一丸となって復旧活動に取り組み、全国からの支援のおかげもあって震災からたった4か月後に再オープンしたという事実に心動かされたようです。
講義の後は館内を閉園時間ギリギリまで見学させていただきました。目の前で愛くるしい表情を見せる生き物たちも、長い時間を車で移動して全国各地の水族館で保護してもらったり、震災直後に生まれて命を繋いできたという歴史を持っています。生徒たちは命の大切さとその尊さを感じずにはいられませんでした。
また、カワウソの生態がわかりやすく展示されている水槽では、飼育員さんとの交流の様子やえさを食べる姿などを間近で見ることができました。久しぶりの訪問となる生徒も多かった今回、改めて地元の水族館の取り組みの素晴らしさや震災からの復興にかけるスタッフのみなさんの強い思いを知ることができました。本当にありがとうございました!
3学期スタートの日
いよいよ3学期がスタートしました。新型コロナウイルスの感染が心配な状況が続いていますが、基本的な感染症対策を継続し、充実した毎日を過ごしましょう!
【始業式 校長式辞】
3月の卒業式・修了式まで、3年生は進路実現に向けた取り組み、1・2年生は学年のまとめと進級への取り組みを充実させていくことを話しました。さらに、感染症防止に向けた5つの基本的な行動を継続していくことを確認しました。
【1学年代表 三学期の抱負】
三学期の目標は、日々の授業への関心を高めることです。クラス全体が一つになり、学力の向上に向けて努力していきたいです。(抜粋)
【2学年代表 3学期の抱負】
生活面も学習面も充実した学期にしたいです。4月には最上級生になるので、しっかりとした態度で日々の学校生活を過ごしていきたいと思います。そして、自分自身も成長していきたいです。(抜粋)
【3学年代表 3学期の抱負】
「志望校全員合格」という目標に向かって、3学年全体で落ち着いて勉強できる雰囲気づくり、環境づくりを心がけていきたいです。また、3学期はわたしたちの旅立ちの時期ともなります。仲間とともに過ごす残りわずかな時間を、大切に過ごしていきたいと思います。(抜粋)
始業式終了後は、美化活動と学級活動を行い、午前中に2時間の授業を行いました。長期休業明けですが、どの学年も意欲的に取り組んでいました。スタートダッシュは成功ですね!
受験生は今日から始動!
始業式は明日行われますが、本日、3年生は通常通り登校し学力テストを行っています。自分の勉強の成果を試す貴重な機会ですね。
しかし、ここがゴールではありません。このテストの結果が良くても悪くても、今後の学習に繋げることが大切ですね。全員が進路の目標を達成できるように頑張っていきましょう。全力で応援します!
始業式は、明日1月7日(木)に行われます。保護者の皆様には昨日メールでお知らせしましたが、1校時に始業式および美化活動、2校時に学級活動、3校時に木の3授業、4校時に木の4授業を行い、11時55分頃に放課に予定です。部活動はありませんのでお弁当は不要です。
翌日の1月8日(金)は給食がありませんので、お弁当持参となります。
生徒の皆さん、明日は元気に登校してくださいね! 新たな気持ちで学校生活をスタートさせましょう!
学校2日目もスタディーツアー!~ in いわき震災伝承みらい館
部活動などが始まって2日目の1月5日(火)、この日もキャリア教育の一環で映像制作を行っているメンバーは、市内でのスタディーツアーに出かけました。
到着したのは津波の被害がいちばん大きかった薄磯に建てられた「いわき震災伝承みらい館」さんです。係りの方から詳しく説明していただきながら、展示を見学させていただきました。
するとなぜか逆取材?!詳しくは後日お伝えします。
学校初日はスタディーツアー inアクアマリンふくしま
仕事始めのこの日、エネルギープロジェクトの映像制作メンバーはさっそくスタディーツアーに出発!向かったのはアクアマリンふくしまさんです。どんな学習をするのか?詳しくは次回ご報告します。
仕事始め&部活始め in2021
1月4日(月)は2021年仕事始めの日。もちろんまだ冬休み期間中ですが、学校には部活動参加生徒たちの元気な声が戻ってきました。
そして近くの神社を参拝に訪れる姿も見られました。いろいろあった昨年でしたが、今年こそいい年になりますように!…みんなの願いはきっと同じはずです。
もちろんお参りを済ませたら階段を使ったトレーニングです。市中体連まであと半年を切りました。それぞれの目標を達成できるように、今年1年しっかりと活動していきましょう!
制作中!「2030年エネルギーの旅」~トランジション作り
キャリア教育の一環として2年生5名が制作している テレビ番組「2030年エネルギーの旅~Energy for Nature, Legacy for Future~」。撮影や録音はほぼ終わりましたが、完成まではもう一苦労。場面と場面とつなぐトランジションを手作りすることにしました。
トランジションとは場面転換の際の切り替えのこと。もちろんただそのままつなげても構わないのですが、時間の流れや場所の変化などが観ている人にわかりやすく伝わるように使用するものです。既存の編集ソフトにも様々なトランジションが用意されていますが、「南相馬市の風力発電の風車が回ることでたくさんのエネルギーが供給されている」ことをイメージしやすいように、花びらが舞い散るようなトランジションを考えたというわけです。
たった1~2秒の場面転換ですが、制作には何時間もかかります。ちなみに青色の台紙は合成したときに色を抜くためのものです(クロマキー)。息を吹きかけたところから花びらが吹き出して画面を覆い尽くす…そんなイメージをかたちにするために、花びらを少しずつ動かしては1コマずつ撮影…とても根気のいる作業!撮影してはモニターを確認して次のシーンへと移ります。
次の画面がどのように彩られるかは、番組が完成してからのお楽しみ。どうぞご期待ください。
制作中!「2030年エネルギーの旅」~風車作り
キャリア教育の一環としてテレビ番組「2030年エネルギーの旅~Energy for Nature, Legacy for Future~」の制作を行っている2年生の映像制作チーム。プレスコアリング(事前録音)やナレーション録りなど、音声面の制作を進めるのと並行して、ストーリーを繋ぐものとして必要な映像は何かを考えた生徒たちは、そのシンボルとして風車をイメージしました。そこで折り紙を材料に風車の制作を開始。オープニング映像で使用することにしました。
色のバランスや見た目の美しさも大切ですが、息を吹きかけたときにくるくる回らなければ意味がありません。支柱には何がいいかを試行錯誤した結果、ストローにマスキングテープを巻いて画鋲で留めるといちばん回転することが判明!昼休みの短い時間を利用して制作を進めました。
美しい手作り風車を用いてのオープニング映像は、青空の下で無事に撮影することができました。実はこのオープニングで登場する風車が、エンディングでの風力発電の大きな風車へと結びつきます。しかし、ただ撮影した映像を使うだけではつまらない!と考えた生徒たち。どのような工夫を施したかは次回ご紹介します。
制作中!「2030年エネルギーの旅」~ナレーション録音
2年生の番組制作班5名がキャリア教育の一環として取材や撮影を行っている「2030年エネルギーの旅~Energy for Nature, Legacy for Future~」。5分間のテレビ番組としてまとめるために必要なのは、映像の素材だけではありません。自分たちの思いやメッセージを見てくださる方々に伝えるためには、ナレーションの力も大切です。授業はもちろん部活動など忙しい毎日ですが、昼休みの短い時間を活用して録音を行いました。
今回アナウンスを担当したのは、昨年度のNHK杯全国中学校放送コンテストのアナウンス部門で全国大会に出場した生徒。エネルギー関係の難しい言葉もありましたが、高いアナウンス技術を発揮してくれました。そしてそのひとつひとつの言葉やメッセージに説得力があるのは、決して技術のおかげだけではありません。実際に足を運び、現場で取材をしたり直接お話をうかがったからこその言葉の力なのです。
何度も読んでは文章の推敲を重ねて、納得のいくテイクが録れるまで録音を繰り返し、結局2日間かけてナレーションの録音はすべて完了しました。お疲れさまでした!ところで残りのメンバーは何をしていたかというと…この続きはまた次回ご報告します。
謹賀新年!
明けましておめでとうございます!
【市内岩間町からの初日の出】
【平三中にも陽は昇る】
2020年は大変な年になってしまいましたね。
2021年も終息の見えない日々がしばらく続きそうですが、自分ができることに全力を尽くし、飛躍する年にしましょう! 『為せば成る!!』
平三中、頑張るぞ~ オー!
みなさんにとって、健やかで、すばらしい1年になりますように。
制作中!「2030年エネルギーの旅」~プレスコ
キャリア教育の一環として平三中の2年生が取り組んできた「エネルギーを通して考える 故郷いわきのこれまでの10年とこれからの10年」プロジェクト。7月の東京大学講演会、9月の東京大学出前講座、市内はもちろん県内各地を巡ったスタディーツアー、月に一度のFMいわき出演…と活動を重ねてきましたが、いよいよまとめの時期となりました。最終的なゴールは東日本大震災からちょうど10年が経った3月11日に行われる全国に向けての発表会ですが、5分間の映像作品にまとめる作業も行っています。今回紹介するのは、30秒のイントロ動画のための録音風景です。
本編とは別に制作するこのパートのために取材で訪れた様々な場所で映像の撮影を行いましたが、屋外での撮影だと風やまわりの音の影響でセリフはとても聞き取りづらくなります。また音量や音質にもばらつきが出てしまいます。そこで実施したのがプレスコアリング(プレスコ)と呼ばれる事前録音。あらかじめ録音したセリフに合わせて、後で口パクで話している様子を撮影するという計画です。生徒たちがチャレンジしたのは何とラップ!リズムを合わせるのはたいへんですが、みんなノリノリで録音に臨みました。
また、番組の概要を伝えるナレーションのパートも録音しました。後日そのシーンの撮影を四倉海岸で行いましたが、何度も何度もくり返し練習したおかげで、スピードもピッチもプレスコの音声とピッタリ!さすがですね。
こうしてプレスコを済ませてから屋外での撮影や取材に出かけた生徒たち。完成した30秒の紹介動画をイメージしているおかげで、撮影も実にスムーズでした。しかし作品完成まではまだまだ長い道のりが待っています。完成に至るまでの生徒たちの作業の様子は次回以降ご紹介します。
ジェシカ先生と比較表現で楽しく活動 in2年3組
ジェシカ先生の訪問最終日には、お楽しみの活動を行いました。といっても単なるゲームではなく、習ったばかりの比較表現を用いての言語活動です。この日ばかりは教科書もノートも使用せず、自分たちの知識や経験、そして直感(勘?)を最大限に活用しました。
まずはウォームアップ。誰もが知っている単語を5人が後ろの生徒から1人1文字ずつ書いて完成させます。「ゴースト」「ナイロン」「ウィルス」…それぞれが任意で選んだ単語にみんな苦労していましたが、音声とつづりが一致しない英語の特性に気づいたのではないでしょうか。
続いては恒例のGo to Sleep~居眠り並べかえです。他の生徒が眠っている間にひとり1語ずつを覚えて、5人が英文を完成させます。もちろん文法事項だけではなく、内容を考えて作らなければなりません。Mr.Kameoka is younger than Jessica. ではジェシカ先生に怒られてしまいますよ!
続いてはこれまた恒例の英語早押しクイズです。ちなみに問題はすべてジェシカ先生から英語で出題されます。例えば Please tell us the long adjective with 'more' or 'the most'. のような問題ですが、adjective(形容詞)という単語がわからなくても「more や the most が付く長いものといったら」…と考えることで思考力や応用力が養われていくのです。実際に日本語を読んでいてわからない漢字があっても、いちいち調べるのではなく前後の流れから判断して読み進めるのは当たり前にやっていること。英語でもできないはずはなく、生徒たちは柔軟な頭で次々と解答していきました。
そして最後は早押しマシンを使っての比較並べ替えです。ジェシカ先生が言うABCそれぞれの語句を、長い順や古い順、大きい順などに並べかえます。ABC3つの組み合わせは「ABC」「ACB」「BAC」「BCA」「CAB」「CBA」の6通りしかないので早押しでそのいずれかを選びますが、他の班が選んでしまったものを選択することはできません。とはいっても早く選んだからといって正解するわけでもなく、最後の残り物が正解のことも。例えばこんな出題にみなさんはどう答えますか?
Which is the oldest convenience store in Japan, A: Seven-Eleven, B: Lawson, or C: Family Mart?
ジェシカ先生が告げる正解にみんな一喜一憂!楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいましたが、またジェシカ先生が来校する日まで、もっともっと英語の力をつけて活動を楽しみたい!と誰もが思ったようです。12月そして2020年も今日で終わり。ぜひ残りの冬休みの日々は復習に力を入れて、次回の活動でその力を発揮できるようにしましょう!
ジェシカ先生に電話で伝言を依頼 in3年5組
3年生では電話による会話活動も実施しました。電話では顔が見えずジェスチャーも役に立たない…そんな状況を再現するために、電話をかける時はたったひとりで廊下へと移動して行いました。
もちろん暗記テストではありません。クリスマス直前ということで、電話口に出たジェシカ先生に3学年の先生方に「ケーキ作り」や「メッセージ記入」「パーティーへの参加」などを伝えてもらうという6つのミッションが用意されていますが、どれになるかはその場にならないとわかりません。しっかりと練習をしても緊張するものですが、ここでも「はっきりと」「大きな声で」を忘れてはいないようです(さすがにアイコンタクトはできませんが…)。
この日も全員が時間内にミッションをクリア! 学級が一丸となって課題を達成しようという意識の高さは、団体戦と言われる入試でも必ず役に立つはずです。冬休みは個人での学習となりますが、3学期にはまた集団として志を高く持って英語学習に取り組みましょう。 See you next year!
〒970-8036
いわき市平谷川瀬字吉野作56-2
TEL 0246-25-2579
FAX 0246-25-2591